【イナgo夢小説】純白と漆黒の境に【シュウ・白竜】

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1:風亜@羽p:2013/01/13(日) 00:04 ID:GUs

お初です。 
 シュウと白竜の話を自分なりに書いてみます。
 ゴッドエデンで出会い、別れて。

2:風亜@羽p:2013/01/13(日) 00:13 ID:GUs

<プロローグ>

 __あれから、どの位過ぎたことだろうか。
 ゴッドエデンでのあの日から。

 間違いだが、過ちでは無かった、俺にとっての「究極」を求めた日々。
 
 今では、素直にサッカーが好きだと主張出来る。
 好きだから強くなりたかったのだ、と。
 我が最高のライバル剣城とも望んだ以上の、楽しい戦いをしている。

 だが、それに至るまでに何があったか。
 雷門が来たから変わった。それもある。だが……

 かつて「強さ」の価値を共有できた相手。
 彼奴が居た___……シュウが。

3:風亜@羽p:2013/01/13(日) 00:28 ID:GUs

<1>

 あれから、どの位過ぎたことだろうか。
 彼奴が…剣城が去ってから。

 剣城は此処から逃げ出した。そうとしか思えない。

  
 …彼奴は、俺を頂点から引きずり落とした。
 俺と対等扱いだった。事実、その実力は凄まじい。

 だが、サッカーを通して何を望むかは、訊いても何も言わない。
 俺は「サッカーを利用して強くなる」ことが目的だ。
 俺の目的を奴は「くだらない」と吐き捨てた事まであった……

 
 そして、剣城は去った。
 ある計画の代表も断って……

 今現在、俺が計画の代表となった。
 所詮、剣城の後釜だ。

 俺は剣城に馬鹿にされているのか?
 こんな形で再び頂点に戻った。
 剣城と競い、そして真の意味で剣城を越え頂点に戻る事を望んでいたのに。

 …思う度、怒りが込み上げて来る。
 その怒りをボールにぶつけ、特訓は相変わらず完璧にこなす___だが

 剣城と競い合い強くなっていた。今じゃ、もう彼奴は居ないじゃないか。

4:& ◆okGc:2013/01/13(日) 00:39 ID:3mQ

見てます

頑張って下さい(^o^)

5:@Hp:2013/01/13(日) 00:45 ID:GUs

<2>

 ある日、いつものように特訓が課されていた最中。

 グラウンドで試合のような形式を取った特訓だった。

 俺は相変わらず教官の注目を集め、
 他の奴等からは恐れられている。

「……くそっ…」


 剣城を越えたい。何時か彼奴を潰してやりたい………

 思いを抱えつつボールを蹴った。

 ボールは衝撃派と共に鋭くゴールに突き刺さった____
 その瞬間。


 異様な雰囲気を察し、振り返った。
 気付いたのは俺だけか…、他はだれも振り返っていない。

 ……背後の森に、見たことない奴がこっちを見て立っていた。

 俺はそいつに向けて言った。

「誰だ、お前は」

 俺の言葉に場の奴等も振り返った。

 …異様な雰囲気の黒い奴は微笑んでいるような微妙な表情を見せていた。

 …この森に住んでいるのか?
だが、この森が村として栄えたのはとうの昔____

 黒い奴は表情を崩さず言った。


「君達、サッカーしてるんだ。思わず引き寄せられちゃったよ」

 その一言が困惑を招く
教官も不思議そうにそいつを見ている。やはり選手では無い。


「…強さ…か。やっぱり強くなきゃ価値は見出だせないね」

 また不思議な事を呟く。
 教官が名前を訊いた。

「僕はシュウ。ここに住んでるんだ」

 ……ここに住んでいるだと?おかしな奴だ。


 そこへ牙山教官も現れた。
 事態を聞き付けたのだろう。

「サッカーは出来るか、シュウよ」


「……うん」


「では、試しに蹴ってみなさい」


 教官は俺を見た。俺は目の前にあったボールをシュウという奴に蹴った。

 シュウはそのボールを少し、見つめていた。

6:@Hp:2013/01/13(日) 00:53 ID:GUs

<3>



 _________なんだ、こいつは…


 選手はおろか、教官そしてこの俺までも驚愕した。

 シュウが蹴りを叩き込んだボールは一直線に、ゴールへ突き刺さった。
 
 無論あの場からゴールまでは遠い。
 あの遠距離から恐ろしい程のシュート、しかも威力は落ちず……

 シュートの威力を物語るように、巻き起こった風が木々を揺らした。

 シュウはただ立っていた。


……剣城が去って間も無くの事だ。

 シュウは謎が多々だが選手として特訓を受け始めた。

 再び、頂点を競い合うことにもなった。

7:@Hp:2013/01/13(日) 01:07 ID:GUs

<4>

 __アンリミテッドシャイニング、エンシャントダーク。


 此処ゴッドエデンの頂点を争う「チーム」ではこの2つに分かれた。


 俺はアンリミテッドシャイニングを率いるキャプテン、
 シュウはエンシャントダークを率いるキャプテン。


 それぞれのチームは特性が全く違う。が、これには計画の意図があった。


 それはともかく、俺は再び頂点を競うこととなった相手、シュウとは
 その関係から会話を交えることが多くなっていった。


 ある時、特訓が終わった後にシュウと話す機会があった。

 珍しくシュウから声を掛けてきた。


「やあ、白竜」

「何だ、シュウ」

 ……瞳まで黒い。つくづく不思議な奴だ。
 さっぱり、感情が読み取れん。


「白竜ってさ……どうして強くなりたいの?」

 ……以前俺が剣城に問い掛けた事と同じだ。
 シュウは俺に訊いて来た。

「俺はもっと強くなりたいんだ。サッカーを利用してな」

「へぇ…… やっぱり、サッカーは強さを求めるよね」


「当たり前だ。サッカーを楽しむ奴のしたいことなど虚れ事だ」


「君とは随分気が合うね」


 笑顔でシュウは言った。
 意外な言い分に戸惑った。
 俺が言葉を発す前に、シュウは続けた。


「そうだよ。サッカーなんて強さだけ。強くなきゃ価値ないんだ」

8:@Hp:2013/01/13(日) 01:12 ID:GUs

>>4

ありがとうございます!

9:雪音 ◆5ccU:2013/01/13(日) 19:54 ID:fXI

小説面白いです!
更新頑張って下さいね!

10:さき:2013/12/20(金) 20:51 ID:.l6

とても、面白い!


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