こんばんはです。
中途半端なのにスレ建てって馬鹿ですよね……。
あはははは……。
>>2と>>3はレス禁です。
じゃあ、今回も宜しくお願い致します!
◇ルールや更新などについて◇
・前スレと同じ本編が終わったら読者様が書いて下さってもいいのです!
・今回と前は全く別物の話です。
・雑談はやめて頂きたいです〜。
・レス返しは遅くなったり、更新するのは遅いと思います。
・荒らしは基本スルー。
・暴言は勿論禁止。
http://ha10.net/test/read.cgi/ss/1356168035/l50
前スレかな。
あたし入りたいです^^
いいですか?
>>4:>>まーこ
いいよ!
入ってくれてありがとう(・ω・`)←
<プロローグ>
ねぇ陵。
あたしたち、永遠の愛を誓ったじゃん。
なのに、何で?
陵が分からないよ。
もう、愛しちゃ駄目なの?
——あたしたちの関係って終わったものなの?
答えてよ。
いれて〜 えっと…元いるかです!!!
わかる人いるかな?
皆、呼び捨てでいい?私 タメ呼びOKだよ!!
>>7:>>クイーン…さん?
いいですよ!!
クイーンさんは他のスレで見たことあるので知ってます(・ω・`)
私は全然OKです。 じゃあ次からタメh
呼びしますね(´∀`*)
よろしく!
10:梅 ◆EdQs:2013/04/14(日) 08:15 ID:iyo
>>9:>>クイーン
こちらこそ!
今日も“いつも通り”に陵と登校する。
そんな風に考えてたから駄目だったのかな。
いつも通りって思ってたから駄目だったのかな。
微かな記憶の奥の方でピルルルルといつもの鬱陶しい目覚まし時計の音が聞こえる。
その音を遮断する様に目覚まし時計に手を伸ばす。
その音を唯一止めることができるボタンを壊すくらいにバンッと叩く。
止めれたらすっきり。
重たい上半身を起こし伸びをする。
それが終わるとベットから体を出し制服の入っているクローゼットを開く。
そこから毎日着ている冬ようの制服を取り出す。
素早くパジャマを脱ぎその制服を着用する。
毎日、この制服を来て、陵の前にいる。
それだけで嬉しい。
遅刻寸前でも嬉しいんだよね。
自分の部屋を出、お母さんの前へ姿を現す。
「おはよう」
「おはよう、未来。朝ごはん出来てるから顔洗ってらっしゃい」
「うん」と言い洗面所へ向かった。
さぁ!次は何があるのか!?
さすが上手いっすねぇ
梅、発見!
前スレも頑張れー!
宣伝ごめん
http://ha10,net/test/read.cgi/ss/1364473447/150
最近梅来てないから一応URL張ったよ
来てね
>>12:>>クイーン
さぁね、ははは((上から目線イタイイタイ
そんなこと…でも、ありがとう!
>>13:>>さえ
発見されちゃったよ((
うん、ありがとう!!
暇たっだら行くよ!!
洗顔、朝食、歯磨きが終わりいつもの様に鞄を持ち陵との集合場所へ行こうとする。
それまでには靴を履かないと……。
玄関行くの面倒だな、そうは思ってもそうしないと陵の場所へ行けないな。
「お母さん行ってくるね。行ってきます」
「あ、未来行くんだね。行ってらっしゃい」
元気良く家を出階段を駆け下り、マンション外へ行った。
いつも陵がいるとこに陵の姿がない。そんなことはないだろうな。
取り敢えず陵の場所へ――――……。
あれ、いつもの場所に陵がいない。
疑問符が頭の上に浮かび携帯の時計を見る。
7:30ぴったし。
「陵いないの?」
その一人だけの空間にあたしは話し掛ける。
一人の空間だけあって、返事は返ってこない。
――――――何で。
何でいないの。
何で誰も応えてくれないの。
何でなの。
涙なんて温かいもの、あたしの乾いた目からは一つも落ちてこない。
その代わり疑問だけがあたし頭の中を埋め尽くす。
行かないと。
そう思っても体が全然動かない。
頭は動き、思考回路はネガティブの方へ向かっていった。
陵どこにいんの?
