オリジナルカゲロウプロジェクト小説[短編集]

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1:そよかぜ ◆Ujv6:2012/11/17(土) 12:03

…ただ書きたかったんです。
超自己満足イエー的な小説です。
ルール
・とりあえず小説を書くのはオレだけで。
・何かオレの書いている小説板のキャラで曲をパロッたり本編の方に出てくることもあるかもしれません。
・なりすましや荒しは依頼させて頂きます。

こんな自己満小説を読んでくれれば光栄です!!

2:そよかぜ ◆Ujv6:2012/11/21(水) 21:20

8月15日…

また、あの悪夢が訪れる。

僕はただ君と話していただけなんだ。
ずっとこうしていたかった。

煩い蝉の声も、病気になりそうなほど眩しい夏の日射しも、忘れていられる様な気がして。
人気が少ない公園で、君と駄弁っている午後12時半くらいのこと。
ブランコをこぎながら、ただひたすら君と同じことを話していた。

ー少しでも長く一緒にいたい。

「でもまぁ…夏は嫌いかな?」
君が膝の上に乗っている猫を撫でながらふてぶてしく呟いた。
不意にみせてくれた笑顔に胸が高鳴る。

「ニャァン」

一声あげて君の腕から逃げていった猫。
その猫を少し見つめる。

「あ、待ってよ!!」
逃げたした猫の後を追う君。

猫は「着いてこい」とでも言うように走る。


対に来てしまった。この時が。


「ヒヨリ!!」
そう叫び、手を伸ばしたが、君には届かず…

赤に変わった信号機。
通り掛かったトラックによって、君の姿は見えなくなってしまった。

目の前にあるのは肉の塊。
違う、こんなの君じゃない。
腕につけている、僕が君にあげたはずのブレスレットをつけているけど、君じゃない。

まだ目に焼き付いてる君の笑顔。
それも血の色と何処からかただよう香りに掻き消される。
微かに感じる君の香りに吐き気がした。

目からは何かが溢れ、視界がぼやける。

『あの子は、もういない』
まるで僕を嘲笑うかの様にいつかの陽炎が呟く。

分かっていた。今僕の目の前にいるのは変わり果てた君の姿なんだって。

もう一度だけ、君に触れたかった。
すっかり笑顔をなくした君の体を持ち上げると、僕は何かが吹っ切れたように感じ、そのまま子供のように泣き叫んでしまった。

目を覚まして、僕を見つめて。
またいつもの様に笑って。

込み上げてくる君との思い出。
出そうにも出ない声。

必死に口を動かし、やっと言えた。


「僕は君が好きだ」

3:そよかぜ ◆Ujv6:2012/12/24(月) 00:58

辺りはすっかり色とりどりのイルミネーションに包まれ、星の輝きと共に町を照らしていた。

寒い。その一言では表せないほどの冷たい風に必死に耐えながら目的地へと足を急がせている。
羅針盤の様に構えている携帯画面の中ではアイツが目を輝かせながらイルミネーションを見つめていた。

「おおお…!!ご主人、そんなに急がないで下さいよ。イルミネーションは逃げたりはしないんですし、もう少し見ていきましょうよ!!」
「お前、目的分かってるよな?イルミネーションは違うからな…」

寒さに震えるオレ、シンタローを横目に、楽しそうにイルミネーションを見つめる少女・エネの姿は珍しかった。
コイツがこんなにも楽しそうにしてるのは見たことがない。
イヤホンからも今まで聞いたこともないほど明るい声が流れた。
そんな気もする。

だか今はコイツに構ってる暇はない。このままボーッとイルミネーションを見ていてはオレの命が危ない。
画面の中にいるコイツにはきっと寒さなんか分からないが、オレはもう寒さによるKO寸前だ。
さっさと目的地へ行きたい。
そんなことばかり考えていた。

*
それはいきなりのことだった。
突然にモモが「メカクシ団のみんなでクリスマスパーティやりたい」という提案を持ち掛け、それにわかりやすい反応で乗った、お馴染み迷惑エネミー。
オレも初めはあまり乗り気ではなかったが、時がたつにつれてだんだんと楽しみになってきた。
が。大切なものを忘れていた。前日になり思い出した。
プレゼントを買い忘れていたのだ。
団員全員でプレゼント交換というありきたりな行事を忘れてしまっていた。
エネは「皆さん、サプライズプレゼントを楽しみにしてて下さい!!」と言っていたが、最早嫌な予感しかしない。
そしてキドに「出掛けるならついでにトマト買ってきて」とトマトのためだけにわざわざスーパーに行かなければ行けなくなってしまった。


