マギ

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1:つのひつじ:2014/09/23(火) 15:08 ID:s5E


初めまして、つのひつじです。

マギの二次創作を書きます。

パソコンは借りているので更新頻度はマチマチです。

コメント等いただけたら嬉しいです。悪口、荒らしは受け付けません。

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――

「はぁ・・・暑い・・・。」

後ろのほうで愚痴を言っている少年に少女はきっぱりと言った。

「黙れ、歩け。」

「・・・お前って、本当に可愛くねえのな。」

言われた瞬間に少女は怒りを露わにして、少年に言い返した。

「悪かったな。お前もかっこよくないから安心しろ。」

「何だと!?」

「うるさい、黙れ。」

「あーー!!いらいらするっ!!」

街中で見たら、微笑ましい光景だったが、彼女たちがいるのは砂漠の中心だった。

「何でお前は平気なんだよ!」

イライラを募らせた少年は砂漠でもピンピンしている少女に八つ当たりを始めたが

「お前みたいに、うるさく喋らないからだ。」

と、その八つ当たりもあっさりと言い返されてしまった。

「それに、もうすぐ町だろ。疲れたなら私が背負ってやるから、今は歩け。」

「・・・へーい。」

「ん?なんだ、もう疲れたのか?・・・いったん休むか?」

少女の提案を少年は断った。

「いいって、それよりお前は疲れてないのか?」

「私は平気だ。・・・先を急ごう。」

俺は、本当は今すぐにでも休みたかったが、あいつの手前言い出しづらかった。

少しでも、あいつから疲れたって言ってくれればな・・・。

「ああ、急ごうぜ。」

そう言ったものの思ったより道のりは長く、奇妙な感覚と共に俺の意識は途切れた。

先を歩いていた少女の後ろでドサッと何かが倒れる音がした。

慌てて少女はかけよる。

「大丈夫か!?」

反応がない少年に少女は慌てつつ、少年を抱きかかえて町へと急いだ。

2:つのひつじ:2014/09/25(木) 17:20 ID:s5E


早くしないと。まだ町は見えない。手遅れになったら・・・。

冷静になれない。私のせいだ・・・。でも、泣くな。まだ、死んでないんだから。

もっと、自分の足が速ければ・・・。もっと、私に力があったら・・・。

「お願いだから、死なないで・・・・。」

今のこの状況は、あの出来事を思い出させるには充分だった。

「ん・・・ぁ・・・・。」

良かった、起きたのか。

「あれ?・・・俺は・・・。」

「倒れたんだ。ごめん、無理させて。」

素直に謝られてびっくりした。

「い、いや・・・。俺こそ、ごめん。」

「もうすぐ町に着く。このまま・・・・」

言いかけて、気づいた。

「どうした?」

少年の顔が震えていることに。

「・・・・・・・。」

よほど、怖い夢でも見ていたのだろうか、と心配していると

「降ろせーーーーーー!!」

叫ばれた。

「何だ!?・・・って言うか、うるさい!!」

優しく接していた少女も素に戻って怒鳴る。

「お、お前!何で、お姫様だっこなんだよ!?」

少年は今、少女にお姫様だっこされていた。

「一番運びやすいからだ!!」

「お・ろ・せっ!!」

渋々少年を降ろす。

「町が見えたぞ、行こうか。」

「・・・・・・ああ。」

まだフラフラしているな・・・アイツ。

「うわっ!??」

少年は砂に埋もれていた段差に躓いていた。

「おい、馬鹿・・・。」

バランスを取れず後の人にぶつかる。

「う、わわ・・・・。」

頭が痛いのは、アイツのせいだと思った。

あのアホは目を回して、既に気絶していた。

3:つのひつじ:2014/09/27(土) 18:13 ID:s5E


「すみません、大丈夫ですか?」

ああ、当の本人は何も言わなくて済むから楽だな・・・。

「ああ、いや・・・。俺は大丈夫です。」

綺麗な金色の髪をした少年が答える。

「本当にすみませんでした。」

短く謝る。

「いや、本当に良いって!」

困らせてしまった。・・・でもな・・・。

「それより、連れの人は大丈夫そうか?」

すっかり忘れていた。

「ええ、大丈夫です。頑丈がとりえですから、こいつ。」

かすかに微笑しつつ、踵を返す。

「あ、待っ・・・。」

呼び止めようとすると、アラジンが先に喋った。

「お姉さん、良かったら僕も手伝うよ。」

「・・・え?いや、でも悪い・・・。」

断ろうとしたらアラジンはさらにこう続けた。

「嫌なのかい?」

「・・・い、嫌ではないが・・・・。」

するとアラジンはにっこりと笑って

「じゃあ、手伝うよ!・・・ダメかい?」

少女も根負けして頷いた。

「じゃあ、お願いしてもいいか?」

アラジンは満面の笑みで

「勿論さ!!」

と言った。

少女は微笑しつつ

「名前を教えてもらっても良いか?」

と訊いた。

「僕は、アラジン!お姉さんの名前は?」

「私か?私は・・・アスカだ。アスカ・ユリシア。」

「よろしくね、アスカさん!」

「こちらこそ、アラジン。」

ハッとして金髪の少年も名乗る。

「俺は、アリババ・サルージャだ。よろしく、アスカ。」

続けてもう一人も名乗る。

「私は、モルジアナです。・・・アスカさん、よろしくお願いします。」

微笑してアスカも言う。

「・・・アラジン、アリババ、モルジアナか。よろしく頼む。」

さっきの表情とは一転して呆れた顔をしつつ

「この、伸びている馬鹿はトキだ。」

そして、できればと付け加える。

「この馬鹿を運んだ後でも、一緒に話をしたりしたい。」

とりあえずは、と話を戻す。

「この馬鹿を運ぶのを手伝ってほしい。」

4:ルナ覇◆e.:2014/09/27(土) 20:44 ID:kj2

おぉ〜!!上手いですね!!
続き楽しみです!

5:つのひつじ:2014/09/30(火) 21:01 ID:s5E

ルナ覇さん、ありがとうございます!!

涙が出るほど嬉しいです!

これからも、読んでくださるとありがたいです(´v`*)

