マトリョシカ

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1:ぜろ:2013/12/26(木) 23:44 ID:YnM






ねぇ、つまらなくてたまらないよ。




君のいない世界は。

2:ぜろ:2013/12/26(木) 23:47 ID:YnM



こんにちは、ぜろです。
今回はこの神曲を書かせていただきたいな、と。

更新亀さんですが、頑張ります。
パンダヒーローも繋げて書くので、そこのところよろしくです。

3:ぜろ:2013/12/27(金) 00:09 ID:YnM



「……ちょっと畏まりすぎたかな」


 書き終えた手紙を読み返しながら、ひとり頬を掻く。
 斜めから見たり、ひっくり返して見たり、縦読みしてみたりもする。


「ま、久しぶりの手紙だし。これぐらいでいいよね」


 アタシ_____めぐはそう思うことにして、手紙を封筒の中にしまいこんだ。ここに綴られた考えすぎのメッセージはアイツに届くだろうか。
 それと同時に、寝室のドアががちゃりと開いた。中からは、深い黄緑色のパジャマを着たシルエットが浮かび上がる。


 地面に向かって長く伸びた綺麗な水色の髪に、端正な顔立ち。思わず飲み込まれそうになる淡い水色の瞳には、アタシが映っている。


「遅い」


 アタシは手紙を机にバンッと叩きつけ、つかつかとその少女______みくの方へ歩いて行く。
 そして目の前で立ち止まると、その淡い水色の瞳をギッと睨み付けた。
 だがみくは怯むことなく、ただ大きくけのびをしながらあくびをした。まだ眠たいのだろうか、目はとろんと蕩けている。


「遅いって……まだ朝の5時じゃーん」


 もういちどあくびをして、眠たそうな声で言うみく。殴ってやろうか。
 確かに今は朝の5時だし、普通で考えれば早い方だろう。だが人並み以上に早起きなアタシは5時に起きるなんて以ての外なのだ。


「……じゃなくて!!今日は仕事なの!!し、ご、と!!」


 そう。今日は久しぶりに、高い報酬の貰える仕事が入ったのだ。なんの仕事かは……後で分かるから。ね。
 だがしつこくけのびとあくびを繰り返すみく。こいつの脳内には「緊張感」という言葉はないのだろうか、とアタシは呆れて先程いたところにまた座った。


「……でもー…アタシ眠いよー……」


 みくは瞼を擦りながらそう言ってくる。アタシはエメラルドグリーンの髪で三つ網カチューシャをつくりながら最終奥義の言葉を放った。


「フーン。じゃあいいよ、アタシひとりで行くから。…折角報酬高いのに勿体ないねー」


 その瞬間、みくの目がぱちっと見開かれ、一気に眠気が醒めた顔つきになる。
 ……やっぱりみくは“報酬”という言葉に弱かった。

4:匿名さん:2013/12/28(土) 09:22 ID:qVo

すごい!面白いです!

5:ぜろ:2013/12/31(火) 15:05 ID:YnM



@ 匿名さん さま

こっこんなちょっとしか書いてないのに
面白いなんて…すごく嬉しいです!!!

ありがとうございます!!!
頑張ります!!!

6:ぜろ:2014/01/11(土) 18:11 ID:YnM



「ア、アタシも行くっ」


 “報酬”という言葉を聞いた途端にいそいそと準備し始めるみく。服を選びに行ったようだった。
 あくまでも服は、というか見た目は、普通の常人と変わらない格好にしなくてはならない。仕事の内容がバレると警察さんにお世話にならなくてはいけなくなるからだ。実際、アタシ達はこの仕事につきたてのとき、一度警察さんにお世話になっているのだ。気合いを入れすぎたからだろう。黒歴史かな。

 アタシはそんなことを考えながらメイクをする。これもまた結構簡単なものだ。下地を済ませ、軽くマスカラとリップを塗る。
 メイクが終わって鏡の前で睫毛を少し触っていると、着替えたみくがやってきた。

 みくは黒い文字で“LOVE”と書いてある白チュニックを着ている。その下はジーパンだ。服装はだいぶ常人程度に慣れてきただろう。
 そして長く綺麗なみくの髪は、後ろでお団子にして括られていた。今日はこれぐらいで構わない。


