*.°カゲプロ×終プロ°.*

葉っぱ天国 > 二次創作 > スレ一覧 [書き込む] Twitter シェアする? ▼下へ
1:紺音シキ:2014/08/16(土) 15:18 ID:m8w

 はじめまして、紺音シキです。
 小説版や短編集版でも活動中です^^
 二次創作版は初の試みですので、上手くできる自信はほぼ0%に近いですw
 
 内容的にはスレタイ通りです。カゲプロと終プロのキャラコラボをします^^
 ストーリーやキャラのCPのリクエストは常時受け付けてます♪
 ただし ・1ストーリーにカゲプロ、終プロキャラ各自一人ずつ必ず入れること 
     ・1ストーリーにつき最高人数は4人まで
 この二つの条件に沿ってリクエストしてくださると幸いです*

 アドバイスや感想くれると、本当に嬉しいです^^♪
 辛口でも全然おKですので、その辺よろしくお願いします。

 では、早速始めます!
 これからよろしくお願いします´`*

2:紺音シキ:2014/08/16(土) 15:54 ID:m8w


【組み合わせ】 シンタロー×A弥
【ストーリー】 オカルト話で盛り上がってみた。

3:紺音シキ:2014/08/16(土) 16:33 ID:m8w

 薄暗くなった部屋の中にM二つの人影が見える。
 ゴクリと唾を飲み、食い入るように相手を見つめる暑苦しい姿。
 口角をニヤリと上げ、相手の反応を楽しげに見ている姿。
 ポツリと灯っているロウソクは、そんな二人の顔を不気味に照らしている。

「それは、首を吊った死体だったんだよ」

「うわぁぁあぁ!! も、もうやめてくれ! 頼む!」

「ハハッ・・・・・・。この話は他の人にもしたんだけど、君が一番いい反応してるよ、シンタロー」

「A弥の話が怖すぎるんだよ!」

 シンタローは涙目でA弥を見た。
 A弥は、そんな反応がいいシンタローを愉快そうに見ている。
 シンタローは、とうとう我慢の限界に達し、ロウソクを消して電気をつけた。

「あーあ、なんでつけるのさ」

「もう聞きたくねーからだろうが!!」

「へぇ? 君が暑いって言うから、せっかくちょっとした噂話を聞かせてあげてるのに」

「いや、もう涼しい! もう涼しい通り越して寒いわっ!」

「そっか。じゃあ、今度はシンタロー。君が僕に怪談話を聞かせてよ」

「は?」

 A弥の言葉に、ポカンと口を開けっぱなしにするシンタロー。
 そんな無茶ぶりあるか、と心の中でツッコミを入れてから、噂話は何かあったかと考えてみる。
 そうだな・・・・・・。前興味本意で調べた都市伝説なんか言ってやるか。
 そう思ったシンタローは、どれが一番怖いかなと記憶を遡り始める。
 
「じゃあ、孤独の隠れんぼとかー・・・・・・」

4:紺音シキ:2014/08/21(木) 12:55 ID:qK6

「それ知ってるから言わなくていいよ。あと、『孤独』じゃなくて『独り』ね」

そうバッサリ切り捨てられてしまったシンタローは、正直これ以外ネタがないような気がしていた。
シンタローは普段、オカルト話が苦手でパソコンの前にいても検索しようとはしていなかった。
だから、シンタローにはその辺の知識が全くなかった。

「シンタロー?」

 何も知らないA弥はシンタローの話を楽しみにしていた。
 なにも知らないなんて言ったら……。
 シンタローは残念そうにするA弥の姿を想像してしまい、罪悪感が胸を締め付ける。
 こうなったら、と妹に聞いた噂話を全力で脳を回転させて思い出していった。

「じゃ、じゃあ……『猿の手』とか?」

「知ってる」

「『メリーさんの電話』は?」

「王道だね」

「『ドッペルゲンガー』!」

「……狙ってる?」

「は?」

「いや、なんでもないんだ。ところで、今まで言ったやつは全部知ってるよ」

 A弥は退屈そうに欠伸をした。
 あぁ、きっとシンタローはオカルトが苦手なんだろうな。さっきのビビりようからしても、ネタのなさにしても。
 A弥は、一生懸命考えるシンタローを目に映しながらそう思った。
 シンタローは、ふとある話を思い出した。