6:つのひつじ:2014/09/30(火) 21:27 ID:s5E

病院についたから、トキをベットに降ろす。

2日前まで、こんなに賑やかな旅ができるなんて思ってなかったな・・・。

だからこそ、訊きたいことは訊こう。

「訊いてもいいかな?モルジアナ。」

敢えて、何を訊きたいのかは言わない。

案の定、モルジアナは答えてくれた。

「・・・何を、ですか?」

「・・・その髪の色。・・・ファナリスじゃないか?」

モルジアナが目を見開き、

「・・・はい、そうです。」

そう言って、私をまっすぐな目で見つめた。

私は訊ねた。

「モルジアナ、君は・・・酷いことはされなかったか?」

場が静まり返る。

「ごめん、訊くべきじゃなかったな。」

モルジアナが口を開く。

「いえ。・・・心配してくれたんですよね?ありがとうございます。」

優しいな。しっかり、前を向いている。

―――――――――

ごめんなさい、一旦切ります。

7:つのひつじ:2014/10/03(金) 18:51 ID:s5E


・・・これから、どうするか。

話すことは特にない・・・が、さっきの発言で変な空気にしてしまった。

考えていると、後で物音がした。

「・・・ん?」

後ろを振り返るとトキが起きかけていた。

安心しつつ若干呆れる。今更か、と。

「・・・ふあぁぁ。・・・ん〜良く寝た・・・」

そして周りを見回し

「へっ?」

と間抜けな声を出していた。そして、少し考え込む。

「・・・えぇと、どういう状況?」

結局答えが出ないからアスカに答えを求めた。

「・・・お前が・・・転んで気絶したから、手伝ってもらったんだ。」

顔に怒りを露わにして渋々説明した。

「あ・・・。」

自分のせいだとようやく理解できた。

「す、すみません!!」

全力で謝ると笑って許してくれた。

「ああ、いや・・・こっちこそ、色々お世話になったし・・・。」

するとアスカが慌てる。

「アリババ!?いや、迷惑しかかけていないんだが!?」

この人はアリババと言うのか。・・・ん?ちょっと待てよ。

「あ、あの・・・。」

おどおどしてるのは名前が分からないせいだと勘違いされたのか

「あ、俺はアリババだ。よろしくな?」

あまりにも爽やかな挨拶をされた。驚きつつも自己紹介をする。

「あ、俺はトキって言って・・・なんか、迷惑かけたみたいで・・・すみません。」

って、そうじゃなくて!

「あ、あの!アリババさん!・・・アスカと仲良いんですね。」

勢いに任せて言う。

「ん?・・・・・・そうか??」

あっさりと流された。なおも質問を続けようとする俺を見かねたのか

「おい、こっちへ来い。」

と、アスカに呼ばれた。

「ん?」

返事をしつつ、アスカに近寄ろうとすると、俺とアスカの間に一人の男が立ちはだかった。

「動くな。」

そういって、俺たちをけん制しながら

「お前ら、全員手を上げろ!!」

そう言い

「この病院は俺たちが占拠した!」

と高らかに宣言した。

「ええ?・・・嘘だろ。」

一難去ってまた一難ってやつだ。

しかし、とアスカの表情は何かを考え付いたかのように笑ってた。

そして・・・俺も。

8:つのひつじ:2014/10/04(土) 08:39 ID:s5E


すみません。

しかし、と・・・ではなく、しかし、でした。

9:ショウ:2014/10/11(土) 17:15 ID:SZM

どうもショウです

よければ一緒に書いてもいいでしょうか

パソコンは借りているのでいつ来れるかわかりませんが・・・

10:つのひつじ:2014/10/12(日) 21:57 ID:s5E


よろしくお願いします!

