よくわかんない二次創作をageていく

葉っぱ天国 > 二次創作 > スレ一覧 [書き込む] Twitter シェアする? ▼下へ
1:名無し?かもね:2015/02/28(土) 20:16 ID:22I

こんなー 中二くさいかも 批判は別スレ立ててねお願い
 これは、架空の物語と思ってもらって相違ないだろう。
 これは、あくまで「夢物語」であるからこそ笑って済ませる話なのだから。
 始まりは初夏と呼ばれる、涼しげな夏の頃だった。
 
ある寂れた街に、不可解な3人の人影があった。
 1人は左目を隠した白髪の青年。
 1人は肌を青白い、と表現してもよい何か不満げな少年。
 そしてその少年もめったに居ないであろう白髪だった。
 もう1人は小柄な、いや、身のこなし、言動などからして決して少年ではない刈り上げの青年。
 「いや〜、まいったね!で、パッショーネのハルノはなんか言ってんの?リヴァイ!」
 リヴァイと呼ばれた青年は、問われたときとは反対に、そっけなく答えた。
 「何も言ってない。 場合によってはこっちに来るというだけで・・・・・・」
 話の途中にもう一人の少年が割り込んできた。
 「ゲタ吉さん、口を少しは慎んだらどうでしょうか?
  非常に不愉快、かつ、迷惑です」
 思ったことを言葉で、かつ、態度で表したらしく非常に不愉快そうだ。
 ゲタ吉と呼ばれた青年の顔が引きつった。
 「ヒロシくぅん、狙ってやってるでしょ――?」
 じりじりと2人の距離が縮まった。にらみ合い、お互いの肩をつかみ合う前に、もう一人の青年がため息をついた。
 「おい、また相手のことを刺し殺さんとする取っ組み合いになる前に言っとくぞ。今回はスケールが違うんだよ。
  なんたってア・キ・ラが『また』来るって話だからな――――――」 

2:名無し?かもね:2015/03/02(月) 20:39 ID:22I

支援してくれんと爆発するかも
誰かー この板でいいから書き込んでくれー
 アキラ、というのは一種の都市伝説のようなものだ。
内容は、その昔不思議な力を持った少年が、一国を治めた。
 名を 「大東京帝国」。但し、その力を持った少年は暴走し、
 破壊に走った。
 「だけどねぇ、」
 彼女はそうおどけて笑った。
 「それは『アキラ』じゃないんだってー」
 「―――と、言うと?」
 

 ここは中学校の図書室。
 放課後の内緒の密談、というと聞こえはいいが、
 ただの他愛ないお喋りで密談もくそもない。
 『アキラ』の話をしたのは 姫野 美琴。
 昔霊媒体質だったらしいが、今ではほとんどそんなことはない、と彼女は語る。
 「ヒロシくんは知ってる?」
 『アキラ』の話を持ちかけたヒロシ、という少年。
 学校1の秀才、と呼ばれる物静かな少年だ。
 「とりあえず、話の続きを聞きたいのですが」
 メガネのブリッジを指で上に押し上げながらけだるそうにそれだけ言った。
 「じゃあ、話すねっ」
 笑いながら彼女は答える。
 今、本当の意味での内緒の密談というものになってきているらしいが
 そのムードについて彼は特に興味はない。
 「『アキラ』も確かに不思議な力を持っていたの・・・・彼にもその素質があってね」
 「はい」
 いつもと変わらぬ調子で、ヒロシは話をするように促す。
 「うーん・・・。案外たくさんの人が力を持っていたのかもね。
  暴走した、って事になってるのはね、「大東京帝国」を治めた『アキラ』の・・・・何だろう、
  こう・・・あるじゃない、部下っていうか、なんていうか・・・・」
 「片腕?」
 「うん、そうそう!」
 なめらかに会話は続く。台本が始めからあったかのように。
 「でも、『アキラ』に指揮能力は無くって、結構やりたい放題だった、って話だけど?」
 「そこまでは、知っているんです」
 「そうだったの?・・・・案外、こういうの興味ないと思ってたけど・・・
  もしかして、違うのかな?」
 「興味があって調べているのではありませんが・・・・
  調べるよう頼まれていますから」
 「そうだったんだ!・・・・・・で、誰から?」
 「・・・・・・秘密です」
 「あーっ!せっかく話を教えてあげたのに!
  ずるいんだ、ずるいんだーっ!」
 まるで子供のような様で怒る美琴に、
 ヒロシは動揺を隠せず、慌てる。
 「いや・・・まだ全然話を聞いてな・・・・。」
 「もう、帰る!じゃーねっ、ヒロシ君!」
 彼女はふくれっ面で荒々しく図書室のドアを開けた。
 でも、もう一度ヒロシの方を振り向くと、
 「『アキラ』って力を残したまま生きているって噂もあるけど・・・・知ってる?」
 「初耳です」
 ヒロシは首を振る。
 「・・・・そう」
 満足げに微笑むと彼女は静かにドアを閉めた。
 ヒロシは己の興味からこの話を探ったのではない。
 
