ボカロの小説投稿ダァッ! 2

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1:ララ:2015/05/17(日) 01:54 ID:7qU

前のスレでとんでもんない間違いを犯してしまったので、こっちに来ました。
まあ、楽しくいきましょう!(誰もこないんですけどね!)

2:ララ:2015/05/17(日) 02:04 ID:7qU

小説レッツゴー
っといきたいのですがネタがない!(´Д` )リクエストお願いでーす。まあ誰も居ないと思うけど。
おっと、ここでネタが…!降臨なさいました!
ではいきます!

『恋って病なのっ♪』

軽やかなメロディが流れしばらくして拍手に嵐がおきた。
「えーっと、あ、ありがとうございましたー。 軽音部の皆様へ、もう1度暖かい拍手をー。」
司会がそう言うとみんなまた拍手をする。その間にじゃあ行こっか、とメンバーに合図する。みんなは頷くと退場する。

「はぁー、疲れたねー。」
そう言ってボンとソファに身を投げ出したのはミクちゃん。
「まぁ、ミク様ったら礼儀という言葉を知らないのですわね。」
ルカ姉先輩の声が聞こえた方を見ると、カイ兄先輩を踏んでいた。仲良いなぁと思いながら見ていると、
「あぁ、これのことですね?踏んでくださいと私に頼んできましたの。そうですわよね?カ・イ・ト・さん?」
ルカ姉先輩は下にいる相手に綺麗な笑顔を見せて聞いた。
カイ兄先輩泣いてる… やっぱ嬉しいのかな?
っていうかまずは人物紹介だよねっ。
私は鏡音リン。高1で、軽音部に入ってるんだ。ちなみにボーカル。他の楽器もできる。他のメンバーも歌上手なんだけどなんか私になった。まあボーカルだから部長でもある。ここのバンド、ハニーワークスことハニワは、仲も良く、みんなトップクラスの才能を持つから結構有名。
じゃあ次はメンバー紹介。まず碧音(あおね)レン。ここではギターをやっているんだけど、相性がいいことから、たまにツインボーカルをにやったりする。まあ顔もいいし、結構モテる。私も好きなんだけど。ちなみに私とレンは仲の良い幼なじみで一緒に暮らしている。 (←二人暮らし)
次に初音ミクちゃん。ミクちゃんは私の親友で、キーボードをやっている。この子も結構可愛い。カイ兄先輩と付き合ってるんだよー。ホンットらぶらぶなんだよー!
次にカイ兄先輩。本名は始音(しね)カイト。なんか、いじられキャラ。しかもアイスオタク。でも意外とモテるんだよねー。リンはモテないのに!(*`へ´*)軽音部ではベースをやっている。
次にルカ姉先輩。ルカ姉先輩は世間的にドS(?)っていう性格。
どういう意味なんだろう。まあモテるのも分かる美形が時々その性格を忘れさせてくれる。とまあこんな感じ。
今日は入学式であり、歓迎会もあり、大変だった。ここボカロ学園は私立だから決まりもすくないほう。
やっと仕事を終えた私たちはしばらく話していた。
続きます!

3:ララ:2015/05/17(日) 02:07 ID:7qU

じっこしょーうかーい
鏡音リン 16歳 4-A
勉強も運動もできて、容姿も◎てなわけでモテるんですよ。本人は無自覚ですはい。(なんで私が書くとリンは完璧になっちゃうんだろー。)
軽音部のボーカルであり、部長である。歌が上手すぎるから押しつけられました。まあ他の楽器もできる訳ですよ。
クラス委員である。こっちも押しつけられた。今は楽しんでるけど。ミクとは中学から軽音部、ということもあって、とっても仲良し。レンとは幼なじみであり、一緒に暮らしてる。(キャーーーー(≧∇≦))
碧音レン 16歳 4-A
勉強はクラス1位である。運動もできたり、ギターが弾けたり、歌が上手かったり、容姿が抜群なんでモテます。(やっぱり完璧に‼︎)軽音部のギターであり、たまにツインボーカルもやったりする。クラス委員である。カイトとは血の繋がった兄弟です。なんでか苗字違う!というのは、レンがお母様の苗字なんでございますはい。親は2人とも遠くに居て、会えていない。別に不仲ではないぞ!
リンと幼なじみで一緒に暮らしてる。無防備なリンに困ってます。ずっと支えてくれたリンへの気持ちについに変化が..!
初音ミク 16歳 4-A
勉強、当然できる方。運動、当然できる方。容姿、当然ヤバい方。モテる、当然モテる方。あーっやっぱミクはこれがいっちばん!歌も上手いが、軽音部ではキーボード担当。リンが好きすぎるからか、友達を作りたがらない。カイトと付き合ってる。(リア充爆発しろ。T^T)あっ、リンの親友です。

