オリジナルで(ボカロ、銀魂)

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1:神奈:2012/08/12(日) 20:40

ボカロ曲で銀魂的な感じでやろうと思います!

2:神奈:2012/08/12(日) 21:00

すいません、>>1は無しで!
普通に別々でやります!

3:匿名さん:2012/08/13(月) 00:34

(※夢小説やBL、GLではありません)

俺は走る。
頭の中で響く命令
『強い奴を潰せ』
中でうずく何か。
俺の中のその何かが呟く
『江戸にはたくさん、強い奴が…』
江戸に向かって走る俺。
呪いにかかった俺の目。
見届けてくれる人はいるのだろうか?




爽やかな朝日が万事屋の窓から入り込む。
現在八時。
ピンポーン
朝早くからインターホンがなる。
ピンポーン
ピンポーン
ピン…「うるせぇぇぇぇ!!」
万事屋のオーナー、坂田銀時は怒鳴り叫ぶ。
「こんな朝っぱらから何の用だよコノヤロー!」と、不機嫌気味にドアを開ける。
そこには15歳くらいのぼろい服を着た少年が立っていた。
「おい、坊主。朝っぱらから何だよ。銀さん寝不足なの!分かる!?」
銀時は怒り気味に言うと、前髪で隠れた目から一筋の涙が溢れ落ちる。
「え?ちょ、え、待って、え!?」
「ふわぁぁぁ。あ、銀ちゃん泣かせたネ。最低あるネ。」
少年は次々と涙を溢れさせる
「と、とりあえず中入れ!な?事情聞いてやっから!」
すると少年は少し泣きつつも頷いた。


数十分後
新八も来て、今現在、少年に事情をうかがおうとしている万事屋メンバー。
しかし、重苦しい雰囲気で話を切り出せずにいた。
(銀さん!どうするんですか?)
(そうは言われてもよ!俺も良くわかんねぇんだよ!)
(これだからダメネ。私に任せるヨロシ)
(え、神楽ちゃん!?)
「おい、小僧。名前は何て言うネ?」
神楽は堂々と聞く。
それを心配しながら見る銀時と新八。
「………い」
「…聞こえないネ」
「恭平」
「なんでここに来たネ?」
すると恭平と名乗る少年は顔を少し曇らせ、答える。
「…………俺の…」
『………?』
「俺の、俺のこの目の呪いを解いてください。」
沈黙が続いた。
しかし沈黙は破られる。
少年によって
「お願いです。俺にかかった呪いをどうか解いてください!」
少年は取り乱して言う。
そして、銀時が喋り出す。
「お前はその呪いの解き方を知ってるのか?」
その通りだ。
解き方がわからなければ意味がない。
「俺の呪いは生まれつき。そして、生まれついた時から頭に焼き付いてる言葉があるんです。」
『言葉?』
三人揃えて言う。
「赤き目は人を惑わし 青き目は人を正す。2つを揃えて生まれた物は永遠の命を授かるだろう。呪いを解くのはただひとつ、清き刀でその忌まわしき目を斬れば、その呪いは解かれるであろう」
「…………それは要するに、俺たちに手前の目を斬れってのか?」
「違います。まだこれには続きがあります。」
「話してみてください。」
「ただし、目を斬ればそれと同時に己の命が尽きるであろう。しかし、死にたくなければ…」
「けっ。くだらねぇ。」
銀時はあきたかのように声を発した。