未来を困らせるんじゃない!!!
>>14 上から目線ビームだ!
下から目線防御で防ごう!!!
雑談ごめん…次から気を付けます!!!
おい
陵 首絞めるぞ^^
陵「ひひィーーーすみません(泣)」
>>16-17:クイーン
ネタバレは一切しませぇーん。←
未来はもっと((とか言いながらネタバレしてるんじゃ(ry
下から目線防御という言葉はないのだよ、はっはっは((
わぉ!? うちこそゴメンなさい……。
>>18:>>まーこ
ちょwww
まーこ、怖いって、恐いってww
落ち着こうね。ww
あはは(^.^)♪
いひひひひひひ!!!
陵「あのーー、顔面終わっていますよ??」
ああああ???なんか言ったか?!陵??
未来モナにか言え!!
未来「うるさい!!」
ガビーーーン・・・ とのことで楽しみにしてるよ‼‼
>>20:>>まーこ
あ、あははははははh((
ありがと♪
取り敢えず今から書くww
行かないと、でももう少し待ちたい。
陵を信じたい。
だから45分までは絶対に待つ。というか待たないと……あたしの精神はきっとずたぼろになる。
――――――……
――――……
――……
45分まで待ったけど陵は来なかった。
流石に行かないと。
自分で決めたんだし。
でも、心が寂しがるのは何故――?
自分で決めたのに心はまだ「待とうよ」って言うんだ。
矛盾する。
嗚呼、遅刻しちゃうのに――――……。
でも、心に決めた。
あたしは行くっと。
一人で歩き始めて数分経った頃、心が跳ね上がる感覚に襲われた。
目の前には人形と思われる程綺麗な女の子の姿があったんだ。
同じ征服着てる。ってことはあれ? 同じ学校なのか。
でも見たことがない。
疑問符が頭の上に浮かんでいると――――
「あの、同じ学校の人ですか? 違ったらご、ごめんなさいっ!!」
その人形みたいの子に話し掛けられた。
控えめな声で、聞いてくる女の子はとっても可愛くて女の子らしくて。
あたしと正反対のタイプの女の子だった。
人形って…誰!?
続き楽しみにしてるね〜♪
面白い★
乙女系だね・・・未来と同じで
あたしとも正反対の女のこだ(−−;)
あぁ〜
可愛くなりて〜ww
おもろ!そしてみんな心は乙女だよ!
27:まーこ:2013/04/17(水) 04:36 ID:0lc あたしはガサツだよ?
あたしも可愛くなりたい・・・
クイーンは可愛いすぎるんだよ//
みんなも・・・いいな////
あたしはガサツだよ?
あたしも可愛くなりたい・・・
クイーンは可愛いすぎるんだよ//
みんなも・・・いいな////
皆様コメントサンキュッキュです!!
>>23、>>25:>>クイーン
これから分かるお。(●´・ω・)←
おう、頑張る!←
クイーンは可愛いよ。(ドヤァ←
>>24、>>28:まーこ
まーこは可愛いって!!
tk未来って乙女系やっけ?←
あ、私は外しといてね。
>>26:>>れなさん
ありごとんございます!!
私は外しといて下さいネ。←
そ、そんなぁ/////////テレ
私 皆が思ってるより可愛くないよぉ!!!
だって今日、クラスの男子のキッモ〜ィ
人蹴ったし、梅とかまーことかねなとかの方が
可愛いよ♪
長文ごめん
レス返しは小説書き終わった後にするよ〜(;ω;`)。
続き↓
沈黙が続く。
答えるのはあたしの方なのに何であたしが黙っちゃうんだろう。
初対面の人にあんまり慣れてないからかな。いつも知ってる人としか接しないし。
でも。まぁ、答えないと。
「多分そうだと思います。後お名前は……?」
あたしがそう言うと焦った表情を見せる。
「す、すいません! 名前言わずに高校同じか訊かれてもって話ですよね……」
勝手に決めつけられ話しを進められてしまった。
名前は鈴本 雪乃(すずもと ゆきの)というらしい。
そしてこの時こう思った。
————この子、結構強引じゃない?っと。
でも、嫌じゃない強引。
いい方の強引の仕方……って感じなのかな。
そんなの自分が作っただけだけど。
「あたしは唐沢 未来だよ。二年生」
へぇと言った様な表情をする雪乃ちゃん。
表情ころころ変わって可愛い。
そう思うのはあたしだけだろうか。
きっと真面目に考えたところで答えには辿り着かないだろうけど。
というか、真面目に考えることかな。これは。
>>30の4行目間違えた
ねなってかいてた!!れなだよ!!!