4:ララ:2015/05/17(日) 02:11 ID:7qU

始音カイト 16歳 4-A
….背が高い..だから先輩や大人と間違われることもしばしば。だからリンにカイ兄先輩と呼ばれてる。昔は面倒見が良かったのでカイ兄だった。なんでレンと同い年?それは二卵性の双子だからっす。この馬鹿が兄っす。アイスオタク。いや、かなりのアイスオタク。ボケすぎ、ばかすぎ、アホすぎ、騙されすぎ、ミクはこの男の何がいいんだろう。まあ、随分とやさしいかも。ミクとアイスと音楽以外あんまし興味ない。ルカを怖がっている。レンからはバカイトって言われてるよ!ルカお姉様からは豚とか使い魔とか、使用人とか、その他もろもろと…まぁミクにカイ兄って呼ばれてるからいっか。リンも昔はカイ兄だったのに..
ってかこいつ勉強と運動以外取り柄がないようn….あ、カイファンの皆様申し訳ございませんっ!まあ、ベースという特技もありますし..あっそう、この子は軽音部でベースやってます。ミクを一人占め、んざけんなよ、ゴラァァ! (一応モテるんだけどネ!)

巡音ルカ 16歳 4-A
背も高く、美人でスタイルもいい。勉強もできるほうである。まあ、ここまできたら、運動は分かりますよね….もちろんできます!軽音部ではドラム担当です。なんか女王様キャラでSっ気がある。タコとマグロが好き。学校でも何処だろうと必ず冷凍マグロとタコを持ち歩いている。リンにはルカ姉先輩と呼ばれてる。まあ、これもいいじゃないと気に入っている。というかリン自体を気に入っている。

軽音部
リン達のクラスの担任のメイコ先生が顧問である。みんな容姿もよく、才能もトップクラス級だから日本でも人気がある。海外で有名になっていることもある。HoneyWorks通称ハニワというバンドとして活躍している。これ以上メンバーを増やす気はない。この部に憧れて入ってくる人が多いため、受験の難易度が急に上がった。将来は仕事としてバンドをやろうか話し合っているところ。

4-A
4-Aは特進である。まあほとんどの人が運動も出来る方だが。

ボカロ学園
日本でも有名な私立。この学校では、クラスで男女1人ずつクラス委員が選ばれる。クラス委員の条件はクラスで1位になること。クラス委員になると、銀のブレスレットかピアス、ネックレスまたはこんお3つ全部をもらうことが出来る。
これをつけていると、購買無料、通行料免除、学費割引、他にも色んなサービスがつく。
リンとレンはずっとこれをキープしている。リンもレンも学年1位ですから。(レンは男子で、リンは男女混合でも。レンは男女混合だと2位になる)

5:ララ:2015/05/17(日) 02:15 ID:7qU

私たちは進路について話していた。
私達には早めに言って欲しいという先生の希望。
「リンちゃんはやっぱり歌で生きていくんですの?」
突然でびっくりしたけどやっぱ行きたいし、素直に頷いた。隣でミクちゃんがそっか.…と俯いた。
「でも、みんなと一緒じゃないとやだなぁ〜。」
そう言うとみんなにこっちを一斉に向いた。
何言ってるんですの?当然じゃないですか。
当たり前じゃん。一緒にいないと損だよ!!
おれも多分そうだし..
僕もみんなと一緒がいいなぁ〜。
と、声を揃えて言った。やったぁ〜と言いながらにっこりと笑ってみせた。
「じゃあ決まりだね!早く行かないとめーちゃん教室に行っちゃうよ!」
楽しそうなミクちゃんに、みんなと呆れた顔をしてたけど楽しそうだった。