「じゃあ、なんか絶対に声に出して読んじゃいけない詩って知ってるか?」

「……なに、それ?」

 シンタローはA弥が初めて反応を見せてくれたことに安堵と喜びを感じた。
 A弥は早く話の続きが聞きたくてしかたなかった。

「よくは知らねーんだけど、地獄を旅する内容の詩で、声に出して読むと悪いことが起きるらしいぜ」

「へぇ……。で、声に出さなかったら?」

「大丈夫だそうだ」

「ふぅん。また探してみるよ」

「はぁ? ……まぁ、なんでもいいよ。俺に迷惑かけないんだからな」

「じゃあ、見つけたら真っ先にシンタローに連絡するよ」

「やめろよな!? あ、それと、俺もうネタが無いからA弥の聞いてるな」

「わかった。 んー……そうだなぁ」

 A弥はシンタローの話に満足していたため、特に反論もしなかった。
 シンタローは素直に了承してくれて、ホッと息をついた。

5:紺音シキ:2014/08/21(木) 12:56 ID:qK6

「じゃあ、これは知ってるかな? 鏡とじゃんけんしてみたら……みたいなやつ」

「なだよ、それ」

 「なんかね、ある男が鏡の自分とじゃんけんしていたんだ。そしたら、鏡の中の自分に勝ったんだ」

「……は?」

「そしたら、鏡の中の自分は悔しそうに顔を歪めたらしいよ」

「いやいや、おかしいだろ! なんで鏡に映ってる自分が違う手だして表情変えるんだよ!」

「ま、ただの都市伝説だからね。おかしいと思うなら試してみたらいいじゃないか」

「ぜってーやらねぇ。つか、今ので鏡を見れなくなった気がする」

 シンタローは身震いをして、A弥を見つめた。
 A弥は、さも可笑しそうにシンタローを見つめ返していた。
 少しの間の沈黙。それを破ったのは、A弥だった。

「じゃあ、次が最後だね。時間的に」

「ああ、そうだな」

 シンタローは内心ホッとしていた。
 よかった……。まぁ、これでモモたちにしゃべれるネタが増えたな。
 A弥はと言うと、実に残念そうな顔をしていた。
 時間、か……。じゃあ次はB子たちに今日の話をしてあげようかな。
 それぞれの想いを抱えながら、最後の話を語り、聞いた。

「昔、アナログテレビってあったよね。 アナログの頃、放送終了後のノイズ画面が出たくらい知ってるだろう?」

「それぐらい知ってるわ!」

「で、そのノイズ画面はずっと眺めいたら何かが浮かんでくるとか、死ぬとか言われてるんだよ」

「まじか……。まぁ、もうアナログテレビなんてないしな」

「そうかな? どこかにはあると思うよ」

「いや、絶対ないな」

「それは、おかしいよ。この世界に絶対なんてないんだからね」

「は?」

「いつまでも団員と笑い合っていられる、そんな平凡な日々が続くかなんてわからないからね」

 シンタローは急にそんなことを言い出したA弥が、なにを思ってそんなことを言ってきたのかわからなかった。
 A弥は、そんなシンタローのに気づき、フッと微笑んだ。

「今はわからなくていいよ」

 それだけ言うと、A弥は立ち上がって部屋から出た。
 一人、部屋に残されたシンタローは、オカルト話よりも今のA弥の話の方が怖く感じた。
 その時、シンタローの視界に映ったあるもの。

「か、がみ……?」

 そうつぶやいた瞬間、鏡の中のシンタローがニヤリと口角を上げたような気がした。
 部屋の中で、シンタローの叫び声がこだまする。

 その話をA弥に話してみたところ、ある答えが返ってきた。
 その答えは、シンタローだけにささやかれ、他に知る者はいない。
 他人が知っているのは、シンタローの叫び声が2回聞こえたことだけだった。


書き込む 最新10 サイトマップ