4:匿名さん:2012/08/13(月) 01:06

「ちょ、銀さん!」
「なんだよ。本当のことだろ?厄介事を押し付けようとしてくるようにしか見えねぇ。とっとと用件言ったらどうだ?」
「…………そうですね。俺もああいう前フリはきらいなんだ。よかった。少しは強そうだ。」
少年からは一瞬、殺気が見えた。
「おめぇ、何者だ?」
「そうかまえないでくださいよ。俺は、呪いにかかった可哀想な化物ですよ。」
不適に笑う少年はどこか危ない気がした。
「新八、神楽、外出てろ。」
「嫌ネ。」
「僕も嫌です」
「いいから出てろ!死にてぇのか?」
「その眼…………眩しいな。」
少年はふいに呟いていた。
口元を歪ませて。
「まずは、その眼鏡君とチャイナちゃんの眼、もらおうか。」
素早く少年は小刀を出して新八の顔へと投げた。
カキン!
しかし羽返される音が響く。
「早く逃げろ!死にてぇのか!?」
銀時が叫ぶ。
三人は外へと出た。
「神楽、定春に新八乗っけて新八の家行ってろ。」
「でも」
「いいから行け!!」
荒々しく言う銀時。
神楽は深く頷いて去って行った。
「ヒュー。お兄さんやるねぇ。最初は死んだ魚の目をしてたのに、いきなり、光を持つ眼になった。お兄さん………もしかして「それ以上しゃべんなよ。」」
「少なくともお前は俺の知りあいを殺そうとした。それじゃ駄目か?」
「………クスクス。ねぇ、人殺しのお兄さん。俺の呪い解いてよ。」
銀時は一気に「は?」と言いたげな顔になる。
「俺が人を殺さないうちに、早く!」
銀時にはわかった。
少年は眼じゃなく、少年自体に呪いがかかっていると。
さっきの余裕の表情とは一変して、焦っている。
「【コイツ】】の狙いは…………」
すると少年はいきなり不適な笑みをうかべだす。
「あんただよ。お兄さん。」
小刀をたくさん銀時に投げつける。

5:匿名さん:2012/08/17(金) 23:56

すいません、一旦やめます
ボカロと銀魂コラボさせます

6:リン猫王女VL:2012/08/18(土) 15:54

意外とおもろいね〜★

7:匿名さん:2012/08/18(土) 17:02

>>6さん、ありがとうございます。

8:匿名さん:2012/08/18(土) 17:33

(沖田と土方が付き合ってる設定でと言われたんでそうします。)

『電子の歌姫降臨!』
銀時はそんなチケットとチラシを眺めていた。
『さぁ、みんなも一緒に初音ミクの歌を聞こう!』
そして溜め息混じりで銀時は口を開く。
「おぃ、ババア。どういうことだよ。」
「だから言っただろ?知りあいからチケットとそれもらったからガキら連れて行ってこい。」
「何でまたそんな。」
「年寄りにゃそんな歌聞けないからねぇ。耳がいたくなっちまうんだよ。じゃ、よろしく。」と、お登勢がでて行った。
「………めんどくせ…」と、言いながら、机の引き出しにちゃんとしまった銀であった。

次の日
「おはようございます」と、新八がいつもよりかなり遅めに出勤する
「おはよーネ。いつもより遅かったあるネ?」
「おはようさん。確かに遅かったな。どうかしたのか?」
神楽と銀時は新八に目を向けて言う。
「あぁ。今日は道場の床磨きの日で、遅れたんですよ。」
すいません、と苦笑いしながら言う新八。
「あ、そうだ。お前ら初音ミクって知ってるか?」
「あの電子の歌姫ですか?」
「そうそう。でよぉ、ババアにそのライブのチケット貰っちまったんだよ。」
「へぇー!お登勢さんが!珍しいですね」
新八は驚く
「つーことで、ライブ行くぞ。」
「よっしゃぁぁぁ!何だか分からないけどその歌姫蹴散らすアル!」
「え、やめて!俺逮捕される!」
「今日から3日間ですよね?」
「あぁ。せっかくもらったしな。よし、行くぞ。」
こうして万事屋はライブ会場へと出発した。

