六兆年と一夜物語【その他:ボカロ】

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1:生狐:2012/10/16(火) 20:47


僕はいじめられてるの…

誰も助けてくれない

話そうとしても遠くへ行ってしまうーーーーーー

<<じわ……>>
涙が目に溜まるのが分かる…


どうして?

鎖で繋がれているような…そんな気がした

「ねぇ、」






………………え?


今話しかけられた?目の前に女の子がいる

幻聴?幻覚?

やっぱり僕はこんなんだから……

「ねぇ、」
今度ははっきり聞こえた

幻聴ではない確かな声をーーーー

【風景が想像しにくいな…】 続く

2:赤ずきん:2012/10/18(木) 21:57

>>1乙!
俺も下手だけど投下しますね

「六兆年と一夜物語」-------------------
名も無い時代の集落の、
名も無い幼い少年の、
誰も知らない、
おとぎ話………

「おい!何ぐずぐずしてんだ!!早くしろ!」
今日もこの声で起こされた。
「は……はい…」
どうしてもかすれた声になってしまう。
今は朝4時、まだ空は暗い時間帯だ。
「ほら!さっさと食って仕事だぞ!!」
そう言って投げたのは、小さなクラッカーだった。またか…
おじさんは去っていった。
「ふう……」
僕はため息をつく。同じ理由で、昨日も、一昨日も、その前にもため息をついた。
僕は、生まれたときから目が見え、歯が生えていた。それだけの事だったのに、村の人全員…実の両親でさえも僕を「鬼の子」
と称し、僕を傷つけた。
そして、去年。僕は冷たい檻に閉じ込められた。
その時は、どんなに人を憎んだ事だろう。
どんなに悔しかった事だろう。
僕は、声を押し殺して、泣いた…

この日の仕事は、重労働だった。
「さっさと帰れ!明日も仕事だぞ!」
おじさんがそう冷たく言って去っていった後。
「あーあ…また夕ご飯は無しか…」
呟いて、壁にもたれる。
そういえば、最近夕ご飯なんて食べてないな…あまり食べてないのに動けるってことは、本当に鬼の子なのかも…
そう考えている時、檻の外から声がした。
「「やあ、<鬼の子>さん」」
「!?」
誰だよ…こんな夜中に!?
「き…君は…誰だ!?まさか僕をいじめに来たのか!?」
けど、僕はこんなことには慣れている。
夜中に呼び出して仕事なんて、日常茶飯事だ。なぜ僕がこんなに驚いているかというと……

彼女は、少女だったからだ。
「「あはは、そんなに怯えないでよ」」
彼女は、僕と同い年くらいで綺麗な目をしていた。けど、僕の周りにいる子と違うのは……
「「大丈夫だよ、何もしないから」」
彼女は、僕を気にしている。
「……ねえ…」
「「何だ??」」
彼女は僕を見て微笑んだ。
「君は…どうして…僕に優しいの…?」
「「……あははははははははは!!」」
彼女はいきなり笑い出した。
「な、なんでだよ?僕は…僕は鬼の子なんだ!けど、どうして君は…」
「「ごめんごめん。何、そんなの簡単だよ」」
「へ?」
そして、彼女は一呼吸置いて、言った
「「君と同じ<鬼の子>だからさ」」

NEXT

3:滑走戦車:2012/10/18(木) 21:59

乙!

4:赤ずきん:2012/11/24(土) 21:38

NEXT--------↓
人。
僕が何よりも嫌った言葉。
友情。
僕が何よりも信じられなかった言葉。
未来。
僕が何よりも怯えていた言葉。

仲間。
僕が何よりも嫌って、信じられなくて、怯えていて、でも、
何よりも欲しかった、そんな、言葉。

「「君と同じ<鬼の子>だからさ」」
僕はまだその言葉の意味を理解できないでいた。
鬼の子?僕と同じ、鬼の子?誰だそれ?そんな子僕以外に居たのか?この世界に?僕と同じ境遇の子が?その子がなぜここに?
僕が戸惑っていると、彼女は目を細めて言った。
「「そんなに信じられない?この世に君と同じ<鬼の子>がいることが」」

NEXT--------------
すいません!今日はここまでにします!


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