可愛くて強引…ちょっと関わりたくない人だな
>>30.>>32:>>クイーン
クイーンの方が可愛いって!!
私全然だし……←
雑談化しちゃってるからこれにコメ返しは不要だよ。
要するにブリッコーだね。←
雪乃ちゃんが軽くあたしの手を握ってきた。
「わぁ〜、未来ちゃんの手って温かい」
棒読みっぽく言ったその時の雪乃ちゃんが不気味に笑ったのは気のせいだろうか。
ううん。気のせいにしとこう。
こんな可愛い子がそんなことする筈がない。
取り敢えずこう思っておこう。
「雪乃ちゃんの手は結構冷たいね……」
そう、雪乃ちゃんの手は微妙に冷たいのだ。
何でだろうかと考え始めたら————……
「私、病気治ってすぐだから……」と、寂しげな笑顔でそう言った。
その笑顔がさっきまでのあたしと重なる。
と、同時に頭痛。
激痛があたしを襲い、そのまま気を失ってしまった。
み、未来ーーーーー(泣
ゆ、雪乃ーーーーー(怒
みくぅーー!!
雪乃めーー(怒)
>>35-36:>>クイーン、まーこ
何で雪乃ちゃんに怒るの(笑)
>>37
雪乃が不気味に笑ったからww
ミクの手ェ〜握ってから
なんか未来が倒れちやったモーん(ノ_<)
だから雪乃〜〜〜〜怒
だよ!!
あたしも入れてください!
41:梅 ◆EdQs:2013/04/22(月) 17:44 ID:iyo
少しお久しぶりです。
気がついたらコメント来てました……、読者の皆様ありごとんございます!←
>>38:>>クイーン
お、おうww
>>39:>>まーこ
嗚呼ww
そう云うことかw
>>40:>>たわしさん
どうぞっ!!
――――――……
――――……
――……
さっき握られた手に温もりを感じ重たい瞼を開けるとそこにいたのは――……。
ふわふわの髪にくりくりした二重の目にぷにぷにしてそうな唇のある雪乃ちゃん。
「あっ……」
思わず声を出すと雪乃ちゃんはあたしが目を覚ましたことに気がつきこちらへ視線を向けた。
「目、覚めたんだね」と雪乃ちゃんは優しく言うと頭を撫でてくれた。
その行動に不信感を覚えながらもされるがままになる。
その間にこの場所は何処か知ろうときょろきょろ周りの景色を見た。
少し、薬の鼻につんと来るような匂いと、白く清潔なこの空間は学校でただ一つしかない。
授業をサボりたい時によく来る保健室だ。
確信する。
でもそうだとして、何であたしがこの場所にいるのか。
謎が頭に浮かぶ。
少し前の出来事を思い出す。
あたしと雪乃ちゃんが一緒にいて手を繋ぐと陵がいないことを思い出し、
その場に倒れてしまった――……。
――――じゃあ此処まで運んでくれたのは誰?
雪乃ちゃんじゃきっと運べないと思う。
じゃあ誰?
陵……?
もしかして陵なの?
陵なのかな?
次楽しみ^^
りよーーーーーーーーーーーーーう!!
45:梅 ◆EdQs:2013/04/24(水) 20:08 ID:amo
「ねぇ、雪乃ちゃん。此処へ運んでくれたのって眼鏡掛けてあたしと同じくらいの背の男の子?」
一か八かの質問。
これで真相が分かるかも知れない。
陵は遅刻しただけで遅くに行ってただけじゃないんだろうかって。
だから雪乃ちゃん、お願い、こう言って。
「うん、そうだよ」って。
「えっ? 違うかったよ。もっと背の高い人だったよ」
あれ、何で。
「うん、そうだよ」って言うんじゃないの?