9:匿名さん:2012/08/18(土) 18:22

ライブ会場内

「ここだな。」と、最前列だった。
トントン
後ろから肩を叩かれる銀時。
「旦那も来てたんですね。」と座って笑ってる沖田。横には沖田に寄りかかって寝てる土方。
「え、何お前ら。まさか。」
「その通りでさぁ。珍しく土方さんからデートの誘いが来ましてね、近藤さんが二人分くれたらしくてそれで来たんでさぁ。」
満面の笑みで幸せそうに言う沖田。
「でも何でそんな状況なわけ?」
「最初俺もびっくりしました。最近仕事で疲れてたらしくて始まるまで寝るって言い出して、肩貸せって言われてこうなったんでさぁ。」気恥ずかしそうに言う沖田。
(沖田君ってこんなキャラだっけ?)
そう思う銀時であった。
『皆〜!今日は集まってくれてありがとう!』
いつの間にか始まっていたのか、初音ミクが喋り出す。
『今回はリンちゃん抜きのライブだけど楽しんでねー!』
少しライブ会場が騒ぐ
「えー、リンちゃんいないのー!?」
「嘘〜…楽しみにしてたのに!」
少しブーイングが入り、ミクは一瞬困った顔をして歌い出す
『はじめてのキスは涙の味がした〜♪』
その曲で会場が一気に盛り上がる。
『もう、行き場が無いわこの恋の熱量Ahー♪』
二曲目も三曲目も盛り上がる。
歌姫の力はすごい。
『最初から君を好きでいられて良かったなんて…空に歌うんだ!♪』
レンの曲も、
『儚く散った淡い片想い 笑い話だね今となれば♪』
ルカとグミの曲も
『そう罪は私のさじ加減ひとつ♪』
カイトの曲も
『花散る森の道駆け抜けた 赤い果実を抱えながら♪』
メイコの曲も
『サムライ!♪腹切れ貴様!』
がくぽの曲も皆盛り上がる。

『また明日ね〜バイバーイ♪』


「旦那達、明日も来るんですかぃ?」
沖田が外で話しかけてくる。
土方は嫌そうに着いてきてた。
「あ?あぁ。一応三日分貰っちまったしな。」
二人の光景を見て呆れる銀時。
「そうなんですかぃ。今日は楽しかったですねぃ、土方さん」
するとすごく気まずい顔をして沖田を見る土方
(土方くんも大変だな〜)
「別に。近藤さんに貰っただけだし。」
「………ふーん。そうですかぃ。じゃ、土方さん一人で帰って下さいね。」といこうとする沖田
(新八と神楽先帰らせて良かった〜) 
「………」土方は黙って沖田の手を握り耳元で呟いて歩いていった。
「不意打ちは卑怯でさ。土方さん」と、顔を赤らめて追いかける沖田。
銀時はとてつもない喪失感に襲われた。
「リア充なんて………」
そういいながら家へ帰る銀時だった。

10:匿名さん:2012/08/18(土) 18:51

「ただいま〜」万事屋に到着した銀時。しかし、ある光景で目を少し見開いた。
「えーと。何から突っ込んだらいい?」
ソファーにはヘソだしの服に長い髪の金髪で14くらいの少女が横たわっていた。
「それがさっき戻った時にお登勢さんが『怪我してたから少し預かってやって』と。」
「あのクソババア!ふざけんな!」
少しキレ気味の銀時。
そして銀時はある異変に気づいた。
「…………い」
寝言なのか、少女が苦しそうに言う
「……歌い…たい…」
一筋の涙を流して。
そしてその声は人間とは思えない声だった。

「………何か、辛いことがあったんでしょうね。」
「………何か悲しいアル。」
「………はぁ。とりあえず寝かせてやれ。多分、数日寝れてなかったんだろう。目にクマができてる。」と銀時は毛布をそっとかけた。

朝方
「おはようございます」と、新八は小声で言う。
後ろから新八の姉、妙も入ってくる。
少女はまだ寝ており少しホッとした新八。
「彼女ですよ。銀さんには詳しく言ってないんですが、かなりの怪我をしてたらしくて。」
「あらあら……そうね、みんな起きてから手当てすることにしましょう。気づいたら中まで手当てされてるってのも嫌だろうし。」妙は悲しそうに見つめる。
そして新八は少女の耳に耳栓をし、妙に言う。
「じゃ、姉上どうぞ。」と、新八も耳を塞ぐ 
「二人とも………おきなさーい!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
朝に女の怒声が響く