 

 昔、氷室さんから聞いたことがあった。
 「パッショーネ・・・・か」
 「?」
 私は聞きなれない単語に首をかしげるしかなかった。
 「あ、悪い、独り言だ、忘れてくれ」
 慌てる様子が可笑しくて、問い詰めてみた。
 「パッショーネって、何ですかあ?」
 「っ・・・・!美琴くん、やめてくれよ・・・・・・!」
 「やめてほしければ、話してください!」
 観念したらしく、首をすくめる。
 「イタリアの方で活動していた・・・・まあ、ギャングってやつだな。
  そいつが、日本に勢力を拡大してきたって話だ。
なんで俺にそんな話を持ちかけたんだろうな・・・。
  警察官の俺でも、管轄外だっつーに!」
 笑う氷室さんに、私も笑う。





 他人事。
 そう、他人事だと思ってた。
 ちがうの。
 関係ないの。
 関係ない。
 ウタノちゃんも。 
 リノちゃんも。
 ヒロシ君も。
 操ちゃんも。
 アキちゃんも。
 包丁さんだってきっとそう。






 アキラの・・・・せい?
  





 違う。
 他人事じゃない。
 嘘じゃ、ないんだ。
 アキラのせいでも、ないんだ。
夢でも、現実でも、嘘でもない、私がそう思っているだけの

 目を背けてはいけない現実。

長いww

3:名無し?かもね:2015/03/03(火) 20:12 ID:22I

もうやけだよ 二回一気に行きます

 「ねえ、」
 旧新街改革ホテル。
 それが今のこの廃墟の名前。
 そして、そこにたむろする不良とは一味違った世界の住人が3人。
 「ちょっとここはやばいと思うよ・・・、
  早く帰る支度しようね、リヴァイ?」
 「馬鹿か」
 焦る青年をよそに、冷たく言い放つもう1人の青年。
 「長年腐った世界に触れてきて頭まで腐っちまったのか?ゲタ吉。
  見ていくに決まってんだろうが」
 「そんな非科学的な・・・と思ってしまいますが、これが現実ですね」
 メガネのブリッジを指で押し上げ、知的な雰囲気を漂わせる、
 辺りの中学校だろうか、その制服を着た少年。
 「まあ、非科学的とかいう考えは捨てた方がいいと思うぞ、ヒロシ」
 異色な3人は安易に建物に立ち入ろうとする。
 それが死への第一歩だとは知らずに。



 「おっ・・・・おかしいよ・・・」
 荒い息をしながら、それでも走る少女。
 その足取りはふらふらとしていて、おぼつかない。
 ここは旧新街改革ホテル。
 私は、ここの友達とかくれんぼ中。
 どうしたんだろう。
 おかしいな。
 こんなところに来る子、いないはずなのに。
 「はあっ・・・・」
 部屋に入った瞬間、女の子は倒れこんでしまった。
 「どうしたの?」
 私にも驚いたらしく、立ち上がろうとしたのにまた転んでしまう。
 「ひっ・・・・・!」
 「あ、あなたも見たんだね」
 「ど、どういうこと?あなたもあのバケモノを・・・・?」
 無様な姿で私を見上げるこの女の子もきっとそうなんだ。
 「霊媒体質っていうのかなぁ、おばけみたいなものだよ。
  理科室に置いてある人体模型みたいのとか、顔だけのおばけでしょ?」
 「うん、そんな感じ。でもなんで知ってるの・・・?」
 「私も見たの。だから」
 「へ、へえ・・・・・」 
 「あとそいつら、危ないよ。私も襲われたことあるもん。
  見つかったと思ったらすぐ、走って逃げて」
 「・・・・・・!わかった。ありがとう。教えてくれて」
 「ううん。お礼なんていいの、だけど、頼みごとがあるんだ」
 「何?私にできることだったらなんだってするけど」
 「・・・あのね、3階の和室を開けてきてほしいの。
  お願いできる?」
 「うん。わかった」
 「お願い」
 女の子はすっかり回復したらしく、そのまま部屋を出た。
 思わず笑みが漏れる。
 罠とも知らずに、名前だけの「友情」に踊らされたことへの笑みが。

