名探偵コナン×逃走中

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1:愛華音:2015/03/30(月) 18:55 ID:cO.


題名の通りです!コナンと逃走中のコラボ小説です!
悪口、荒らし、ケンカなど、他人に迷惑をかけるような行為はやめてください!
✳︎逃走中に参加するキャラ✳︎
江戸川コナン、毛利蘭、毛利小五郎、鈴木園子、阿笠博士、吉田歩美、小嶋元太、円谷光彦、灰原哀、沖矢昴、
服部平次、遠山和葉 、
✳︎オリキャラ✳︎
樹柏野月茂(きかしのつきしげ)
栗橋愛架(くりはしあいか)
花田美子(はなだみこ)
速水公輔(はやみこうすけ)
です!次から話が始まります!

2:愛華音:2015/03/30(月) 19:02 ID:cO.

〜プロローグ〜
コツン、コツン…
「く、工藤くん、誰かが来るわ…!」
「お前は後ろに下がってろ!」
足音がする。コナンと灰原のもとに、誰かが近づいているのである。
誰かというのはハンターか、それとも他の逃走者かの二択である。その足音は徐々に大きくなる。
ドクンドクン…
(この感じ…まさか…)
灰原はコナンの服を掴む。
「灰原…?」

俺たちは今、「逃走中」というゲームに参加している。
なぜこんなゲームに参加しているかって?それは、1枚の招待状が届いたからだ…

3:愛華音:2015/03/30(月) 19:16 ID:cO.

1,決戦の前日

逃走中の前日、金曜日の朝。コナンはテレビを見ながら朝食を食べていた。小五郎と蘭も一緒に。テレビでは殺人やら、宝石の盗難やらのニュースをやっている。
「お父さん、お父さん宛に手紙が来てたよ」
蘭は小五郎に手紙を渡す。
「俺に?どれどれ…って何だこれ⁉︎」
小五郎が叫び声を出す。コナンや蘭も手紙を見る。
『毛利小五郎様
私はテレビ番組「逃走中」のスタッフの者である。ご都合がよろしければ明日の朝9時に下の地図の場所へ来ていただきたい。
ご友人も連れてきてくださっても構わない。健闘を祈る。』
と書かれており、地図も書いてあった。
「と、逃走中⁉︎あの有名な⁉︎私も行きたい!」
「おいおい、面倒くせーな…」
「いいじゃん、この場所、車で1時間でいけるし!コナンくんも行きたいよね?」
「う、うん…」コナンはしぶしぶ返事をする。
「お父さん行こうよ!最後まで逃げ切れば賞金もらえるよ!」
「ま、まじ?よーし、絶対逃げ切ってやるぞー!」
"賞金"という言葉に、小五郎の目が光った。
(ったく、お金につられて…)

4:愛華音:2015/03/30(月) 19:27 ID:cO.


登校中。
「ねえねえ!コナンくんのとこにも手紙来たー?」
歩美が聞いた。
「ああ。おっちゃん宛にな。俺も行くことになったけど。…って、歩美ちゃんのところにも⁉︎」
「違うわ、博士のもとに来たのよ。だから、吉田さん達も行くって言いだしたの」
灰原が言う。
「灰原、お前は行かないのか?」
「ええー?灰原さん行かないんですかー⁉︎」「賞金もらえるから行こーぜ!」
光彦と元太が入ってきた。
「ふふっ、考えとくわ」

「どうしよう〜もし最後まで逃げ切って賞金もらったら!何に使おうかな〜!」
「俺はうな重いっぱい食べるぜ!」
「もう、元太くんはうな重のことばっかりなんですからー!」
「おい、おめーら、逃げ切れるわけねーだろ!子供だし、ハンターは速いし…」
コナンがそう言うが、3人は聞いていない。自分の世界に入ってしまっている。

5:愛華音:2015/03/30(月) 19:34 ID:cO.


その頃の蘭と園子
「園子、逃走中に出てみたいと思わない⁉︎」
「逃走中?あの?そりゃ出てみたいわよ!でも、そんなこと、鈴木財閥の力でも無理ね…」
「あはは…それでね、私のお父さんの所に逃走中をしないかって手紙が来たの。友人を誘っていいって言ってたし、園子も行かない?」
「ほんとに⁉︎やったー!逃走中のハンターって、カッコイイよね!!生で見てみたいわー」
「…って、目的そこ⁉︎」
蘭は突っ込んだ。
「そういえば、新一くんは誘わないの?」
「えっ⁉︎…あいつはきっと、『事件で手が離せない』とか言うわよ。
いいわよ、あんな推理オタク!」

ハックシュン!
コナンはくしゃみをした。誰かが俺のこと噂しているのか?
コナンはそう思った。

6:愛華音:2015/03/30(月) 19:51 ID:cO.


放課後
コナンは家に帰った。蘭と小五郎はいなかった。蘭はまだ高校、小五郎はパチンコか麻雀か…とにかくどこかへ行っている。
プルルルル…
コナンの携帯が鳴った。電話の相手に驚く。
「もしもし、服部?」
「おう、工藤!久しぶりやなぁ、元気にしとったか?」
西の名探偵、服部平次だ。
「おめー、急にどうしたんだよ?」
「工藤のとこにも逃走中の手紙来てたやろー?」
「ああ。おめーのとこにもか?」
「そうや。だから明日、和葉と一緒にそっち行くわ」
「か、和葉ちゃんも?」
「絶対無理やから来んなって言ったんやけど、行くって言ってな…ま、明日はライバルや、よろしくな」
「よろしくって…」
電話は切れた。コナンはため息をつく。服部のところにも来てるのか…まさか、俺んちにも⁉︎
コナンは工藤家ー自分の家へ向かった。

7:愛華音:2015/03/30(月) 20:47 ID:cO.


「す、昴さんー…」
コナンは工藤家に着いた。現在、沖矢昴という大学院生が住んでいる。アパートに住んでいたが、火事で全焼、工藤家に住むことになった。
灰原はこの人から黒の組織の匂いを感じることがある。この人には大きな秘密があるのだ…
「おや、どうしたんだい?」
「工藤新一宛に手紙が来てない?って…新一兄ちゃんが言ってたよ…」
昴はフッと笑い、
「ああ。これのことかい?」
と言って手紙を渡した。手紙の内容は小五郎に来たのと同じ、だが、最後に、
『もし不在であれば、代理の者に来てもらいたい。』と加えられていた。
「あ、ありがとう!昴さん」
コナンは帰っていった。

プルルルル…
工藤家に電話の音が鳴り響く。
「もしもし…」昴は電話に出る。
「…了解…」

8:愛華音:2015/03/31(火) 15:08 ID:cO.

2,決戦開始
当日。朝8時45分頃。コナン、蘭、小五郎、園子は一緒にレンタカーで約束の場所に行った。
服部と和葉が来ており、また知らない人も数人いた。
「よう!くど…いや、コナンくん」「蘭ちゃんー!コナンくん!」
服部と和葉が言う。
「おはよう!」「何だ、大阪の探偵も来てたのか」
「今日はがんばろうな!」「うん!」
「ったく、絶対無理やっちゅうねん…」「確かに…」
服部やコナンがボソリと呟く。すると、
「はぁ⁉︎何言ってんの⁉︎やる前から諦めてたらあかんやろ!」
「そうよ!」
蘭や和葉が言い返した。

「あのう、あなたは"眠りの小五郎"さんですかぁー?」
コナン達が喋っているところに、1人の女の子が寄ってきた。
年齢は蘭や園子、和葉と同じか少し上だろうか。だが、顔は童顔でそうは見えない。
髪は茶髪でツインテールにしている。
「やっぱり!私、大ファンなんです!!」
「そ、それはどうも〜」

「え、毛利小五郎⁉︎」「本物だ!」「すごい…初めて見たわ」
他の、見知らぬ3人もやって来た。

9:愛華音:2015/03/31(火) 19:04 ID:odw

「あ、あなた方も逃走中に参加するのですか?」
小五郎が聞いた。
「はい!では自己紹介します!私は栗橋愛架です!」先ほどのツインテールの女の子が言った。
「私は花田美子です。よろしくお願いします」
次に、20代くらいのロングヘアの女性が言った。
「僕は速水公輔」続いて、メガネをかけた男性が言う。
「樹柏野月茂です。お互いに頑張りましょう」

「コナンくんー!」
博士、歩美、元太、光彦、灰原、それに昴もいた。
「おめーら、遅くねーか?」
「博士の車、ガソリンが全然なくて、ガソリンスタンドに寄ったから…」
「すまんのぉ…」

そして、全員が自己紹介をした。
「もうすぐですね…」
「わぁ〜、緊張する〜!」

10:愛華音:2015/03/31(火) 19:14 ID:odw


「…これより、逃走中を開始する…」
スピーカーから、声が響いた。機械を通したような低い声だ。一同はざわめく。
「いよいよやな…」「ああ…」服部とコナンが言う。
「ルールを説明する。制限時間は120分。最後まで逃げ切れば賞金144万。ただし、ハンターに捕まれば賞金は0」
「144万円ー⁉︎」小五郎が叫ぶ。
「お父さん、静かに聞いて!」
「それでは、オープニングゲームをする。オープニングゲームの内容は…ストップウォッチだ。選ばれた3人がくじを引き、くじに書かれた秒数を体内時計で測ってもらう」
「あ、これテレビで見たことある!」歩美が言う。
「俺、結構得意だぜ!」元太が言った。
「選ばれた3人ですよ…誰になるんでしょう…?」光彦も言う。

11:愛華音:2015/04/01(水) 21:31 ID:PMs


「…では、くじを引きたまえ…」
スタッフらしき人が四角い箱を持って出てきた。箱からは人数分の棒が出ている。
「全員で棒を引いて、棒の先端にハンターマークの目がついているのを引いた人が挑戦者だ」
そう言われて、全員、棒を持つ。
「じゃあ…いっせいのーで!!」
栗橋愛架の掛け声で、一斉に引く。
「あっ…!!」
3人が声をあげる。その3人は…


…樹柏野月茂、毛利小五郎、吉田歩美だった…

12:愛華音:2015/04/04(土) 08:18 ID:0c.


「…樹柏野月茂はくじを引き、前へ出ろ…」
目の前には、ハンターが入ったボックスが4台あった。今回はハンター4体か。そして、タイマーもあった。テレビで見たのと同じだ。
月茂はくじを引く。折りたたまれた白い紙が出てきた。開くと、「15」と書かれていた。
「15秒か…」「がんばって!!」
月茂はスイッチの前に行く。
「で、では、行きます!」
ポチッ
タイマーが動きだした。1、2、3…タイマーは見えなくなった。
「4、…5…、6…」月茂は手を叩きながら数える。
「…9、…10…、11…」 …もうすぐだ。
「14…、…」ポチッ!
月茂はスイッチを押した。一同はおおっとなる。
「いい感じですよ!」「え、ちょっと遅いんじゃない?」「え、早いよ!」
一同はいろいろな感想を言う。
結果は…
「15:33」タイマーにはそうあった。
「やったー!!」全員、歓喜に包まれた。
「良かったー!」月茂はホッとした。

その次に、小五郎が挑戦した。小五郎も15秒だった。15:90と、ギリギリ成功した。

残りは歩美ちゃん1人。歩美ちゃんが引いたのは…
「え!30秒…⁉︎」

13:愛華音:2015/04/04(土) 08:25 ID:0c.


「どうしよう…30秒だなんて…」歩美は心配する。
「大丈夫ですよ!歩美ちゃん!」「頑張れよ!」光彦と元太が励ます。
「う、うん…あ、そうだ!」歩美はコナンのもとへかけより、言った。
「…コナンくん!私と一緒に来てくれない…かなぁ? 」
「え、俺が⁉︎」
「うん…あのビルから車で脱出した時も、コナンくんの隣にいたから30秒数えられたじゃない?だから…」
「…分かったよ、歩美ちゃんに失敗してほしくないしな」
「ホント⁉︎やったー!ありがとう!」歩美はコナンに抱きつく。
「コ、コナンくん!ずるいですよ!」「離れろよ!」
元太、光彦は嫉妬しているようだ。
「ふふ、コナンくんモテモテね〜」「ほんまに、このボウズ、良かったなぁ〜」
「ら、蘭ねーちゃん、違うよ!これは…(てか、服部も変なこと言うなよ…)」

「…では2人は前へ…」
機械を通したような声が響いた。

14:愛華音:2015/04/04(土) 08:36 ID:0c.

歩美とコナンは前へ出た。2人は手をつないでいる。
「…じゃあ…押すよ…!」
ポチッ タイマーが動き出した。1、2、…と規則的に動く。タイマーは途中で見えなくなり、歩美ちゃんが数えている。
「…10、11、12……15、…」
あと半分だ。全員、緊張していた。
「…19…20、……25…」
もう少し。全員の緊張は最大になっていた。
「…29…30!」ポチッ 歩美は30秒と言った同時に押した。
全員、ハァっと息をつく。「どうだろう…」「お願い、成功して…!」
一同はそう願う。そして…
「30:05」タイマーにはそうあった。
「3人全員クリア。60秒の逃走の猶予を与える。」
放送が響いた。
「やったー!」「歩美ちゃんすごいー!」「ありがとう!」
歩美はへへっ、と笑った。嬉しいようだ。
だが、喜んでいる暇はなかった。60秒のタイマーがカウントダウンを始めた。
「や、やばっ…」「逃げろー!」「早く行こう!」
全員はエリア内に散らばっていくー。

15:愛華音:2015/04/04(土) 18:41 ID:/.2


蘭と園子は一緒に逃げていた。
「やばっ、あと30秒!」
「遠くに逃げないとね…あれ、コナンくんはどこ行ったんだろ?」
「きっと子供たちと逃げてるのよ」
「大丈夫かなー…」
「あんなガキンチョの心配しても無駄よ!さあ、行くわよー!」
「ま、待ってー!」

コナンは灰原と少年探偵団と一緒だった。
「でも、ラッキーですね!子供にはハンデで網鉄砲が使えるなんて!」
コナン達は逃げる前に、スタッフらしき人から1人一個、網鉄砲をもらったのだ。
「ハアハア…ま、待っておくれ〜…」
博士が後ろから追いかける。
「博士、だらしねーな…」「もうすぐハンター来ちゃうよ!」
「…今日から博士の食事、さらに減らすわ…」
灰原が笑いながら言った。まるで、悪魔のほほえみだ…

…60秒経ち、4体のハンターが出てきた。ゲーム開始だ。賞金が200円ずつ上がっていく。
今回の逃走エリアは、江戸の町とショッピングセンターに分かれている。東京ドーム何個分だろうか…?とにかく広い。

16:愛華音:2015/04/04(土) 19:07 ID:/.2


118:31〜
コナン達はショッピングセンターの一階にいた。このショッピングセンターは4階建てだ。店はあるが、すべてシャッターが閉まっている。エスカレーターも止まっている。
「うわあー!わくわくする〜!」
歩美が言う。
「あ、歩美ちゃん、あんまり大きい声を出すとバレちゃいます!」
「ご、ごめん!」歩美は手で口をふさぐ。
「ていうか博士は?」
「さっきから見てないわ…」
「ほっとこーぜ!…うわ!む、向こう!」
元太が言う。元太の視線の先には…ハンターだ。遠くのほうに、ハンターの姿があった。だが、ハンターは気づかずに、そのまま歩いていった。
「はぁ、バレなかったねー」
「でも、建物の中は危険かもな。おい、おめーら、外に出るぞ」
コナンが言った。
そして、歩美、光彦、元太が前に、コナンと灰原が後ろで歩いていった。

「ていうか、おめー、参加することにしたんだな」
コナンが灰原に言った。
「…別にどうでもいいでしょ…」
コナンはあることに気づく。
「そういえば、この前、比護選手、逃走中に出てたよなー…その影響か?」
「…」灰原は無言だったが、どうやら図星のようだ。
「それ、私も見たよ!比護選手惜しかったよね〜!」歩美が話に入ってきた。
「俺も見たぜ!」「僕もです!まさか、僕達も逃走中に出れるなんて思っていませんでした…でも…」
光彦が言いかける。「でも?」
「今日、カメラが全然いませんよね…僕達、テレビ出れないんでしょうか?」
「おい、マジかよ⁉︎」元太が言った。
(確かに…逃走者やハンターにカメラマンがついてるはず…でも、俺たちにも、さっき見たハンターにもカメラマンはいなかった…)

17:愛華音:2015/04/04(土) 19:27 ID:/.2


「へ、平次!下にハンターおるわ!」「アホ!でかい声出すなや!」
和葉と平次はショッピングセンターの二階にいた。ハンターは二階に上がってくるようだ。
平次と和葉は別の階段で降りていった。ハンターに気づかれなかった。
「ふぅ、ほんまに良かったわ〜」
「ていうか、何で俺についてくんねん!」
「いいやんか!蘭ちゃんどこおるか分からんし…」
「ったく、足手まといになるなよ!」
「そんなん、そっちのセリフや!…あ、コナン達や!」
和葉が言う。コナン達がショッピングセンターから出ていく所だった。
(工藤か!)服部は思った。
「呼んでみようかなー、コナンくーん!」
だが、コナン達は気づいていなかった。
「…聞こえてなかったみたいやね…」
「…ほら、ぼーっとしとらんと、行くぞ!」
「もう、待ってよ、平次〜!」

18:apple pinku/@:2015/04/05(日) 10:21 ID:wBg

おもしろいですね!

19:愛華音:2015/04/05(日) 11:28 ID:Sv6

>>18
ありがとうございます!

20:愛華音:2015/04/05(日) 19:17 ID:yvA


117:45〜
博士は、ショッピングセンターと江戸のエリアの境目にいた。そこに、牢獄があった。
牢獄はテレビで見たのよりもずっと広かった。
「どうも!阿笠さん!」
樹柏野月茂だ。
「おお、樹柏野さん!さっきはすごかったのぉ…」
「いえ、たったの15秒ですから…あれ、あの子供達は?一緒にいたんじゃ…」
「実ははぐれてしまって…」
「そうなんですか…僕、さっき江戸の町のほうにいましたけど、いませんでした…ショッピングセンターの中かもしれませんね…」
「ほぅ、そうですか…ではお互い頑張りましょう」
「はい、失礼します」樹柏野月茂はまた江戸の町へ戻っていった。

「博士ー!」「ここにいたのかよ!」コナン達がやって来た。
「博士、置いていくわよ」
「これ、わしは年寄りなんじゃからもっと優しく…」
「何だよ、いつも年寄り扱いするなって言うくせに…」

21:愛華音:2015/04/05(日) 19:23 ID:yvA


「…円谷くんの言う通り、この逃走中はおかしいわね…」
灰原が言った。
「えっ?」
「だって、逃走中って実際にある場所でやっているのよ?普通は店を開かないといけないから、このゲームは
夜や早朝にやるものよ。でも、今回は9時っていう、開店時間ぐらいにやっているじゃない?」
「…ということは、あのショッピングセンターは、すでに閉店している、あるいは今日は休みか開店時間をずらしている、
もしくは…この逃走中のために建てられた建物ってことか…」
「そうね…何かあるかもしれない…」
「…ああ…」

22:愛華音:2015/04/05(日) 19:34 ID:yvA


116:53~
蘭と園子は、江戸のエリアにある、神社のような所にいた。
「本当に怖いな〜」「でも、この緊張感がいいよね!」
はっ…「だ、誰…⁉︎」
蘭と園子は後ろに人の気配を感じた。恐る恐る後ろを振り向くと…

「ご、ごめん、驚かせてしまって…」
速水公輔だった。
「速水さん!大丈夫ですよ!良かった〜」
「本当にー!ハンターかと思っちゃったー!」
「ははっ、でも本当に気をつけたほうがいいよ、さっきこの辺でハンターを見かけたから…」
「そ、そうなんですか!ありがとうございます!」
「…じゃあ僕はこれで…」「はい!」

「あー!速水さん、カッコいいー!」
園子は速水が去った後、言った。
「園子…京極さんが怒るよ?」
「へへ、ごめんごめん…」

23:愛華音:2015/04/05(日) 19:44 ID:yvA

116:01〜

栗橋愛架と花田美子は江戸のエリア、城下町の近くにいた。
「今日はよろしくお願いします!」
愛架は元気良く言う。
「こちらこそ…よろしくね…」
落ち着いた声で、美子は言う。
「ま、堅い挨拶は置いといて、頑張ろっ!賞金のためにっ!」
「そうね…頑張るわ…手筈通りに、ね…」

24:愛華音:2015/04/05(日) 19:48 ID:yvA


「これはこれは!愛架さんに美子さん!」
そこに、毛利小五郎がやってきた。
「毛利さん!」
「いやぁ、二人とも美しいですな〜!」
「あ、ありがとうございます…」
美子と愛架は小五郎の様子に少し引く。これでは小五郎がナンパをしているようだ。いや、実際そうだが…
「頑張りましょう!私がお守りしますよ!わーはっはっはー!」
「は、はい、結構です…」
二人は立ち去った。

25:愛華音:2015/04/07(火) 09:30 ID:j.M

115:00〜
プルルルル…
全員の携帯が鳴った。
「もしかして、ミッション⁉︎」
だが、ミッションではなかった。
『通達@ このエリア内のどこかに、宝石がある。ゲーム終了時までにショッピングセンター4階にある箱に入れれば、ボーナスで賞金10万円を与える。』

「宝石ー⁉︎」
「すっげー!見つけようぜ!」
元太や歩美が言う。
「宝石…って本物なのかしら…?」
灰原が呟く。
「…さあ…?でも、本物をゲームのために置いとくか?…」
コナンが言う。コナン達は江戸のエリアを歩き回っていた。

26:愛華音:2015/04/07(火) 09:42 ID:j.M


和葉と平次は、ショッピングセンター2階にいた。
「平次、宝石やって!見つけたら賞金10万もらえるで!探そ!」
「それ探すために動き回るからハンターに見つかるねん…行くんやったら行ってき」
「1人じゃ怖いわ!ついて来てよ!」「何でや!」
平次と和葉は言い合いを始める。すると…
「おやおや、二人とも、仲良しですねー」
樹柏野月茂がそこへやって来た。
「仲良しやないわ!!」二人は同時に言う。
「さっきの通達見ましたか?」月茂が聞く。
「あ、はい…樹柏野さんは探しはるん?」
「はい、おもしろそうだから…賞金もらえるし」
「そうなんや…ほな、頑張りましょ!」
「ええ。…あ、向こう、ハンター!」
月茂が言った。ハンターが遠くにいた。
月茂と平次、和葉は逃げた。早くに気づいたので、ハンターに気づかれなかった。
だが、月茂は違う方向に逃げたので、月茂とは別れた。

27:愛華音:2015/04/07(火) 09:58 ID:j.M


「ていうか、2階にハンター上がってくるから1階に降りたのに、何でさっき、わざわざ2階に上がったんやろ?ハンターおるのに…」
和葉が疑問に思う。「2階行こうって、平次が言ったんやん!」
「実は…1階にもハンター見かけたんや…」
「ええ⁉︎じゃあ、この中に二体もおるやんか!何で言わへんの⁉︎」
和葉は大声で言う。
「そうやってうるさくなるからや!ボケェ!」
「そこまで言わんでいいやんか!」
「そ、それに…」
「それに?」
「…和葉を心配させたくなかったんや…」
「へ、平次…⁉︎」和葉はドキッとする。もしや、これって…⁉︎

「…なわけないやろ!お前がそれでもし泣いたら迷惑やからや!」
「はあ⁉︎泣くわけないやろ!」
和葉はがっかりした。さっきの言葉は嘘やったんか…?
何なん?前は「俺の和葉」とか言ってたのに…

(…まあ、心配させたくないっちゅうのは、ホンマやけどな…)
平次は心の中で思った。

28:愛華音@赤井:2015/04/08(水) 22:09 ID:qZ.