でも、私マイペースなので・・・。

迷惑かけてしまったらすみません。

11:つのひつじ:2014/10/15(水) 17:58 ID:s5E


普段は空回りしあう気持ちも不思議と合わさる時がある。

それが〈今〉だなんて、もう笑うしかないかもな。

アスカの視線は男と、男の持っている剣へと。

俺の目線はさっき人質にされた女の人へと。

お互いに目を合わせ、微笑みそれぞれの役目を果たす為に動く。

「こっち向きやがれ!!」

視線を俺に向け何かを喋ろうとした強盗はアスカにねじ伏せられていた。

「いてぇ!!」

苦痛に顔をゆがめる男を無視してアスカは喋る。

「おい、いつまでも突っ立ってるな。剣を拾え。」

因みに助けられた人は礼を言って立ち去って行った。

「聞いてるのか?」

俺がポケーっとしていると早く拾え、と催促がとんできた。

「あ、おう。」

と、まあそんな感じで見事に解決した。

それと、連れていかれた強盗の顔には涙が浮かんでいた。

12:つのひつじ:2014/10/19(日) 21:46 ID:s5E


連れていかれた強盗を眺めて

「馬鹿なやつ。」

と、ボクは鼻で笑った。

どこかで、そんなボクを咎めるような声が聞こえた気がした。



「・・・無事に解決してよかったな。怪我人も出なかったし。」

「ああ、そうだな。」

短い会話は途切れて消えた。

言葉を探して、話をそらす。

「そういえば、アラジンも、アリババも綺麗な髪の色をしているよな。」

自分で言っといてなんだが、後悔した。

アリババは少し驚いて

「あ、ああ。そうか?」

と返してきたから、頷く。

するとアラジンは

「お姉さんの髪も、綺麗な黒色をしているよね!」

と言われた。褒められ慣れて無いから照れる。

「トキさんも、素敵な赤い髪の毛だよね!」

と馬鹿は褒められて、嬉しそうに

「だろー?!燃える赤ってな!!」

と自慢げだった。

目指す目的地までの道のりは、まだまだ先だ。



人生なんて、不平等だ。

人の上に人はいるし、人と人は違うんだから。

手にした自由は重たくて。

初めて見た空も、街も、星も、何一つボクの心を感動させてくれない。

自分の名前がいつの間にか嫌いになって。

どうして、ボクらは違うんだろう。

なんて、人生を不平等だと唱えた自分が一番納得していなかったり。

それでも世界は変わる。

人が生まれて、消えて。世界は確かに

ボクをおいて、巡ってる。

楽しいのも、嬉しかったことも無かったボクにとっては

すべては運命で決まってるなんて言葉は

運命なんてものは

否定できた。

13:つのひつじ:2014/10/26(日) 08:02 ID:s5E


静かな町に響く怒鳴り声。

何事か、と振り返った人達は皆目を伏せて再び歩き出す。

目の前には、この街の闇が広がっている。

「誰がお前らみたいなのに好き好んで金なんか貸すかよ!!」

「お願いします!妹が・・・このままじゃ妹が!!」

「離せ!僕の服が汚れるだろ!!」

ふと、遠くで何かが聞こえる。立ち止まって、気づいてほしいと。助けてほしいと。

