好きです鈴木くん!!

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1:はるひ:2012/12/08(土) 09:39

登場人物

鈴木輝
実業団のバスケットチームで活躍中!
爽歌の彼氏。

星野爽歌
国民的女優。輝とラブラブ。

鈴木忍
社長修行中の超お坊ちゃま。
ちひろとの結婚が決まって・・・

伊藤ちひろ
美人でさっぱりしていて性格良し。
輝の幼なじみ

葵エリカ
爽歌と人気を二分する天才女優。

高橋さん
鈴木家執事。忍坊ちゃま激ラブ。

2:はるひ:2012/12/08(土) 10:03

*カーテンコール
大学を卒業し、オレーー鈴木輝が社会人として歩み始めた春。
オレの幼なじみで、中学校の英語教師になった伊藤ちひろの、結婚の日取りが決まった。
相手は、高校二年の冬からつきあってる、中学の同級生で同じバスケ部だった鈴木忍だ。
高校が別だった忍は、ちひろと同じ大学へ進み、卒業後は親のやってる会社で、社長になる修業をしてる。
つきあいだした後でちひろから聞いたんだけど、あの二人、中学一年の時から、いろいろあったらしいな。
うすうすは知ってたが・・・・・・まあ、驚くほどいろんな話が出てきた。
オレの婚約者の成瀬爽歌ーー星野っていう前の名字でオレは呼び続けてんだけど、星野はもう少しいろいろ知ってたみたいで、それほど驚かなかった。
今となっては甘酸っぱくてほろ苦い、青春の一ページってやつだな。
そうそう、オレは大学バスケリーグの最優秀選手に選ばれ、スカウトを受けて実業団のバスケ部に所属した。
今はプロのバスケ選手だ。
今年の秋にあるちひろと忍の結婚披露宴の幹事を頼まれ、オレと星野は喜んで引き受けた。
といっても、ルーキーの年からレギュラーデビューしたオレは練習と試合の日程が過密だし、星野はオレ以上に忙しい。
実は星野は、国民的人気女優のサヤカなんだ。
なので、時間を割くのが難しい。
それでも、ちひろたちの結婚に一肌脱ぐのは、オレと星野が強く望んでたことだった。
世間が夏休みのとある一日どうにか四人全員そろって休みがとれた日があった。
なので、忍の家に集まって、披露宴に上映するスライドショー『思い出のアルバム 忍とちひろの愛の軌跡』で使う写真を選ぼうという話になった。
『忍とちひろの愛の軌跡』って企画もタイトルも、忍が考えたんだけど、なんつーナルシストな企画だ・・・・・・ま、結婚式なら、一生に一度の「なんでもあり」か。
それにちひろも、初めは照れてたくせに、星野が「『愛の軌跡』、ステキです」なんて瞳をきらきらさせたら、すっかりその気になったし。・・・・・・ま、本人たちがよければいいか。

3:匿名さん:2012/12/08(土) 16:14

これは小説「カーテンコール」に載ってたお話ですか?