数十分後
「なんだよ朝っぱらから。」
「いや、ただこの子の手当てするから手伝って欲しいなぁと。」
妙はニッコリ話す
「よく見たらこの子鏡音リンちゃんよね。しかもアザとかあるし。」
妙は心配そうに眺める。
「…………う……」
リンは顔をしかめながら起きる。そして周りを見渡し今の状況がわかったのか、驚いて立ち上がり頭を下げた。
「す、すいません!人様の家で寝てしまって!」
そのときのリンは怯えてるように身体を震わせていた。

11:匿名さん:2012/08/18(土) 23:25

「あ、あの、皆様にお願いがあるんです。」
リンは顔をあげて言う。
「生活費は私が払います。どうか、少しの間、ここに住ませていただけませんか?」
突然の事だった。
しかし少女の目は何か覚悟を決めたような眼差しだった。
「いきなり言われてもなぁ………」
「すいません……やっぱりダメですよね。いきなりごめんなさい。」
「銀ちゃん!住ませてやるネ!女の子いなくて私寂しいね!」
「そうよね、神楽ちゃんむさ苦しい男と住んでるものね」
「え、なんか酷くね?」
銀時は落ち込む
「で?銀さん、どうするんですか?」
「……わぁーったよ」
「やったぁぁぁ!よろしくアル!」
神楽はリンに抱きつく。
するとリンは「いてっ」と呟きながらも「ありがとうございます」と心の底から笑っている気がした。
「おぃ、神楽。手当てしなきゃいけねーんだから無闇に抱きつくな。」
「あ、そうだったアル!ごめんアル!」
「あ、大丈夫ですよ。全然いたくないですから!」
「無理して笑うな」
銀時は呆れた顔で言った。
悟れて泣きそうになったのか、たたまれた自分のパーカーを羽織、フードを被って「買い出ししてきます」と笑って出ていった。
「何があったのかしらね……」
「……はぁ。知るかよ。」と銀時は出ていった
「え、銀さん。」
「大丈夫ですよ。姉上。出かけるフリして追いかけただけですから(笑)」
妙は安心する笑顔を向けた。

一方リンは
「…………スーパーってどこだろ?」
途方にくれていた。
「おぃ。ここに女がいるぞ!」
いつの間にか人通りの少ない道にいて、柄の悪い男達がいた。
「………何ですか?」
「迷子だろ?なら俺らとどっか行こうぜ!」
「ちょ……私、急いでるんで。」
リンは嫌そうに手をふりほどこうとする。
「そんな固いこと言うなよ。それにアザだらけだし、俺らがなおしてやっからよ。」
無理矢理つれてかれそうになった時リンの手を掴んでいた男がスクーター跳ねられた。
「あー、すいません。前見てなくて跳ねちゃいました。」
「何が跳ねちゃいましただ!どうしてくれんだよにーちゃん。」
「…………」
リンは口を開けて唖然としていた。
「てかお前スーパーの場所ちげーぞ。後ろ乗れ。」と、ヘルメットを投げ渡す。
「あ、ありがとう……」
「俺たち無視すんじゃねぇぇ!!」と銀時に殴りかかる男、リンは目を瞑ってしまう。
数分後
「はい、目開けて〜早く行くよ〜」
リンはその光景にまた唖然とした。
数人いた男達は全員倒れていたからだ。
「早く乗れ〜銀さんお腹減った〜」
「え、あ、はい!」
リンは銀時の後ろに乗り、背中に抱きつくように手を回す。
「キツい」
「怖いんで。」
そういいながらも、照れ臭そうに少し顔を赤らめる銀時の姿があった。

スーパーにて
「あの……えと、万事屋さん達はどれくらいご飯食べますか?」
「あ、名前まだだったな、銀時でいいよ。あ、飯な、あのチャイナのやついるだろ?あいつがよく食うんだよ。」
「どれくらいですか?」
「5合!?………ちょっと待っててください。」
リンは携帯を取り出して電話をかける。
「あ、マスター?うん!元気!みんな楽しくやってるよ!あのね、お米たっくさん送って欲しいの!うん、すごくたっくさん!うん、ありがとう!住所は後でメールするね! え?今私外にいるからレン達とは話せないな。ごめんね!うん、マスターも気を付けてね!バイバイ!」
リンはそう言ってすぐメールを打ち電源を切った。
「さ、買いましょ!」
そう言って買い込むリン