「・・・?なぁ、アラジン」

アラジンは声が聞こえた方を見ている。

「・・・アラジン?」

アラジンはポツリと呟く。

「・・・・・・行かなくちゃ。」

走り出すアラジンを慌てて追いかける。

「おい、アラジン!?」

「ええ!?何、何で走ってんの!??」

「アラジン、どうかしたのか!?」

息を切らしてついた場所には、救いがない。誰も、助けようとしない。

きっと、私も・・・。

「大丈夫かい?お兄さん!!」

私の考えを壊して

「大丈夫か!?」

一歩をためらうことも無く。

「妹が・・・・、助けなきゃ・・・。」

彼らは手を差し伸べる。

「まずは移動しよう!話はその後に!!」

当たり前のように。

14:つのひつじ:2014/11/01(土) 15:00 ID:s5E

落ち着いた男は自分の身の上を話し出した。

自分はスラム街出身で妹と暮らしていたがその妹が病気になりお金が必要だったこと。

そして男は【サイ】と名乗った。

アラジン達はそれぞれ助ける方法を考えていた。

そんな中、私は未だあの時動けなかった自分を恥じていた。

トキは気に病むな、と言っていたが・・・。

居ても立っても居られず、すまんといって席を外す。

「ねえ、トキさん。お姉さんはどうかしたのかい?」

すると慌ててトキが答えた。

「いや、アイツさ・・・悪い奴じゃないんだ。・・・えーっと、だから・・・。」

俺がしどろもどろになって言っているとすごい形相でアスカが戻ってきた

「ど、どうした!?」

びっくりして俺が聞くと、目を逸らしながら

「喉、乾いたろ・・・飲み物を、えっと・・・。」

どうやら飲み物を買いに行っていたらしい。

「ありがとな」

ボソッと俺が行ったのが聞こえたらしく顔がじわじわ赤くなっている

「ほ、ほらお前らも・・・。」

そう言って皆に配っていた。

・・・まあ、そうだろうと思ったけどさ。

「よし。じゃ、とりあえず街に行ってみるか。」

とアリババが言うと

「そうですね」

とピンク髪の子が・・・ああ、名前なんだっけな。

「じゃあ、行こうかモルさん、アリババくん!!」

あ、モルさんか・・・モル何とかか・・・うーん。

するとモル何とかさんが考えてる俺を心配してくれた。

「大丈夫ですか?」

その優しい心遣いに感動して、つい

「ああ、大丈夫だ。ありがとなモルさん。」

曖昧にアラジンが言っていた名前を口にする。

「も、モルさん・・・?」

やばい・・・どうしようか。

15:つのひつじ:2014/11/01(土) 15:03 ID:s5E

すみません。

×ボソッと俺が行った

ではなく

○ボソッと俺が言った

でした・・・。

16:つのひつじ:2014/11/04(火) 16:18 ID:s5E


つかつかと後から足音が聞こえた。

振り向いた瞬間に自分の顔に何かが当たる。

痛みが過ぎ去ったら今度は眠気が襲ってくる。

何があったのか、と必死になって目を開けると顔を真っ赤にして立っているアスカが居た。

大体、状況を理解できたから、寝ても問題ないか。なんて。



顔が熱くなる。怒っているせいだろうか?