失礼しまーす。
ガラッと音をたてて入ると先生からきらめく眼差しが向けられた。みんなクラスにいるからすれ違うことはなかったけど先生も進路の事をだと思ってわくわくしてそうだった。
めーちゃんはこっちを向くとにっこり笑った。やっぱキレーと思っているとこっちに来て「場所変えましょうか」、と部室に向かう。

「それで、道は決まったんでしょう?」
「はい!みんなでバンドやる!!」
ミクちゃんが元気よく答えると、ルカ姉先輩がうるさいわよ、と注意した。
「それでも良いんだけど、本当に大丈夫なの?」
「ええ、お姉様。みんな揃うと最強ですわ。」
「うん!僕たちも楽しくなるしね。」
「じゃあどこの事務所に入りたい?」
「「めーちゃんがつくったとこ」」
「リンとミクは急ぎすぎよ。ゆっくり決めなさい。」
「だから、めーちゃんのとこ。事務所、つくっちゃえばいいじゃん。」
「収入、私達のおかげで増えるよ。」
「うっ」 「「けってーい!」」
私とミクちゃんは前から決めてたし、本気だった。(まあ音楽関係の場合)だから決まって嬉しかった。イェーイとハイタッチをする。
「….教師をやめろ..と..?」
「いや。ゴールデンウィークの時手続きやってもらって、先生も続けててくれると嬉しいな♩」
「あー。はいはい、分かった」

それからちょっと話してから教室へと向かった。

もう昔っから進路決まってたんじゃ……

6:ララ:2015/05/17(日) 02:22 ID:7qU

みんなの関係を紹介!
リン→レン《好き!恋愛的な意味で。。》
リン→ミク《大切な親友!可愛いなぁ。憧れ。》
リン→カイト《ルカ姉先輩と仲いいんだね。ミクちゃんと頑張ってね。》
リン→ルカ《かっこいい!すごいなぁ。憧れ。大好き!》

レン→リン《好き!恋愛的な意味で。》
レン→ミク《敵対心。リンに近づくなっ!ショタバナナじゃねぇっ!!》
レン→カイト《くたばれ。バカイト。ウザい。キモい。死ね。消えろ。近寄んな。アイスバカ。》
レン→ルカ《怖い。危険。気をつけよう。リンを守らないと!ショタバナナじゃねぇっーー!!》
レン→メイコ《逆らわないように。危険。怖い。強い。》

ミク→リン《大好き!可愛い!妹にしたい!大事な親友。思いっきり独占したい!」
ミク→レン《ふざけんなよショタバナナ。死ね。キモい。ウザい。消えろ。リンちゃんから離れろ。近寄んな。黙れ。敵》
ミク→カイト《好きだったりして?ツンツンしちゃう。素直になりたい。》
ミク→ルカ《良き理解者。憧れ。》

カイト→リン《面白いなぁ。ミクと仲いいんだなぁ。ちっちゃいなぁ。天然ちゃんだなぁ。可愛いなぁ連れ去りたいn(殴
カイト→レン《頼む!助けてー!》
カイト→ミク《好き好き!可愛い!もー反則!!》
カイト→ルカ《怖い。危険。逆らったら終わり。》

ルカ→リン《可愛いわね。守りたい。バナナには触らせない。》
ルカ→レン《小さい。リンちゃんから離れてくれませんこと?ショタバナナ。》
ルカ→ミク《良き理解者。笑顔の可愛いこと。》
ルカ→カイト《バカ、馬、使用人、使い魔、パシリ、デレデレモンスター、豚、雑用係、まずい空気。》
ルカ→メイコ《大好きな家族。綺麗なお姉さま。美しい。》
全員幼馴染み!ルカとめいこが家族です。