何でなの、何でこの世の中もっと上手くいかないの。ねぇ、陵。神様。
「未来ちゃん。大丈夫? 顔色悪いけど……」
話し掛けられるが答えられる筈もなくずっとあたしはベットの上で放心状態になっていた。
乾いた目から涙が出そうになり、涙を見られるのが嫌になりベッドの布団に潜り込み何もかもシャットアウトした。
ずっと布団の中にうずくまっていたい。
どうせ教室へ入っていてもさくらちゃんたちに会うだけだし。
>>43:>>まーこ
それが、違うんだよねww←
>>44:>>クイーン
どした?ww
>>46
いや〜
陵だったらいいな〜ってネ!
もしや運んだのは龍?龍じゃない事を祈る!!!
>>47:>>クイーン
あ、嗚呼ww
陵じゃないことはもう、分かったよね((
げげげッ、地味に図星なんだけど←
龍なの・・・
図星といったよね?
そうか…龍なのか・・・・・
何でお前なんだよ!!!!!
>>49:>>まーこ
いや、変える((
言いましたネ……(´・ω・`)
>>50:>>クイーン
いや、変える((
パッパパーッパー←←←←
あはは^^
かえんでいいよ♪
はよ書いて^^
そのまま、深い眠りについてしまった。
流石に雪乃ちゃんも教室へ帰ってるだろうな———&,adsh;……。
「んッ……」
次に目を覚ましたらそこにあった光景は……。
日中でぽかぽかし、日光が降り注いでいる暖かいさっきと変わらない場所、そんな光景だった。
ぽかぽかしているってことは、昼くらいだろうか。
もしくは昼過ぎくらいだろうか。
取り敢えず朝じゃないことは確かだろう、絶対の筈で。
雪乃ちゃんは……、勿論帰っているし、保健室の先生もいない。出張だろうか。
「あ……」
今、気がついた。
あたしはこの保健室という空間に一人でいるということを。
あたし今まで陵とさくらちゃん、龍と一緒にいて“一人”になったことがない。
だから、寂しさというものを味わったことがなかったから今気づくんだ、一人って結構寂しいって。
バカだったんだな。
もう、一人なんて嫌だ……。
みんなと一緒にいたい。
>>52:>>まーこ
今はわかんないな。
変えるか変えないか……。
書いたよーう(*´・ω・`*)
まぁ、楽しみにしてるねー!
小説 うままままぁぁーーーー!
続き楽しみー!!
そんなこと願っていても願いは所詮願い。
保健室に誰も訪問者なんか来る筈もなく、ずっと“独り”ぼっちのまんま。
悲しいって思ったら自分の負けになる。だから悲しいって思わない。
でも、心は悲しいって思いたいらしく、心が苦しみ始めていっている。
そんな時、故意に保健室の扉が開いた。
嗚呼、やっと“独り”の空間からも悲しいって思う心からも脱出できる。
陵だろうか。
「未来!!」
陵かなって思っていたのに、この高く明るい未来って呼ぶ声の持ち主はさくらちゃんだった。
来てくれただけでも嬉しいのに、やっぱり陵がいい。
陵が良かったんだ。
さくらちゃん、ごめんなさい。こんな風に思っちゃって。
「心配したでぇ〜、昼になっても教室けえへんもん。死んだかと思ったわ」
罪悪感が余計に増す。
こんなにもあたしのため心配してくれているさくらちゃんという友達がいるのに。
こんなにもあたしのために微笑んでくれるさくらちゃんという友達がいるのに。
まだ、陵が良かっただなんて思っている自分がいる。
「未来!? あんた何で泣いとるんよ。目でも乾燥したか?」
あれ、あたし。
泣いているのか……。あ、そういえば頬にこそばい感覚があるな。
やっぱり、悲しいって思っちゃった。
*>>54:>>まーこ?*
まぁ、って何よww
いやいや、全然上手くないって(*´ω`*)テレ
そんなこと思ってくれてありがとう!!
あははは♪(´ε` )
あたりー!!やっぱワカルカァ!!www
小説まぁまぁwwwww
嘘ーーー!!!ちがうよー!!小説すんごく面白いから!!