>>2

4:はるひ:2012/12/09(日) 21:24

真夏の午前、オレは実家の近所にある、忍の暮らすドでかい屋敷を訪れた。
「ようこそいらっしゃいました、鈴木輝様。伊藤様と成瀬様はもうおいでになっていらっしゃいます」
メガネの下の柔和な瞳、笑顔で迎えてくれたのは、顔なじみの高橋さん。忍の世話係兼養育係の執事さんだ。忍がちひろとくっついたので肩の荷が下りたのか、三年前に結婚して、今は女の子のパパだ。
嫌みなほど豪華で広い忍の屋敷の、わりとこぢんまりした一室へ案内される。女子二人がソファに座って、アイスティーのグラス片手に、にぎやかにしゃべってた。二人とも、アルバムや写真の画像データが記録されたCD-Rを持参してる。オレたち四人が出逢ってからの十年間の写真を持って集まる約束だっのだ。
「お待たせ」とオレが声をかけたら、くるっと、二人が振り返る。お、けっこうかわいく着飾ってるな・・・・・・。
「鈴木くん、待ってたんですよ」
「輝、遅かったじゃない」
二人が声をそろえた。
「悪ぃ、昨日合宿から帰ってきたのが遅くて、今朝起きてから、写真引っぱりだしたんだ」
「お疲れ様です」と、高橋さんがオレにもアイスティーを勧め、部屋を出ていった。
「写真のデータ、これに入れてきたから、好きなの選んでくれ」
オレはジーンズのポケットからメモリスティックを出す。それと、トートバッグに入れてきた、プリントした写真を納めたアルバムも。
「ちひろや忍が写ってるのだけはがす時間がなくて、アルバム全部まるごとだ」
見せて見せて、と星野とちひろがオレのアルバムに飛びついた。
そこへ、やはりアルバムを大量に抱えた高橋さんを従えた忍が、室内へ入ってきた。
「そろったな。じゃ、俺様がかっこよく写って・・・・・・じやなかった、伊藤が美しくかわいらしく写っている写真を、ここから選べ」
どかん、とサイズテーブルにアルバムの山が置かれる。
「伊藤はどれもかわいいが、特にかわいい写真だ」
こんなセリフ、あのひねくれ者がさらっと言えるくらいの変化起きるほど、大学四年間、ちひろと忍は深くつきあったらしい。オレはちょっぴり感心した。
見れば、忍は明らかに寝不足だ。目の下にクマを作ってる。高橋さんが苦笑した。
「忍様が『伊藤がどれも大変かわいらしいんで、とても自分では選びきれない』とおっしゃいまして。ゆうべも徹夜で選んでらっしゃったのですが・・・・・・」
「高橋!よけいなことを言うなと、何度注意すればわかるんだ」
この二人の関係はあいかわらずらしい、とオレは小さく笑ってしまった。「高橋さん、変わらねーな」と、星野にささやいたけれどもう、女子たちはオレが持参したアルバムに夢中だった。中学時代のアルバムを開き、懐かしがってきゃあきゃあ言ってる。
「ほら、見て、忍。中学の修学旅行のときの写真!新撰組の衣装で撮ったときの」
写真の貼ってあるページを、ちひろが忍へさしだした。
「なんだ、お前が撮った輝と星野の写真じゃねーか」
「そうよ、かっこよく撮れてるでしょ?」
「あのときはおもしろかったですよねー、衣装屋さんで」
ふふふ、と星野が思いだし笑いをする。すると忍がしぶい顔になった。
「おもしろかったってより、大変だっただろうがっ。元メガネ女星野、おまえくらいだ、あんなバカな衣装着せられて喜ぶのは。ああ、思い出したくもねー」
「そういや、一番災難だったのは忍かもなぁ」
「てめっ、輝、笑うんじゃねーっ」
高橋さんがメガネをきらりと光らせ、すすっと、二、三歩近寄ってきた。
「おや、どんなことがあったんです?この高橋が存じあげない坊ちゃまのエピソードがありましたとは。ぜひうかがいたいものです」
「ああ、こんな話だ」
オレは語りだした。

5:匿名さん:2012/12/10(月) 16:20

>>4

これはカーテンコールという小説に載っていた話でしょうか。
無視をせずに聞いていただきたいです。

6:はるひ:2012/12/10(月) 16:51

1ファニー・トラベラーズ
「おっかしーなー、このへんなんだけどな」
オレーー鈴木輝は手にしていたメモから顔を上げ、きょろきょろとあたりをみまわした。
メモには、旅館のフロントの人に書いてもらった地図がある。
「それらしい店、ねーな」
鴨川を渡る春の風が爽やかな、ここは京都の祇園。京都市街の南東の外れで、清水寺や知恩院が比較的近い。オレたち横浜にある市立南中学二年生一行は、おとといから京都へ修学旅行に来ていた。今日が最終日で、オレたちは班で自由行動中だ。
「あっ、舞妓さんです!」
「道を教えてもらえないかな」
同じ班の星野爽歌と伊藤ちひろが、京都名物?の舞妓さんの二人連れを見つけ、観光客でごった返す道路の反対側へ小走りに渡る。
「どーせ、偽物だ。俺たちと同じ、変装屋で衣装借りたどっかのおばさん」
投げやりな態度は、同じ班の鈴木忍。こいつの態度の悪さは今に始まったことじゃないが、いつもにもましてごきげん斜めだ。オレたちはこの四人で、京都らしいコスプレ体験のできる観光客向け貸衣装店を探してるってわけ。

7:匿名さん:2012/12/10(月) 17:05

>>6

>>5の言葉を聞いていただけませんか?
“無視をせずに聞いていただきたいです。”


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