114:43~
蘭と園子は先ほどの場所にいた。
「宝石見つけたらボーナスだって♫よーし、探しに行くわよー!」
「うん!行こ!でも、どんなの何だろう…ルビー?サファイア?」
「もしかして、ダイヤモンドじゃない⁉︎大きな!!あ、宝石といえば…キッド様❤︎」
「何でキッドが出てくるのよ〜!」
「ああー、最近キッド様に会ってない…早く、その華麗な姿を園子に見せて〜❤︎」
「もうー…」

29:愛華音:2015/04/11(土) 10:38 ID:TMA


「そうだ…蘭、新一くんはこのこと知ってるの?逃走中に出るって」
園子が聞く。
「知らないと思う…最近電話してないし」
「じゃあしてみてよ!愛しの旦那に…❤︎」
「えっ⁉︎い、今から宝石探しに行くんでしょ…てか、旦那って…」
「いいから、いいから!」
逃走者達は、他の逃走者と連絡を取ったり、ミッションのメールを受け取るために、スタッフから独自の携帯を渡された。だが、いつもの携帯も持っているので、普通に他の人とも連絡ができる。

プルルルル…
コナンの携帯が鳴った。
「わあ!びっくりした!」「何ですか?ミッションですか?」
「いや、これは俺の携帯…(…新一用の携帯⁉︎…蘭から⁉︎)…悪い、先に行っててくれ!」
コナンはどこかへ行ってしまった。
「コナンくーん!」

「もしもし?どうした?」
コナンが蝶ネクタイ型変成器で新一の声を出す。コナンはいつものように、博士の発明品を持ってきていた。
「新一…実はね、私、逃走中に参加しているの!」
「へえー…それで?」
「ちょっと、何、その反応!もっと、すげーな!とか言わないの?…もしかして、絶対捕まるって思ってるんでしょ⁉︎」
「お、思ってねーよ……うわっ!…」
コナンは驚いた声を出した。ハンターは辺りを見回しているが、こちらの方へやって来そうだ。コナンは壁からそっと見ている。
「わ、悪い!今手が離せないんだ!じゃあな、頑張れよ…」
そこで電話が切れた。

30:愛華音:2015/04/11(土) 10:51 ID:TMA


113:07〜
コナンは蘭との電話の後、ハンターから離れるように逃げた。
ピピピ…探偵団バッジが鳴った。
「コナンくん!」「どこにいるんだよ⁉︎」「戻ってきてください!」
バッジから、歩美達の声が聞こえる。
「えっと…エリアの端のほうだ…」
「そんな所まで行ったの?」
「しょうがねーだろ、ハンターがいて、逃げてきたんだから…あっ⁉︎」
プツッ バッジからの応答が途絶えた。
「ちょっとー!コナンくん⁉︎」
「もしかして…ハンターに見つかったのかもね…」
灰原が言った。

灰原が言った通り、コナンはハンターに追われていた。
(ハァハァ…この姿じゃ無理だ…よし、こうなったら…)
コナンは持っていた網鉄砲を撃つ。
網鉄砲はハンターに命中し、ハンターの動きが一時止まった。
(今のうちだ…!)

「コナンくん!コナンくん!」
歩美が言い続ける。
《ハァ…ハァ…》
バッジから、コナンの息づかいが聞こえてきた。
「…やっぱり、追いかけられていたのね…」
「ああ…網鉄砲を使ってしまった…とにかく、合流しようぜ。俺は今、倉庫のような所で隠れているから、来てくれないか?」
「分かったわ、今から向かうわ…私達の所からそこまで、300メートルくらいだから…」

31:愛華音:2015/04/11(土) 11:03 ID:TMA


112:21〜
蘭達はようやく、神社から出てきて、歩いていた。
「ったく!彼女の電話をすぐ切るなんて、ひどい彼氏ねー!」
「か、彼氏とかじゃないし…!」
「でも、新一くんに告白されたんでしょ?」
「だけど、私まだ返事してないし…」
「ああー!そのこと聞けば良かったじゃない!ほら、もう1回電話して!」
「だめよ、手が離せないって言ってたし、どうせ事件のほうが大事なのよ…」
そんな話をしながら歩いていると、いつの間にか大通りに出た。
店が開かれていて、着物を着た人がたくさんいた。いろいろな物を売っていて、商人達の声が絶えず、にぎやかだ。
「すごーい!テレビで見たまんまだー!」
蘭は声をあげる。
「本当ね、すごいとしかいいようがないわ…」

32:愛華音:2015/04/12(日) 19:25 ID:bsM


「よう、蘭!」
小五郎がいた。
「お父さん!」「おじさま、調子はどう?」
「ふん、俺みたいな名探偵が捕まるわけないだろう!わーはっはっは!」
「あっそうー…わわ!ハンター来た!」
蘭が言った。ハンターが追いかけてきた。
3人は全速力で走る。
「ヤバイ、来るよ〜!」
そして、分かれ道に来た。蘭と園子は左の道、小五郎は右の道を行った。
ハァハァ…ハンターはどっちへ行ったのだろうか…?

「まじかよ⁉︎こっちに来たのか⁉︎」
小五郎の方だった。
「でも俺は元刑事だ。体力には自信がある!」
小五郎は曲がり角を曲がってハンターを撒こうとする。しかし…
「は、ハンター⁉︎挟まれたぁー!」
ハンターが前からも来て、捕まってしまった。

33:愛華音:2015/04/12(日) 19:40 ID:bsM


111:33~
プルルルル…
「毛利小五郎確保。残り15人」
全員の携帯には、そう書いてあった。
(おっちゃん、賞金取るとか張り切ってたのに、1番最初に捕まってるじゃねーか…)
コナンは呆れていた。

「あー、お父さん捕まっちゃった…」
蘭がメールを見て言う。
「ハンター、おじさまの方に行ったのね…」
「うん…私達、お父さんのおかげで助かったのね…よし、お父さんの代わりに私が賞金を取ってみせる!」

(おいおい、早いやないか…もう捕まっとるやん…)
服部が思った。
「平次、もうすぐミッションってあるんちゃう?」
和葉が言った。
「そうやな。どんなんやろ…」

この後には、逃走者達を驚かせる壮絶な戦いが待っているのだったー。

34:愛華音:2015/04/15(水) 20:32 ID:Y8g

3,mission1
プルルルル…
携帯が鳴る。
《mission1 エリア内の3箇所に、ハンターボックスを設置した。残り95分になると、ハンターが放出される。阻止するには、ハンターボックスのレバーを下ろさなければならない。》

「ミッションだ〜!」
「いよいよ逃走中、って感じですね!」
歩美や光彦が言う。コナンは何とか灰原達と合流できた。今はコナンが隠れていた倉庫の中にいる。
「ここから近いハンターボックスは…ここね…まあ、それでも遠いけど」灰原が地図を指差す。
「よーし!少年探偵団、しゅっぱーつ!」元太が元気良く言った。
「おー!……そういえば、博士は?」「知らない間にいなくなってます…」「もう知らねーよ、行こうぜ!」

35:愛華音:2015/04/15(水) 20:36 ID:Y8g


平次と和葉は、ショッピングセンターの一階と二階の境目、つまり、階段の途中にいた。
「こっから近いハンターボックスは…おっ、ここの4階にあるみたいやな」
平次が言う。
「ほんならそこ行こ!」
和葉が言った。そして、二階に登った。そのまま階段を登り続ければいいのだが、和葉が疲れたと言って、エレベーターで行くことにした。
エレベーターを探していると、
「服部くん、和葉さん」
花田美子がいた。
「美子さん!ミッション行くんですか?」
「はい、ここの4階にあるみたいなんで…でも、ハンターがいるかもしれないから怖くて…」
「…じゃあ、私達が行くんで、美子さんは逃げてください!」
「い、いいんですか?」
「はい!やでな、平次!」
「ああ…」
「ありがとうございます!頑張ってください!」
美子は笑顔で言った。とても美人なので、平次はその容姿に見とれそうになった。和葉はそんな平次を睨む。
「な、何やねん…」
「別に…行くで!」

36:愛華音:2015/04/15(水) 20:42 ID:Y8g

109:45〜
その頃の蘭と園子…
「あ、この近くにハンターボックスあるよ!」
蘭が言った。
「じゃあレバーを下ろしに行くわよ!ハンターが増えたら、絶対に捕まるもの…」
「そうだね…まず、四体でも逃げ切れないのに、これ以上増えたらヤバイしね…」

37:愛華音:2015/04/19(日) 07:14 ID:Sq6

109:00~
樹柏野月茂もハンターボックスに向かおうとしていた。
(ハンターボックス…どこだ…?)
地図で位置を確認する。すると、後ろから誰かが来る気配がした。
(やばっ、ハンター⁉︎…)
月茂はその場を後にする。

「あ、樹柏野さん!」
蘭と園子が月茂を見つける。そう、月茂が感じた気配は、蘭達だ。
「ねえねえ、ハンターボックスに行くか聞いてみない?」
「そうだね…でも、もう行っちゃったよ…」
「いや、樹柏野さんは右に曲がったわ。右は確か行き止まりだったはず!」
蘭達は月茂が行った方に行く。園子の言う通り、そこは行き止まりだった。だが、月茂の姿はどこにもない。エキストラであろう、着物を着た老婆一人だけがいた。
「すみません、ここに男の人来ませんでしたか?」蘭が聞いた。
「…見てないのう…」
「そうですか、ありがとうございます」

「本当にどこ行っちゃったんだろう…」
「…それより、ハンターボックスに行こっ!時間が過ぎていくよ!」
「うん…」

38:愛華音:2015/04/19(日) 15:01 ID:10Q


108:50~
平次と和葉は、ショッピングセンター二階のエレベーター前に着いた。
「エレベーターは四階に止まってる…」
「気ぃつけろよ、ハンターが乗ってるかもしれんからなあ…」
エレベーターの上矢印のボタンを押す。エレベーターは下りてくる。3、2…
ピンポーン…
エレベーターが止まり、ドアが開く。平次と和葉は脇に寄る。
だが、誰も下りてこなかった。
「良かったー…じゃあ、平次、乗るで!」
平次達はエレベーターに乗り、4のボタンを押す。ドアが閉まる。エレベーターは上昇する。
「エレベーターが開いても、急に出るなよ…ハンターがいるかもしれんから…」
ピンポーン…エレベーターが四階に止まる。ドアが開く。だが、誰もいない。
「ハンターボックスまであとちょっとや!行くで!」
和葉は走り出す。
「おい、待てや!…ったく、元気な奴やなぁ…」

39:愛華音:2015/04/19(日) 15:12 ID:10Q


108:30~
博士は1人で江戸のエリアを回っていた。
「どうしようかのう、ここはどのハンターボックスからも遠い…ショッピングセンターへ行くか、江戸のハンターボックスへ行くか…」
歩き回っているうちに、行き止まりへ来てしまった。蘭と園子が先ほどやってきた、あの場所。誰もいなかった。
「静かじゃなぁ…」
「あ、阿笠博士じゃないですか!」
月茂がいた。
「おお、樹柏野くん!」
「ミッション行きますか?」
「ああ、行こうと思ってるんじゃが、どこのに行こうか迷っててのぅ…」
「じゃあ、ここに行きませんか?一緒に!」
月茂は地図を指しながら言う。
「おお、すまないのぉ…」

…二人は気づいていなかった。先ほどこの場所にいた人…蘭と園子が話しかけた老婆が、溝に横たわっていることを…

40:愛華音:2015/04/19(日) 15:23 ID:10Q

107:50~
平次と和葉はハンターボックスの前にやって来た。ボックスの中に一体のハンターが入っている。そのハンターは平次達を睨む。まあ、サングラスをしているから視線はあんまり分からないが、全身が闇に包まれていて、威圧感がある。
「うわぁー…怖いなぁ…こんなん増えたらヤバイわ!」
「ほんならレバー下ろすで…よいしょっ…」
平次がレバーを下に下ろす。
「よっしゃ、これで、一体の放出は免れたな!」
「そうや、このことをチャットで送ろう…」
チャットというのは、全員の逃走者が使える機能で、全員とメッセージのやり取りができる。
和葉がチャットで、「ショッピングセンターのハンターボックスのレバー、下ろしました!」と送った。
すぐに「ありがとうございます!」と花田美子から返事が来た。他にもコナンや速水公輔、蘭からも来た。
(お、工藤やんけ!…そういえば、あいつと全然会ってへんな…)

41:愛華音:2015/04/19(日) 15:36 ID:10Q

107:02~
プルルルル…
コナンの携帯が鳴った。(は、服部から…?)
コナンは電話に出る。
「よう、工藤!調子はどうや?」
「へ、工藤…?」隣にいた和葉が言った。
「は、服部…!おめぇ!」
「あ、いや…ご苦労、ご苦労…ははは…」
何とかごまかす。
「で、俺に何か用か?」コナンが聞いた。
「い、いやあ、全然お前の声聞いてへんから心配になってなぁ。コナンくん、小ちゃいからすぐ捕まるんとちゃうんか、ってなぁ…」
「バーロー!てか、小さいは余計だ!」
「おお、すまんすまん…ま、またどっかで会おうや。じゃあな」
ブチッ 電話が切れる。
(おいおい…あ、服部にあのこと聞けば良かったかな…この逃走中がおかしいこと、宝石探しのこと…)

「コナンくん、探偵の師匠と話してたのー⁉︎」「コナンくんだけずるいです!」「俺も話したいぜ!」
歩美達が言った。
「おめぇら、そんなこと言ってねーで早く行くぞ!ハンターボックスに行くんだろ!…」

42:愛華音:2015/04/19(日) 17:01 ID:10Q


「平次、そういえば、宝石って、見つけたら四階の箱に入れるって言ってたよなあ?」
平次達はまだハンターボックスの前にいた。
「そうやったな。あ、あれや!」
すぐ近くに、箱があった。《宝石投入口》と書かれていた。
「うちら、ハンターボックス封印したし、宝石探そ!まずはショッピングセンターの中全部探すで!」
「おいおい、まだハンターボックスは二個もあるんやぞ…」
「でも、今から行っても間に合わんで!無理に行っても捕まるだけや!」
「そやけども…」
そして和葉はまた、チャットで、「誰か、江戸のエリアのハンターボックス、お願いします!」と送った。
すると、蘭と光彦から「了解です!」と送られてきた。
「あ、蘭ちゃん達行ってくれるみたいや!良かったー」

43:愛華音:2015/04/24(金) 12:48 ID:Sq6


106:49~
蘭と園子は急いでハンターボックスに向かう。
「和葉ちゃんがハンターボックスのレバー下ろしてくれたから、私達も頑張らなきゃ!」
「そうね、さっきチャットでハンターボックスに行くって言ったしね!」
ハァハァ…蘭と園子は息を切らして走る。
「ここの角を曲がったら着くわ!」
蘭達は角を曲がる。だが、そこには黒い影が…
「ハンター!!」
蘭と園子は来た道を引き返す。ハンターは一直線に追いかけてくる。
二人は全速力で走る。分かれ道に来た。
蘭と園子はそれぞれ違う方へ行ってしまった。
ハンターは角を曲がり、追いかける。ハンターは逃走者を見失うまで追い続ける…。

プルルルル…
少し時間が経って、携帯が鳴った。

44:愛華音:2015/04/25(土) 08:08 ID:Y8g


《鈴木園子確保。残り14人》
「園子…ごめんね…」
蘭は携帯を見てそう言った。
「園子が犠牲になった分、私が頑張らないと…!ハンターボックスに行こう…!」

「あー!園子お姉さん捕まっちゃったー!」
歩美が言う。
「きっと、ハンターボックスに向かってる途中にハンターに追いかけられたのね…私達も気をつけないと」
「ああ…」

45:愛華音:2015/04/25(土) 08:14 ID:Y8g


園子はとぼとぼと牢屋に向かう。
「もう最悪ー!賞金ゲットしたかったのにー!まぁ、ハンターはカッコ良かったけど…蘭ー!私の分も頑張って!」
牢屋に着いた。小五郎がいた。
「お前も捕まったのか!」
「最初に捕まったおじさまに言われたくない!こんなところでおじさまと2人っきりなんて嫌よ!」
「俺も、もっと美人の女性が良かったぜ!」
「私は美人じゃないってのー⁉︎」
2人はギャアギャア、言い合いを始める。

46:愛華音:2015/04/26(日) 14:20 ID:uao


105:50~
蘭は走ってハンターボックスに向かっている。
(1人じゃ怖いよ…早くハンターボックスのレバー下ろして、誰かと合流したいな…)
ハンターボックスに着く。ハンターが入っている。蘭は素早くレバーを下ろす。
「よし、後は一体だけ!!」
「あ、蘭さん、下ろしてくれたんですね!ありがとうございます!」
速水公輔がやって来た。
「あ、いえ…」
「ごめんなさい、女性のあなたに無理をさせてしまうなんて…僕としたことが…」
「えっ?だ、大丈夫ですよ!心配してくださってありがとうございます!」
蘭は少しドキっとする。速水は長身で、顔もかなりカッコいい。
「そうだ、もう一つのハンターボックス、一緒に行きませんか?」
速水が言う。
「いいんですか?良かった、1人じゃ心細くて…」
「もちろんですよ!」

47:愛華音:2015/04/26(日) 14:25 ID:uao

105:06~
「…宝物ないなぁ、どこにあるんやろ?」
「すぐに見つかったら面白くないやろ!ここにはないんちゃうか…」
和葉と平次はショッピングセンターを隈なく探すが、宝石はない。ハンターに遭遇した時もあったが、うまく逃げ切った。
「ていうか、俺ら開始からずっとここおるから、江戸のエリアのほう行かんか?」
「そうやなぁ…」

「服部くん!和葉さん!」
2人が話していると、花田美子がやって来た。
「あの…先ほどはありがとうございます!」
「全然いいで!お互い協力し合わなこのゲームはクリアでけへんし!」
「そうですね!では頑張りましょう!」
美子は上へ上がっていった。

48:愛華音:2015/04/26(日) 14:36 ID:uao


104:54~
コナン達は最後のハンターボックスへと向かっていた。
「残りあと10分ほどですよ!急がないと!」
残り95分になると、ハンターボックスからハンターが放出される。阻止するには、ハンターボックスのレバーを下ろさなければならないのだ。
「でも、なんか疲れちゃった…」「俺、もう走りたくないぜ…」
歩美や元太が言う。
「2人とも!ダメですよ!」
「大丈夫よ、円谷くん。裏を返せば後10分もある。ハンターボックスまでの距離を考えると、この時間は丁度良いわ…何事もなければ、ね…」
灰原が言った。
「そ、そうですね…灰原さんが言うなら!」光彦の頬は赤くなる。
「あ、見て!蘭お姉さんと長身のお兄さんだよ!」
歩美が言った。蘭と速水が歩いていた。コナンは驚いた。
(蘭…⁉︎何であの人と…⁉︎)

「あ、コナンくん!大丈夫?怖くない?」
「ぼ、僕は平気だよ!それより、蘭ねえちゃんはなぜ速水さんと…?」
「偶然会って、一緒にハンターボックスに行こうって言ってくれたの!」蘭が言う。とても嬉しそうだ…。
「それなら大丈夫だぜ!」「僕達少年探偵団がハンターボックスに行きますから!」元太、光彦が言う。
「そうなんだ…じゃあ探偵団のみんなに頼もうかな…頑張ってね!」
「はーい!」

49:愛華音:2015/04/26(日) 14:41 ID:uao


(蘭のやつ…嬉しそうだな…あんな男に騙されて…)
コナンはさっきのことを黙々と考えていた。
「どうしたの?探偵さん?大事な彼女を取られたと思ってるのかしら?」
灰原がからかうように言う。
「バーロー、そんなんじゃねーよ!」
「そうかしら?…まあ、安心しなさい、あの子はあんな男を好きになる子じゃないわ」
「…はぁ?何言ってんだ、おめぇ…」
「別に…………⁉︎」
灰原の様子がおかしくなる。灰原は辺りを見回す。が、誰もいない。
「どうした?」
「…何にもないわ…」


(この感じ…まさか…⁉︎)

50:愛華音:2015/04/26(日) 15:03 ID:uao

104:00~
「よっしゃ、もうちょっとだぜ!」
元太が言った。「早く下ろしに行くぞー!」
「待ってよ〜!」「元太くんー!」
元太達は走っていった。
「あいつら、さっきは走れねぇって言ってたのに、元気だなあ…」
「そうね…子供は元気でいいわね…純粋で、まだ世界を何も知らないんだもの…」
灰原が言う。
だが、3人は顔を引きつらせて走ってくる。
「どうしたんだ⁉︎おめえら!」
「コナンくんー!ハンターがー!」
ハンターが追いかけてきた。
「おめぇら、早く逃げろ!」
コナンが言う。
「私に任せて!これがあるから!」
灰原は網鉄砲をハンターに向けて発射する。ハンターに命中し、ハンターの動きが一時停止する。
「よし、二手に分かれて逃げるぞ!」
そして、コナン達は二手に分かれてその場を離れた…。

51:氷姫@テスト2週間前近い(^_^;):2015/05/03(日) 15:32 ID:aMo


コナンはとある建物の裏にいた。
「ここに隠れていたらいけるだろう…おい、大丈夫か?」
そう言って、後ろを振り向くと、灰原だった。
「灰原、お前かよ…」
「あら、私で悪かったわね…」
「ということは、あいつら3人なのか…心配だな…」
「大丈夫よ。あの子たち、全員網鉄砲持ってるわ。逆に、私達はもう使ってしまってないわ。見つかったら終わりね」

その3人は、草むらの茂みの中にいた。
「コナンくんと分かれちゃった…」
「大丈夫だぜ、歩美!俺が守ってやるから!」元太が言う。
「僕が守りますよ!」光彦も続いて言う。

だが、どちらかに、黒い影が近づいてきたー。

52:氷姫@テスト2週間前近い(^_^;):2015/05/03(日) 15:41 ID:aMo


103:00〜
「んじゃ、とりあえずここで待機だな…」
「そうね……ねぇ、誰かの足音が聞こえるわ…」
コツン、コツン…
「く、工藤くん、誰かが近づいて来るわ…!」
「灰原、下がってろ!…」
コナン達は建物の裏の、奥の方へ行く。だが、行き止まりだ。
コツンコツン…足音は徐々に大きくなる。
(ハンターか?もしくは他の逃走者だが…頼む、後者であってくれ…!)
ドクンドクン…灰原はただならぬ気配を感じる。(この感じ…まさか⁉︎…)
灰原はコナンの肩を掴む。
「灰原…?」
コツン、コツン…足音がゆっくり近づく。
絶対絶命だ…

そして…
「あっ⁉︎」「え…⁉︎」
コナンと灰原は驚いた声を出す。現れたのは…

53:氷姫@テスト2週間前近い(^_^;):2015/05/03(日) 15:48 ID:aMo


「おや、君達、こんな所で隠れていたのかい?」
「す、昴さん…」
コナンが言う。現れたのは沖矢昴だ。
「良かった、ハンターじゃなくて…」
「ははっ、驚かせてごめんね…」
「…何であなたがこんなゲームに参加しているのかしら?」
灰原が聞いた。灰原はまだコナンの肩を掴んでいる。
「テレビでよく見ていたからね、参加してみたいと思ってたんだ…そうしたら工藤新一くん宛に招待状が来ていて、工藤くんは参加できません、とスタッフに伝えたらあなたが代わりに参加してください、と言われたので…」
「……」灰原は昴を睨む。
「昴さん、ハンター見なかった?」
コナンが言う。
「いや、見てないよ…」
「そっか…ありがとう!」
そして、昴はどこかへ行った。

54:氷姫@テスト2週間前近い(^_^;):2015/05/03(日) 15:56 ID:aMo


「怪しいわね…」
昴が去った後、灰原が言った。
「え?」
「大学院生にしては、暇すぎるでしょ、こんなゲームに参加するなんて…何か企んでるのよ、きっと」
「(暇そうって…そりゃそうだけどさ…)企んでるって、何をだよ?」
「…私の後をついてきてるんだわ…あの人、危険よ…」
「バーロー、なわけねーよ!てか、昴さんは味方だって!…それより、あいつらは大丈夫なのか…?」

「…今のところ、動きはない…」
昴は電話をしていた。
「…本当に?逃走中をただ楽しんでいるわけじゃないわよね?」
電話の向こう側の女性が言う。
「…ああ…またかけ直す…」

55:氷姫@テスト2週間前近い(^_^;):2015/05/03(日) 16:05 ID:aMo


102:36〜
歩美、光彦、元太はまだ草むらの中に隠れていた。
「どうします?ハンターボックスに向かいます?」光彦が小声で言う。
「でも…ハンターいるかも…」
「95分までに行かないとやばいぞ!」
「げ、元太くん、静かに!」
「…ねぇ、あれって…」
歩美が呟く。…ハンターが近づいていた。
「やっべー、逃げねーと!」
「ダメですよ!今動いたら気づかれます!」
「じゃあ、ずっとこのままでいろって言うのか⁉︎」
「どっちにしろ、捕まっちゃう…」
歩美が言う。
「…こうなったら…」
光彦が二人に言う。「おう!」「分かった!」