 ____だが、みくの服装にひとつ府に落ちない点がある。


「……アンタさ、チュニック汚れちゃうよ。そんな可愛いの」


 それは仕事の内容によるものだ。
 アタシの言葉にみくはニカァッと不気味な笑みを浮かべる。そして、薄く開いた唇から言葉を漏らした。


「…アタシさぁ。丁度赤いチュニックとか欲しいなぁと思ってて」


 …なんとも不気味な奴だ。

7:^:2014/01/11(土) 20:56 ID:OsI

面白いです!
二人の仕事の内容が気になります!

8:ぜろ:2014/02/15(土) 17:11 ID:YnM



@ ^ さま


面白いなんて……。
ほんっとにありがとうございます!!!
仕事の内容はまたわかってきますよ〜!



________________

こんな不定期更新で下手なものを
面白いなんて言っていただけて
本当に感謝しています。

閲覧してくださっている皆様、
ありがとうございます。
全力で頑張っていきたいと思います。

9:ぜろ:2014/02/15(土) 20:16 ID:YnM




「……あっそ。ならいいけど」


 平然を装ってみくに言葉を放つ。
 そしてアタシは近くに掛けてあった白いパーカーを手に取る。大好きなエメラルドグリーンのワンピースの上から袖を通し、軽く位置を直す。
 小さなピンクの花柄が袖に描かれたとても可愛らしいその白いパーカーが汚れてしまうのは少し嫌だったが、今回の報酬に比べればどうでもよく感じる。



「よし。じゃあ、そろそろ行こうか」


 緑と白が交互に飾られたモチーフのブレスレットを腕に通し、お気に入りのカップへ珈琲を注ぎ始めたみくにそう声を掛けた。
 みくは慌てて珈琲を注ぐ手を速め、左手を前に出して止めるような仕草を見せ、喉を指差し急いで飲んでますアピールをしてきた。

 アタシは親指を横にたてた左手を首にスライドし、その親指を勢いよく下に降ろした。“早くしないと死ぬぞ。いや、てかアタシが殺めるぞ。”というサインだ。
 珈琲を勢いよく飲み干したみくは、何度か咳をしたあとカップを机にコンッと置いた。だが、まだむせている。


「ほらぁ。そんなに咳してちゃあ仕事できないんじゃないのぉ?」


 少し馬鹿にするように肩をすくめてプククと笑うと、みくは挑発されたのに怒ったのか顔を真っ赤にしてがに股で震えていた。
 するとみくはビシッとアタシを指差して「アンタからかってるでしょっ!!!」とプンスカしながら怒鳴ってきた。
 アタシは「ええ、からかってますよぉ?」と言うと舌を突き出して両手を顔の横で振ってみせた。


 「このーっ!!!」と言いながらどすどす走ってこちらにくるみくを再び挑発するようにして後ろ向きに足を走らせた。


「悔しかったら早くここまでおいでーっ」


 そう言いながら玄関で一目惚れしたブーツに足を通した。履いてる間にもみくはプンプンしている。純粋なのか馬鹿なのかは知らないが、まあこういうのに引っ掛かりやすいのは事実だ。
 踵を直すように、両足の爪先で床の音をとんとん鳴らした。

10:玖嶺羽*くれは*:2014/02/17(月) 08:49 ID:.3E

すごい面白いです!
登場人物の口調が…私こういうの大好きです!
これからも頑張って下さい!

11:黒夜:2014/02/21(金) 16:51 ID:noE

面白いです

12:ぜろ@花宮真:2014/03/10(月) 20:10 ID:YnM



@ 玖嶺羽*くれは* さま

面白いなんて本当にありがとうございます(><)
私もこういう口調大好きなんですwww
頑張ります!!ありがとうございます!!!


@ 黒夜 さま

ありがとうございます!!!
すっごい嬉しいです。
頑張ります!!


________________


またしばらく放置しててすみませんでした!!
もうすぐ卒業ということでバタバタしていて……。

また頑張っていきますので
どうぞよろしくお願い致します。


あ、あと、名前変えました。
まこたん大好きです愛してます。


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