万事屋にて
「おかえりなさいってあらあら、たくさん買い込んだのね!」と妙がリンの荷物を少し持つ。
「あ、大丈夫ですよ!」
「遠慮しないの!さ、手当てもしましょう。あるきにくかったでしょ。」
「あ、いや、銀時さんがスクーターで来てくれたんです。多分もうすぐ来ます」
「あ〜新八〜持ってくれ」
「あ、すいません!私も持ちます!」
リンが持とうとした時、激痛がはしったせいか、倒れこむ。
「リン!?大丈夫アルか!?」
「……っ、大丈夫です!すいません!」と、よろよろと立ち上がり荷物を持とうとする。
「これでも腕力には自信があるんですよ。」と笑う
でもみんな不安な顔をしていた。
銀時は気づいたなぜリンがフードを被っているのかを。

12:匿名さん:2012/08/19(日) 01:09

リンは皆の顔を見るのを怖がっている。
きっと不安がっているのを見るのが怖いのではなく、自分の行動で他人が不可解な気分を見るのが嫌なのだろう。
銀時は荷物を半分新八と神楽に押し付けリンのフードをとった。
「なんでお前は辛そうに笑うんだ。」
口元は笑っていても、目は涙ぐんでいた。
「!!」あわててフードを被るリン。
「ご、ごめんなさい!あの、「謝るな。」…え?」
「謝るな。お前はなんも悪いことなんてしちゃいないだろ?」
「…………ごめ「謝っちゃダメネ!」……でも」
「いいんですよ、僕達に遠慮なんて。少しは自分優先してください。」
神楽と新八は優しく微笑む。
(懐かしい………)
リンはまだ歌っていた頃を思い出した。
(でも戻ったらもう私は消えてしまうかもしれない。)
リンは銀時達の優しさが少し怖かった。
おかしくなるわけではなく、泣きそうになるからだ。

鏡音リンの過去
一年前
『私が新しいマスターよ。ユカって言うの。よろしく。』
 その時リンはまだよくわかっていなくてタメ口で話しかけた。すると
『アンタ、ムカつく。まぁ元々声も嫌いだし。コンサートには出さないから。』それを聞いてリンは泣いてしまった。
そしたら
パンっ!
『りん!』『リンちゃん!』
『泣かないでちょうだい?床が汚れるわ。ふいといてね。さぁ、皆はそんな子ほっといて練習してちょうだい。』
リンはそれ以来、作り笑いをするようになった。
泣いていけないなら笑えばいい。
バキッ
何か失敗すれば暴力。
マスターがイライラしてれば暴力。
全てはリンが辛い思いをしていた
そしてレンは聞いた
『リンは辛くないの?』
『辛くないよ!私はレンやミク姉が歌ってる姿見てる方が楽しいもん!』
心の底からの笑顔だった。


「おぃ、大丈夫か!?」
いつの間にか倒れていたらしい。
「ご、ごめんなさい!迷惑かけてしまって!」リンはすごく申し訳なさそうにお辞儀した。
ピンポーン
「あ、お米!」
リンは走って玄関へ行く。
「どうもありがとうございます。」と宅配便の人に言う。
そして一箱ずつ台所へ段ボールを持っていく。
「これ、何ですか?」新八が不思議そうに聞く。
「お米です!たくさん食べると聞いたので田舎から送ってもらいました!」
「すげぇ。」皆唖然としていた。神楽以外は
「私も運ぶネ!」
「ありがとうございます!えと、」
「神楽ネ。」
「はい!ありがとうございます。神楽さん!」
二人は必死に運ぶ。
「さ、新ちゃんも銀さんも運んでらっしゃい。」
「あ、はい!」
「へいへい。」
そして数分後
「お米足りますかね?」
「お前の田舎何キロ送りつけてくんだよ!」
「これでも少ない方ですよ。多い時は一週間連続で来ますから(笑)」
サラッと怖いことを言うリンは、ご飯の支度に取りかかる。
「私のせいで遅くなってしまいましたね。お昼まで待っててください。」と、パーカーを脱ぎ、髪をまとめる。
少し眺めの髪をポニーテールにした。
「おぉー」その様子を眺める四人。
何だかんだ言って手当てしてない体は少しよろついていた。
「…………」無言で笑いながら調理するリン。
「じゃあ、私は帰るわね。手当てされなれてないみたいだし。仕事もあるから。」そう言って妙は出ていった。