7:ララ:2015/05/17(日) 02:29 ID:7qU

ガラガラ
やっぱり扉を開けると視線が刺さります…。(先生もいるしね。)毎年こんな感じ。でもちょっぴり嬉しいかも。ミクちゃんもそうみたいで、ニコニコしていた。ほら、早く行きますわよ、とルカ姉先輩に呼ばれて慌てて私たちの席に着く。

軽音部のメンバの席は授業中みんな集中しないからといって後ろにある。それでも後ろを向く人めーちゃんが注意する。
「えーっと今年からは軽音部の席もみんなと同じように決めることになりました。」
めーちゃん先生の放った言葉にみんなざわつく。まあ、聞いていたは聞いていたんだけれど少し悲しいな。
「ってことで初日からくじ引きでーす。」
そう言って当たり前のように箱を出す先生と、ブツブツ言いながら当たり前のように並ぶ。どうやって並べばいいんだろう、そう思いながらキョロキョロしていると、ミクちゃんが列に手招きしてくれた。そっちに行くと男女で分かれるんだって教えてくれた。
カサッ
15番だから、ここか。今時机動かすだなんて。ふつーに机を交換すればいいじゃない。
そう考えながら机を動かして座っていたら、よっ、と弾んだ声が聞こえた。そこにいたのはやっぱりレンで、嬉しくなった。他は誰だろう、と思って周りを見渡した。その時、
「ちょっと、これは何?」
めーちゃん先生が呟いた。それ、私も思った。
ここのクラスの横の人数は9人。縦は8人。その真ん中に軽音部が集まっている。つまり、こういうこと。

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やったー!ミクちゃんを見てガッツポーズを見せるとミクちゃんも笑ってガッツポーズをした。(ちょっとドキドキしたのは秘密だよ?)
「まあ、いっか。とりあえず今日はただの顔合わせだから、もういいわ。帰ってよし。じゃーねー。」
テキトーだなぁ。ま、部活が伸びたしいいか。

席順、ルカとカイトを反対にすると『ルカ』となってしまうので諦めました…😢

8:ララ:2015/05/17(日) 02:56 ID:7qU

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜♪
上機嫌で私が廊下を歩いていても、みんなは気がつかない。4-Aの子達も今日はは部活ないし、他のクラスはまだ帰っていない。だからみんなのいないところにいる。
ガチャ
「ごめんね。お待たせ〜。」
「あ、リンちゃん。ヤッホー。」
「おせーぞ。ったく。」
なんか最近レンが冷たい気がする。気のせいかな?
「リンちゃん、今日は何をいたしますの?」
「新曲じゃない?やっぱり練習始めないと。」
「あ、そうだねー。じゃあ各自で練習?」
「そうじゃない?あ、でもレン、今回ツインボーカルもあるからね。頑張って。」
「っていうか、こんなバナ…ゴホンッ レンじゃなくてツイン専用部員探したら?」
「私もそう思ったんだけど、やっぱりレンじゃないとやだなって思って。」
「あら、わたくしの豚…ゴホンッ ミクちゃんの彼氏様がおらっしゃいませんわよ。」
「今日咳多くない?大丈夫?」
「ええ、大丈夫ですわ。」
ツイン専用部員か…やっぱそっちの方がいいかもだけど、私が乗らないと上手く歌えないし、レンより上手な男の子っているのかな?
「いやー。ごめんごめん遅くなっちゃった。…ふゴッ ??」
「うーカイ兄告白されたんでしょ?誰に?だれに?」
「大丈夫だかr「全然大丈夫じゃなーーい!キャーキャー」
ミクちゃん?!ちょっと落ち着かせてくる、と言ってカイ兄先輩とミクちゃんは出て行った。ミクちゃん、可愛いなー。
うおっ、練習練習。
「スキよ キライ ワカンナイ キライ」
私が作った歌だから、音は分かるんだけど、練習は欠かせない。
それから少し経ってミクちゃんたちが戻ってきた。
ミクちゃんもカイ兄先輩も顔があかい。興奮して疲れたのかな?ま、いっか。
それからどのくらい経ったんだろう。何となくみんな出来てきた頃?合わせよっかな。
「みんな〜。合わせるよ〜!」
色んな音が混ざってるから大声で言わなきゃいけない。
「いいですわよ。何から始めますの?」
「今日は1人で歌えるテレカクシ思春期で終わりにして、どっか出かけよっか。めーちゃんも連れて。」
「あ!いいねー。おkおk」
1 2 3 はいっ
音が鳴り出し、私は歌う。歌うときは自分をさらけだすことが出来るから好き。