歩美が立ちあがる。ハンターは歩美に向かって一直線に走ってくる。
歩美は至近距離までハンターをおびきよせ、
「えい!」
網鉄砲を発射する。命中し、ハンターの動きが一時的に止まる。
「行きましょう!」

56:氷姫@テスト2週間前:2015/05/05(火) 06:54 ID:e2g


102:14〜
博士と樹柏野月茂は一緒に行動していた。2人はハンターボックスについた。だが、そこはもうレバーを下ろされた、つまり、蘭がレバーを下ろしたハンターボックスだった。
「はあ、ここじゃないのか…ショッピングモールのはやってくれたみたいだし…もう一つのほうか…」月茂が言う。
「ここからじゃ遠いのう。他の人に任せよう」
「そうですね…」

57:氷姫@テスト1週間前:2015/05/16(土) 11:49 ID:exo


テスト前なのでしばらく更新できませんorz

58:氷姫:2015/05/25(月) 17:36 ID:kBc


テストが終わりました!
続きを書いていこうと思います(*^◯^*)

59:氷姫:2015/05/25(月) 17:43 ID:kBc


101:35~
「おい、元太!光彦!歩美!大丈夫か⁉︎」
コナンは探偵団バッジに話しかける。
《…大丈夫ですよー!…》
光彦から応答が返ってきた。
「良かった。で、ハンターボックスには行けたのか?」
「まだなんです…」
「…俺が行くからおめーらはそこで待ってろ!」
《だ、だめです!》《歩美達が行くもん!》《少年探偵団の出番だぜ!》3人が反論した。
「…分かった。おめーらに託すぜ」
《うん!》
そして、えいえいオー!と探偵団バッジから聞こえてきた。
「あと5分くらいだけど大丈夫かしら?」
コナンと一緒にいた灰原が言った。
「今はあいつらを信じるしかないさ…」

60:氷姫:2015/05/25(月) 18:05 ID:kBc


歩美、光彦、元太は一生懸命に走った。
ハァハァと息が切れる。だが、止まっている暇はない。3人はただ、ハンターボックスに向かうことだけを考えていた。

97分頃ー ハンター放出まで残り2分ー
ようやくハンターボックスに到着した。
3人はレバーに手を置く。
「せーの!」3人は同時に下ろした。

「やったー!」
「ミッション達成だぜ!」
「これでハンター放出は免れました!」
「ねえねえ、メールに私たちの名前入るかなぁ?」
「入ると思いますよ!」
「俺達、人気者になるぜ!」
3人は喜びを分かち合う。


だが、予想外の結末が逃走者を待っていたー。

61:氷姫:2015/05/25(月) 18:14 ID:kBc

95:00〜
プルルル…全員の携帯が鳴った。少年探偵団は自分の名前が載っているのを期待してメールを読んだ。
「えっ⁉︎」
だが、そこには信じられないようなことが書いてあった。
《ミッション失敗。一体のハンター放出。》
全員、驚いた。

「どういうこと…?」歩美が泣きそうな声で言う。
「俺達ちゃんと下ろしたよな?」
「ええ…ていうか、僕達、ハンターボックスの前にいるんですから、ハンターが放出されていたら捕まってますよ!」
「あ、そっか」
「じゃあ他の所?でも、和葉お姉さんや蘭お姉さんが下ろしたはず…」

62:氷姫:2015/05/30(土) 16:31 ID:HIA


「おめーら、大丈夫かー⁉︎」
コナンと灰原が、元太達のいる所へ来た。
「…あなた達はレバーを下ろせたようね…」
灰原が、レバーが下されたハンターボックスを見て言った。
「そうだよ!走ったら間に合ったもん!」
「じゃあ、どこのハンターボックスからハンターが出てきたんだ…?他のハンターボックスもレバーを下ろしたはずなのに…」
コナンがつぶやく。
「そうだ、チャットで、ここのハンターボックスは下されていますって言っておきましょう!」
光彦が、《江戸の東のハンターボックスからは、ハンターは放出されていません!》と、チャットで送った。

「光彦、網鉄砲は?」
コナンが尋ねた。
「ハンターから逃げるときに使ってしまって…」
「あら…じゃあ残りは小嶋くんと吉田さんの二本だけね…残り時間は90分以上もあるのに…逃げ切れるかしら?」
灰原がそういうと、歩美や元太、光彦は落ち込んだ。
「おめーな、そんなこと言うなよ…ほら、行くぞ!」

63:氷姫:2015/05/30(土) 16:39 ID:HIA


一番驚いたのは、レバーを下ろした本人達だ。
「え…そんな…」蘭が言った。
「きっと、他のハンターボックスが無理だったんですよ…」隣にいた速水が蘭を励ますように言う。
携帯が鳴る。光彦からチャットにメッセージが届いた。
「江戸の一つのハンターボックスは大丈夫みたいですね…」
「僕達もちゃんと下ろしたし、もしかして、ショッピングモールのハンターボックスがダメだったのかも…」
「でも、服部くんや和葉ちゃんが下ろしたはず…」

「あ、あの…」
愛架がいた。
「ハンター、放出されちゃいましたね…」
愛架も、悲しんでいるようだ。
「そうですね…でもおかしいんです!みんな、レバーを下ろしたはずなのに…」
「そうなんですか?…怖いですね…」

64:氷姫:2015/05/30(土) 16:52 ID:HIA


93:00~
「光彦くん、やっぱり返すよ…」
歩美が網鉄砲を光彦に差し出す。
「え?」コナンと灰原は驚いた声をあげる。
「あ、いや…本当は歩美ちゃんが網鉄砲を使ったんですが、女の子に網鉄砲がないのはかわいそうだと思って、僕のをあげたんです!」
「へぇー…優しいのね」
灰原が言う。
「そ、そんなことないですよ!」
光彦は否定したが、灰原に褒められて、すっかり鼻の下が伸びている。
それを見た元太が、負けまいと思って、
「は、灰原!俺のあげるよ!」
「…私は大丈夫…」
やんわりと断られて、元太は少しがっかりした。

65:氷姫:2015/05/30(土) 16:58 ID:HIA


その頃、平次と和葉も驚いていた。
「何でなん⁉︎うちら、レバー下ろしたよな⁉︎」
「ああ。そのはずやから、他のハンターボックスからってことやけど…江戸の一つのほうはちゃんとレバー下ろしたって言ってるしなあ…」
少しして、携帯が鳴った。蘭からで、江戸のもう一つのハンターボックスもレバーを下ろした、という内容だった。
「え⁉︎じゃあうちらのとこ⁉︎そんなん、ありえへん…」和葉はショックを隠せない。
(…確かに俺らは下ろした。この手で…何や?何かが起こってるんか…?)

66:氷姫:2015/07/29(水) 19:13 ID:mwE


92:00〜
ショッピングセンターの中にいる平次と和葉に、不吉な足音が近づいてくるー。だが、二人はまだ気づいていない。
「はあー、めっちゃショックやー…こんなに頑張ったのに…」
和葉がため息をつく。
「そんな落ち込むなや…次頑張ればいいやろ…」
二人は一階にいた。そこで、二階にいるハンターを見つけた。ハンターはエスカレーターで一階に降りようとしている。
「ハンターや!逃げるぞ!」
平次がそう言った時、ハンターは二人に気づき、早足で降りてくる。
平次と和葉は二手に分かれた。ハンターはどんどんスピードを上げて追いかける。ハンターが視界に捉えたのは…和葉だった。

(ヤバっ、こっち来た!!)
和葉は曲がり角を利用して撒こうとする。だが…
「い、行き止まり…!」
なすすべなく、捕まった。

67:氷姫:2015/07/29(水) 19:16 ID:mwE


前にやってた逃走中見て、また書こうと思いました(笑)
不定期に更新します(笑)

68:あいあい:2016/01/21(木) 23:06 ID:lLw

めちゃくちゃ面白い😆 博士も探偵団も参加してるんですね。

69:氷姫:2016/03/16(水) 19:17 ID:aPw

>>あいあいさん
そうですよ!
見てくださってありがとうございます!

70:氷姫:2016/03/16(水) 19:35 ID:aPw

【遠山和葉確保。残り13人。】
メールを見て、平次は落胆した。
(和葉…すまんな。俺のせいで…。俺が頑張ったるさかい、よう見とけよ!!)

71:氷姫:2016/03/16(水) 19:42 ID:aPw

89:45~
平次の携帯が鳴った。コナンからだ。
「服部!!ハンターボックスをロックしたんじゃないのか⁉」
「俺らはちゃんとやったわ!何かの間違いやろ!今から見に行ったるわ!」
平次は再びハンターボックスへ向かった。

「…ほんまに何でや⁉下ろしたはずやのに…」平次は独り言のように呟く。
「もしかしたら、誰かがロックしてないと勘違いして開けてしまったとか…?」
「そんなアホおるか!(…和葉みたいなトロいやつやったらそうなるかもな…)」
平次はこう言いながら、そう思った。
そのとき、メールが鳴り、電話が切れてしまった。通達メールだった。

72:氷姫:2016/03/16(水) 19:52 ID:aPw

【通達A このゲームには、裏切り者が交じっている。裏切り者は、逃走者の邪魔をする。気をつけたまえ。】

「裏切り者やとぉ⁉」
平次はつい大声を出してしまい、辺りを見回す。だが、ハンターの来る気配はない。
「…なあ、この裏切り者が邪魔をするために、わざとロックを解除したってことは考えられないか?」
コナンが落ち着いた声で言う。
「ああ、絶対そうや!俺らの邪魔したんや!」
「怪しい人物はいなかったか?その時ショッピングセンターにいた人とか…」
「…1人おるわ!…そういえば、そいつ怪しいで!俺らがロックした後にショッピングセンターの上の階に登っていったんや!」
「おい、それって誰だ⁉」
「…花田美子や…」

73:氷姫:2016/03/16(水) 19:56 ID:aPw


コナンは言う。
「とにかく、彼女を見張っていたほうがいいな…このことを他の人に言うか?」
「今は俺らだけでいいんちゃうか?工藤はちっちゃい姉ちゃんや少年探偵団とおるんやろ?それで十分や。」
「分かった。…気をつけろよ。」
電話はそこで切れた。

74:氷姫:2016/03/16(水) 20:01 ID:aPw


「どうしたの?大阪の探偵さんと何を話してたの?」
灰原がコナンに尋ねる。
「…このことは誰にも言うなよ…さっきメールに書いてた、裏切り者が花田美子さんの可能性があるんだ」
「えーー⁉」
歩美たちは大声を出してしまった。顔を見合わせて、人差し指を立ててシーっという仕草をする。
「だから、今から花田さんを見張ろうと思うんだ。探すのを手伝ってくれるか?」
「了解!!」
コナン達はハンターがいないのを確認して、出発した。

75:真白◆huA:2016/03/16(水) 20:58 ID:q8Y

氷姫さん、私『名探偵コナン』がとても大好きなんです!!                                  前から、ここのスレを見てたんですけど、しばらく休止状態で残念だったんですが、また再開してくれてとても嬉しいです!!    忙しいと思いますが、続きをとても楽しみにしています!!頑張って下さい!!応援しています!!

76:氷姫:2016/03/16(水) 21:24 ID:qF6

86:56~
コナン達は江戸の宿場町のような、大通りを歩いていた。
「コナン!あの人じゃねーか⁉」
元太が小声で言う。美子の後ろ姿が見えた。
「どうする?ずっと後をつけるの?」
歩美が言った。
「いや、いい方法がある」
コナンはシール型発信機を取る。
「これをあの人に貼れば、追跡メガネでどこにいるか分かるし、会話も聞ける!」
「すごーい!」
「じゃあ、今から俺が接触してくる!おめーらはここで待機だ!」

「君たちー!何してるのー?」
突然、明るい女性の声がした。
コナン達は振り向いた。
ツインテールの女性が立っていた。

77:氷姫:2016/03/16(水) 21:26 ID:qF6

真白さん
ありがとうございます!
本当に気まぐれにしか更新できません>_<
今日更新したら、いつ更新できるか…(^^;;

78:氷姫:2016/03/16(水) 21:40 ID:qF6


それは栗橋愛架だった。
「え、えっと愛架さん…何にもないよ…」
コナンは前を向く。もう美子の姿は無かった。(見失ったか…)コナンは悔しがる。
「じゃあまたね!頑張ろうね!」
愛架は店の中に入っていった。

「どうしましょうか、コナンくん」
光彦が言った。
「むやみに歩き回ってもハンターに捕まるから、今はそっとしておこう…」

79:氷姫:2016/03/16(水) 21:46 ID:qF6


《大丈夫?あんた、裏切り者だって疑われてるよ。眼鏡の少年に気をつけて。》
愛架は美子にメールを打った。
《大丈夫です。貴方こそ気をつけて。頑張りましょう。》
美子は返事のメールを送った。

80:氷姫:2016/03/16(水) 22:00 ID:qF6


(一応服部に知らせたほうがいいかな…)コナンは服部にメールを送る。
《花田美子は江戸の宿場町にいたが、見失ってしまった。》
すぐに服部から返事が来た。
《俺も今江戸の町におるねん。探してみるわ。》
服部はとある店の中に隠れていた。
すると、花田美子がすぐ外に来た。
(おった!!どうすればいいんや…今出ても不自然やしなあ…)
服部はしばらくそのままでいた。

81:氷姫:2016/03/16(水) 22:12 ID:vL2

85:12~
沖矢昴はショッピングセンターの中を探索していた。途中ハンターを見かけたが、うまくやり過ごした。昴は電話をかける。
「…今のところ、動きはない…お前もこっちに来るんだろ?」
「…ええ、捜査員を何人か連れてね…」
電話の女性は答える。
「この土地については何か分かったのか?」
「ええ、後で資料を送るわ」

電話の後、昴は送られた資料を見た。
(ほー…なるほど…)

82:氷姫:2016/03/17(木) 08:03 ID:aPw


樹柏野月茂は、ショッピングセンター内にいた。二階のフードコートに来た。
(…宝石が手に入ると思った参加したのに…全然見つからないじゃないか!…宝石ってどんなのだ?俺が求めるビッグジュエルなのか…⁉)

ハンターが遠くにいる。月茂はフードコートのテーブルの下に身を潜めた。

83:氷姫:2016/03/17(木) 08:19 ID:aPw


蘭は1人で行動していた。
(裏切り者って誰なんだろう?でも、コナンくんや服部くん、私の知っている人は違うから…今日初めて会ったあの4人の中の誰かかしら?)
「蘭さん!」
蘭が考えていると、突然声がした。蘭はびくっとなって振り返った。
「あ、ごめんなさい、声が大きかったですね…」
「は、速水さんだったんですね、確かに、あんまり大きな声出すと、ハンターに気づかれちゃいますよ…」
そう言って、蘭にある考えが浮かんだ。
わざと大きい声を出して、ハンターをおびき寄せてる…?
「じゃあ…私はこれで…」
蘭はその場を去ろうとする。
「また一緒に行きませんか?」
速水は言った。
「気持ちは嬉しいんですけど…えっと、他の子と合流する予定になっているんです!だから、人数が多くなると見つかりやすいかなーって思って…」
蘭は嘘をつく。言葉がしどろもどろになっているのを感じながら、速水の反応を見る。
「…分かりました。もし、何かあったら言ってくださいね…」
「は、はい、すみません…」
蘭は小走りでその場を去った。
植木の陰に隠れて、誰かに電話しようとする。誰かと行動しないと、嘘がバレてしまう。
(誰に電話しよう…後の知らない3人も怪しいし…服部くんだと和葉ちゃんに悪いし…)

84:氷姫:2016/03/17(木) 08:27 ID:aPw

83:23~
(後は…コナンくんか博士かな?でも、コナンくんは少年探偵団と一緒だから…阿笠博士に電話しよう!)
蘭は決心する。電話の発信ボタンを押そうとした瞬間、メールの受信音が鳴った。
蘭は飛び上がりそうになった。嫌な予感がする。冷や汗が一筋流れる。
《阿笠博士確保。残り12人。》
(そんな…もうコナンくんしかいない!)

博士はハンターに見つかり、捕まってしまった。
(…新一は哀君達は大丈夫かのう…?みんな、わしの分も頑張っておくれ!!)

85:氷姫:2016/03/17(木) 08:36 ID:aPw


プルルルル…とコナンの携帯が鳴った。
「何?ミッションのメール?」
「いや、違う…(蘭から?逃走中用の携帯だ)」
コナンは電話に出る。
「もしもし?蘭ねえちゃん?」
「コナンくん!今どこにいる?」
「江戸の町の…ここだよ!」
コナンは地図を見ながら説明する。
「私も今その辺りなの!…コナンくんと一緒に行動していいかな?」
「え…あ、うん、分かった!今からそっち行くから待ってて!」
コナンは電話を切る。
「今のって蘭お姉さん?」
歩美が聞く。
「ああ…」
「あなたはそっちに行くのね?大切な彼女のもとへ…」灰原が言う。
「…だから、灰原、こいつらのこと頼む!」
「分かったわ。気をつけるのよ。」
コナンは走っていった。

「コナンくんだけずるい!私たちも行こうよ!」歩美が言う。
「ダメよ…あんまり人数が多いとハンターに見つかるわよ。今は4人で協力しましょ」
「うん!!」

86:氷姫:2016/03/17(木) 08:42 ID:aPw

82:32〜
服部は花田美子の跡をついて行った。しかし、途中で見失ってしまった。
(くそ…あいつ逃したら何してくれるか分からんしのう…次のミッションにも影響が出てくる…)
「きゃああ!」
女性の叫び声がした。服部は建物の陰に身を潜める。見ると、美子はハンターに追われていたのだ。ハンターの走りに逃れられるわけなく、あっけなく捕まった。
すぐにメールが来た。
《花田美子確保。残り11人》
(まじか…これっていいことなんか?でも、何か腑に落ちへんな…)

コナンも、そのメールを見た。
(裏切り者と思われる花田さんが捕まった…これでもう大丈夫なのか?…何かが引っかかっている…)

87:氷姫:2016/03/17(木) 08:56 ID:aPw

82:00~
「コナンくん!」「蘭ねえちゃん!」
蘭とコナンは、無事に合流した。
「良かったー…コナンくんがいて…」
蘭の目が潤んでいるような気がした。
(蘭…?)
蘭はさっき起こった出来事を話した。
「…というわけでコナンを呼んだの…ごめんね、1人じゃ怖かったから…」
「大丈夫だよ!それより、速水さんが裏切り者だって話だけど…」
「怪しいわよ!裏切り者はあの4人の中よ!それで、速水さんの行動が怪しかったわ!」
「…裏切り者は花田美子さんかもしれない…」
「そ、そうなの⁉」蘭は驚く。
「うん…って平次兄ちゃんが言ってた!」
コナンは言う。
「でも、さっき花田さんは捕まったよね?もう大丈夫ってこと?」
「…たぶん…」

88:氷姫:2016/03/17(木) 12:44 ID:o4A

80:00~
全員の携帯が、一斉に鳴った。
【ミッション2 エリア封鎖を阻止せよ
残り75分になると、ショッピングセンターが封鎖され、逃走者は立ち入り禁止となる。阻止するには、エリア2箇所にある装置に、全員が指紋認証をしなければならない。】

「ミッションだ!…全員がやらないといけないのね…」
「ここから近いのは…ここだね!蘭姉ちゃん、早く行こう!」

89:氷姫:2016/03/17(木) 12:47 ID:o4A

>>88
すみません、間違えました>_<
75分→65分

90:氷姫:2016/03/17(木) 12:53 ID:o4A

78:54~
歩美、光彦、元太、灰原も指紋認証装置に向かっていた。
「全員がやらないといけないんだね〜」
「本当にみなさんやってくれるんでしょうか?」
「大丈夫だろ!」
「そうでもないわよ…テレビでも、やらない人がいるから…」
と、和気あいあいと喋っていた。
だが…
「ハンターです!」
ハンターがこっちに向かって走ってきた。
4人は一斉に逃げる。が、灰原は転んでしまった。 「哀ちゃん!!」歩美が叫ぶ。
「私に構わず逃げて!私が囮になるわ!」


【灰原哀確保。残り10人】

91:氷姫:2016/03/17(木) 12:57 ID:o4A


(灰原、捕まったのか…)
コナンは思った。
「哀ちゃん捕まっちゃったね…コナンくん、残念だね」蘭が言う。
「う、うん、そだね…」

「あの…」
栗橋愛架がいた。
「どうしたんですか?」
「装置の場所が分からないので、一緒に行ってもいいですか?」
「いいですよ!行きましょう!」

そして、装置に辿りつき、3人は指紋を認証した。
「ありがとうございました!では、頑張りましょう!」
愛架はすぐにどこかへ行った。

92:氷姫:2016/03/17(木) 13:06 ID:o4A


指紋認証装置は江戸とショッピングセンターにある。ショッピングセンターでは、沖矢昴、樹柏野月茂がすぐに指紋を認証した。

月茂はまたフードコートに戻った。
身を潜めていると、人の気配がした。
(誰だ…ハンターか⁉ここで捕まったら…俺は…) 心臓の鼓動が高まる。だが、心配する必要はなかった。速水だった。速水もショッピングセンターの装置で指紋認証をしていた。
「ど、どうも…」月茂は机の下から出てきた。 2人は会話が続かない。それもそのはず、今日初めて会ったし、逃走中が始まってから初めて顔を合わせたからだ。
このまま立ち去ろうか、と月茂が思ったとき、速水が沈黙を破った。
「…宝石って…どこにあるんでしょうね?」
「…私にも分かりませんね…探してますけど」

93:氷姫:2016/03/17(木) 13:18 ID:o4A


「やっぱり、宝石を見つけたいですよね…賞金もらえるし!」
月茂は言った。
「はい…あの、お願いがあるんですけど…」
「?…何ですか?」
「宝石を見つけたら、私に頂けませんか?」
「え…なぜ?」
「それは…今は言えないんです。すべてが終わったら言います。お願いします…」
速水は頭を下げた。
「…それは保証できません。私も宝石を探しています。もし、目当ての宝石だったら、私が頂くのでね…」
「…宝石は数十個、エリア内のどこかにまとめて置いてある…」
月茂は驚いた。「何で知ってるんだ?そんなこと…」
「本当に言えません。お願いします。私は運動が得意じゃないので、捕まってしまうかもしれないので…」
速水は走り去った。
(何者なんだ…?)
月茂は思った。

94:かき氷:2016/03/17(木) 13:35 ID:q22

うわぁ…めっちゃ上手!!
あ、読ませてもらうね!!

95:氷姫:2016/03/17(木) 16:04 ID:mwE

>>かき氷さん
ありがとうございます!
全然上手じゃないですよ(/ _ ; )
でも、そう言っていただけて嬉しいです(*^^*)

96:氷姫:2016/03/17(木) 16:19 ID:mwE


75:00~
ミッション終了まで、残り10分。
まだ指紋認証できていないのは、服部、歩美、光彦、元太だった。

「哀ちゃん捕まっちゃった…」
歩美はショックを隠せない。
「歩美ちゃん、灰原さんのぶんも頑張りましょう!」光彦が言う。
すると、そこへ…
「おー、元気にしとったかー?」
服部がやって来た。
「探偵の師匠だ!!」
「まだ指紋認証やってないんやろ?俺と一緒に行けへんか?」
「はい!!」3人はホッとした。
「一緒だと心強いです!」
「コナンはいないし、灰原は捕まったからなー」
「あれ?く…いや、コナンくんはおらんのか?」平次は聞く。
「蘭お姉さんのところに行ってしまいました…」光彦が言う。
(何や工藤、こんなときにイチャイチャしてるんやないで!!)
平次は心の中でコナンを睨んだ。

コナンは寒気がした。
「どうしたの?コナンくん」
蘭が言う。
「な、何でもないよ…」

97:氷姫:2016/03/17(木) 16:28 ID:mwE


73:27~
月茂は考え事をしながら歩いていた。
(エリアのどこかにまとめて置いてある…?倉庫みたいなところか?)
そんなことを考えていたので、ハンターに気づくのが遅れた。気づいたときには、ハンターがこっちへ向かってきていた。
(くそ、追いつかれる…これでどうだ!)
月茂は銃を出した。といっても、発射されたのは銃弾ではなく、トランプだった。
トランプはハンターの足元の床に刺さり、ハンターの走りを邪魔した。その隙に月茂は加速し、ハンターから距離をとった。
(ふう…危なかった…これを持ってきてて良かったぜ…)

その様子を、沖矢昴が見ていた。
(あの人物がこのゲームに…面白い…)
昴は、柱に取り付けてあった黒くて四角いケースを取った。中を開けると、赤、青、緑の線があった。昴は赤の線を切る。点滅していたライトが消えた。

98:氷姫:2016/03/17(木) 16:32 ID:mwE


70:45~
ようやく、歩美、光彦、元太、服部は指紋認証装置に辿り着いた。
そして、4人は指紋認証をする。
終わった後、【ミッション成功】のメールが来た。
「やったー!良かったね!」
「そうやな…」
服部はそう言って考えた。
(今回のミッションは誰も邪魔する人はおらんかった…やっぱり花田美子が裏切り者やな!)