「おい、もうそろそろ行くぞ…」
いつまでもイルミネーションを見続けるエネにそう言い掛けた瞬間(とき)だ。

ーまるで世界を一変させる様な風が吹いた。

しっかりと風の冷たさも感じた。だか、それも一瞬のようですぐに冷たさなんて感じなくなった。

ただ、オレの中で世界が止まった。

「…ご主人?どうかしたんですか…」
イヤホンを通してアイツの心配する声が伝わってくる。
それも聞こえないくらいにただ一点を見つめていた。

「……アヤノ…?」
見覚えのあるあの赤いマフラー。ミドルロングの黒髪。
見間違えるはずがない。

今すぐにでも追いかけて、話したいことがあった。

だけど、アイツは…。

あの時のことは忘れられない。いや、忘れたくなかった。
今でも覚えている。目を瞑れば甦る。
君の声、そして笑顔。


「…ご主人、ご主人!!」
切ない気持ちが溢れておかしくなりそうなオレの頭にイヤホンからアイツの声が伝わった。

「一体どうしたんですか、ご主人。いつもより異常にキモイですよ。頭大丈夫ですか?」
「いや、お前それは心配してるのか、それとも貶してるのかどっちなんだよ」

きっとコイツは「どっちもです!!」と答えるだろう。
まぁいい。それよりも早く用事を済ませてこの寒さから逃れたい。
でもその前に1つ、伝えたい言葉があった。



「メリークリスマス。……アヤノ」

4:そよかぜ ◆Ujv6:2012/12/24(月) 10:55

カゲプロDEひと狩り行こうぜ☆((題名ふざけましたすいません




「ねぇねぇ、みんなで『猛獣狩りにいこうよ』しない?」

メカクシ団のアジトでとりあえず団員全員(オレ・エネ・キド・モモ・カノ・マリー・セト)集合していた中、カノが突然口を開いた。

オレは画面の中のアイツに邪魔されながらも曲を作っていたところだ。
今回のは我ながら上出来だと思う。
あわよくば…あわよくば…。

「ご主人、ご主人!!『猛獣狩りに行こうよ』ですって!!いやぁ〜楽しそうですね、やりましょう!!」
画面の中ではアイツ・エネがそわそわと右へ左へ移動していた。

だが、コイツに構ってる暇はない。
オレは今猛烈なアイデアの嵐に巻き込まれている。
今ここで曲を出さなきゃきっと後悔する!!
とにかく無視だ。聞こえないふりをしてよう。

隣ではモモとマリーが和気あいあいと話を進めていた。

「わぁ!!『猛獣狩りに行こうよ』だって、楽しそうだね、マリーちゃん」
「うん…スゴい楽しそう…」
あの遊園地の時みたいにマリーは目を輝かせ、モモまでもが待ちわびているようだ。
そういえばアイツ、友達が少なかったからこうやって遊ぶのもあまりなかったな…

「ね、ねぇ…セトとシンタローとキドはやらないの…?」

セト、キド、オレと順番に顔を見てマリーが言う。
セトは「勿論やるッスよ」と笑顔を見せていた。
キドは「…やらん」とだけ吐き捨てると手に持っていた雑誌を読み始めた。

「じゃあ、シンタローは…やる?」
うるんだ瞳で上目遣いで見られ、オレ(18歳童貞)の胸は再び高鳴る。
くそ…だから今は手持ちスキルがいっぱいなんだ。ロリコンスキルよ…今はまだ…。

でもまてよ。マリーの誘いは受けたとしてアイツの誘いを断ったら…
どうなるか分からない。

どうすればいいんだ…

「ねぇ…シンタロー聞いてるの?」
再び訪れるロリコンスキルの誘惑。
本当にどうすればいいんだ…(主にスキル的な問題で)

「ご主人、ここでのらなきゃ男じゃないですよ〜さ、やりましょう」
それだけ言うとエネは再び「保存しますか?」の問いにノータイムで「NO」と答えた。
オレの口から悲鳴が溢れるよりも早くシャットダウンを強制的にさせた。
今ではあの携帯電話の画面でふよふよ動いている。

こうでもされちゃ仕方がない。

「ご主人!!もう始まる見たいですよ、やりましょう!!」

「分かったよ…もう」


               続く

5:花梨 ◆eQxg:2012/12/24(月) 21:26

面白いですね!
一人一人のキャラがよく出てて、文章も素敵です

ヒビヤとヒヨリちゃんのペア ヒビヒヨが大好きなので
一つ目のカゲロウデイズが個人的には特に好きです!