小5クオで悪かったな

4:名無し?かもね:2015/03/07(土) 22:25 ID:22I

 「ここが3階か・・・・・。」
 エレベーターを使って、苦労もせずに上った先の世界。
 「来ちゃったけどさ、どーすんだよ、さっさと帰ろうよ、
  な〜」
 同意を求めたようだが、誰も同意する者はいない。
 「ここまで来て戻れるか」
 リヴァイと呼ばれた青年は辺りを見回しながらゲタ吉と
 呼んだ青年を睨んだ。
 「そんなこと、言わずに、っ」
 ゲタ吉の発言はそこで一旦途切れた。
 同じ3階の部屋に居たらしい少女に思い切り激突されたからだ。
 「わあ、お嬢さん、ずいぶん熱烈だ・・ぐはっ」
 ゲタ吉が口を開いた瞬間、リヴァイの拳がゲタ吉のみぞおちにヒットする。
 ゲタ吉には武力行使しか対抗策が無いことをリヴァイは知っているからだ。
 その時、ここには来てはいけなかったことを再認識させられる羽目になる。
 

5:名無し?かもね:2015/03/07(土) 22:29 ID:22I

 「包丁さん?」
 聞きなれない単語に高校生活をヨーロッパで終えた真野 亜紀はもう一回聞き返した。
 「ええ」
 それに微笑みを浮かべて頷くのは工藤 明美。
 その直後、彼女は机に腰掛けた。
 彼女達は高校生活を終えたにも関わらず、教室に忍び込んでいるのだ。 
 「最近この噂を知ったんだけど・・・・やってみたいと思わない?亜紀様、敏江」
 不可解な単語ばかりだ。
 包丁さんは「する」ものなんだろうか。
 不思議そうに首を傾げる亜紀を察したらしく、明美は噂を要約した。
 包丁さんはカミサマ。神様じゃなくてカミサマ。
 包丁さんは命じた物を何でも切ってくれる。
 たとえそれが「人」であっても―――。
 「それでどうするの?あなたも知っていると思うけど、痛みに苦しむ所を
  見るんだったら、やっぱり自分で行動を起こさなきゃと思うけど」
 実は彼女達は、ごく普通の女子高生を装ったケダモノ。
 「終わらない夏休み」を過ごした、唯一の人間。

6:名無し?かもね:2015/03/13(金) 20:48 ID:22I


  「終わらない夏休み」。
 一人の美少女を残酷な方法でいたぶり続けた、憎しみに満ちた夏。
 「それで、切ってもらうのはまた都市伝説上の人間なんだけど」
 明美は説明をしつつ準備を着々と進める。
 「その切ってもらう人間って、誰―――?」
 またわからない。
 私を置いてきぼりにする明美に、私はすこし寂しくなる。
 「『アキラ』」
 「っ―――『アキラ』!」
 まるで飛び上がるように椅子から立ち上がった敏江は、かなり動揺しているようだ。
 「『アキラ』?」
 もうわからない。
 全然わからない。
 「ええ、超能力を持った人間のことなんだけど、どうせいないんだから関係ないわ」
 「そうなの――――?」
 「そうよ。どっちも都市伝説なら、二つとも潰し合ってもらいましょう?」
 その言葉に、亜紀はさすが明美だと思わざるを得なかった。
 そんな混沌を自ら生み出すような明美のアイデアに驚いた。
 正に、矛盾ってやつではないだろうか。
 ふと、こんな言葉が脳裏をよぎった。
 「あの時、やめておけばよかった――――。」
 亜紀に、不吉な感触がよみがえる。
 いつか味わったはずなのに思い出せない。
 いつ起きたかさえ思い出せない、気味の悪い何か。


書き込む 最新10 サイトマップ