99:氷姫:2016/03/17(木) 16:38 ID:mwE

その頃の牢屋…
牢屋の中にいるのは小五郎、園子、和葉、花田美子、博士、灰原だった。
小五郎は花田美子に話しかけている。
「残念でしたなー!こんな美人な女性を捕まえるなんて、ハンターはひどいですな!わははは!」「え、ええ…」
美子は引いていた。
「おじさま…美子さんが綺麗だからって…無理に詰め寄るのは…」
「ナンパとかやったらあかんやろ!」
園子と和葉がその様子を見ている。

博士と灰原は4人よりも遠く離れたところでいた。
「あと70分もここにいるのはしんどいわね」
「これこれ…」

この後、捕らえられた逃走者にチャンスが訪れるー。

100:氷姫:2016/03/17(木) 16:45 ID:mwE


69:34~
コナンと蘭は行動を共にしていた。
「ミッション成功して良かった〜私、ここまで残れるなんて思ってもいなかったよ…」
「蘭姉ちゃんなら大丈夫だよ!(ハンターを空手でやっつけたらいけそうだな…まあダメだけど)」コナンは心の中でそう思い、苦笑いした。

2人は大通りに来た。江戸の商人達がたくさんいた。その中に紛れていたのは…
ハンターだった。
「コナンくん!ハンターがいる!逃げるわよ!」背が高い蘭がハンターをいち早く見つけた。ハンターはまだ気づいていないようだ。コナン達は大通りを離れた。

「ここまで来たら大丈夫…ってあれ?コナンくん⁉」どうやら、逃げている途中に違うほうへ行ったようだ。
「また1人だ…しばらくどこかに隠れていようかな…」

101:氷姫:2016/03/17(木) 16:51 ID:mwE


「あれ?蘭姉ちゃん?…」
コナンも、蘭と違うほうへ行ってしまったことに気づいた。
(無事か電話したいが…携帯を鳴らしてハンターに位置がバレたらダメだ…蘭、気をつけろよ…)コナンは誰よりも蘭の心配をしていた。

コナンは歩いてると、江戸とショッピングセンターの境目ーつまり、牢屋の前を通った。
「ガキンチョ!頑張るのよ!!」「コナンくんー!」園子や和葉から激励の言葉があった。「うんー、頑張るよー」
コナンは笑顔で、手を振りながら通り過ぎた。言葉は棒読みになっていたかもしれないが。
(そんな大声で言ったら、ハンターが気づくだろ…)
そして、ショッピングセンターへ入っていった。

102:かき氷:2016/03/17(木) 17:21 ID:bxo

あっ、まさかキッド・・・?
てか小説うますぎ!w

103:氷姫:2016/03/17(木) 18:27 ID:vL2

>>102
どうでしょう?笑
続きを書きます!

104:氷姫:2016/03/17(木) 18:30 ID:vL2

67:12~
コナンはショッピングセンターの中に入った。一階に月茂がいるのが見えた。
そして、二階に昴が歩いてるのが見えた。
ショッピングセンターは所々吹き抜けになっているので、上の様子が分かるのだ。
(…昴さんに聞きたいことがたくさんある…)
コナンは止まっているエスカレーターを登っていった。

105:氷姫:2016/03/17(木) 18:46 ID:vL2


コナンは二階に着いた。昴はさらに奥のほうに歩いていた。
コナンは歩いていると、柱のそばにある物を見つけた。黒くて四角いケース、蓋が開けられていて、色のついている線のうち、赤い線が切られていた。
(まさか…⁉)
コナンはそのケースを持って昴のもとへ急ぐ。

昴の歩くスピードは速かった。
コナンは走った。子供の姿では、走らないと追いつかなかった。
「す、昴さん…」
「…コナンくん?どうしたんですか?」
「…昴さんが解除したんでしょ?…この爆弾を!」コナンはケースを出しながら言う。
「…」
昴は何も答えない。
「このゲーム、何かあるの?…FBIの捜査官が意味もなくこんなゲームに参加しないよね?」

106:氷姫:2016/03/17(木) 20:56 ID:5/s

「…本当は一般市民を巻き込みたくないんだが…」
コナンの追及の末、ようやく昴は話す気になった。
「ボウヤ、緑山財閥を知ってるか?」
コナンは頷く。以前に園子から聞いたことあった。鈴木財閥には劣るが、いろいろな方面で有名らしい。
「その財閥のトップ、緑山翡翠(みどりやまひすい)が何らかの取引をするらしい。今日、このエリアで」
「え⁉それって何時なの?」
「…分からない。今捜査員がこの近辺を張っている。ここは緑山財閥が所有している土地だ。あの社長には怪しい噂が多い。以前アメリカでも取引をするという情報が入ったが、何も起こらなかった。」
だからFBIが出てきたのか…コナンは納得する。
「そういえば、この爆弾ってよく見ると偽物だよね?何でだろう?」
「まだまだ分からないことが多い。ボウヤも気をつけろ。面白半分で事件に突っ込むと痛い目に合う。」
昴の言葉が、コナンに痛いほど響く。
そのせいでこんな身体に…

「…あともう一つ。このゲームの参加者に面白い人物がいる。」
昴はニヤリと笑う。
「え?」
「ヒントは名前だ。」
昴はそう言って、立ち去った。

107:氷姫:2016/03/17(木) 21:13 ID:5/s


65:00~
全員の携帯が鳴った。
【ミッション3
残り50分までに復活カードを牢獄まで持ってくると、確保された者が抽選で復活できる。復活カードはエリア内に3枚散らばっている。】

(復活カード⁉探して誰かを復活させたい!)蘭は茂みに隠れていた。だが、復活カードを探すために動き出す。

「これで哀ちゃんを復活させよう!」
歩美が言った。
「でも、抽選だから、灰原さんが選ばれるとは限りませんよ…」光彦が言う。
「それでも、誰かを復活させたい!」
「歩美が言う通り、復活カード探そうぜ!」
元太の掛け声で、オー!と言う。
「それより…探偵の師匠は?」
辺りを見渡すが、どこにもいなかった。

平次はメールを見るやいなや、復活カードを探しに行った。
(これで和葉が復活できるかもしれへん…!)

108:氷姫:2016/03/17(木) 22:13 ID:o4A


(復活ゲームか…ゲームの逃走成功には支障はないな…このミッションには参加しないでおこう…)コナンはそう思った。
(それより、赤井さんが言っていた面白い人物…誰だ?ヒントは名前?)
コナンは考える。この逃走中に参加している人の名前を思い出す。
(…この人…)
ある人の名前を思い出した時、何か閃いたような気がした。
(いや、並びかえても言葉は出てこない…
…!そっか、これはこうとも読めるから…
分かったぞ!誰が逃走中に参加しているか!)
ショッピングセンターの一階に、その人物がいた。

109:氷姫:2016/03/17(木) 22:21 ID:o4A

63:11~
「月茂さん!」
コナンは子どもっぽい声で話しかけた。
「君は…コナンくんだったね、どうしたんだ?」
コナンはいつもの、大人っぽい声でいう。
「…樹柏野月茂は偽名…そうだろ、怪盗キッド!!」
「な、何のことだい?僕が怪盗キッド?」
「樹柏野月茂はアナグラムだ。並びかえると、おめーの名が出てくるんだ!」
「…うーん、これじゃあ何にも出てこないと思うけど?」
「…確かに、《きかしのつきしげ》じゃ出てこない。だが、初めの《樹》は「じゅ」とも読める。《じゅかしのつきしげ》これを並びかえると《げつかのきじゅつし》
つまり《月下の奇術師》!おめーのことだよ!」

110:氷姫:2016/03/17(木) 22:28 ID:o4A


「…と思ったけど、間違ってないか?
《げつかのきじゅしし》になってるぞ…
まあ、おそらくそうだろうと思ってさ」
コナンは笑った。
「しゃーねーだろ、偽名考える時間なかったんだから」
キッドが言う。いつもの声に戻った。
「で、何でおめーが参加してるんだよ?」
「…俺のもとに挑戦状が届いた…」
キッドはそれを出す。コナンは見る。

111:氷姫:2016/03/17(木) 22:29 ID:o4A

余談ですが
樹柏野月茂でちゃんと月下の奇術師になると思ったら、ならんかったwww
キッド様が間違えたということでお願いしますwww←おい

112:真白◆huA:2016/03/17(木) 22:36 ID:q8Y

おーー!!ついにキッド登場ですか!!                                           私、キッドも大好きなんです!!                                              忙しいとは思いますが、更新頑張ってくださいね!!

113:氷姫:2016/03/18(金) 07:13 ID:6Rw

>>112
キッドかっこいいですよね(*^◯^*)
今、学校が休みなので時間がありますが、今年は受験生で、学校が始まると忙しくなると思います…(/ _ ; )
まあ、春休みは更新したいです(笑)

114:氷姫:2016/03/18(金) 11:48 ID:2u6

【怪盗キッド様
明日朝9時に地図に書かれている場所で逃走中を行う。この場所には、どこかに宝石が隠されている。欲しければ逃走中に参加したまえ。】

「…というわけで参加したんだが、全然宝石が見つからねぇ…てか、その麻酔銃、引っ込めてくれよ…俺は呼びだされて来ただけ、何にも盗んでいないし、そもそも向こうが宝石があるから取りにこいって言ってるんだぜ?」
コナンはキッドを捕まえようと、麻酔銃を構えていた。だが、キッドにそう言われて引っ込める。

115:氷姫:2016/03/18(金) 11:55 ID:2u6


「…そうだ、妙な事を言っている奴が1人いたぜ。」キッドが言う。
「妙な事?」
「…速水って男、俺に宝石を見つけたら自分によこせって言ってた。しかも、宝石は数十個、どこかにまとめて置いてあるって…」
「ふーん…」
「まあ、とにかくこのゲームでは一時休戦だ。協力しないと、逃走成功できないからな…ほら、向こうにハンターがいる。逃げるぞ」
コナンとキッドはショッピングセンターの上の階に登った。
「じゃあな、名探偵」
キッドはどこかへ消えていったー。

116:かき氷:2016/03/18(金) 16:25 ID:N9w

113>>受験かぁ…大変だねー
私も去年は受験だったよー!
キッドかっこいいよねー
遅くてもいいよ♪楽しみにまってるねー!

117:氷姫:2016/03/18(金) 19:39 ID:hLA

>>116
はい!頑張ります!

118:氷姫:2016/03/18(金) 19:51 ID:hLA

60:24~
「復活カードどこかなー?」
歩美達は江戸のエリアにいた。
「そうですね…あれ、2人とも、網鉄砲は⁉」光彦が言った。元太と歩美は網鉄砲を持っていたはずだが、2人の手には何にもない。
「あれ?持ってたはずだよな?」
「隠れていたところに落としたのかな…?
どうしよう…ハンターに見つかったら終わりだ…」

119:氷姫:2016/03/18(金) 20:37 ID:hLA

その頃、コナンは江戸の町の行き止まりにいた。
(ここどこだ…?)
その時、溝の中を見ると、おばあさんが倒れているのに気づいた。それは、蘭と園子が話しかけた老婆だ。
「え…⁉おばあさん、大丈夫⁉」
コナンがおばあさんの身体をゆすると、目が覚めたようだ。
「あれ…?わしは何でこんなところに…?」
「何があったの⁉」
「そうじゃ、急に後ろから何かを嗅がされたんじゃ。そうしたら眠くなってのう…」
(もしかして…怪盗キッドか⁉おばあさんに変装して、ハンターの追跡を交わしたんだ!ったく、それっていいのかよ…)

120:氷姫:2016/03/18(金) 20:57 ID:hLA

59:45〜
「あ、これじゃない⁉復活カード!」
歩美が見つけた。
「さすがです!歩美ちゃん!」
「早く持っていこーぜ!」

蘭はショッピングセンターに来た。
(そういえば、ショッピングセンターって初めて来たなー…)
後ろから、人の気配がした。蘭は咄嗟に空手の構えをした。
「い、いや、怪しい者じゃないです!」
それは月茂だった。
「あ、すみません!…そういうつもりじゃ…」
蘭はその場を立ち去る。

(びっくりした…空手で蹴られるかと思ったぜ…)
樹柏野月茂ー に扮したキッドがそう思った。

121:氷姫:2016/03/18(金) 21:07 ID:hLA


57:54~
歩美達は、復活カードを牢屋に持って行くためにそこへ向かっていた。
だが…
「後ろからハンターが来てます!」
3人は一斉に逃げる。
ハンターが視界に捉えたのはー走るの遅かった、元太だった。
「わあああ…!う、うな重をいっぱい食べる夢が…!」

【小嶋元太確保。残り9人。】
元太が捕まってしまった同じ頃、歩美と光彦は牢屋に辿りついた。
「元太くん捕まっちゃった…」
「元太くんのぶんも頑張りましょう!歩美ちゃん、あの人に復活カードを渡せばいいんじゃないでしょうか?」
牢屋の前に仮面を被った人がいた。2人が到着すると、牢屋の中で歓声が起こった。
「すごーい!!」「ありがとう!!」
そして、確保者の名前が書かれた円盤が登場した。赤い矢印のところに止まった人が復活できる。歩美が円盤を回す。
復活できるのは…?

122:氷姫:2016/03/18(金) 21:13 ID:hLA

55:24~
【灰原 哀】
ルーレットが、灰原の名前で止まった。
「私…⁉」灰原は驚きを隠せない。
「哀ちゃん、また頑張ってな!」
和葉が言った。祝福と激励の拍手が起こった。 灰原は牢屋から出た。歩美は灰原に抱きつく。
「やった!!哀ちゃん、また逃げられるね!」
「吉田さん…ありがとう…円谷くんもありがとね…」
「いえ、僕は何も…」
光彦は頬を染めた。
「じゃあ行きましょうか…」

123:氷姫:2016/03/18(金) 21:17 ID:hLA

55:00~
メールが届いた。
【吉田歩美の活躍により、灰原哀が復活した。逃走者は残り10人。復活カードは残り2枚だ。50分までに牢屋に持っていけば、確保者が復活できる。】

(灰原が復活したのか…!)
コナンはメールを見て、そう思った。

蘭もメールを見る。
(歩美ちゃんすごいな…哀ちゃんが復活したんだ…)

124:真白◆huA:2016/03/18(金) 21:23 ID:q8Y

受験生なんですね。                                                    受験勉強大変だと思いますが頑張って下さい!

125:かき氷:2016/03/19(土) 06:20 ID:yVc

おおー哀ちゃん復活〜!
キッドずる〜ww

126:氷姫:2016/03/19(土) 07:15 ID:aPw

>>124
ありがとうございます!

>>125
確かにずるいですね笑笑

127:氷姫:2016/03/19(土) 07:19 ID:aPw

54:11~
「…ねえ、江戸川くんは?一緒じゃないの?」灰原が尋ねる。
「だいぶ前に、蘭お姉さんのところに行きました!」光彦が答えた。
「そう…私が牢屋で蘭さんを見たとき、1人だったけど…はぐれたのかしら?…まあいっか……!あなた達、網鉄砲は持ってないの⁉」
「…どこかに落としちゃったみたいで…」
歩美が言った。

128:氷姫:2016/03/19(土) 07:27 ID:aPw

54:00~
コナンは再び沖矢昴に会った。昴は、手に2本の網鉄砲を持っていた。
「コナン君、これって子供達のものじゃないかい?地面に落ちていたのを拾ったんだ…
コナンから渡してくれるかな?」
「あ…元太と歩美のかな…ありがとう…」
昴はどこかへ行こうとした。
「ま、待って!」コナンが言う。
「ボウヤ、どうした?」
周りに誰もいなかったので、素の話し方に戻っていた。
「今からある人のところに行くんだけど、一緒に来てくれない?」
「ほー…ある人?」

129:氷姫:2016/03/19(土) 08:17 ID:aPw

52:47~
くそっ、宝石はどこにあるんだ…?
速水公輔は焦っていた。エリア内を隈なく探しているが、どこにも見つからない。
宝石を見つけないと…俺の人生が…。
「速水さん!」
出し抜けに明るい声。速水は驚いた。
江戸川コナンと沖矢昴がそこに立っていた。
「聞きたいことがあるんだけど…」
「な、何かな?」
「お兄さんは、どうしてこのゲームに参加したの?」
「そ、そりゃあ、賞金が欲しいからだよ… 当たり前だろ!」
速水の心臓の鼓動が早くなる。
「…月茂さんから聞いたけど、お兄さん、宝石がどのようにあるか知ってるんだよね?どうして?」
「そ、それは…」
速水は言葉に詰まる。何だこのガキ…普通の小学生じゃないぞ…!

「お兄さんも、電話で参加してくださいって言われたの?」
お兄さん「も」という言葉に、速水は安心する。
まだまだ小学生だな、自分の参加方法をバラしているんだから…
「そうだよ、君達と同じでね」
速水はこの質問を回避できたと思った。だが、自分の中の危険センサーは付いたままだ。コナンがニヤリ、と笑った気がした。

130:氷姫:2016/03/19(土) 08:18 ID:aPw

「あれれ〜?おっかしいぞ〜?」
いつもよりも子供の声。速水は寒気がする。
「僕達は招待状が来て、参加したんだよ!ねえ、昴さん?」
何だと?…俺は嵌められたのか…⁉
隣にいた、沖矢昴が言う。
「ええ。先ほどスタッフに尋ねたところ、参加者の集め方は招待状を送るのみ…だが、例外がある。この逃走中を主催している会社の社員なら、招待状を貰わなくても参加できるでしょう…」
「この逃走中を誰が主催しているのか知っているのか…」
速水は聞く。
「ええ…緑山財閥の緑山翡翠社長…」
このことは誤算だった。
「速水さん、本当の目的は?どうして宝石が欲しいの?」
何でお前らに言わないといけないんだ!
速水は無言の抵抗をする。

「…さっさと言え。こっちは人命がかかっているんだからな…」
昴の目が見開く。さっきのような穏やかさはない。獲物を仕留めるときのような目つき。殺気のようなものを感じる。
速水は怯えた。昴の前で立っていると、銃を向けられているような感じがして、両手をあげたくなる衝動に駆られる。

…これ以上隠すのは無理だな…
速水は悟った。

131:氷姫:2016/03/19(土) 12:41 ID:vL2

「…あなた達の言う通り、私は緑山財閥の社員です…」
速水はようやく話し始めた。
「でも、何日か前に、リストラを宣告されたんです…。私はこの会社をやめたくない、ずっとここで働かせてください、とお願いしたら、社長が、『逃走中で宝石を見つけて、私のところまで持ってきてくれたら考え直す』と言ったんです…だから宝石を探しているというわけです…あ、そうだ」
速水はポケットから紙切れを出す。
「社長室に行ったとき、こんなメモがありました。あ、社長室から持ち出したんじゃなくて、内容を覚えたんですけど」

か↑ら←さ↑た・ら↑
終了5分前

132:氷姫:2016/03/19(土) 12:41 ID:vL2

「宝石のありかのヒントになるかな?って思ったけど、全然分からないし、そもそもヒントを残すわけないですよね…」
「これ、写真撮っていい?」
コナンは携帯で写真を撮った。

「…他に社長のことで何か分かることない?例えば、何かの取引をするとか…」コナンが聞く。
「私は下っ端の社員なので、そんな情報は分かりません…でも、社内で、社長がもうすぐ引退するっていう噂がありました」
「え⁉そうなの⁉」
「はい…社長はまだ若いので、定年ではないです。私は病気ではないかと思います。社長室に行ったとき、白い粉末の入った袋がありました。あれは薬なのかなって…」
(白い…粉末⁉)

133:氷姫:2016/03/19(土) 12:47 ID:vL2


コナンと昴が速水と話していた同じ頃、歩美、光彦、灰原はエリアを探索していた。
「あとちょっとでミッションが終わるね…」
「復活カード、1枚しか見つかってないわね…」
「そ、そうですね…」
光彦は緊張していた。なぜなら、光彦は灰原と歩美に挟まれて歩いていたからだ。まさに、両手に花の状態だ。
しかし、その状態は長くは続かなかった。…
ハンターが迫ってきていた。
光彦は逃げるときに、灰原と歩美と分かれてしまった。そして、ハンターが光彦のほうへ走っていったのだ。
「うわぁぁぁ!」

【円谷光彦確保。残り9人】

134:氷姫:2016/03/19(土) 12:53 ID:vL2

51:58~
「円谷くん…残念ね…」
灰原が言った。歩美と灰原は屋敷みたいなところにいた。
「哀ちゃん!見て!お屋敷の中に女の人がいる!」
歩美が指差したほうを見ると、屋敷の二階に、江戸時代にしては豪華な衣装を着た女性が座っていた。髪は長く、年齢は分からない。だが、見た目は若いので、20代と言われても違和感はない。
(…この人、どこかで…?)
灰原は不思議に思う。
「でも、江戸時代に二階建ての家ってあったのかなー?」
「さあ…どうだったかしら…」
灰原は屋敷を見渡した。ある事に気付いた。
(この屋敷…他の建物よりも、新しい感じ…最近建てられたような感じがする…)

135:かき氷:2016/03/19(土) 20:01 ID:N9w

なにこれっ??
暗号?

136:かき氷:2016/03/19(土) 20:02 ID:N9w

光彦ーwざんねん!