ちなみに私はシンタローとヒビヤとカノが大好きです♪

6:そよかぜ ◆Ujv6:2012/12/25(火) 19:01

おおお!!コメントありがとうございます!!
ヒビヒヨ可愛いですよね!!
あとは遥貴も好きです!!

小説では如月関連の人の目線が多いので、なるべくそうしているんですが…
お褒めの言葉、勿体ないくらいです…本当にありがとうございます!!
>>5

7:そよかぜ ◆Ujv6:2012/12/26(水) 16:29

とりあえず、このゲームは一人リーダー的な人を決めて、その人が言った動物の名前の数(例えば『犬』だったらい・ぬで2文字)の人数で集まれたら成功というものらしい。

人数はキドとカノを抜いて5人しかいないため、最大でも5文字の動物しかできない。
というか気ならず何人かは余るだろ。

「それじゃ行くよ!!あ、僕のあとに続いて言ってね〜

猛獣狩りに行こうよ!!」

リズムにのって歌うように言うカノ。
その一言が煩かったのか、キドがカノを睨む。

「…………」

「え、ちょっと何でみんな何も言わないの!?というか何でそんな目で見るの!!」

確かにモモもマリーもまるで変なものでも見るような『目』でカノを見ていた。

「だってカノさん…想像と違ったんですから。ね、マリーちゃん」
「うん…期待外れだよ…」

この二人が何を想像していたのかは知らない方がいい気がする。うん。
あとで何かに巻き込まれそうだ。

「ご主人、猛獣狩りってあれじゃないんですか?あのゲームの…」
「オレもそう思った。ルールから違うと思ったらさ…あれだしさ」

「そんなこと言われても…と言うかマリー、キサラギちゃん!!もうその目やめてぇ!!セト助けて!!」
圧倒的な女子の目力…
ただ、アイツ地雷ふんだな。

「…!!」
カノがセトにすがりついたのを見逃さなかった女子三人。

モモはあの変な漢字が書いてあるパーカーのポケットからメモを取りだし何やら記録を始めた。
マリーは輝く瞳に『カノセト』を写しながらも必死にスケッチブックに絵を描き初めていた。

そして最後はお馴染みのエネ。
さっきからシャッター音やら「ご主人もう少し右!!違いますよ、もうすこしナナメの角度からこう!!」とか色々と煩い。

少しはキドを見習ってほしいよ。
そう思い、キドが座っていたソファーに目を向けた。が。
キドの姿はもう無かった。

まさかと思ったら瞬間、目の前では(腐)女子同盟が結ばれていた。





結論
「メカクシ団の女はみんな腐女子だ」

8:花梨 ◆eQxg:2012/12/26(水) 18:59

>>6
遥貴私も好きです!
そういえば24日はコノハの誕生日でしたね〜
  っと話がそれるのでこの位にしておきますがそよかぜさんとは何処かでカゲプロ
  を語りたい位ですw

>>7
衝撃のラストでしたw
猛獣狩り あれはガッカリしますよね

モモの変な漢字が書いてあるパーカー… あの阿吽パーカーですかww
エネちゃんのキャラが本当に可愛くて面白いです!
そしてキドちゃんもまさかの腐女子…

思わずニヤつく作品ありがとうございました 次回も楽しみにしてます!

9:そよかぜ ◆Ujv6:2012/12/26(水) 19:06

すいません、訂正です
>>7
×というか気ならず
○というか必ず
正しくは必ずです

10:そよかぜ ◆Ujv6:2012/12/26(水) 20:09

蝉の声がもう鳴り響きはじめた。

煩い、煩い、煩い。

なんでこんなことになるかなぁ…?
ただ話していたいだけなのにさ。

またあの公園のブランコに君と隣同士に座って話してた。
いつも同じ話をしてくれるよね。
楽しいよ、ずっと話を聞いてて。
だって煩い蝉の声を聞かずにすむからね。
それ以外だったらしつこいかな。

あ、ごめんね、今日はもういかないと。

さよなら、また今度会おうね。
煩いし、気持ち悪いけど、



私は君のこと、大好きだよ。


公園から出ると、目の前に鉄柱が迫っていた。

11:花梨 ◆eQxg:2012/12/26(水) 22:49

>>10
最後のセリフ小説にもあったヤツですね
ヒヨリちゃんとヒビヤ大好きです!
二人が話してる風景が浮かんできますね
やっぱり将来の夢は小説家ですか?


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