泣いちゃいそうだよ オリジナル小説

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1:なちりん:2015/02/20(金) 00:53 ID:RhY

泣いちゃいそうだよを知らない人でも、見てくださると嬉しいです。感想や、コメント、よろしくお願い致します。

2:なちりん:2015/02/20(金) 01:32 ID:RhY

主人公は、凛で行きます。
オリジナル小説なので、設定が違うと思いますが。

小説
「凛ー。早くしないと置いてくよ。」
こう言っているのは、親友の川上真緒。とは言っても、中学校の時は、意地悪で、何度も真緒に悩まされたよ。でも、今は、いい子だって思ってる。高2の時、崇から突然別れようって言われたとき、側にいて励ましてくれた。あっ、自己紹介しないと。私、小川凛。高校3年生。今日は、真緒と千花と詩織と四人で、サッカー部の応援に来ている。もっちろん、崇の応援だよ。
「真緒、私、崇に差し入れしに行ってくるから先席とってて。」
「うん、行ってきなよ。」
一番の理解者でもある真緒。湾岸高校の初めての友達。そして、彼氏。私には、大切なものが沢山ある。走っていく先に、見た事のあるシルエットがあった。崇だ。
「崇。」
「あっ、凛。応援来てくれたんだ。」
私の呼びかけに気づいた崇がこっちにやってくる。広瀬崇。中学2年の時に、やっと両想いに慣れた。あの時のことは、まるで昨日のことの様に思える。去年の別れた期間があったから、会える時間が、奇跡みたいに思えて、大事に使っている。つい、口元を緩ませた。
「崇、これ。差し入れ。食べてね。」
「サンキュ、凛。じゃぁ、後で。」
走っていく後ろ姿を見守ると、私も歩き出した。あっ、そいえば、真緒は、高校を卒業したら、藤井率先輩と結婚するらしい。率先輩は、今年入ってきた、藤井彩ちゃんのお兄さん。彩ちゃんは、中学時代の吹奏楽部の後輩で、三島くんの従兄弟の佐藤佑樹君と付き合っている。三島くんは、私の妹の彼氏。一時期、別れていたけど、お互いに好きあってるのが分かって、去年寄りを戻した。話はずれたけど、今は、席に着き、真緒と駄べっている。
「凛、何考えてたの?」
「ううん。色んなことが重なって、整理してただけだよ。」
「そう。あんたは、いつも一人で抱え込みすぎ。いつでも話聞いて上げるからね。頼ってよ?」
「うん、ありがとう。」

3:なちりん:2015/02/22(日) 22:02 ID:HBg

今日の試合は、見事に勝った。特に、後半から終盤にかけて、崇が連続でシュートした。その時、真緒と大喜びをした。それで、今は崇を待っている。打ち上げ切って、一緒に帰るって言うから最初は、反対したんだけどね。
「あっ、凛。ごめん、遅くなって。」
「ううん、大丈夫。行こっか。」
二人で手を繋ぎ一緒に歩く。そいえば、初めて手をつないだ時は確か・・・、おじいちゃんが死んだ時だったよね。広瀬崇大さん。子供の頃に何回か読んだことのある絵本の作者だったんだ。あの時、初めて崇って呼んだんだよね。
「凛、最近痩せたよな?」
「そうかな?いっぱいご飯食べてるけどな・・。あっ、あれかな?」
「ん?」
「吹奏楽の練習で、腹筋とかしてるから、痩せたんじゃないかな?多分・」
なんだか、私が私じゃないみたいだなー。あの時のせいなのかな?失恋って、やっぱり辛いから、ご飯なんて食べる気にもなれんかったもん。離れてたことが、まるで嘘みたいに、毎日会える時間を作ってる。この1分1分が大切なのが身に染みてわかる。
「そっか。あんまり無理すんなよ?」
「うん、崇も試合頑張ってね。見に行くから。」
「うん。」
知らない間に見つめあっていて、そのことに気付き、顔を紅色に染め、顔を背けようとした。その時、唇に柔らかい感触がした。触れるだけのキスをして、顔を話すと、崇はまた明日って言って、走っていった。私は、唇に手を当てたまま、三十秒ぐらいじっとしていた。

4:なちりん:2015/02/23(月) 20:24 ID:bHs

第一章 END

5:ゆっこ:2015/04/10(金) 18:16 ID:xIw

はじめまして。
おもしろいです!
私も、泣いちゃいファンです!
もっと書いてください!!