数十分後
「できました!」
すごく美味しそうな料理が並べられていた。
「美味しそうアル!たくさんたべていいアルか!?」
「はい!どうぞ!」
数分後
「おかわり!」
「はい!」
数分後
「おかわり!」
「はい!」
数分後
「おかわり!」
「はい!」
「神楽食い過ぎ!!リンもくえてねぇだろ!」
それに気づいた神楽は「ごめんアル!」と謝っていた。
「大丈夫です!私の事は気になさらずに食べてて下さい!」
リンは慌てながら言う。
「あ、あと、午後、少し出掛けていいですか?」
「好きにしな。お前の自由だろ?」
「ありがとうございます!」
リンは走って台所へ向かった。

「ふぅ、おいしかった!」
「幸せアル!」
「久しぶりにたくさん食べたな。」
「それでは出掛けてきます。」と、リンは走って出ていった。

13:匿名さん:2012/08/19(日) 02:14

とあるカフェにて
「あら、本当にきたのね。」
目つきの悪い女はリンを見る。
「場所、変えましょうか。」

路地裏
「まだ、しぶとく生きてたのね。」
彼女はけりを入れる。
「けほっ!けほっ!」
「早く死ねばいいのにね?」 
ずっとけりを入れる。
「………うぅ……」
「最終的には逃げ出す無能なボーカロイドだものね。」
「…………っ」
「そんなクズ、要らないわ。もう、戻ってこないでちょうだいね。」
「……………」
「それと、今日のライブ、来てもいいけど、消されないようにね?」
最後に一発けりを入れて去っていった。
「………………グスッ」
リンは涙を拭って、帰った。
 
ガラッ
「……ただいまです。」
「おー、お帰りって………大丈夫か?」
「もちろん!あ、救急箱貸してくれませんか?焦ってころんじゃったんです。」 
「……………他にも怪我してんだろ。無理すんな。パーカー脱げ」
リンは困った顔しながらも脱いだ。
 パーカーで隠れていたが、昼間はついていなかった蹴りあとがたくさんあった。
「誰にやられた?」
銀時の声がいつもより低くなってた。
「私が喧嘩を吹っ掛けたんです。自己責任です。ごめんなさい。」
無言で手当てをする銀時と受けるリン。
すごく気まずい雰囲気だった。
「ほら、終わったぞ。」
「ありがとうございます。銀時さんたちは今日、ライブいきますか?」
「あぁ、まぁな。」
銀時は素っ気なく答えてしまった。
しかしリンは笑いながら「今日のライブは昨日とは違うライブなんで、楽しんでくださいね」と、万事屋を出ていった。
「…………馬鹿だな。」