なくなよー!!ヽ(´o`;
わずかながらつんでれ症なあたしは照れながらも冷たい言葉しか言えない。
こんな言葉、誰が作ったんだよ。とか思いながらも毎日を過ごしている。
それが日常だったんだ。
だけど……そんな日常は今日から狂い出した。
つんでれする相手なんか今日はいない。
それを微かに笑ってくれる相手が今日はいない。
それに合わせて微かに笑うことが今日はできない。
そんな、いない、できない尽くしの今日は……きっと悪夢だろう。
ううん、違うか。
ただ、あたしが悪夢にしたいだけ、本当は全部現実。
あたしが現実逃避したいいだけなんだ。
そう思うと涙が自然に溢れ出してくる。
自分の想いなんか気にせずにぼろぼろと。
言い訳にしかすぎない言葉も溢れ出してき、もう自分が自分でなくなってきた。
キャラ崩壊って感じだろうか。
嗚呼、それも所詮言い訳にしかすぎないんだろうか。
――――ねぇ、“陵”答えてよ。
>>58:>>まーこ
ちょっと、キャラ崩壊してねぇかwww
キャラ崩壊中www
だってくまきょー*ぶろぐみた?
やばいwww
>>61:>>まーこ
www
見た見た!!
え、どこら辺りが?(´ω`)
自分の世界に入りすぎてさくらちゃんが目の前で手を上下している。
はっと我に帰るとさくらちゃんは、はぁ、とため息をし少し可愛げに笑ってみせた。
「ほんま、未来には世話を焼くなぁ。しっかりしいや」
「ご、ごめん」
さくらちゃんの優しさに自然と出てきたのは謝罪の言葉。
そして、笑み。
何でかは、言わない……、いや言っておこう。
さくらちゃんがあたしの目の前で変顔をしているからで、自然と笑みが出た。
大袈裟に言うと、爆笑してしまった。
その様子を見てか、さくらちゃんは優しそうな笑顔でこう言ったんだ。
「暗い顔は禁物やで。もっと笑いや」って。
後、補足で……。
「ちーっとも、未来らしくないで! 笑顔の方が似合っとる」って。
その二つの言葉を聞いて、収まったばかりの涙が止めどなく溢れ出してくる。
号泣と言っていい程の涙の量にさくらちゃんは、おろおろしていた。
そして、少し色が変わった枕の方を見てさくらちゃんはこう言って抱きしめてくれた。
「うちじゃあ、無理かもしれんけど……未来の味方はうちがなるからなぁ」
そうすると、肩に生暖かいモノに触れた。
さくらside
いつもなら、陵くんが未来の味方なのに今日は違う。
未来は保健室にいるって陵くんは分かってたのに陵くんは一ミリも動こうともしなかった。
心配して代わりに様子見に来たのに、まさか泣いてるとは思ってもみなかった。
寝てるとか思っていたのに。
寝てたとは思わせる雰囲気だったが、結構前に起きました的な雰囲気も出していた。
じゃあ、いつから泣いていたんだろう。
うちが来る前からだったんだろうか。
まさか……それはないだろう……。
http://ha10.net/test/read.cgi/ss/1365859390/l50
建てました!!(`・ω・´)キリリッ
URL間違ってました。
http://ha10.net/test/read.cgi/yy/1367490152/l50こっちです。
いったよー^ ^ /
68:梅 ◆EdQs:2013/05/03(金) 21:06 ID:amo
好きだって伝えたくても伝えられない、そんなことってあるんだね――……。
――――――……
――――……
――……
ピチチチチ…と雀が鳴く頃に目を覚ました。
ふあ〜、と欠伸をし何とか目を覚まそうと努力するが……全くの無意味。
さっきの変な夢を見て、一向に目というか脳が働こうとしないのだ。
“変な夢っか。
久しぶりに見たな、夢とか。”
そんなことくらいしか考えられない脳には用なしで、働こうと努力している脳を呼びかける。
昨日のことを思い出せっと。
「学校行ったとしても無意味。陵がいないもんね……」
嗚呼、これで思い出した。
昨日はそのまま保健室で過ごしたまま下校したんだった。
放心状態で車に轢かれそうになったけ、そんなことを思い出す。
涙ぐみながら。
今日もどうせ、陵いないんだろうな……。
そんなこと思っても陵は現れないのに思っちゃうあたしは馬鹿ですか――?
