好きかもね。【イナズマイレブンGo】

葉っぱ天国 > 二次創作 > スレ一覧 [書き込む] Twitter シェアする? ▼下へ
1:悠希 ◆3rjg:2012/10/03(水) 20:28

プロローグ


霧野「俺のこと嫌いか?」


そんなさ。



女の子みたいなくせにさ。



困った顔してさ。



俺のこと嫌いかとか反則でしょ。



瑠依「別に」



好きっていったら、抱きつくし。



嫌いっていったら、困るでしょ?



だったら、無回答が一番…。



霧野「嫌い・・・なのか?」



そんなこと言ってないじゃん。



瑠依「好きかもね」



バカ。

2:悠希 ◆3rjg:2012/10/03(水) 20:41

霧野「なぁ」

屋上で昼ご飯を食べている中、
メロンパンをかじりながら喋る蘭丸。

食べ終わってからにしろよ。

私は、飲んでいた苺のジュースのパックを
つぶしながら返事をする。

瑠依「何?」

蘭丸は一拍おいてから
口を開いた。

言いにくいことなの?

蘭丸は、うつむいたまま
喋る。

霧野「サッカーやらないのか?」

顔を上げて、真剣な目で言う蘭丸。






蘭丸が言った言葉は・・・
私の呪いの言葉。

瑠依「あきたからやらない」

いや・・あきてない。

むしろ結構好き。

霧野「本当にそう思ってるのか?
   サッカーあんなに好きだったろ!?」

何か知らないけど、大声を出す蘭丸。

ほら、屋上にいた人たちの注目の的じゃん。

それに・・・サッカーはやらないんじゃない。

できないんだ。

瑠依「さあね」

私は、そう言い残して屋上を後にする。

屋上のドアをしめた時、

蘭丸の辛そうな顔が見えた。

まただ・・・。

ごめん蘭丸。

こんな私で。

3:悠希 ◆3rjg:2012/10/03(水) 21:11

霧野side

霧野「瑠依・・・」

瑠依が出ていった屋上のドアを見つめる。

瑠依は何があっても弱音をはかない。

なのに、サッカーの話をするとまるで違う。

何か、怯えているように感じるんだ。

俺に出来ることってないのかよ。

霧野「・・・くそっ」

俺はその場にしゃがみこむ。

瑠依は俺を助けてくれたんだ。

小学校の時だって――――

4:悠希 ◆3rjg:2012/10/03(水) 21:21

俺が小6の時に、よくこの髪の
ことで嫌がらせを受けていた。

学校では、小さい頃からの顔なじみばかり
だったから何も言われなかった。

嫌がらせを受けたのはサッカークラブに
見学にいった時だった。

「みんなちょっと来いー!」

監督がみんなを集めて、
俺に自己紹介をしろと言ってくる。

「霧野蘭丸です。よろしくお願いします」

軽くお辞儀をする。

顔を上げると、誰一人として
笑っているものはいなかった。

ここまでは良かったんだ。

ここまでは・・・。





練習が終わった後、監督は先に用事が
あると帰ってしまった。

残ったのはサッカークラブのみんなだけ。

俺も、帰ろうとすると1人の男に引き止められた。

「なぁお前女か?」

腕を掴む手に力がはいる。

霧野「男・・・だけど?」

俺が当たり前のように言うと、
みんなが笑い出した。

「オカマみてぇーだまお前!」

「サッカー出来るのかよ!!」

みんな俺を笑い飛ばした。

何なんだよ。

俺は辺を見渡す。

・・・あれ?

俺はある女の子に目線をやる。

その子は笑いもせずただ、

俺に手招きをしていた。

俺は導かれるように、

その女の子のほうへ向かった。

5:博人:2012/10/04(木) 07:05

面白い!

6:悠希 ◆3rjg:2012/10/04(木) 20:27

霧野「何?」

人影がない所へ連れてこられた。

木々が生い茂っていて、周りがよく見えない。

しかも、夕方だから余計に怖い。

瑠依「辛いならやめれば?」

その子は、サッカーボールを見つめながら言う。

けして俺と目をあわせようとしない。

やめる?

サッカーを?

無理だ。

瑠依「ならさ、練習つきあってよ」

彼女は俺の心を見透かしたように、

グランドへと案内してくれた。


書き込む 最新10 サイトマップ