6:なっちー&◆jE:2015/04/10(金) 20:36 ID:s.2

ゆっこさん、ありがとうございます。
嬉しいお言葉を頂き、光栄です。

7:なっちー&◆jE:2015/04/10(金) 21:05 ID:s.2

第二章
春の日差しが、やけに眩しく感じて、下に目を向けた。今は5月。先月は、私の誕生日だった。崇や河野。真緒に千花に詩織。大親友の萌。崇が、家に行ってもいいって事で、そこで誕生日会をした。そいえばその日、河野の彼女の柚ちゃんが来たんだよ。春休みに来るって言ってたんだけど、予定が狂って、その日になっちゃったんだって。河野が言った通り、私達は意気投合し、アドレス交換をした。最近でも、毎日メールくれるんだよ。
宛先rin,-------------
件名なし
本文
私、洋人が好きな人って、どんな人
なんだろうって思ってたけど、凛さ
んは優しくて面白くて、どこか頼り
外があって。洋人が好きになるのも
わかります。私、凛さんと、友達に
なれて良かったです(♡˙︶˙♡)。

最初のメールは、こんな内容だったんだよ。やけに律儀で、どこか私に似てるっていう河野の言葉は当たっていた。柚ちゃんは、一途だなって思ったよ。あんなに優しくて綺麗な人って、やたら性格が悪い人が多いけど、柚ちゃんはそういうのがなかった。人懐っこくて、曇りのない笑顔が顔満篇に広がっている感じ。
「凛、おはよう。」
後ろから、肩にポンっと手を置かれ、私は振り返らずに、答えた。
「崇でしょ。」
私はそう言って後ろを振り向いた。肩に手を置いたのは崇ではなく、河野だった。
「ひどいなー。間違えるなんて。」
ちぇーっ、と呟きながらも、笑顔で私を見ていた。そして、私の手を取った。
「いこ。」
「あっ、おい、待てよっ。」
「やだよー。」
手を繋いで私たちが走ると、河野も後ろから追い掛けて来た。これは、いつものお約束なんだ。

8:名無し:2015/04/11(土) 13:21 ID:cAE

泣いちゃいそうだよ、私も好きですよ!

9:なっちー&◆jE:2015/04/12(日) 13:02 ID:YIQ

名無しさん、書き込みありがとうございます。

では、続きを・・・。
「凛ちゃん先輩、おはようございます。」
この声は・・・。
「彩ちゃんっ、おはよう。」
そう、この春入学して来た藤井彩ちゃん。
中学の時の後輩なんだ。可愛くて、面白くて・・・。今年卒業していった、率先輩の妹さん。
そいえば、率先輩で思い出したんだけどね。
真緒ったら、本当は別れるつもり無いんだって。
本人には、
「彩ちゃんが合格したから、後一年は別れないであげる。」
って言ってるみたいだけど。
中学の時、長年の思いを崇に告げた真緒。
でも、その思いは宿らなくて。
私は、そんな真緒が嫌いだった。美人なのを鼻に掛けていて、意地悪で・・・。
卒業式の日、真緒はこう言った。
「小川さんの事見直した。去年言ったこと、取り消す。」
って。
この時、私ったら、全然真緒の事、分かってなかったんだよね。
両親が揃っていて、家族の団欒がある家と違って、真緒は一人で冷たいご飯を食べていた。
不器用だけど、本当は優しい。
そんな優しさがあることを、私は初めて知ったよ。


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