陵のこと、大好きって思っている自分は普通なのですか――?
>>67:>>まーこ
ありがとう!!
続キキニナル!
いえいえいえいえ☆
止まらないこの想いの名って一体何なんだろう。
“恋”か、“嫉妬”か……?
ううん、違う。
多分、もっと違うもっと、もっと違う様な名何だろうな。
「未来、ちゃっちゃと起きなさい!! 遅刻するわよッ!」
バタンッと部屋の扉が開き、金切り声で怒鳴ってきたのは紛れのない自分の母親だった。
陵だったら起きてもいいけど、お母さんではあんまり起きようとは思わない。
が、これ以上怒鳴り散らされるのは嫌だから取り敢えず体を起こし征服に着替えた。
そして、気がつくとお母さんはいなくなっていた。
毎日着ているこの制服。
自分でも結構気に入っていてあの高校に入って良かったなぁ、と思っている。
嗚呼これ以上考え込んでいるとまた、お母さんが怒鳴ってくるからさっさとリビングへ行こう。
――――――……
――――……
――……
「行ってきま〜す」
元気なく、言って家を出て行った。
バタンッとしまった家の扉が歩いているからどんどん遠くなっていった。
あたしの陵への気持ちもこんな風に歩いていって遠くなっちゃうんだろうか。
そんなの……嫌だ。
>>70:>>まーこ
え、えぇ……きっと期待外れの続きだよ……?
いえいえ何回言っているのww
期待外れなんかじゃなーーーイ!!
予想よりも超えてるうまい!だよ!
なにも言ってマシェーンwwww
小説気になるわ!!
あたしと陵には固く結ばれた絆があるから、きっと大丈夫。そう思いながら陵との集合場所へと足を急がした。
今日はきっといる筈。
そう思い、陵との集合場所の一歩手前のところまで来た。
大丈夫、大丈夫。と心の中で唱えておきながら、一歩踏み込む。
陵は……!?
え、あれ。
人影も、人のいた形跡も全くといっていい程全っ然ない。
じゃあ、今日も来ていない……訳ないじゃん。絶対陵は来る。
自分で自分の心を説得させながら、時間を確認するために携帯を開く。
着信一件あり、と下の方に書いてあり只今の時刻7:30となっていた。
着信って一体誰から?
時間はいつも通りなの?
少し疑問を抱えながらも、メールをチェックした。
送信者は、思いの外『さくらちゃん』からだった。一体なんの用事だろうか。
というか、何かあったけ……?
>>73:>>まーこ
期待外れでしょ……(´・ω・`)ネ?
またまた〜、お世辞ばっかr((((
そうかい? まーこを信じるけど、いいかい?←
さくらside
昨日、未来にメール送ったけど返信が返ってこない。
電源はつけているだろうし、マナーモードにでもしていたのだろうか。
……メール、早く見て欲しいのにな。
そのメールの内容が内容だから。
『未来、あんたヤバいで。
陵くん、浮気しとると思う。
昨日の帰り道、転校生の雪乃? とかいう奴と手ぇ繋いで帰ったと思うから。』
どうしたものか。
もう少し、柔らかくして送ろうと思ったのにこのまま間違えて送ってしまった。
未来、泣かないだろうか。
未来の泣き顔が脳裏に浮かぶ。そしえその顔が脳裏に焼きついてしまう。
「未来を泣かしたぁ、ないな」
龍との登校中だったから何か訊かれるかと思ったが龍は何も言わなかった。
瞼をぎゅっと瞑り、携帯を握り締めていた。
――――未来が泣きませんように……。
↓ごめん、修正。(細かいけど…)
さくらside
昨日、未来にメール送ったけど返信が返ってこない。
電源はつけているだろうし、マナーモードにでもしていたのだろうか。
……メール、早く見て欲しいのにな。
そのメールの内容が内容だから。
『未来、あんたヤバいで。
陵くん、浮気しとると思う。
昨日の帰り道、転校生の雪乃? とかいう奴と手ぇ繋いで帰ったと思うから。』
どうしたものか。
もう少し、柔らかくして送ろうと思ったのにこのまま間違えて送ってしまった。
未来、泣かないだろうか。
未来の泣き顔が脳裏に浮かぶ。そしえその顔が脳裏に焼きついてしまう。
「未来を泣かしたぁ、ないな」
龍との登校中だったから何か訊かれるかと思ったが龍は何も言わなかった。
うちは瞼をぎゅっと瞑り、携帯を握り締めていた。
――――未来が泣きませんように……。
めんごー!