137:氷姫:2016/03/20(日) 19:30 ID:5/s

速水と別れた後、コナンと昴は話していた。
「これは何かの暗号かな…?」
「そのようだな。終了5分前というのも気になる。」
そのとき、携帯が鳴った。ゲームの残り時間が50分になり、復活ミッションが終了したのだ。
(結局復活できたのは灰原だけか…
!!もしかして…!)
コナンは顔を上げた。
(なるほど…この暗号の解き方がわかったぞ!)コナンはニヤリと笑う。
「ボウヤ、その顔は暗号が分かった顔だな?」 昴が言う。
「…昴さんも分かってるでしょ?」
「ああ…」

138:かき氷:2016/03/20(日) 21:17 ID:lhE

え?全くわかんないわ〜ww

139:氷姫:2016/03/20(日) 21:25 ID:5/s


「その割には、納得していない顔だよね?」
コナンが聞く。
「暗号にしては単純すぎると思うんだが…」
ふっと、コナンと昴の頭の中に速水の言葉が浮かんできた。
『社長は病気ではないか、って思うんだ…
社長室に行ったとき、白い粉末を見つけたんだ』
(白い粉末…まさか⁉)
コナンと昴は顔を見合わせ、ニヤリと笑みを浮かべる。
「これからどうする?赤井さん」
「このメモが正しければ事が起こるのは終了5分前…このことをジョディに伝えておこう…それまではゲームで生き残ることを考えなければならないな…」
昴は電話を始めた。

(それにしても…赤井さんが逃走中に参加するなんて意外だな…こういうのはジョディ先生かキャメル捜査官がやりそうなのに…)
コナンは昴の顔を見る。
(赤井さん、逃走中を楽しんでるんじゃ…いや、あの冷静沈着な赤井さんが…そんなわけ…てか、あの人はハンター役のほうが似合いそうだな…)
コナンは赤井のサングラスにスーツという、似つかわしくない姿を想像したが、すぐにそれを頭の中から吹き消した。

140:氷姫:2016/03/20(日) 21:26 ID:5/s


>>かき氷さん
ヒントは携帯(スマホ)です!笑

141:かき氷:2016/03/20(日) 21:38 ID:lhE

それでもわからん・・・ww


あかさ
たなは
まやら
 わ

なのは分かるんだけど・・・ww

142:氷姫:2016/03/20(日) 21:38 ID:5/s

コナンは昴と別れた後、平次と会った。
「お、久しぶりやなあ!よくここまで残ってこれたな、子供のコナンくん?」
平次は子どもの姿になってしまった工藤新一をからかっている。
「子供は余計だ!!」
「すまんすまん、って網鉄砲2つも持ってるやないか!子供やからってずるいぞ!」
「バーロー!これは歩美達のだ!歩美達、落としたみてーだから渡しにいくんだよ」
コナンは昴から、歩美達が落としたであろう、網鉄砲を2つ預かっていた。
コナンはふと、平次の顔を見た。平次にこれまで昴と話していたことを話そうか…?
「どうしたんや?俺の顔に何かついとるんか?」
「いや、何でもない」
「工藤、お前何か隠してるやろ」
「隠してねーよ!」
コナンは話すをやめようと決心する。あいつは事件のことになると、それにしか目が入らない。危険な目に合うかもしれない。それに、昴の正体を嗅ぎつけられては困る。
「じゃあ、網鉄砲も渡さないといけないし、行くぞ」
コナンは立ち去った。

(工藤、絶対何かあるやろ…何なんや?俺にも言われへんことなんか?…)

143:氷姫:2016/03/20(日) 21:39 ID:5/s


>>かき氷さん
頑張って!!
暗号の答えは、まだまだ後の話で…(^_^;)

144:氷姫:2016/03/20(日) 21:45 ID:5/s

48:35~
蘭はショッピングセンターの一階にある、ゲームセンターにいた。
その中にある、プリクラ機の落書きコーナーの椅子の上に座っていた。足がカーテンの隙間から見えないように、足も椅子の上に乗せていた。
(はあ…逃走中って肉体的にも、精神的にも疲れるな…怖いから隠れてしまう…1人だから余計に怖い…)

(新一だったら…体力もあるし、逃げ切れるんだろうな…)
蘭の頭の中に、東の高校生探偵、工藤新一の姿が思い浮かぶ。
(新一と一緒に出たかったな…)

145:氷姫:2016/03/20(日) 21:52 ID:5/s


(蘭…⁉)
コナンは、蘭の声が聞こえたような気がした。
(そういえば、逃げるときに別れてから、蘭と会ってないな…大丈夫か…?まだ捕まってないみたいだが…)

(電話してみようかな…いや、でも…)
コナンは電話しようと考えるが、もし、ハンターに位置を知らせることになったらどうしよう、と考える。
(…大丈夫だ!ハンターはいない!蘭はきっと安全なところに隠れているだろう!)
根拠はないが、コナンにはそういう気がした。論理的に考えるコナンに、このような不確定要素しかない考え方は似合わないが、好きな人のことになると、人は論理をすっ飛ばすものなのだ。さっきは冷静に考えていたのだが…

146:氷姫:2016/03/20(日) 22:22 ID:2u6

あ、暗号の答えが分かっても、あんまりここに答えを書かないでほしいです…(^_^;)
これから見る人にも、楽しんでもらうために!

147:氷姫:2016/03/21(月) 07:44 ID:qF6


プルルルル…!蘭の携帯が急に鳴った。蘭はビクッとなる。
蘭はプリクラ機の落書きコーナーのカーテンから少し外を見る。ハンターはいない。
普段使っている携帯が鳴っていた。電話の相手を見て、蘭はドキっとする。
(新一…⁉)

「もしもし…」蘭は電話に出た。
「よお、蘭!まだ逃走中やってるのか?蘭のことだからもう捕まって、牢屋の中なんじゃないか?」
「バカね!まだ捕まってないわよ!」
「へえ、そうなのか…じゃあ、頑張れよ!もし賞金取ったら、俺にも何かくれよ!」
そこで電話が切れた。
(何なの…あいつ…からかって…)
蘭はそう思ったが、蘭の顔に怒りや悲しみの表情はない。笑顔が戻っていた。
(あの推理オタク…見てなさいよ!絶対賞金を取ってやるんだから!)

148:氷姫:2016/03/21(月) 07:50 ID:qF6


蘭が嬉しい気持ちになっていると、外で足音が聞こえた。すぐに蘭は緊張した面持ちになる。
(ハ、ハンター…⁉)
足音が大きくなっていく。
蘭が隠れているプリクラ機の列を歩いているようだ。
(どうか通りすぎますように…)
だが、蘭の願いは叶わず、その足音は蘭のいるプリクラ機の前で止まった。
そして、落書きコーナーのカーテンがゆっくり開いていく。ゲームセンターの照明の光が徐々に射し込んできた。
(もうダメだ…!)

149:氷姫:2016/03/21(月) 08:01 ID:qF6


「蘭さん⁉こんなところに⁉」
「愛架さん…⁉」
足音の正体は、栗橋愛架だった。
「良かった…愛架さんで…」
「あはは…ところで、今電話してたのって、もしかして、彼氏さん??」
愛架は小声で言う。
「ええ⁉ち、違いますよ!」
蘭は顔が真っ赤になる。
「そうなんだ〜てっきり彼氏さんかと…」
「あ、愛架さんのほうこそ、付き合っている人とかいるんじゃないですか?」
蘭は自分のことから話をそらす。
「私なんかいませんよ…!」
「そうですか?愛架さんかわいいから、高校とかでもモテそうだし…」
「…高校行ってないんですよ…」
愛架の声が少し沈む。
「あ、ごめんなさい…大学生でしたか…?」
「ううん、違います…私、昔は売れないアイドルやってたんです…今はやめて、雇ってもらってるんですけど」
「すごいですね…この歳から働くなんて…」
「ただバカなだけですよ…そろそろ行きますね。頑張りましょう!」
愛架はゲームセンターを出て行った。

150:氷姫:2016/03/21(月) 08:14 ID:qF6

>>128で、コナンくん、と君づけするの忘れてるww今気づいたww昴さんが言ってるのにww
抜けてたり、誤字があったりしたらすみません(^_^;)

151:かき氷:2016/03/21(月) 09:01 ID:BgY

146>>了解!
ってか分からない・・・

152:氷姫:2016/03/21(月) 12:28 ID:mOg

47:04~
灰原と歩美は、庭のようなアーチがある、曲がりくねった道を歩いていた。
「哀ちゃんは賞金何に使うー?」
「そうね…フサエブランドの財布やバッグ、ポーチを買おうかしら…吉田さんは?」
「私はかわいい服をいっぱい買う!それと、お母さんやお父さんに何かプレゼントしてあげたいな!」
「優しいのね…」灰原は微笑む。

ー2人の穏やかな時間は、そう長くは続かなかった。
「…!ハンターよ…」
遠くに、ハンターがこっちに向かっているのが見えた。
「…逃げるわよ…」
灰原は小声で言う。道を引き返して走る。
だが、足音を立ててしまったため、ハンターに気づかれた。
2人は一生懸命走る。しかし、このままだと2人とも捕まってしまう。
「哀ちゃん、今度が私が囮になる!」
歩美が言った。
「ダメよ!そんなの…」
「さっきは哀ちゃんに助けてもらったから、今度は私が哀ちゃんを助ける番だよ…!」
「吉田さん…ありがとう…」

153:氷姫:2016/03/21(月) 12:35 ID:mOg

46:32~
【吉田歩美確保。残り8人。】
灰原は走っていた。
歩美を捕まえたハンターが、灰原を追いかけてきたのだ。
(吉田さんの犠牲を無駄にしたくないのに…このままじゃ…)
広場のようなところに走ると、コナンがいた。コナンは網鉄砲を2つ持っていた。
「江戸川くん!助けて!」
コナンは驚いた顔をする。
「灰原…分かったぜ!」
コナンはハンターに向かって網鉄砲を発射した。ハンターは網に引っかかり、一時的に動けなくなった。
「早く行くぞ!」

154:氷姫:2016/03/21(月) 12:48 ID:mOg


コナンと灰原は、ゲーム序盤に隠れた建物の裏にまた来ていた。
「…来るのが遅いわ。網鉄砲拾ったんなら、早く渡しにきなさいよ…それだったら、他の子が捕まらなくてすんだかもしれないのに…」
「…悪かったよ…」
「…でも、ありがと…」
灰原は小声で言う。コナンは、へ?っと言う。
「何でもないわ。それより、あなた、今までどこに逃げていたの?大事な彼女を放っておいて…」
「彼女じゃねーよ…蘭とは、逃げるときに別れてしまったんだ。俺は、ショッピングセンターで逃げてたぜ。」
「そう…」

155:氷姫:2016/03/21(月) 13:01 ID:mOg


2人はしばらく無言になった。コナンはある事を考えていた。
(取引きが行われるのはおそらく、ゲーム終了5分前…でも、どこで行われるんだ?このエリアのどこかか?…範囲が広すぎる…!)

ふと、コナンが灰原を見ると、灰原はスマホを見ていた。だが、様子がどこかおかしい。
「灰原、どうした?何を見てるんだ?」
「…賞金を、フサエブランドに使おうと思ったんだけど、緑山財閥のブランドもいいかなーって思って…」
賞金の話か、と一瞬聞いたことを後悔したが、緑山財閥、という単語を聞いて、コナンはドキっとした。
「へえー…それで?」
コナンは灰原に動揺を隠して言う。
「その社長の顔写真を見たんだけど、さっき、このエリアで見たのよ…!この人を…!」
コナンは顔写真を見た。30代だが、若く見える。
「俺は見てないけど…どこで見たんだ?」
「この屋敷よ。」
灰原は地図を指差す。
「この建物、二階建てだし、他の建物と違って、最近建てられたような感じがするのよ…」
(まさか、社長が、逃走中のために作ったのか…⁉)コナンの心臓の鼓動が早くなる。

その時、携帯にメールが来た。
ミッションのメールだ。
このミッションがもたらすのは、不幸か幸福かー。

156:かき氷:2016/03/21(月) 13:09 ID:N9w

え??何のミッションだろー??
歩美かわいそうに…
コナンのお陰で哀ちゃんはたすかったね!!

157:氷姫:2016/03/21(月) 21:05 ID:2u6

44:00
【ミッション4
残り30分になると、ショッピングセンター1階から、ハンター30体が放出される。阻止するには、エリア内に落ちている鍵で、ハンターが入っている倉庫に、鍵をかけなければならない。ただし、鍵はエリア内に10個散らばっており、鍵をかけられるのは1つしかない。】

158:氷姫:2016/03/21(月) 21:09 ID:2u6


「またミッションだわ…ハンター30体⁉これはやらないとやばいわね…どうする?」
メールを見て、灰原は言った。
「そうだな…」
コナンは考えた。
(灰原が言っていた屋敷のことも気になるが…まだ時間があるし、その前を通ったときに聞けばいいか…)

「じゃあ、鍵を探しにいこうぜ!幸い、網鉄砲はまだ1本残っているから…」

159:氷姫:2016/03/21(月) 21:16 ID:2u6


(ええ⁉30体も⁉鍵を探さないと!)
蘭はそう思った。隠れていた、プリクラ機から出る決心をした。
蘭はカーテンを少し開けて、様子を見る。見たところ、誰もいない。
プリクラ機から出る。蘭が隠れたプリクラ機はゲームセンターの入り口から遠い場所にあった。
音を立てずに歩く。まあ、音を立てても、ゲームセンターの騒音で足音は聞こえない。だが、それはハンターにも同じで、ハンターの足音が聞こえないという欠点はあるのだが。

蘭は一旦UFOキャッチャーから外の様子を見た。すると、ハンターがゲームセンターの前を通り過ぎたのだ。
(ハンター…!怖かった…)
ハンターはもうどこかへ行ったのだが、気持ちを落ち着けるために、別のプリクラ機に入ってしまった。

160:氷姫:2016/03/21(月) 21:23 ID:2u6


(さっき通りすぎたってことは、ショッピングセンターにいるよね…)
蘭は思った。蘭はさっきとは別のプリクラ機の、撮影スペースにいた。

(あれ…?何これ…?)
荷物置き場に、何かが置いてあるのに気づいた。
(復…活…カード⁉え、こんなところにあったんだ!)蘭は驚いた。しかし、蘭は不思議に思うことがあった。
(でも、2枚ある…1箇所にまとまってあるわけないよね…?)

(まあいっか、もうこのミッションじゃないし…)
蘭はしばらくしてから、ゲームセンターから外へ出た。

161:氷姫:2016/03/21(月) 21:38 ID:2u6


43:08~
月茂は、ショッピングセンターの4階で鍵を見つけていた。鍵は意外に大きく、両手で持たなければならなかった。
3階、2階とエスカレーターを降りる。
そのまま1階に降りようとすると、そのエスカレーターでハンターが降りているのが見えた。(うわ、やべっ…!)
月茂はそっとそのエスカレーターを離れる。2階の吹き抜けから、ハンターが1階を歩いているのを見る。
少し待って、月茂は動き出す。

1階の、ハンターの入っている倉庫にたどり着く。鍵穴があった。
鍵穴に、鍵を入れる。
だが、途中までしか入らない。
「…これじゃねーのか…」
月茂は、鍵を置いて、その場を後にした。

162:かき氷:2016/03/21(月) 21:48 ID:UKc

蘭・・・動いてたら見つけてたかもね・・・
30!?絶対阻止しないと!

163:氷姫:2016/03/21(月) 21:48 ID:2u6

41:53~
蘭はショッピングセンター1階の、階段で鍵を見つけた。
そして、ハンターの倉庫の鍵穴に鍵を入れる。だが、入らなかった。これも違うようだ。(違うわ…ここに鍵が私のぶんも含めて2本ある…残り8本か…)

164:かき氷:2016/03/21(月) 21:52 ID:UKc

お〜、残り8本!いけるか・・・?

165:氷姫:2016/03/22(火) 19:22 ID:LRo


コナンと灰原は、建物の裏から出てきた。
「さあ、どこにあるのかしら…」
灰原が言った。

コナンの視界の端で、茶髪のツインテールの女性が見えた。
(このミッションは、失敗したら大変なことになるから、やっぱりみんな動くんだな…)

166:かき氷:2016/03/22(火) 19:25 ID:N9w

成功するといいね!

167:氷姫:2016/03/22(火) 19:30 ID:LRo

40:56~
(お、あったやん!)
服部は、橋の上で鍵を見つけた。これは本物なのだろうか…?

ショッピングセンターに行くとき、牢屋の前を通った。
「平次ー!逃げ切らな許さんでー!」
和葉が言った。
「おう!!」
(なんか、みんなに見られて恥ずかしいなあ…)
平次は元気良く答えたが、内心恥ずかしかった。

倉庫に辿り着き、鍵を入れる。だが、入らない。
(これ違うんか…⁉ここに3本あるから、残り7本やな…!そうや、チャットで、鍵穴の写真送ればいいんちゃうか⁉)
鍵はそれぞれ形が違う。鍵穴と同じ形をしたのを見つけて持ってきたほうが早いだろう。

168:かき氷:2016/03/22(火) 19:31 ID:N9w

あと7本か!
平次あったまいーい!

169:氷姫:2016/03/22(火) 19:36 ID:LRo


その頃の牢屋…
「ハンター30体なんて放出されたらやばいわね…」園子が言った。
「鍵が10個もあるなんて大変だな」
小五郎が言った。
そして、園子や小五郎、和葉や子供たちが話し合う。

そんな中で、花田美子はどこか沈んだ様子だ。何かを心配している感じだ。
「お姉さん…どうしたの?」
歩美が話しかけた。
「え、えっと…愛架さんが最後まで逃げ切れるかなーって思って」美子が言う。
「愛架お姉さんとはお友達なの?」
「ええ…同じ仕事仲間よ…」

170:かき氷 senbonzakura.ydocomo.ne.jp:2016/03/22(火) 19:38 ID:N9w

美子さんどしたんだろー??

171:氷姫:2016/03/22(火) 19:40 ID:LRo

39:01~
平次から、チャットのメッセージが入った。
【鍵穴はこんな感じです。これに合うやつを探してきてください。鍵は残り7本のはずです。】 鍵穴の写真も送られた。

「服部、鍵を見つけたんだな」
コナンが言った。
「すでに3本とも持って行ったけど、違っていたのね…この形の鍵を早く探しましょう」
続いて、灰原が言う。

172:氷姫:2016/03/22(火) 20:28 ID:LRo

37:42~
速水公輔も、江戸のエリアで鍵を探していた。すると、沖矢昴がやって来た。
速水は恐れて、少しビクッとなる。
だが、その必要はなかった。さっきの威圧感はなく、もとの穏やかな感じに戻っていた。
「速水さん、少し聞きたいことがあるんですが、よろしいでしょうか?」
言葉も穏やかだ。速水は、ほっとした。
「何ですか?」
「他に、あなたの会社の社員で参加している人はいないんですか?」
「いえ…いませんね」
「栗橋愛架さんや花田美子さんは知りませんか?」
「はい。今日初めて会いましたよ。」

173:氷姫:2016/03/22(火) 20:37 ID:LRo


「もう1つ。他に何か変わったことはありませんか?」
昴は続けて言う。
「他にですか…そういや、私、かつてここに来たことがあるんですけど、見慣れない建物が増えていました…このエリアは昔、江戸の町を再現したテーマパークで、潰れてしまいましたが」
「…それってどこです?」
昴が聞く。
「それは向こうの…」
速水は後ろを向いたが、途中で言葉が止まる。
「ハ、ハンターだ!」
ハンターが追いかけてきた。
2人は走る。沖矢昴の走りは速く、いつの間にか姿が見えなくなった。
(…⁉速すぎだろ…⁉)
速水公輔は、あっけなく捕まった。

【速水公輔確保。残り7人。】

174:氷姫:2016/03/22(火) 20:42 ID:LRo


昴はハンターから逃れることができた。
(…あれがさっき言ってた建物か?)
昴はそこに近づいた。屋敷のようで、確かに最近建てられたような新しい感じがする。
屋敷の中に、女性がいた。
(…どこかで見たことあるな…)
昴は、FBIから送られてきた捜査資料を見た。ある人の顔写真が載っていた。
(やはり…そうだったか…)

175:氷姫:2016/03/22(火) 21:05 ID:LRo


少し前。月茂は鍵を見つけていた。その鍵も、形が違っていた。
他を探そうとすると、速水がハンターに追いかけられているのを見た。
その時、速水のポケットから1枚の紙切れが落ちたのだ。(何だ…?)
ハンターが去った後、月茂はその紙切れを拾った。
『終了5分前
か↑ら←さ↑た・ら↑』

(暗号か…?)
月茂は考えた。
(分かったぞ…!でも、どういうことだ?終了5分前って?…)
暗号は解けたが、月茂には分からないことだらけだ。

176:氷姫:2016/03/22(火) 21:06 ID:LRo

36:17~
「お、鍵があるぜ!」
コナンが言う。
「意外に大きいのね…さっき送られた写真で確認しないと…」
灰原が携帯の写真を見る。
「…これは違うみたいね…」
「本当だな…」

「そうだ、鍵のあった場所を言っていけばいいんじゃないか⁉鍵はエリア内にバラバラにあるだろうから、鍵がそんなに見つかっていないところを探せば…!」

177:氷姫:2016/03/22(火) 21:40 ID:LRo

コナンは早速、チャットで送った。
『鍵を見つけた人、見つけた場所を教えてください!』
すぐに、蘭や月茂、平次から返事がきた。

コナンは地図に、教えてもらった場所を丸で囲む。
すると、あることに気がついた。
「ショッピングセンターに2個、江戸のエリアに3個だな…江戸のエリアの3個はすべてエリアの左半分にある…」
「まだ、右半分では探されてないかもね。ショッピングセンターから遠いし…」
「そこも行ってみるか…」

178:氷姫:2016/03/22(火) 21:47 ID:LRo


35:28~
ミッション終了まで、残り約5分となった。
コナンと灰原は、エリアの右半分へ来た。
「あったわよ!」
灰原が指差す。
「予想通りだ!」
コナンと灰原は鍵の形を見る。だが、これも違っていた。
「また違うぜ…あと5分しかねーのに…!」
「…本当に本物があるのかしら…」
灰原がつぶやく。
「え?」
「これだけ探しといて、実は全部偽物でした、ってパターンだったらどうする?」
「なわけねーだろ!逃走中でそんなミッション、今までなかったし!」

179:氷姫:2016/03/22(火) 21:52 ID:LRo


(江戸のエリアにある鍵は、エリアの左半分に固まってる…!右半分も探してみよか…!)平次も、チャットを見て、鍵のある場所に印をつけて、気づいたのだった。


「どうだ?怪しい奴は近づいてないか?」
昴はジョディに電話していた。今まで電話していた女性は、ジョディのことだった。
「ええ、捜査員が張り込んで、カメラも設置してるけど、誰もいないわ…本当に終了5分前に取引が行われるの?」
「たぶんな。後30分くらいある。準備しておくように、伝えてくれ。」

180:かき氷:2016/03/22(火) 22:11 ID:ZWk

え!?どうなちゃうのかな・・・

181:氷姫:2016/03/22(火) 22:16 ID:LRo


>>かき氷さん
たくさんのコメントありがとうございます(*^^*) また明日、書きたいと思います!