「すまん、モルジアナ!!」

モルジアナは困った顔をして

「い、いえ。少し驚いただけですから・・・大丈夫です。」

こうして私はまた馬鹿を背負っていく羽目になった。

17:つのひつじ:2014/11/08(土) 21:10 ID:s5E


「よ・・・いしょっと。」

意外と、こいつ重いんだな。

モルジアナが手伝うと言ってくれたが流石にそこまで甘えられない。

・・・まぁ、私が気絶させたんだから、当り前だよな。

フラフラ歩いていたら人にぶつかった。

謝ろうとしたら、先に向こうが話しかけてきた。

「いやぁ、ごめんね?大丈夫??」

中性的な顔立ちの為男かよくわからない。

「ああ、いや・・・こちらこそ。すみませんでした。」

私は謝ってそのまま歩こうとしたら中性的な顔の人は笑い出した。

「あはっ、あははは・・・!!」

ん?

瞳に涙を浮かべながら「ねぇ、その人置いてくの?」と言った。

よく見たらぶつかったときに馬鹿を落としていたらしい。

恥ずかしくて顔が赤くなる。

「それじゃあ・・・」と足早に去っていこうとしたらすたすたと着いて来た。

「なんか、君の子と気に入ったからついて行ってみいいかな?」

いきなりすぎる。

アラジンに追いついて話をしたら大丈夫とのことだった。

こうして、旅の仲間が増えた。

18:つのひつじ:2014/11/15(土) 13:37 ID:s5E


「・・・あのさ」

と言うと、中性的な顔立ちな奴は

「なぁ〜に?」

と、妙に間延びした返事をした。

当然だが俺は混乱している。

起きたらいきなり知らないやつがいて「よろしくねっ。」と言われたら誰だって混乱するだろう。

さし当たって名前を訊いてみよう。

「なあ、アンタの名前は?」

と言うと「う〜ん・・・名前・・・。」と唸って

露草の葉を見つけてニコッと笑い

「ああ、名前ね!」

とわざとらしく笑い

「ツユクサだよ!ボクの名前!!」

と実にうさんくさい自己紹介をしてきた。

なので俺も

「よろしくなツユクサ。俺はアカクサだ。」

と嘘を言ったら

「へぇーアカクサくんか。言いにくい名前だね!」

と笑顔で言われた。

19:つのひつじ:2014/11/23(日) 20:27 ID:s5E


ツユクサとアスカは和やかに会話をしているが、俺に向ける視線は鋭かった。

「ね?無理だったでしょ?」

「ああ。やはりこの国はおかしいな。」

いったい何の話をしているんだか。

「モルジアナ、そっちはどうだった?」

あ、そうそう。モルジアナか。

「・・・いえ、私は特に。」

「そうか・・・・。」

俺、蚊帳の外。

「だーかーら!ボクに頼ればいいんだって!!」

そう言ってツユクサは大量の金をばら撒いた。

「・・・・ね?」

・・・こいつ、いったい何者なんだ?!

20:つのひつじ:2014/12/21(日) 12:22 ID:s5E


ツユクサがばら撒いた金を拾って薬を買いに行く。

スラム街とアスド街には大きな柵で区切りがつけられていた。

この先スラム街。と、ドクロマークが書いてある看板があった。

「・・・人が人を差別するのか。この国は最低だな。」

・・・俺も同感だ。

「行こう。」

柵を越えると小さい女の子がサイに飛びつく。

「お兄ちゃんー!」

「アイサ!!」

「お兄ちゃん、大丈夫だった?」

「ああ、アイサこそ良い子にしてたか?」

「うんっ!!」

「おー、良い返事だな!」

・・・・入り込めない。

どうしよ・・・。


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