…カゲプロ捏造…

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1:アオミドロ:2013/08/17(土) 22:46 ID:ez-A9c


「ねえねえ、突飛な世界のこと 散々だって笑い飛ばせたんだ」

最終サビ手前、チルドレンレコードの、メカクシ団団員たちがシルエットで並んでいる場面の所を想像した話です。


・CP要素を含みます!
・妄想想像捏造です!
・荒らしは困りますが、感想コメントとかくだされば泣くほど嬉しいです(^。^;)

2:アオミドロ:2013/08/17(土) 23:09 ID:ez-lso

『コノエネ』



目の奥が暑い。


私が温度を感じたのは久しぶりだ。私は少し深呼吸をしてみた。

…しかし、青い髪も歪な足も、『普通の人間です!』とは、とてもじゃないけど言えない。それは十分に自覚していた。
昔とは、何もかもが違うのだ。


「ねえ、貴音」

「……それでも、私を『貴音』って呼ぶんですか」

「…え?」

「……ッ!?」


心臓が飛び出るかと思った。いや、本当に飛び出ても可笑しくはない。

目の前に白髪の青年が立っているのだ。その距離約15センチ。

「あああもう!!びっくりしたわ!!!」

この距離になるまで気づかなかった私もなかなか……と思ったのを棚に上げ、私は怒鳴りつけた。

3:アオミドロ:2013/08/17(土) 23:22 ID:ez-9IM


「……ちょっと、何笑ってんのよ」

「え? いやあ、貴音の敬語も新鮮で……」


足は使えないので、パンチをくらわせる。

今の丈夫なこいつの体なら、いくら殴っても大丈夫だろう。うん。


しかし。


「……あれ?」


私の拳は、目の前の青年の体をするりと通り抜けた。


思わず自分の姿を見る。

ユラユラ揺れる、透ける体。ディスプレイからは出たとしてもやはり、電子の塊でしかなかった。


「……はは、」

思わず苦笑いをする。やっぱりなあ…と思うしかなかった。

4:アオミドロ:2013/08/17(土) 23:53 ID:ez-Hrs


目の前の、細く、白く、眩しい光。

眩しすぎて、今自分の影が、とても黒く、はっきりと見える。
僕は少し目をこすった。


向かう世界はカゲロウデイズ。

そこで僕らが何を見るか分からないし、何が起こるかも分かも分からない。

分かるのは……そろそろ『僕らの番』だということだけだった。



「ねえ貴音。この光の向こうに行ったら、どうなるのかな」
さあね、と彼女は横を向いて言った。
答えなんてわかっていたけど、彼女の声を聞いていたかった。


「もしかしたら、アンタが私をまた忘れるかもしれないし、私がアンタを忘れるかもしれない」

「……」

「でも、」


くるりとこちらを見る彼女。そして――

「もし私が忘れても、フェアってことにしてよね!」


眩しく、目の前の光よりも眩しく、笑った。


「……うん」


つられて頬が緩む。
…じゃあ、あの日伝えたかった言葉も、次の世界が落ち着いてからにしようか。



「…じゃあ、そろそろ行こうか」

「うん」


手を握ってみた。

通り抜けてしまわないように、そっと。


「じゃあ待たね、貴音」



「……またね。


………………遥」





『コノエネ・終』

5:アオミドロ:2013/08/18(日) 13:41 ID:ez-A9c

『カノキド』



「ねえちょっと、キド〜」


隣のグレーフードの青年が、喚いている。

クスクス笑いながら言っているのが、何とも腹立たしい。


「ねえってばー」

「うっさいハゲ」


「え、何ソレ酷い!!ハゲてなんか……ないよね、うん。

…ってそうじゃなくて、不機嫌なの治してよ団長〜エネちゃん達に先に行かれたからって、何でも団長が先頭になる必要はないんだから…って痛い痛い!」


……それなら、『団長』として最後に行くべきだろう……
ラストに行きたかったし…………いや、そんなこと思ってない。
断じて思ってない。

今も自分のみぞおちを必死にカバーしている青年。

いつもヘラヘラ笑ってて、そのくせして他人のことを十二分に考えている。


「お前、たまには本性だしとけよ」

「? 何か言った?」

「……別に」


聞かなかったふりをしているのが分かった。

何かあっても、ヘラヘラした笑顔で隠してしまう。
これも昔からだ。


ふと昔の事を思い出す。

そういえばあの人も、そんな所があったな。

優しくて暖かい、俺達のヒーローも。

6:シャヤ:2013/08/27(火) 10:10 ID:77c

とても上手ですね!!!はいってもいいですか??!!


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