182:かき氷:2016/03/23(水) 08:26 ID:XiQ

は〜い!
いえいえ・・・暇だったから見てたら更新されてたから・・・ww

183:氷姫:2016/03/23(水) 18:13 ID:o1U

34:24~
蘭は、ショッピングセンターの中を探し回っていた。
(チャットを見ると、ショッピングセンターの中では2個見つかっている…江戸のエリアのほうが広いから、残りは江戸のエリアにあるかもしれない…でも、一応探さないと!)
4階に着いた。宝石を入れる箱がある。
(宝石のこと、すっかり忘れてた…)

184:氷姫:2016/03/23(水) 18:20 ID:o1U

34:04~
コナンと灰原はエリアの右半分を探し回っていた。服部平次も、そこに来た。
「時間もないし、早く探すで!」
「…でも、見つけても、ショッピングセンターに時間内に辿り着かないんじゃない?」
灰原が言った。
「…!そうだな…走ったら間に合うかもしれないが…」
コナンが言う。

3人は探し回る。だが、向かおうとしていた方向にハンターが歩いてるのが見えた。
「行かれへん…!別のほうから行かな…!」

185:氷姫:2016/03/23(水) 18:24 ID:o1U

33:43~
「あった!」
ハンターがいたため、別の道から行くと、鍵があった。
コナンは写真を見る。
「違う…!これもか…!」
「後3分やんか……やば、こっちにハンター向かってくるぞ!」
平次が言った。遠くでハンターが歩いているのが見えた。
「一旦別れるぞ!」
3人はそれぞれ別の方向に逃げてしまったー。

186:氷姫:2016/03/23(水) 18:32 ID:o1U

33:12~
灰原は行き止まりに来てしまった。
(工藤くん達とばらばらになってしまったわね…ミッションは大丈夫かしら…?)
その時、人の気配がした。
だが、ハンターではない。灰原には分かっていた。
(この獲物を仕留めるようなプレッシャー…あの人ね…)
灰原の予想通り、沖矢昴だった。
昴は、鍵を持っていた。
「…また会いましたね…」
昴が言う。
「…その鍵、本物なの?」
「…いいえ。もし、本物なら、今すぐにでもショッピングセンターまで走ってますよ…」
「それもそうね…」

「…そろそろ鍵を探しに行きますか?」
昴が言う。
「…何であなたと一緒に行かないといけないのよ」
「鍵を探しに行かないんですか?」
「行くわ。でも、1人で大丈夫よ」
分かれ道で、灰原は昴と違う方向へ行こうとした。
「…そっちの方向に、さっきハンターがいましたから、危険だと…」
「…分かったわよ…」

187:氷姫:2016/03/23(水) 18:42 ID:o1U

昴が前を、灰原がその後ろをついていくように歩くと、コナンに会った。
「灰原…昴さんも…」
「あら、すぐに会ったわね」
「そうだな…早く鍵を探さないとな…昴さんさんは見つけた?」
「見つけたよ…偽物だったけどね…」
昴はコナンに鍵のあった場所を教える。コナンは印をつける。
「まだ地図のこの場所で見つかっていない!ここに行こう!」

188:氷姫:2016/03/23(水) 18:50 ID:o1U

32:21~
コナン、灰原、昴は走って探し回る。
平次や月茂もやって来た。
「どこだ…??」

31:48~
「ありました!」
月茂が言った。
鍵の形を見る。だが、違っていた。
「何でないんだよ…!!」
コナンは印をつける。
「後1個見つかってないはずだ!探そう!」
5人は探し回る。が、大人数で動き回ると見つかるリスクが高まる。

「ハンターや!!」
5人は一斉に逃げる。曲がり角を利用して、なんとかハンターを撒いた。

189:氷姫:2016/03/23(水) 18:56 ID:o1U

ミッション終了まで、残り1分を切ってしまった。
「…もう無理だな…」
「そうね、今更見つけても、ショッピングセンターまで間に合わないわ。30体のハンターをどうするか考えないと…」
「…一体だけなら、網鉄砲で逃げられるんだけどな…」
コナンと灰原は諦めていた。

コナンの視界の端で、また、愛架の姿が見えた。愛架は普通に歩いていた。愛架も、ミッションを諦めているのだろう。

190:氷姫:2016/03/23(水) 18:58 ID:o1U


蘭はショッピングセンターの4階にいた。
(嘘…もうダメだ…誰も見つけられなかったんだ…)
蘭は時計を見て、そう思った。絶望的な気持ちになった。

ーこの後の逃走中は、どうなるのだろうか?ー

191:かき氷:2016/03/23(水) 19:39 ID:XiQ

あっ・・・30体でてきちゃうのかな・・・

192:真白◆huA:2016/03/23(水) 20:39 ID:q8Y

30体もハンターが増えると大変な事になりますね・・・これからも更新頑張ってください。

193:氷姫:2016/03/23(水) 21:03 ID:13A

29:59~
【ミッション失敗。30体のハンターが放出される。】

ショッピングセンターの一階から、ハンター30体が放出された。ハンターはショッピングセンターの上の階に行ったり、江戸のエリアに向かう。

「ハンター多っ!!」
牢屋の中の人々は、ショッピングセンターから出てくるハンターに驚いた。
「こんなの逃げ切れないじゃん!」
園子が言った。

194:氷姫:2016/03/23(水) 21:09 ID:13A


蘭はショッピングセンターの4階の吹き抜けから、下を見ていた。一面が黒くなっているようだった。ハンターの中に、上の階に上がってくる者もいた。
(上に上がってきている…!このままじゃ捕まるわ…ここは最上階だから逃げ道はない…早く下に行かないと…)
蘭は周りを見渡す。ふと、エレベーターがあるのに気づいた。
(これで下に降りられる…⁉でも、エレベーターを降りたときにハンターがいるかもしれない…)
蘭は迷っていた。そうしているうちに、恐怖の足音が2階、3階へと近づいてくるー。

(…もう、一か八かの勝負よ!)
蘭はエレベーターへと走る。

195:氷姫:2016/03/23(水) 21:15 ID:13A


29:27~
「30体放出されたわね…」
「ああ…」
コナンと灰原は隠れていた。
しかし、隠れていて安心はできない。ハンターは隅々までエリアを捜索する。エリア内に安全な場所はない。

(やっべ、ハンター放出されたんだ…)
月茂は思った。ハンターが二体、いるのが見えた。

196:氷姫:2016/03/23(水) 21:44 ID:13A


28:57~
蘭はエレベーターに着いた。エレベーターは一階に止まっていた。下の矢印のボタンを押す。階数表示の灯りが順番についていく。
ハンターが4階に上がってきて、エレベーターの前にいる蘭を発見した。ハンターがこっちに向かってくる。エレベーターはもうすぐ4階だ。(お願い、早く来て…!)蘭の心臓の鼓動が早くなる。
エレベーターが着く。扉が開く。蘭はすぐに乗った。ハンターが迫っていた。すぐに閉のボタンを押す。
危機一髪。扉が閉まり、ハンターがエレベーターの前で止まり、戻っていった。

ここからが問題だ。途中で乗ってきたり、一階でハンターと鉢合わせしたらアウトだ。

197:氷姫:2016/03/23(水) 21:56 ID:13A


28:00~
全員の携帯にメールが来た。
【通達B 江戸のエリアの広場に、冷凍銃を3つ用意した。冷凍銃を使ってハンターを凍らせれば、ハンターの数を減らすことができる。】

(冷凍銃…!これは行くっきゃないぜ!)
月茂は広場の近くにいたため、すぐに広場へ向かった。

「冷凍銃か!ラッキーだな!」
コナンが言う。
「行くの?」灰原が聞く。
「もちろんだ!」
「30体も放出されたのよ?今動いたらハンターに見つかるかもしれないわ!他の人が減らしてくれるのを待てばいいんじゃない?」
「うーん…」
コナンは考える。
「…大丈夫、俺にはこいつがある!」
コナンは手に持っている網鉄砲を高く上げる。
「広場までは走ったら近いし、行こうぜ!」
「…工藤くんを信じて、ついて行くわ…」

198:氷姫:2016/03/23(水) 22:02 ID:13A


少し前。
蘭はエレベーターの階数表示を見ながら乗っていた。途中でハンターは乗ってこなかった。(きっと大丈夫よ…!)
蘭は自分に言い聞かせる。
一階に着いた。扉が開く。ハンターはいなかった。蘭はほっとする。
ほっとしたのと同時に、メールが鳴った。
冷凍銃を用意した、という内容のメールを見て、蘭は喜ぶ。
(冷凍銃!!これでハンターの数を減らせる!!)

199:かき氷:2016/03/24(木) 11:10 ID:crw

蘭危機一髪だったね!運いいなぁ・・・ww
おっ、冷凍銃!
何体減るのかな??

200:氷姫:2016/03/24(木) 16:17 ID:SoQ


27:25~
服部平次も、冷凍銃を手に入れるために広場へと向かっていた。
けれども、思うようには動けない。30体ものハンターが放出されたので、ハンターと遭遇する確率も格段に上がっている。

平次は気をつけながら行く。
(うわ…!ハンターや!)
ハンターと遭遇してしまった。
平次は逃げる。曲がり角でハンターを撒こうとする。が、前からもハンターが来てしまった。
(挟まれた…!)

【服部平次確保。残り6人。】

201:氷姫:2016/03/24(木) 16:21 ID:SoQ


「服部が捕まった…!」
コナンと灰原は、広場に向かっている途中に服部が確保されたというメールを見た。
「ハンターが増えているから危険だわ…!早くしないと…」
「後もうちょっとだ!」

コナンと灰原は急ぐ。
「ハンターがこっちに来てるわ!」
ハンターが2人に気づいて、走ってくる。
「網鉄砲を使おう!」
コナンはハンターに網鉄砲を発射する。
ハンターの動きが一時的に止まる。
「広場は目の前だ!急ぐぞ!」

202:氷姫:2016/03/24(木) 16:29 ID:SoQ

26:56~
コナンと灰原が広場に着くと、すでに沖矢昴と月茂が冷凍銃を持っていた。
冷凍銃はとても重く、子供が持つのは無理そうだ。
「…後1本あるのに…」
コナンは悔しがる。
「…蘭さんが使えばいいんじゃないですか?まだ捕まっていないでしょう?」
昴が言う。
「そうだね…どこにいるんだろう?」
「僕、ショッピングセンターで見ましたよ。だいぶ前ですけど」
月茂が言った。
「彼女、ショッピングセンターにハンターがたくさんいて、動けないんじゃない?」
灰原が言う。
「じゃあ迎えに行こうよ!月茂さんや昴さんが冷凍銃でハンターを凍らせて!」

203:かき氷:2016/03/24(木) 17:15 ID:crw

平次〜!!
蘭大丈夫かな・・・

204:氷姫:2016/03/25(金) 11:13 ID:mOg

26:01~
蘭はハンターの監視をくぐり抜け、ショッピングセンターから出てきた。
牢屋の前を通る。
「がんばって!」
蘭に配慮してか、牢屋の人々は小さい声で蘭を応援する。蘭は手を振って応えた。

蘭は小走りで向かう。
と、後ろからハンターが来た。
(ハンターだ…!)
蘭は大通りを走っていた。
曲がり角がいくつもあり、曲がろうと思うが、江戸の人々が邪魔で行くことができない。
(追いつかれる…)
その時だった。
後ろで、プシューという音がして、空気が冷えた。

205:かき氷:2016/03/25(金) 11:19 ID:Sx2

お〜蘭!助かった!?

206:氷姫:2016/03/25(金) 11:19 ID:mOg


後ろを見ると、ハンターが止まっていた。
「蘭ねえちゃん!」
コナンと灰原、昴がいた。昴は冷凍銃を持っていた。
「昴さんが凍らせたんですね!ありがとうございます!」
「いえ…後1つ冷凍銃が残っているので、蘭さんが使ってください」

4人は一緒に広場へと向かった。
広場へ向かう途中、所々で凍っているハンターを見かけた。その数は15体以上にも及ぶ。
「これ全部昴さんが?」
蘭が聞いた。
「全部じゃないですよ…月茂さんも凍らせていましたから。月茂さんは別の場所に今は行ってますが」

207:かき氷:2016/03/25(金) 11:33 ID:Sx2

おお〜減ったねぇ!

208:氷姫:2016/03/25(金) 11:59 ID:mOg

25:17~
広場に着く。途中でハンターを凍らせていったので、昴の冷凍銃はなくなってしまった。
蘭は冷凍銃を持つ。
「蘭姉ちゃん、がんばって!」
コナンが言う。
「ありがとう!でも、1人じゃ怖いから、ついてきてくれないかな?」

蘭、コナン、哀が一緒に行動する。
蘭はハンターを凍らせる。

コナンは手に印をつけた地図を持っていた。突然、風が吹き、コナンの手から地図が落ちた。蘭がそれを拾う。
「この地図、印がついてるね!コナンくんがつけたの?」蘭が言った。
「う、うん…鍵のある場所を聞いて印をつけたんだ…こういうミッションの道具って、固まって置いてたら面白くないから、バラバラにあるはず。印をつけていない所を探せばいいんじゃないかなって…」
「すごいわね!」
「いや、平次兄ちゃんに教えてもらったんだ…」

コナンはいつも「テレビで見た」などという言い訳をするが、今日は「平次兄ちゃんに教えてもらった」をよく使っている。

209:氷姫:2016/03/25(金) 12:05 ID:mOg


コナンの話を聞いて、蘭はゲームセンターで起こった出来事を思い出した。
「…やっぱりおかしいよね…」
蘭は独り言のようにつぶやいた。
「?」コナンと灰原は、不思議そうな顔で蘭を見た。2人の視線に気づいて、蘭は話し出す。
「実は、私、ゲームセンターのプリクラ機の中で復活カードを見つけたの。それも2枚。
今の話を聞いたら、2枚もあるのおかしいよねって…」
(復活カードが、そんなところに2枚も…⁉)

「…前からハンターが来てるわ…」
灰原が言う。
蘭が冷凍銃を撃つ。
ハンターが凍る。
「そんな話より、今はハンターの数を減らすことを考えないとね!」
蘭は言った。

210:かき氷:2016/03/25(金) 12:21 ID:Sx2

あ、確かにおかしい・・・
まさか裏切者が・・・・!?

211:氷姫:2016/03/25(金) 17:40 ID:2u6


>>210
どうでしょう?笑

212:かき氷:2016/03/25(金) 19:14 ID:kek

ううっ、いじわるぅ〜ww

213:氷姫:2016/03/25(金) 19:22 ID:5/s


蘭や月茂は、ハンターを見つけるたびに、冷凍銃を発射した。
2人の冷凍銃がなくなった。
ゲーム残り時間24分のところでメールが来た。

【沖矢昴、樹柏野月茂、毛利蘭の活躍によりハンターが35体から3体にまで減った。】

「すご、3体まで減ったの⁉私、あんまり凍らせてないけど…」
蘭が言った。
(きっと赤井さんだな…さすがスナイパーだ…)
コナンは心の中で思った。

214:かき氷:2016/03/25(金) 20:38 ID:kek

めっちゃ減ったね!最初の人数に戻ったね!

215:氷姫:2016/03/25(金) 20:55 ID:hLA

23:24~
「蘭姉ちゃん、さっきの復活カードのことだけど、それを見つける前に誰かと会わなかった?」コナンが聞く。
「えっと、愛架さんに会ったわ…」
「…そうなんだ…ありがとう…」

「…じゃあ私は行くね!」
蘭はそそくさと去っていった。
(蘭のやつ、どうしたんだ?さっきまでは1人は嫌、とか言ってたのに…)

それは蘭の親切(?)な計らいだった。
(コナンくんと哀ちゃんを2人きりにしてあげよう…!それにしても、コナンはモテモテね〜歩美ちゃんや哀ちゃんに!)
蘭はオープニングゲームを思い出した。歩美とコナンは手を繋ぎ、歩美が30秒を体内時計で測ったのだ。

歩美がコナンを好きなのは明らかだが、灰原はどうなのだろうか…?

216:氷姫:2016/03/25(金) 20:57 ID:hLA

「…ねえ、もしかして、あなたは愛架さんが復活カードを隠したって言いたいの?」灰原が言う。
「ああ…」
「何でそんなこと…」
「裏切り者だからだよ…」
コナンの一言に、灰原は驚く。
「でも、裏切り者は花田美子さんって言ってなかった?」
「…正確には、愛架さん『も』だな。裏切り者は、美子さんと愛架さんだ!
裏切り者がいるというメールでは、何人いるとは言ってないからな!」
コナンはそのメールを見る。
「確かに…」
「裏切り者は邪魔をすると言っている。だから、復活カードを隠したんだ。
さっきの、鍵が見つからなかったのも、愛架さんの仕業だろう。」
「ミッション2の、指紋認証の時は何もなかったじゃない?」
「きっと俺達を油断させるためだ。花田さんが捕まった後のミッションで、何も起こらなかったら、花田さんが裏切り者だった、と思わせられる!実際、俺も気づかなかったからな…」

217:かき氷:2016/03/25(金) 21:03 ID:kek

あ〜そうゆーことか!

218:氷姫:2016/03/25(金) 21:06 ID:hLA

22:58~
「それで?これからどうするの?」
「そうだな…普通の逃走中ならこの後に、まだ裏切り者がいる。とかメールで来そうだけどな…まあ、次にミッションがあったら、愛架さんを見張っとけばいいんじゃないか?」
「普通のって…これが普通じゃないみたいね…」
灰原は鋭い。
「ほら…光彦が、逃走中ならカメラがあるのに、今日はいないって言ってたじゃないか…」
「…そうね…」

「そうだ!おめーが言ってた、屋敷に案内してくれよ!」
コナンは話をそらす。
「いいわよ…ここから近いし」

219:氷姫:2016/03/25(金) 21:16 ID:hLA

22:26~
「ほら、ここよ…」
その屋敷は確かに二階建てで、新しい感じがする。塀に囲まれていて、入り口から灰原とコナンは覗いていた。
「二階に女性がいるわ…やっぱり、あの社長よ!」
コナンも顔を見る。よく見ると、インターネットで見た、緑山翡翠社長の顔と同じだ。
(こんな近くにいたなんて…!取引はここでか…?)
「この人がどうしたの?」
「…いや、何でもない。もう行こう」

220:氷姫:2016/03/25(金) 21:33 ID:hLA

21:44~
昴は、先ほどコナン達がいた屋敷の前にいた。左を見ると、ショッピングセンターがある。屋敷とショッピングセンターをつなぐと一直線だ。
昴はニヤリと笑った。

221:かき氷:2016/03/25(金) 21:36 ID:kek

昴さんもわかったのかな??

222:氷姫:2016/03/26(土) 07:50 ID:qF6

「…まだ怪しい人物は来ていないのか?」昴がジョディに電話する。
「ええ。これまで一度もここに近づいた者はいないわ。」
「ほー…取引相手は、もしかして、すでに中にいるかもしれないな…」
「え⁉それって逃走中に参加してるってこと⁉」
「もしくは、エキストラだな。
取引場所は分かった。今から見張っておく。それと、ある人物について調べて欲しいんだが。」

223:氷姫:2016/03/26(土) 08:02 ID:qF6


蘭は1人で歩いている。
(後20分ちょっとだ…ここまでいけるなんて思っていなかった…ハンター3体になったし、ハンターと会わなかったら逃げ切れるかも!)
蘭はこんなことを思っていた。

…一難去ってまた一難。この後の通達が、逃走者に波乱を巻き起こす…

224:かき氷:2016/03/26(土) 15:15 ID:XPY

え!うそ・・・
またハンターでてきちゃうのかな・・・

225:氷姫:2016/03/26(土) 20:35 ID:LRo

21:00~
【通達C 残り20分から、通報部隊が20体投入される。通報部隊は逃走者を見つけ次第、笛を鳴らし、ハンターに逃走者の位置を知らせる。通報部隊は、逃走者が2人捕まるまで続く。】

(ええ⁉後1分じゃない!こ、心の準備が…!)
蘭は緊張する。テレビでその怖さはよく知っている。通報部隊に通報されると、ほとんどの確率で捕まってしまう。
(どこかに隠れようかな…)

226:氷姫:2016/03/26(土) 20:45 ID:LRo


「…また嫌なことが起こるわね…」
灰原が言う。
「…ここからは1人ずつで行動しましょう…その方がバレにくいしね…」
「あ、ああ…」
コナンは灰原の後ろ姿を見送った。

227:氷姫:2016/03/26(土) 20:58 ID:LRo


20:00~
残り20分になり、通報部隊が投入された。通報部隊は、江戸時代には合わない、おもちゃの兵隊のような格好をしていた。江戸の町を歩いていると、周りの商人と違って浮いている。笛を首からかけている。また、背が高いので、遠くまで見渡せる。
2列に並んで歩いていた。

「あれが通報部隊⁉」「すごい…」
牢屋の中からも、驚きの声があがる。

228:氷姫:2016/03/26(土) 21:10 ID:LRo


(あれが通報部隊…⁉)
月茂は通報部隊の後ろ姿を見た。
(…でも、20体って少ない気がするな!テレビでやってるのだと、100体もいるから…通報部隊と逆のほうに行けば大丈夫じゃね⁉)
月茂は通報部隊をなめていた。

(…通報部隊の服、緑山財閥の服に似てるわね…)灰原は思った。そしてウェブサイトを見る。
(やっぱり…このゲームは緑山財閥が主催しているのかしら?)
灰原はそこだけに気づいた。
それ以上の、取引が行われること、FBlが張り込んでいることには気づかなかった。

229:氷姫:2016/03/26(土) 21:25 ID:LRo

19:00~
メールが鳴る。
【通報部隊が20体投入される。なお、通報部隊は100体まで増える。】

(これって1分ごとに増える系かよ⁉)
月茂はなめていたことを後悔する。
別の行動部隊がいる気配がして、すぐに逃げた。
通報部隊は20体ずつ行動している。

230:かき氷:2016/03/27(日) 15:31 ID:YI.

やばっ!?

231:氷姫:2016/03/27(日) 20:45 ID:yzo

18:46~
灰原はショッピングセンターの二階にいた。
(今は通報部隊40体ね…)

カンっ、と鈍い音がした。金属に何かが当たったような音。
(上の階から…?まさか、通報部隊かハンター⁉)
灰原は下に降りようとする。が、一階に通報部隊がいるのが見えた。通報部隊は二階を見上げ、灰原に気づき、笛を鳴らす。
(あ…!)
灰原は通報部隊から離れるように逃げた。

ハンターが近くにいなかったのか、灰原が気づくのが早かったのかは分からないが、うまく逃れられた。だが、ピンチな状況は変わらない。灰原は今、フードコートの机の下にいる。
(通報部隊は追ってきてないわね…でも、見つかったら終わりだわ…)

232:氷姫:2016/03/27(日) 20:53 ID:yzo



雲1つない青空。
暖かい日差しが体に降り注ぐ。
穏やかな風が頬を撫でる。
沖矢昴は周りを見渡す。
ここは、このエリアで1番高い場所だろう。
遥か彼方に、海が見える。太陽の光で反射して、きらきらと光っている。
ーこの風景を見て、大事件が目の前で起こるとは、誰が考えるだろうか?

下を見ると、昴の思惑通り、あの屋敷の様子がよく見えた。

233:氷姫:2016/03/27(日) 20:59 ID:yzo

18:21~
蘭は隠れる場所を求めて歩き回る。
進行方向にハンターがいる。
ハンターのせいで、迂闊には動けない…。

コナンは店の中の、樽のそばに身を潜めていた。体が小さいので、少し見ただけでは、そこに人がいるとは思わないだろう。

234:氷姫:2016/03/27(日) 21:06 ID:yzo

18:00〜
ハンターが20体追加された。

17:50~
蘭は草むらの中で隠れていた。
足音がする。1人ではなく、何人も。数人という単位ではなく、もっと多い。
逃走者ではなく、通報部隊だろう。
蘭はどうしようか迷う。
(走って逃げるか、ここで通りすぎるのを待つか…でも、走るのなんてハンターには敵わないから、ここで待つのが妥当かしら…)

235:氷姫:2016/03/27(日) 21:12 ID:yzo


草むらの陰から見る。
通報部隊だった。通報部隊は蘭が隠れている辺りを捜索している。
やばい、どうしよう…
蘭は体が震えるのを感じた。
それで動揺したのか、草むらが揺れる。葉っぱが擦れる音がする。
通報部隊がそれに気づく。
そして、ピーっと笛を吹く。
20人全員が笛を吹き、辺りにエリア内に響く。
蘭は全速力で走る。だが、笛の音に引き寄せられたハンターが追いかけてきた。
(あっ…!)