一日、伊良部島わかる?
一応そこにトマっていた!
お世辞じゃない!
ほんと!だからあたしを信じて!
小説気になるわ!!
>>78:>>まーこ
分からん…(´・ω・`)orz
おぉ〜、いいなぁ!(σ´∀`)σコノコノ
そ、そこまで言うのなら〜((調子に乗るな
いつか書くね♪
うん!
いつかじゃなくて
後で☆( ̄(工) ̄)
きっとこれは嘘だ。
そんなことを思うのは自分への言い訳だろうか。現実逃避だろうか。
AM7:36、あたしはさくらちゃんからのメールを読んだ。
『陵が浮気しているかもしれない』という嘘みたいな内容のメールを。
携帯を片手にあたしは、ただただ、震えていた。
陵side
僕は本当に久しぶりに一人で登校した。
いつもなら、婚約者? の未来さんと登校していたのに……、○○さんに邪魔され、一緒に登校できない。
もう嫌だ、そんなことを思ってももう、現実逃避はできない。
しっかり、この現実を受け入れないといけない。
未来さん……、ってもう呼ばなくなるのだろうか。
「陵!」って笑顔で言ってくれる未来さんの姿はもう、見れないのだろうか。
僕が見捨てたのに、今更、女々しいだろうか。
>>80:>>まーこ
今、書いたよ!ww
教室に入ると目に留まったのは陵、と――、陵と楽しそうに笑っている雪乃ちゃんだった。
やっぱりか、やっぱりさくらちゃんが言った通りだったな、と思いながら自分の席に座った。
今だに震えが止まらなかった。
『陵が浮気しているかもしれない』そんな信じがたい事実を受け入れないといけないなんて。
そう、思うとやっぱり震えるのだ。
同時に目に涙が溜まっていった。
「あ、未来ちゃん。おはよぅ」
涙を引っ込めて声のするほうに振り向く。
誰かと思ったら陵と仲良さそうにしていた雪乃ちゃんだった。
「おはよう。同じクラスだったんだね。嬉しいな」
棒読みっぽく言う。
だって人の彼氏を取るようなバカみたいな女だよ?
そんなに優しくなんかできない、絶対に優しくしたくないのだ。
さくらちゃんか、龍が来てくれればこの状況を抜け出せれることができるのに。
――早く来て……!!
「あんた、何やっとるん? というか、おはよ〜」
あれ、もしかしてこの声はさくらちゃんじゃ……。
上げるん←
さくらside
うちが挨拶すると、未来のがぱぁ、と明るくなたのが分かった。
いつもならしないくせして今日に限って、意味分からん。
でも未来が携帯を持っていることに気がついて、分かった。
――あのメールのことだろう、と。
「ちょ、ちょっとさくらちゃん、廊下来て!」
――――――……
――――……
――……
未来に言われるがままに廊下に着いて行くと未来はふぅ、とため息を付いた。
そして深刻そうな顔をする。
うちはメールのことだろうと思い、心を痛ませた。
「はぁ〜、良かった。さくらちゃんが来てくれなかったら危なかったよ」
さっきまで深刻そうだった未来はいつのまにかへへ、と苦笑いしていた。
もしかして未来は無理して笑っているんじゃ。
きゃー!
あの雪乃め^言^
殺めてやろか??
(マジカル ぬこ レンレン)
雪乃を なぐりましょう♪
一週間くらい放置すんません…。
大丈夫!あたしもだったし!?
ごめん!またくるから!