14:匿名さん:2012/08/19(日) 06:42

あー、眠かった……

15:匿名さん:2012/08/19(日) 07:27

万事屋には銀時しかいなくなった。

ライブ会場にて
『みんなー!ライブ二日目、いっくよー!!』
三人はまた会場へ訪れる。
「銀さん、何かあったでしょ。」
「あぁ?何もねーよ。」
「嘘ネ。銀ちゃん今日静かアル」
「なんでそれ基準で決めてんだコノヤロー。」
しかし何かあったのは事実。
銀時は落ち込んでいた。
数時間後
『みんな!今日もありがとう!最終日も是非来てね♪』
「あ、銀さん、僕トイレ行ってますね。」
「私モ」
「ヘイヘイ。早く行ってこい。」
そしてライブ会場はほとんど誰もいない状態になった。
パァン!
広い会場から銃声の音後ろを見れば、気が動転しているのかリンがゆっくり倒れていくのが見えた。
「!!?おい!大丈夫か!?」
「………銀…時?」
リンの目からは涙が出ていた。
「消されないようにって言ったのに。バカな子ね。」と彼女は去った。
銀時は一発殴ってやろうと思ったが、リンに袖を引っ張られ、やめた。
「リン!?大丈夫ネ!?」
「リンさん!」
新八と神楽もやってくる。
「リン……?」
リンと同じ、人間離れした声。
「レ…ン?」
「……リン!」
レンは駆けつけ、涙を流しながら言った
「………ごめんなさい…」
「……なんで、レンが…謝…るの?笑っ…て?」
リンは笑おうとしていた。
「わがまま……言って…いい?」
「あぁ言ってみろ。」
「そう…だなぁ…まずはみかんが食べたい…あと、和服も着て、レンや、神楽…ちゃんや、新八さんや…銀時さんと、江戸を歩いてみたかった」
「お前ならできる。もう少し踏ん張れ!」
「フフ……あとはね…………だんだん口数が減っていく。」
「おい!しっかりしろ!」
「……みんなと、歌いたかった…」
『深刻なエラーが発生しました』
「リン……起きて。寂しいよ。リンがいない生活。」
『深刻なエラーが発生しました』
「なぁ、起きて?僕、リンがいないとどうしたらいいか分かんないよ。」
『深刻なエラーが発生…ザー』 
ノイズがはしる。

16:匿名さん:2012/08/19(日) 13:39

その時、レン以外はうつむいていた。
「ね、リン。あのね、昨日田舎のマスターから電話が来たんだ。」
レンは泣きながら話しかける。 
「マスターね、リンが家出したの知ってたよ。ライブに出てないことも知ってたよ。」
レンはノイズしか発しないリンの電源を落とす。
『鏡音リン02電源を切ります。』
「それでね、マスターはリンがこうなることわかってたんだ。」

「リン……______」
レンは耳元で囁いた。
「皆さんもありがとうございます。久しぶりにリンのわがままも聞きました。」
レンは深く頭を下げる。
「お前は悔しくねぇのか?」
銀時のその声は怒りそのものだった。
「……悔しくないわけがない。」
レンは言う
「じゃあ何で反抗しなかった!?姉貴が暴力降られてるのにお前は見捨てたんだろ?」
「やめてください。」
いつの間にかボーカロイド全員集合していた。
「お前らも同じだろ?」
「はい、見捨てたと言われても仕方ありません。でも、レン君はいつもリンちゃんのことを気にかけてました。毎回暴力をふられたときも、練習が終わったあとすぐに駆けつけてました。」

17:匿名さん:2012/08/22(水) 00:23

「だからと言って私達がリンさんを見捨てたのは事実。」
グミは悲しそうに言った。
「だけどリンの笑顔はとても優しいものだった」
メイコは目をふせて。
「リンちゃんが大変な思いしてるのに」
カイトは泣きそうな顔で
「リンがみんなを好きって言ってるくらい、みんなもリンが大好きなんだ。カイト兄もメイコ姉もグミもがくぽもミク姉も僕ら双子にとってすごく大切な家族なんだ。」
レンは怒りをこめた目で呟く
「リンは僕をかばったんだよ。仮マスターは鏡音リンだけが嫌いなんじゃない。鏡音リン鏡音レンのセットが嫌いでターゲットを絞った。その時リンは自ら辛い道を選んだ………もう、充分だったんだよ。もうダメだったんだ。最初から僕らは………「カーット!」」
ホールに響く声
「みんなよかったよ!『鏡音リン主役 映画』!」
この空気からは緊張が溶けたようなため息

要するに今までのは全部演技。
「銀時さんもお疲れ様です。ありがとうございました」リンは笑う。

銀時は「あぁ。」と軽く笑いながら万事屋へ帰って行った


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