【毛利蘭確保。残り5人。】

236:氷姫:2016/03/27(日) 21:19 ID:yzo


17:39~
『調べて欲しいって言っていた人物について。…』
昴の携帯にメールが届いた。
(ほー…そうだったのか…)

昴は双眼鏡で江戸のエリアを見る。
逃走者が見当たらない。
ショッピングセンターにいるか、店の中に隠れているのだろう。
…いや、正確には1人、江戸のエリアで姿を確認した。しかし、その人物もキョロキョロと辺りを見回して、店の中に入っていった。

237:氷姫:2016/03/27(日) 21:26 ID:yzo


17:00~
通報部隊が20体追加された。
コナンは店の中に置いてある、樽の後ろから外の様子を見ていた。通報部隊がよく通っているような気がする。
(今80体か…見つかったら終わりだ…隠れていたら危険かな…)
コナンは店から出ようと決心した。

外に出ると、そこは大通りだった。
ハンターや通報部隊はいない。
(よし、今のうちに逃げるぞ…!)
コナンは走った。すると、後ろから手で口を押さえられた。
(…!く、苦しい…!)
声を出そうとするが、うっ、うっ、としか出せない。
このまま殺される、と思いきや、そばにあった、かごやの中に入れられた。

238:氷姫:2016/03/27(日) 21:42 ID:yzo



「誰だ⁉」
コナンはかごやの中から顔を出す。
しー、っと誰かが人差し指を口に当てて言う。その人物は、法被を着てたので、エキストラだろうか。なぜ、エキストラが俺を捕まえたのか?
コナンの心の中の疑問に答えたのだろうか、その人物から、聞き覚えのある声が聞こえてきた。
「よお、名探偵」
「お前…キッドだな…」
顔は違うっぽいが、声はキッドだ。
「てか、お前ずるいな…変装して逃げ切ろうとしてるんだろ…」
「まあな、俺は怪盗だし!」
キッドは笑う。
「…今はどうでもいい。何で俺をこんなところに入れるんだ?」
「…お前に聞きたいことがある。こうでもしないと、ハンターや通報部隊に見つかって、ゆっくり話せないからな…」

239:氷姫:2016/03/27(日) 21:54 ID:yzo


キッドは小声で言った。
通報部隊が歩いていた。かごやの中にいるコナンや、変装しているキッドに気づくはずもなく、通り過ぎた。

「…速水って男がこんなメモを落としたんだ…」
キッドはコナンにメモを見せる。
それは、コナンが見たのと同じ暗号だった。
「暗号は解けたが、どういうことかさっぱりだ…お前、何か知ってるか?」
「…ああ…実は…」
コナンはキッドに取引のことを話す。
他の人には言わなかったが、キッドには言った。キッドはメモを拾い、暗号も解けたと言っていた。ここでこのことを中途半端に言わなかったら、キッドはこのことを探るだろう。そうして、犯人の返り討ちに遭うかもしれない。捜査員達の、邪魔になるかもしれない。

240:氷姫:2016/03/27(日) 22:02 ID:yzo


「何だ…宝石じゃないのか…」
キッドは独り言のように呟いた。
「…まあ、この事件は名探偵に任せる。何かあったら言えよ。俺も協力するから」
キッドはコナンに向かって言う。
「…おめー、何で協力してくれんだ?まさか、俺に恩を着せて、次盗みに入ったとき、許してもらおうと思ってるな?」
「ちげーよ!俺を何だと思ってるんだ!」
コナンは疑わしそうな目でキッドを見た。
「…そりゃ、それもあるけど…」
「ほら、そうじゃないか」
コナンはボソッと言う。
「この後を聞けよ!それもあるけど、俺、宝石があると思ってここに来たのに…まあ、ああいう事だと分かっただろ?だから、ここに来たのは無駄足だった。俺の休日を奪った犯人に仕返ししてやりたい…それに…」

キッドは数日前を思い出した。

241:氷姫:2016/03/27(日) 22:07 ID:yzo


数日前、怪盗キッドこと、黒羽快斗は、幼馴染の中森青子と遊園地に行く約束をした。
が、遊園地に行く前日、つまり逃走中の1日前、挑戦状が届き、遊園地に行けなくなってしまった。売られた喧嘩は買わないといけない。
(青子に電話したらすっげー怒られたからな…本当に最悪だ…)

「それで…何だよ?」
コナンは聞く。
キッドは我に返る。
「…とにかく、休日を奪われて怒ってるんだよ!!」

242:かき氷:2016/03/27(日) 22:40 ID:Xr2

キッドはずるいなぁ〜ww

243:氷姫:2016/03/28(月) 08:48 ID:Gyg


16:00~
通報部隊が20体追加された。これで100体となった。

「おい!お前、行くぞ!」
キッドが壁にもたれていた、同じような法被を着ている男性に声をかける。声はキッドの声ではなかった。おそらく、キッドが変装した男性の声だろう。
そして、2人はコナンが乗っているかごやを持つ。
「うわ!」
急に浮いたので、コナンは驚いた。
「な、何なんだ!」
コナンはキッドに小声で言う。
「こうしたらバレないだろ?」
キッドはウインクした。
「とりあえず、江戸のエリアを一周するぞ!」
男性に言う。
かごやに乗っていると、ハンターや通報部隊に気づかれなかった。

244:氷姫:2016/03/28(月) 08:54 ID:Gyg


15:57~
灰原はまだ、フードコートの机の下に隠れている。
(100体になったわ…こう言ったら悪いけど、早く誰か捕まってくれないかしら…)

上の階で、足音が聞こえた。
その足音が、下に降りてくる。
足音がどんどん近づいてくる。
(来たわ…)
灰原は身体を縮める。
周りに気づかれそうなくらい、心臓の鼓動が、ドクン、ドクン、と聞こえる。

通報部隊の足が見えた。
通報部隊はフードコートを隈なく探しているようだ。

245:かき氷:2016/03/28(月) 09:08 ID:chM

哀ちゃんピンチ!
どうなちゃうかな・・・
ハンターが近くに居なければいいけど・・

246:氷姫:2016/03/28(月) 21:50 ID:UyM



通報部隊の足が、灰原が隠れている机の下で止まった。通報部隊は身をかがめる。
灰原は、通報部隊と目が合ってしまった。
笛を鳴らされた。20体が鳴らすので、大音量だ。
(逃げないと…!)
灰原はフードコートから出る。
出たところにも、別の通報部隊がいて、笛の音がショッピングセンター内に鳴り響いた。
灰原は上へ上がる。
が、ハンターが降りてきて、鉢合わせになった。

【灰原哀確保。残り4人。】

247:氷姫:2016/03/28(月) 21:54 ID:UyM

15:11~
【通報部隊は停止された。】
メールが届いた。

「よし、ここで止めるぞ」
かごやの人に変装したキッドが、もう1人の男性に言う。
コナンはかごやから出てきた。
「通報部隊は終わったようだな」
「ああ。じゃあ、また別々に行動だな。何かあったら言えよ!」
キッドは月茂の姿になり、行動する。

248:かき氷:2016/03/28(月) 21:56 ID:bUQ

哀ちゃん・・・
復活できたのに・・・
でも、あと15分ってことは・・・!

249:氷姫:2016/03/29(火) 21:23 ID:5/s


14:44~
牢屋の中では、大きく分かれて2つのまとまりで話していた。
1つは、小五郎、蘭、園子、和葉、平次。
もう1つは博士、歩美、元太、光彦、灰原。
速水、美子は話の輪に入らず、1人で座っていた。

「あの眼鏡のガキンチョやるわね〜」
話の内容は、必然的に残っている逃走者のことになった。
「本当に…コナンくん逃げ切れるかも!」
そんな中、平次は不安を覚えていた。
(このゲーム終わるときに、何かあるんちゃうか…?工藤のあの態度、絶対何か隠しとるわ!)

速水は落ち込んでいるように見えた。
美子は、携帯をいじっていた。

250:氷姫:2016/03/29(火) 21:30 ID:5/s


灰原達も話していた。
「コナンくん大丈夫かなー?」
歩美が言う。
「きっと大丈夫ですよ!」光彦も言う。
「コナンが賞金もらったら、うな重買ってもらおうかなー」
「もう元太くんったら…」
「それにしても、昴さんもすごいよね!」
「そうですね、さっき、牢屋に来たときは驚きましたが、逃げ切るためには必要ですよね!」

251:氷姫:2016/03/29(火) 22:09 ID:5/s

13:35~
コナンは取引のことを考えていた。
(どうしようか…取引の場に乗り込むか…?ていうか、昴さんはどこにいるんだ?さっきから全然見かけないぞ…?)

その時、探偵団バッジが鳴った。
(こんな時に何だ?)
コナンは探偵団バッジのスイッチを入れた。

「ボウヤ、聞こえるか?」
それは昴だった。といっても、探偵団バッジから聞こえてきたのは赤井の低い落ち着いた声、つまり、昴が変声器を切ったのだ。
思いがけない相手に、コナンは驚いた。
「な、何で⁉」
「牢屋に行ったときに借りたんだ。」

ー実は、昴が牢屋の前を通ったとき…
「あ、昴さんだ!」「頑張ってください!」歩美や光彦が言った。
「…君達にお願いがあるんですが、探偵団バッジを貸してくれませんか?」
「いいですよ!」
光彦が快く貸してくれた。

252:氷姫:2016/03/29(火) 22:10 ID:5/s

「…それで、僕に何か用?てか、昴さんは今どこに?」
昴は、どこにいるかは言わなかった。
「ボウヤは取引のときどうするんだ?まさか、取引の場に乗り込もうとは考えてないだろうな?」
「…」コナンは無言になる。図星だ。
「…ボウヤならそうだろうと思った。ここはFBIに任せろ、と言っても聞かないだろうな…少し手伝ってもらおうか」
〜〜〜

「…分かった…。探偵団バッジは、オンにしておいてね」

253:かき氷◆GCY:2016/03/30(水) 11:37 ID:LXM

あ、あと8分ぐらいで取引はじまっちゃう・・・・
阻止できるかな・・・・

254:氷姫:2016/03/30(水) 12:11 ID:tlQ


「もう1つ。ハンターや他の逃走者を何とかしてくれないか?邪魔になる。」
昴が言う。
「何とかって言っても…どうすれば…
…あ…」
コナンに、妙案が浮かんだ。
「分かった。何とかしてみるよ!」

255:氷姫:2016/03/30(水) 12:15 ID:tlQ


12:03~
コナンはキッドに電話した。
「何だ?」
「お願いがある。ハンターや他の逃走者を眠らせてほしい。」
コナンの突然の言葉に驚く。
「…なぜだか分からないが、俺はお前に協力したと言ったから、やってやる。でも、この貸しは大きいぜ?」
「…分かってるよ、頼んだぜ、キッド」

256:氷姫:2016/03/30(水) 12:19 ID:tlQ


キッドはいつもの白いスーツにシルクハット、モノクルの姿になる。そして、ガスマスクをつけ、手にはスプレーを持つ。

ハンターを見つけた。ハンターはこっちへ向かってくるが、キッドはスプレーをハンターにかけた。ハンターはその場に倒れ込んだ。
ハンターは寝息を立てている。
「おやすみ、ハンターさん」

この調子で、キッドは三体のハンターをすべて眠らせた。ハンターは、建物の中に入れておいた。

257:氷姫:2016/03/30(水) 12:28 ID:tlQ


11:00~
牢屋の中は、逃走成功が近づいてきたということで、皆が話し合い、とても賑やかになっていた。

牢屋のほうに歩いてくる人物がいた。ハンターではない。黒いスーツではなく、白いスーツだったからだ。逃走者でもない。
「え…もしかして…!」

「どうも、みなさん。逃走中は楽しんでますか?」
「キッド⁉」
一同は声を合わせて言う。
「嘘、キッド様なの⁉本物⁉」
園子は突然のキッドの登場に、興奮している。
「捕まっているのに、楽しんでるわけがないだろうが!」小五郎が反論した。

「何でこんなところに…?」
「宝石を狙っているの?」
人々は疑問に思った。

258:氷姫:2016/03/30(水) 12:34 ID:tlQ


「牢屋に何しに来たんだよ!」
小五郎が言った。
「…みなさん、残念ですが、私とはここでお別れです…」
「ええ!キッド様、もう行っちゃうの?」
園子が言う。
「…いえ、行くのは私ではなくあなた方…」
キッドはガスマスクをつけ、スプレーを牢屋の中にかけた。
「…しばらくの間、夢の世界に行ってもらいます」

「え⁉…」「どういうこと……」
「うわあ…」
人々の声が徐々に小さくなる。
そして、眠りに落ちた。

(これでいいのか?名探偵。お前な大事な彼女も眠ってしまったぞ…)

259:かき氷◆CY:2016/03/30(水) 13:38 ID:2NA

ハンター眠らせても良かったのかな??笑

260:氷姫:2016/03/30(水) 15:23 ID:tlQ

>>かき氷さん
普通ならダメです笑笑

261:かき氷◆CY:2016/03/30(水) 15:37 ID:2NA

だよね笑

262:氷姫:2016/03/30(水) 19:47 ID:mwE

キッドはコナンと会った。
「これで大丈夫か?」
「ああ。ありがとな」

ゲーム残り時間10分。メールが鳴った。
【通達D エリア東の、3つの倉庫のうちの1つに、宝石がある。逃走成功時に宝石を所持していれば、ボーナスで10万円を貰える。】

「ここに来てこのミッションか…」
「…仕上げに入ったということだな…」
コナンが呟いた。
「キッド、宝石を取りに行くのか?」
「そうだな…さっきの話を聞いた後だから期待はしてないが…行ってみるか」

キッドは倉庫に着く。
1つ目の倉庫に、宝石があった。
キッドは手に取る。
(この感じは…偽物だな…)

(これからどうしようか…目の前で事件が起こるかもしれないが…こういうのは探偵の仕事。俺は怪盗だからな…)
キッドは、取引の場には行かないようだ。

263:氷姫:2016/03/30(水) 20:55 ID:mwE


コナンの探偵団バッジに、応答が来た。相手は1人しかいない。
「準備はできてるか?」
「うん…ねえ、愛架さんは今どこにいるか分かる?」
「とある建物に入ってから、出てきていない。」
「僕ここにいて大丈夫?」
コナンはショッピングセンターを見ながら言った。
「大丈夫。ボウヤとは反対の方だからな…」

264:氷姫:2016/03/30(水) 21:04 ID:mwE

そろそろかしら…
愛架は時計を見る。ゲーム残り時間8分。今から歩いていけば、ちょうど間に合う。この距離なら3分で歩けるだろう。
スーツケースを引きずる。
なぜか、自然とこれまでのことが思い出された。

…私は高校には行かず、中学を卒業した後、アイドルグループのオーディションを受けた。見事合格。これで華やかな生活が待っていると思っていた。でも、現実は違った。厳しいダンスや歌のレッスン。グループ内のいじめ。
私は1年間でやめた。
それを気の毒に思ったのか、父親が社長の会社で雇ってくれた。
私は期待に応えようと一生懸命仕事を頑張った。
その成果か、今では社長秘書となった。

265:氷姫:2016/03/30(水) 21:05 ID:mwE

これは社長秘書としての仕事だ。
犯罪だとは分かっている。
でも、父親のこういう取引を見ていくうちに、罪悪感がなくなってきた。むしろ、これが当たり前だと思うようになった。それに、私の地位を上げるために必要だ。父親はこの仕事を成功させた暁に、将来、社長の座を与えようと言ってくれた。私はそれに応えるだけ。

美子も、同じ社長秘書だ。私より歳は上だ。美子は姉妹のように、私と接してくれた。取引が成功したら、美子は副社長の座を与えられるらしい。美子のほうが歳上だから、社長じゃない?って思ったけど、美子は私に譲ってくれた。私と社長の関係を知っていたから。本当に美子は優しい。

266:氷姫:2016/03/30(水) 21:08 ID:mwE

…今、気になることがある。
ハンターがどこにもいない。私は裏切り者だから、ハンターに捕まることはない。
(美子には、作戦として捕まってもらったけど。)
ハンターが冷凍銃で三体になったから、出会う確率が下がっているのは分かっているが…

さらに、逃走者もいない。そうだ、さっき宝石があるという通達が来て、みんなそっちへ行っているんだわ。きっとそうよ。私はそう思おうとした。
でも、何かがおかしい。
何か、得体の知れない何かが、私達に逆らっている気がする。

267:氷姫:2016/03/30(水) 21:10 ID:mwE

そして、あの眼鏡の少年。子供なのに頭がキレる。
美子を裏切り者だと分かって、盗聴器と発信機らしいシールを貼ろうとしていた。
また、誰かは知らないけど、ゲーム中に殺気のようなものを感じた。

美子に、ハンターのことを聞こうと思い、メールを送った。でも、返事が来ない。おかしい。これまでなら、すぐに返事が来たのに…

…今は取引のことだけに集中しよう。
私のために捕まってくれた美子に申し訳ない。

268:かき氷◆GCY:2016/03/31(木) 07:39 ID:7Ws

あ〜
そういう関係か・・・

269:氷姫:2016/03/31(木) 21:01 ID:jwM

ゲーム残り時間5分ちょっと前。
私は屋敷の塀の、入り口の前に着いた。
入り口の前で立つ。
ここにたどり着くまで、長かったような、短かったような、感じがする。
私は目を瞑り、深呼吸をした。
気持ちが落ち着く。
目を開き、一歩を踏み出した。
「失礼します」

「時間丁度ね。…今日はあなた1人だけ?」
緑山翡翠社長が言う。黒くて長い髪を1つに結んでいる。格好も、江戸の服ではなく、スーツに着替えていた。
「はい。逃走中に参加するのは、若い私のほうが良いだろうと、父…いや、私の社長が考えたからです。」
「そう…あなたも立派になったわね…」
緑山社長は、愛架を自分の子供であるかのように見つめた。

愛架の父親は、これまでにも、緑山社長と取引をしたことがあった。その場に愛架も居合わせている。今日は愛架1人だ。

270:氷姫:2016/03/31(木) 21:02 ID:jwM

「それじゃあ、始めましょうか…」
愛架は、スーツケースを開けた。札束がぎっしりと入っている。
「…私も今から見せるわね…」
緑山社長が、アタッシュケースに手をかけようとした瞬間、
シュッ!と何かが通りすぎた。
何かは、愛架のスーツケースやアタッシュケースにぶつかり、屋敷を通過した。
「え…?」
それは、サッカーボールだった。すぐに空気が抜けた。
「何でこんなところにサッカーボールが…⁉」

「そこまでだ!」
聞き覚えのある声がした。

271:氷姫:2016/03/31(木) 21:03 ID:jwM

現れたのは、眼鏡をかけた少年だった。
「君は…」
「江戸川コナン、探偵さ」

緑山社長は鼻で笑った。
「坊や、今は逃走中の最中よ。早く逃げないとハンターに捕まっちゃうわ。探偵ごっこなんてしてないで、さっさと行きなさい」
「愛架さんもまだ捕まってないよね?じゃあ、僕と一緒に逃げよう!」
「わ、私は…」
愛架は戸惑った。
「愛架お姉さんは用事があるの。坊やは行きなさい」
「用事って…何かの取引?」
「え…」
コナンの言葉に、絶句する。
「何で…」

272:氷姫:2016/03/31(木) 21:04 ID:jwM

「ほら、スーツケースからいっぱいお金が出てる!そのお金と、アタッシュケースの中身を交換するんでしょ?」
コナンのサッカーボールが当たり、スーツケースからはお金が出てしまったのだ。
「あら、そんなのビジネスの世界ではよくあることなのよ。」
緑山社長は言う。
「…違法な物だとしても?」
「⁉」
「アタッシュケースの中を見せてよ。」
「子供に見せるものじゃないわ。」
「…見せられないんでしょ?…でもね、僕、中身知ってるよ!」
「…な…」

2人は、コナンの発言に驚きの連続だった。

273:氷姫:2016/03/31(木) 21:05 ID:jwM

「何で、見てもないのに、この中身がわかるの?」緑山社長は言うが、声が裏返っている。
コナンはあのメモを見せた。そのメモは、キッドが、速水が落としたのを拾って、それをコナンに渡したのだ。
《か↑ら←さ↑た・ら↑
終了5分前》

「緑山財閥の社員で今日、この逃走中に参加している、速水さんが、社長室でこんなメモを見たらしいんだ。これって暗号みたいだよね?」
「…君はそれが解けたの?」
愛架はおそるおそる聞く。
「この暗号を解く鍵は…スマートフォンのキーボードだ。スマホで文字を打つとき、例えば『い』と打ちたいとき、『あ』のテンキーを二回押す方法もあるけど、『あ』のテンキーを押してから、左にスライドするよね?そう、矢印はスライドする向きを表していた。
『・』は、どこにもスライドしないってこと。それに従って文字を打つと…」
コナンは自分のスマホで文字を打ち始めた。

274:氷姫:2016/03/31(木) 21:06 ID:jwM

「…『クリスタル』…になったよ!」
緑山社長は笑う。
「…ふふ、じゃあこの中に宝石が入っていると言いたいの?」
「…と、思ったけど、違う。宝石だったら、すぐにアタッシュケースの中身を見せるはずだしね。これにはもう1つの意味があった。」
「もう1つの意味?」
愛架が言う。
「…麻薬のことだ…」
「⁉」

275:氷姫:2016/03/31(木) 21:07 ID:jwM

「クリスタルメスっていうのがあって、日本ではシャブ、スピードと呼ばれている覚醒剤だ。速水さんが、社長室に白い粉末があるっていうのを聞いてピンときた。これは宝石ではなく、麻薬を表していたということが!」
「…」2人は、無言になる。

無言になった2人をよそに、コナンは話し続ける。
「さっき、通達で、宝石は倉庫にあるって言ってたけど、これは逃走者を他の場所に誘導させて、この屋敷に近づけさせないため。1番初めの通達の、このエリアに宝石があるっていうのを聞いていたら、なおさらそっちへ向かう。怪盗キッドを呼んだのも、速水さんに宝石を探したらリストラさせるのを考え直すって言ったのも、逃走者に宝石を本当だと思わせるため。そうじゃないの?」

276:氷姫:2016/03/31(木) 21:43 ID:jwM

「たいしたものね…坊や」
緑山社長は言う。
「愛架、その坊やを捕まえなさい」
コナンは咄嗟に麻酔銃を向けようとした。しかし、愛架の反応のほうが早く、愛架はコナンの両腕を掴んだ。
(くそっ、腕を掴まれて麻酔銃が撃てねえ…)
愛架は、ポケットから手錠を出し、コナンの手にかける。

「坊や、こっちにはこんなものがあるのよ」緑山社長は、黒くて四角いケースを持っていた。真ん中にボタンがある。
「爆弾…?でも、あれはショッピングセンターにあったのは偽物だった…」
「ショッピングセンターのは、油断させるため。本命はこの屋敷に仕掛けられているわ。私がこのボタンを押すか、逃走中終了と同時に爆発する。」
「何だと…⁉」

「ダ、ダメだよ!そんなの!てか、ここで爆発させたら、社長も死ぬよ…?」
コナンは叫ぶ。
「そんなのいいわ。私は命よりも会社のほうが大事。私が死んだ後、このお金を社員が取りに来れば、会社は永らえる。」

277:氷姫:2016/03/31(木) 21:45 ID:jwM

緑山社長は、入り口のほうを見てから、愛架に言った。
「愛架、あんたは逃げなさい。後で、ここに来ればいいわ。」
愛架は頷く。
「待て!」
コナンは言うが、手錠をかけられているため、どうすることもできない。

愛架は屋敷から出た。
だが、数秒後…
「キャアァァ!何なの⁉」
愛架の叫び声が聞こえた。
コナンは入り口を見た。
人影が見えた。
(まさか、FBIの捜査員…?)

278:氷姫:2016/03/31(木) 21:46 ID:jwM

「坊や!外にいる奴に言いな!私の邪魔をしたら、すぐに爆発させると!」
「何…⁉」
コナンは驚く。
(バレてる…⁉)

「ふん、まさか捜査員が外にいたなんてね…」緑山社長のつぶやきに、コナンはあることに気づいた。
「もしかして、愛架さんをここから退出させたのは、捜査員がいることに確信を持たせるため…?」
「ええ、そうよ」
「…愛架さんを使ったのか…⁉」
「あんな小娘、取引が終われば用はないわ。それより、もうすぐゲーム終了よ。探偵さんはどうするのかしら?」

279:かき氷◆CY:2016/04/01(金) 13:26 ID:2NA

あー、そういう事かー
全くわからなかった…

280:氷姫:2016/04/01(金) 21:05 ID:o4A

コナンは時計を見た。ゲーム終了まで残り1分半。
(…手錠がかけられていて、何もできない…FBIも動けない…どうする?…)

時間だけが過ぎていく。
緑山社長は二階に上がり、コナンを見下ろしていた。

「残り1分…」
緑山社長は、不敵な笑みを浮かべる。勝利をほぼ確信していて、自分に酔いしれていた。

281:氷姫:2016/04/01(金) 21:07 ID:o4A

「…ダメダメダメー!!」
コナンが突然、叫んだ。
「坊や、爆発するのが怖いの?…大丈夫、すぐに楽になるわよ…」

「…その爆弾だって、ショッピングセンターのと同じで偽物なんじゃないの⁉」
「…残念。これは本物よ。今スイッチを押してもいいけど、折角だから後1分生かせてあげる。」
「嘘だ!絶対偽物だ!」
コナンは主張する。
「…うるさいわね…」
緑山社長は言う。
「ここからじゃよく見えない!爆弾をちゃんと見せてよ!ちゃんと見たら、本物かどうか分かるもん!」
「…仕方がないわね…まあ、これが最後のあなたのお願いになるのか…ほら、よく見なさい…」
緑山社長は、コナンに見せるように、爆弾を持っている手を前に出した。
すると…
パンっ! パリンっ!
大きな音がした後、爆弾のスイッチは砕け散った。

282:氷姫:2016/04/01(金) 21:08 ID:o4A

「…⁉痛っ⁉…な、何なの…⁉」
緑山社長の手は、真っ赤に染まっていた。地面には、薬莢が落ちていた。

大勢の人が屋敷に入ってきた。緑山社長に銃を向ける。
「FBlよ!その場で跪きなさい!」
ジョディ捜査官が言った。
「…FBI…⁉…」
緑山社長は、観念したようだ。

緑山社長は、手錠をかけられる。コナンはキャメル捜査官に、手錠を外してもらった。
「ありがとう…」コナンはお礼を言う。

「…坊や…」
連行される前緑山社長が口を開いた。
「…この逃走中は坊やの勝利ね。逃走成功おめでとう…。賞金は牢屋の前に用意してあるから、持っていってちょうだい。結構楽しかったわよ。逃走中のゲームマスターをするのも…」

283:氷姫:2016/04/01(金) 21:10 ID:o4A

コナンは緑山社長の後ろ姿を見ていた。
(それにしてもビクビクしたぜ…探偵団バッジから、昴さんの『撃つぞ』って言う声が聞こえるから…社長じゃなく、爆弾を撃ってくれて良かったけど…)

(そろそろ行くか…あ、そうだ)
コナンは探偵団バッジに話しかける。
「昴さん…」
「ボウヤ、よくやった。あんな目に遭わせてすまない。」
昴は言う。
「僕は大丈夫!昴さんも、今から牢屋に来てね!一応、表向きは、逃走中が終わったってことにしたいから…」
「分かった…」

284:氷姫:2016/04/01(金) 21:11 ID:o4A


(えっ⁉今の音は何なんだ⁉)
キッドも銃声を聞いた。
(屋敷か?屋敷って、取引が行われるっていう…まさか、あの名探偵が撃たれた⁉)
キッドは屋敷まで走った。

ちょうど、屋敷から大勢の人が出てくるところだった。
キッドは、手に怪我をして、連行されている緑山社長を見かけた。
(撃たれたのはあの人か…ってFBI ⁉
FBIが来てたのか⁉)
連行している人のジャケットに「FBI」と書かれていた。キッドは身震いした。

285:氷姫:2016/04/01(金) 21:12 ID:o4A

その後に、コナンが出てきた。
「…キッド!お前も今から牢屋に来いよ!樹柏野月茂の格好でな…」
「…今回の事件、何なんだ⁉
FBIがいるなんて聞いてないぞ!」
キッドが言う。
「…そんなことは気にするなよ。ほら、行くぞ」
コナンはすたすたと歩いていった。
(ええー⁉気になるだろー⁉)
キッドの心の叫びは、コナンには届かなかった。

286:氷姫:2016/04/01(金) 21:26 ID:o4A

「…今の音は⁉」「ふわあー…何?」
牢屋の人々も、銃声で目が覚めた。
「…私達、何で寝てたの?」
「…そうよ、キッド様が来て、スプレーをかけられたんだわ!」
園子が言った。
「キッドはいないみたいだな…」
「逃げたんか⁉くそぉ!」
平次が悔しがった。

花田美子は呆然としていた。
(怪盗キッドがいたなんて…)
時計を見る。すでに、ゲームは終了していた。嫌な予感がしていた。
(取引はどうなったの…?愛架さんからメールが来てた…今返事をしたけど…)

287:かき氷◆GCY:2016/04/01(金) 21:28 ID:sCA

お〜、無事解決!

288:かき氷◆GCY:2016/04/01(金) 21:28 ID:sCA

お、みんなも起きた!

289:氷姫:2016/04/01(金) 21:44 ID:o4A

愛架の姿が見えた。
「愛架さん…?」
だが、愛架の後ろに、たくさんの捜査員が見えた。また、緑山社長もいた。
「…!」美子は絶句する。嫌な予感が当たった。
「…花田美子さんですね?…」
美子は自分の名前を呼ばれ、ビクッとする。
「今から私達と一緒に来てもらう。」
美子は心臓が止まりそうになった。夢であって欲しいと思った。
しかし、愛架や社長の悲愴に満ちた顔が、これが現実であることを物語っていた。
花田美子は立ち上がり、牢屋から出た。そして、連行された。
「速水公輔さんも、事情聴取をしたいのでついて来てください。」
速水も牢屋から出た。

「どういうこと?…」
牢屋の人々は、突然目の前で起こった出来事に驚いた。

290:氷姫:2016/04/01(金) 21:52 ID:o4A


コナンと月茂が牢屋に来た。
ショッピングセンターから、昴も出てきた。
「あ、3人だ!」
「…もうゲーム終了してる!ということは、逃走成功ってこと?」

「コナンくーん!」
歩美や光彦、元太が手を振る。
コナンも手を振り返す。

3人は、箱から賞金144万円を受け取る。
「何だかよく分からないけど…」
「3人、おめでとうー!!」

291:氷姫:2016/04/02(土) 08:02 ID:vL2


「コナンくんおめでとう!」「さすがだぜ!」歩美や元太が言う。
「でも…江戸川くんが賞金を取ったっていうことは…」灰原は小五郎や蘭のほうを見る。

「コナン、小学生がそんな大金を持つんじゃない!俺が預かる!」
小五郎が言った。
「ダメよ、お父さんはどうせろくでもないことに使うんだから…これは預金しておきます」蘭が言う。
(やっぱそうなるよなー…)
コナンは苦笑いした。

「そうじゃ、今日の夜、わしの家で打ち上げでもするとしよう!」
博士が言った。
「わあー!それいいね!」
「じゃあ、コナンくんがとった賞金でみんなにご馳走してあげる!」
(おいおい、俺の賞金を使うなよ…)

「服部くんや和葉ちゃんも来る?今日は私のところに泊まっていって!」
「え、いいの?めっちゃ行きたい!」
「ほんまは逃走中終わった後、すぐに帰るつもりやったけど…行くわ!」
和葉と平次も来るようだ。
(ええー…まじか…)

292:氷姫:2016/04/02(土) 08:10 ID:vL2


昴はそんな様子を見ていた。
(ボウヤ…まさか宣言通り、死者を出さずにあの社長を捕まえるとは…)
昴はコナンとの会話を思い出した。

〜〜〜
「ボウヤが緑山社長のところに行く。社長が油断しているうちに、俺が狙撃する」
「…社長を殺すの?」
「…ああ」
「いくらFBIでも…赤井さんでも…そんなことしていいの?」
「…」昴は答えない。
「…僕が何とかしてみせるよ…」
「…危険だと判断した時は、構わず撃つからな」
「…僕がダメって言ったら、撃たないでよ」
〜〜〜

あの取引の最中、危険な場面が何度かあり、昴は社長を撃とうと思い、『撃つぞ』とコナンに言ったのだ。だが、それを聞いたコナンは即座に『ダメー!』と叫んだので、撃てなかった。
コナンが爆弾を、昴の射程位置に出させたので、爆弾を撃つことができた。


昴は牢屋の中で交わされている会話を聞き、あることを思い立つ。そして、電話する。
「…今夜、空いてるか?」

293:氷姫:2016/04/02(土) 08:18 ID:vL2


帰り道。
小五郎のレンタカーに、蘭、コナン、平次、和葉、園子が乗った。平次と和葉は、行きはタクシーで来たが、帰りは一緒に帰ることにした。小五郎が運転し、平次が助手席、後部座席に和葉、蘭、園子が座る。コナンは蘭の膝の上に座っていた。
後ろの3人は、逃走中の疲れのせいか、眠ってしまっていた。

「…そんな取引があったんか⁉」
コナンから取引のことを聞いた平次が言う。
「…緑山社長が麻薬を所持していたとは…」
小五郎はため息をつく。
「おじさん、元気なさそうだけど、どうしたの?」
「…緑山社長、若くて美人な社長として、前テレビで特集されてたんだ…残念だ…美人なのに…」
(何だ…まあ、そんなことだろうとは思ったぜ)

294:氷姫:2016/04/02(土) 08:23 ID:vL2


「じゃあ、お前、その取引のこと知ってたんか?」平次が聞く。
「う、うん…まあ…」
「何で知ってるねん!」
「…ほら、前ファミレスの事件で会った、キャメル捜査官から連絡があったんだよ…!」
「…ああ、あの人相の悪い捜査官か…
何で俺に言ってくれへんかったんや!」
「そりゃ、極秘事項って言われたからだよ…!」
コナンはウソをつく。取引のことは沖矢昴ー
今は死んだことになっている赤井秀一から聞いたからだ。昴のことがバレるのを恐れたのだ。

295:氷姫:2016/04/02(土) 08:26 ID:vL2


「…それより、これからそのまま、今夜の買い出しに行くか?…おい、後ろの3人を起こしてやってくれ」
小五郎が言う。
「おじさん、僕を博士の家で下ろして!僕は博士の家のほうを手伝うよ!」
コナンは博士の家で下りた。

そして、小五郎達はスーパーへと行った。

296:氷姫:2016/04/02(土) 08:32 ID:vL2


博士、灰原、光彦、元太、歩美、昴は、博士のビートルで帰っていた。
博士が運転し、昴が助手席、子供達が後部座席に座った。
話は、逃げ切った昴のことで持ちきりになった。
「すごいです!!」
「どうやって逃げ切れるの?」
「どこに隠れてたんだ?」

「運が良かっただけですよ…最後はショッピングセンターに隠れていました」
「…ねえ、ショッピングセンターにいたなら、何か音を聞かなかった?」
灰原が言う。
「音?」
「…何かが金属に当たるような音が、上から聞こえたんだけど…」
「…確かに聞こえましたね…ハンターがいたんじゃないですか?」
「…そうね…」
昴は不敵な笑みを浮かべていた。後部座席にいた灰原には見えなかったが。

あの音は、昴が屋上のドアを壊した音だった。狙撃するために、昴はショッピングセンターの屋上に向かった。屋上への扉は、鍵がかかっていた。そこで、昴はジークンドーでドアを壊したのだった。

297:氷姫:2016/04/02(土) 08:34 ID:vL2


「昴さんは、今夜の打ち上げ来ないのー?」
歩美が言う。
「そうじゃ、ぜひ来ておくれ!」
博士も言った。
「…残念ながら、今夜は用事があるので…」
「ええー、残念だなー」

298:氷姫:2016/04/02(土) 13:47 ID:o4A


「今日は疲れたなー…宝石は何もなかったけど」
キッドは寺井黄之助に迎えにきてもらった。
「…まあ、賞金もらえたし、いっか!寺井ちゃん、迎えににきてくれてありがとな」
「いえ、おめでとうございます、坊っちゃま」
「そうだ、これから何か食べに行こーぜ!」

(…青子に謝ったほうがいいかな)
快斗はメールを送る。
『今日はごめん。明日、トロピカルランドに行かないか?俺のおごりで。』
すぐに返事が来た。
『やったー!いいよ(*^^*)10時に私の家に来て!』

299:かき氷◆CY:2016/04/02(土) 13:56 ID:2NA

おー、happyendー!!

300:氷姫:2016/04/02(土) 13:57 ID:o4A


夜。
逃走中に参加した一同が、博士の家の庭で、バーべキューをした。博士や蘭、小五郎が焼いていた。
ジューっと、お肉が焼ける音がする。おいしそうな匂いがする。
「いただきまーす!」
「元太くん、とりすぎです!」
光彦が言った。
「大丈夫よ!いっぱいお肉買ったから、食べてね!でも、野菜もちゃんと食べるのよ!」蘭が言った。
「はーい!」
歩美、光彦、元太が声をそろえて言う。

「ほんまに美味しいわー」
「今日来て良かったな…」
平次や和葉が話していた。

301:氷姫:2016/04/02(土) 14:02 ID:o4A


灰原は隅にいた。
コナンがお皿に肉や野菜を載せてやってきた。
「ほら食べろよ。俺の賞金で買ったんだから、俺のおごりってことだ。」
「あら、お肉はいいから、フサエブランドのポーチをおごってくれないかしら…」
「おめえ…」
「…冗談よ。これ頂くわ」
灰原はお肉を食べる。
「…かわいくねーな、普通に受け取ればいいものを…」
コナンは小声で呟いた。

302:氷姫:2016/04/02(土) 20:52 ID:5/s


「今日は疲れたなー」
コナンは言った。
「…緑山社長が事件に関わっていたなんてね…」
灰原が言う。
「え、何でそれを?」
「さっきテレビでやってたわよ…でも、逃走中の最中からおかしいと思っていたわ。あなた、緑山社長のところに連れていけっていうんだもの…残念ね。あのブランド、結構好きだったのに…」

「…あの人は何をしてるのかしら…」
隣の、新一の家を見ながら言った。
「昴さんか?」
「今夜は来れないって言ってたけど…」
「うーん、昴も大学院の友人とご飯でも食べてるんじゃないか?」
「…あの人に友人なんていなさそうだけど」
「そ、そうだな…」
コナンは自分で言っておきながら、その設定は似合わないと思った。
(昴さんはおそらく…)

303:氷姫:2016/04/02(土) 21:15 ID:5/s

「シュウ、お疲れさま」
「赤井さん、お疲れさまです」
ジョディ、キャメル、昴は乾杯をした。
昴が2人を新一の家に呼んだのだ。

机の上にご馳走がズラリと乗っている。後、たくさんのお酒も。
「これ…赤井さんが作ったんですか?」
「ああ。どうだ、味は?」
「お、美味しいわよ…でも…」
ジョディとキャメルは唖然としている。
それは料理の美味しさだけではない。
確かに、料理をしなさそうな赤井が、これほど絶品の料理を作るとは、誰が思うだろうか。しかし、別の理由もあった。
「…作りすぎじゃない?量間違えたの?」
机の上にある料理は、3人分をはるかに超える量だ。
「…余ったら阿笠博士の家にお裾分けするさ。」

304:氷姫:2016/04/02(土) 21:16 ID:5/s

お酒が進むうちに、会話も白熱していった。

「…何でシュウが逃走中に参加したのよ。私も参加したかったのにい…。」
ジョディは酔っているようだった。
「お前、参加したかったのか?」
「Of course!(もちろんよ!)日本に初めて来た時、こんな面白いゲームがあるなんて!って思ったわよ!」

酔っているせいか、ジョディの言葉に英語が交じっていた。
「仕方がないですよ。ジェイムズさんが決めたことなんですから…」

305:氷姫:2016/04/02(土) 21:21 ID:5/s

博士の家では、何時間か経って、打ち上げはお開きになった。
「博士、ありがとう!!」
「いいんじゃよ、後片付けはわしがやっておくから…」

「コナンくん、行くよー」
蘭が呼んだ。
「あ、僕は後から帰るよー」
「そうなの?…気をつけてね」

コナンは自分のー 新一の家に行った。

306:氷姫:2016/04/02(土) 21:35 ID:5/s

コナンは部屋に入る。
部屋の中に、お酒の匂いが充満していた。机の上には、たくさんのご馳走。
昴とキャメルは酌を交わしている。
ジョディはすでに離脱していた。机の上に突っ伏していた。
「ボウヤ、一緒に食べないか」
「…僕はさっきいっぱい食べたから…でも、ちょっとだけ…」
コナンはオレンジジュースを出す。そして、3人で乾杯をする。

夜も更けてきた。
「そろそろ私達は帰りますね…ジョディさん、起きてください!」
ジョディはむにゃむにゃ、と何か言っている。シュウ、という声も聞こえる。
「お前達、どうやって帰るんだ?」
「近くの駅まで、ジェイムズさんに迎えにきてもらってます…」
ジョディも起きて、2人は帰っていった。

307:氷姫:2016/04/03(日) 08:10 ID:aPw


>>302で、また、さんが抜けてるwww
自分で打ったくせに笑うわwww

308:氷姫:2016/04/03(日) 17:29 ID:hLA

昴とコナンはその後も話していた。
「…赤井さんが逃走中に参加するなんて、驚いたよ」
「昨日、ジョディから電話がかかってきて、参加するように頼まれた。ジョディは出たがっていたようだがな…」
「あー、ジョディ先生はこういうの好きそうだね…でも、狙撃するのは、赤井さんが適任だから…」

「ショッピングセンターの屋上に赤井さんはいたんだよね…あれ?屋上なんて入れたの?」
「鍵が閉まっていたから、壊した。」
「あ…そうなんだ…」
さらっと言ったけど、これって器物損壊じゃないか⁉とコナンは思った。

「ボウヤ、そろそろ帰らなくていいのか?」時計を見ると、10時を過ぎていた。
「帰らないと蘭ねえちゃんに怒られるな…」スマホを見ると、何度も電話がかかってきていた。
「探偵事務所まで送っていってやる。」
「いや、いいよ、そんなの…」
「小学1年生の姿じゃ、こんな時間に1人で出歩いていれば、怪しまれる。」
「…そだね…」
コナンは思った。赤井さんは、絶対俺の正体を知っているだろうと。

ーこうして、長い長い逃走中の1日が終わったのだった。

〜終わり〜

309:氷姫:2016/04/03(日) 17:31 ID:hLA


とりあえず、名探偵コナンと逃走中の小説は終わりました!!
私の拙い小説を読んでくださってありがとうございました(*^^*)

これからですが、気が向いたら、番外編のようなものや、小説の裏話?的なのを書いていけたらいいなーと思います。

310:氷姫:2016/04/03(日) 17:35 ID:hLA


1年前に考えていたのと、内容がだいぶ違う笑笑 紙に何分でこのミッションとか書いてたけど、紙がどっかいったから笑

初めは宝石の取引だったけど、それだと面白くないから、麻薬の取引にした笑
速水も社員にしたり、愛架と美子は緑山財閥の秘書だったけど、相手の会社の秘書にした笑

311:氷姫:2016/04/03(日) 20:28 ID:mOg


後日…
コナンと蘭はテレビで、本物の「逃走中」を見ていた。
「逃走中ってやっぱり怖かったわ…参加するのもいいけど、見てるほうが面白いかも…」
「本当だねー…」
「はあ、やっぱり私達のはテレビはないのね…カメラいなかったし…まあ、全国放送だし、高校のクラスメートに見られるかもしれないから恥ずかしいよね…!」
蘭がそう言ったとき、コナンは疑問に思った。
(そういや…何で灰原は参加したんだろう?テレビに映って、組織にバレる危険性があるのに…組織はこんな番組を見ないと思ったのか?…)

「あ、比護さんよ!」
蘭が言う。
「比護さん、前は惜しくも捕まっちゃったから、今回は頑張ってほしいね!」

(まさか、比護さんが出てたから…?それだけの理由で…?)

312:氷姫:2016/04/03(日) 20:31 ID:mOg


「…比護さん、ハンターがいるわ!逃げて!…良かった…!」
灰原は逃走中に見入っていた。

そして、比護さんが、賞金をとったら旅行に行ったり、チームのメンバーとご飯に食べに行くと言っていた。
灰原はそれをメモした。

「哀くん…お風呂はまだ入らんかのう?」
「博士、静かにして!終わったら入るわ!」

313:氷姫:2016/04/03(日) 20:32 ID:mOg


>>312
哀ちゃんのキャラが違うような気がする…
すみません…(^^;;

314:かき氷◆GCY:2016/04/04(月) 10:44 ID:fkU

>>309楽しみにしてま〜す!!^^

315:氷姫:2016/04/05(火) 08:52 ID:qF6


賞金の使い道ー
「蘭姉ちゃん、賞金ってどうしたの?」
「もちろん、預金したわ」
「ええー僕のお金だよ?僕が使いたいよ…」
コナンは無駄だと思うが、抵抗する。
「小学一年生は、そんな大金を持っちゃダメ。何か欲しい物があったら言ってね。その分だけ引き出すから。」

はあ、この姿じゃなきゃ、いろいろ使い放題だったのにな…
コナンはため息をついた。

316:氷姫:2016/04/05(火) 08:55 ID:qF6


快斗は、青子とトロピカルランドに来ていた。
「快斗がおごってくれるなんて、雨でも降るんじゃないの?」
「バーロー、今日は快晴だよ!…て、そうじゃなくて、俺だってそういうこともあるさ」
「じゃあ青子、ここに行きたい!」
青子は地図のレストランを指差す。そこは、遊園地の中でも、とても高級なレストランだった。
(…まあ、144万円ももらったし、いっか…)

317:氷姫:2016/04/05(火) 09:04 ID:qF6


緑山社長が逃走中を行ったのは、やってみたかったから笑
小五郎達を呼んだのは、有名だから笑
っていうことで笑

318:氷姫:2016/04/05(火) 22:34 ID:2u6

>>13の歩美ちゃんの発言は、映画「天国へのカウントダウン」のことです!

319:かき氷◆GCY:2016/04/07(木) 11:47 ID:M1M

あ〜、わかるわかる〜あったね〜w

320:氷姫:2016/04/10(日) 20:29 ID:6Rw


ある日の下校中…
蘭、園子、世良、コナンが帰っていた。
「いいなー、ボクも出たかったなー」
蘭達から逃走中の話を聞いて、世良は言った。
「世良さんも行けたら良かったのに…」
世良は用事があり、行けなかった。
「そうだな…コナンくん、逃げ切れたなんてすごいな!」
「ありがと…」
「ボクも逃げ切れる自信あったのになー」
世良や、蘭、園子は喋っていた。

(…世良が参加しなくて良かったよ…いろいろヤバかったからな…)

321:氷姫:2016/04/10(日) 20:29 ID:6Rw


世良ちゃんが登場しました!笑
本当に、世良ちゃんが出てたら、昴のこともあるので笑

322:氷姫:2016/04/10(日) 20:38 ID:6Rw


蘭と園子の、逃走中の時の会話。
「ねえ、蘭、賞金を何に使う?」
「そうね…生活の足しにするわ。うちの家計は火の車だから…誰かさんのせいで。」
「現実的ね…」
「園子はどうなのよ?」
「私?私はいろいろ買ったり、旅行したりするわ!もちろん、京極さんと…♡まあ、向こうはそれどころじゃないかもだけど…
でも、蘭はいいじゃない?もし、あのガキんちょや、おじさまが逃げ切ったら、実質は蘭のものになるんじゃない?」
「…確かに…」

323:氷姫:2016/04/10(日) 20:38 ID:6Rw


結局、コナンが賞金をとり、その賞金は蘭の監視下に置かれました笑

324:氷姫:2016/04/11(月) 18:41 ID:5/s


コナンと昴(赤井)が探偵団バッジで会話したのは、私の願望ですwww
探偵団バッジから、赤井さんの声聞こえるとか最高すぎ!っていう妄想www

325:氷姫:2016/04/11(月) 18:57 ID:5/s


>>308の、その後の話!
コナンは探偵事務所に帰ってきた。
「コナンくん、遅いわよ!何回も電話したのに…!」蘭は怒っていた。
「ごめんなさい…」
コナンは子供ぶって言う。
「早くお風呂入って寝るのよ!」

「和葉ちゃんは私の部屋、平次くんはお父さんとコナンくんと寝てね!」
蘭が続けて言う。
「蘭ちゃんありがとうー」
和葉が言った。

326:氷姫:2016/04/11(月) 19:04 ID:5/s


コナンがお風呂から上がると、平次は歯を磨いていた。コナンも歯を磨く。
「お前、帰ってくるの遅いやないか!博士の家でおったんやろ?」
平次が言った。
「あ、いや…博士の家の隣に住む、沖矢昴さんと話していたんだ…」
「ああ、今日逃走中に参加してた人か…博士の家の隣って…工藤の家やんか!どういうことや?お前の家に何でそんな人が住んでるんや?」
「沖矢昴さんの住んでいたアパートが火事になって、俺の家に住むことに…」
「いいんか?お前の正体がバレるかもしれへんやぞ!見知らぬ人に家を貸すとか…」
「大丈夫だよ…(まあ、もうバレてるかも…)」
コナンは思った。

コナンと平次は部屋に入った。小五郎はもういびきをかいて寝ていた。

327:氷姫:2016/04/11(月) 19:04 ID:5/s


原作では、平次は沖矢昴の存在を知らないよね…

328:かき氷◆CY:2016/04/13(水) 17:23 ID:lPw

>>327そーかもね笑

329:氷姫:2016/04/15(金) 22:03 ID:mOg


学校が忙しくて、小説書けません!泣

330:氷姫:2016/04/16(土) 09:06 ID:LRo


逃走中後の蘭と園子の会話
「まさか、キッド様が来るなんて思ってもいなかった!」
「キッドも、宝石を狙っていたのかしら…でも、予告状は届いていないよね?」
「そうね…あっ!」
「どうしたの?園子?」
「キッド様も、逃走中に参加してたってこと??」
「そういうことになるわね…誰に変装していたのかしら?」
園子はうーん…と考えた。
「分かったわ、樹柏野月茂さんよ!だって、『月』っていう漢字が入っているもの!月といえば、月下の奇術師、怪盗キッドよ!」
「…そんな理由で…?単純すぎよ…」
蘭は疑い深い目で園子を見た。

確かに、理由は違うが、月茂がキッドというのは当たっていた。

331:かき氷◆CY:2016/04/17(日) 10:49 ID:RDs

>>329大丈夫よーん♪

332:氷姫:2016/04/24(日) 09:18 ID:vL2


オリキャラの名前の由来
速水公輔と花田美子は、海堂尊さんの小説「ジェネラルルージュの凱旋」のキャラから名前をとりました!ドラマもやっていたので、知ってるかな??
速水公輔→速水晃一+ 田口公平 +白鳥圭輔
花田美子→花房美和から少し名前を変えた。

栗橋愛架
栗橋は、なぜ出てきたかは分かりません(笑)が、愛架は、もともと私のニックネームが「哀華」で、あいかという名前が気に入ってて、漢字も愛架だったら可愛いなーって思って(笑)

333:氷姫:2016/04/24(日) 09:19 ID:vL2


裏切り者のミッションは、テレビの逃走中でもやってて、面白そうだと思って作りました!


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