あっという間に歌い終わってみんなは感想を言い合う。でた意見を私がまとめてめーちゃん先生に出す。録音のテープと一緒に。先生は、私にも分からないところを分かってスゴイわね。頑張って、とよく褒めてくれる。
「リンちゃん、できたぁ?」
「うん。じゃあ行こっか。」
このまとめたものはみんなで出すのが何故か決まりとなっている。
私たちは話しながら歩いていると、職員室まで一瞬だった。
ガラガラ
「失礼しまーす♪めーちゃん先生いっますかぁ〜?」
ゴツン
「ここは職員室よ。礼儀正しくしなさい。」
音がした方を見ると、めーちゃんがミクの頭に拳を置いていた。…撫でてるつもりなのかな?
「ムゥ〜。分かったよぅ。」
「はいはい。リン、書けた?」
「うん!今日は新曲の反省だよ!」
「リンも静かにね」
「はーい。」
あ、みんなでどっか行くんだっけ。ふと思い出して先生に聞いてみる。
「めーちゃん、今日一緒にどこか行かない?リンの家でもいいんだけど。」
「そうでしたわ、お姉さま。仕事のお話がありますの。」
「分かった。でもリンの家でいいの?」
「うん!レンと二人暮らしだし。」
「「「「………は……?」」」」
しーん
「……!ちょ、な、何言ってんだよ!誤解されちまうだろ!」
「えー。リン、本当のこと言っただけだよ?」
「それでもちゃんとか・ん・が・え・ろ!」
「ちょっと、レン君?」
いつの間にかミクちゃんがレンの肩を掴んで振り向かせていた。
「リンちゃんと2人暮らしだなんて………!」
「ちげーよ!」
「レン、ウソはいけないよ?」
「うっせー。黙ってろ!」
やっぱりレンちょっと怖い。
「レンは…リンの事..キライ?」
少し俯くと、レンがそっと抱きしめて、
「き、嫌いじゃねーし。」
って言った………………?!
「ホントに!?やったー!」
精一杯抱きしめると、わあっ、くっつくなーとか叫んでるけど、関係ないもんね!
「はいはい、ここは職員室なんだから離れなさい。」
そう言ってめーちゃんが入ってきた。レンとめーちゃんは少し話してから私たちのところに来た。

メイコはレンに、
「帰りにゆっくり、ね?」
とドスの効いた声で伝えていたのであった。

9:ララ:2015/05/17(日) 16:04 ID:0qI

ヴーーーーン
私たちはめーちゃんの車でレンと私の家へ向かっていた。
レンは助手席に座ってめーちゃんに理由を話していた。ようやく分かったらしく、大変なのね。と言っていた。
私とレンはお母さん同士も仲が良く、一緒に遊びに行ったりしてた。でも、うちのママはレンのパパと惹かれ合い、レンのママはうちのパパと惹かれ合った。だからお互いの為にも2人から離れないとね、そう言っていた。当然私達も幸せであって欲しいから大丈夫。よくどっちも来てくれるけど、喧嘩なんて全然ない。むしろ、仲良し。
「あ、ここです。」
レンに言われ、めーちゃんが止めた車の前には豪邸があった。私とレンは先に降りて、何やってるの?早くー!って言うとみんなこっちを向いた。
「う、うん。行こっか。」
めーちゃんがそう言うとミクちゃんは、
「キャー。こんな豪邸すごぉーい!完璧!もうリンちゃんスゴイわ!」
と叫んでいた。
「早く行くぞ。」
若干不機嫌気味なレンが言うとみんなそれにしたがった。
「ねーねーリンちゃん。この豪邸どうしたの!?」
嬉しそうに跳ねているミクちゃんは可愛いなぁと思いながら質問に答える。
「レンとリンのママが作ってくれたんだよ。2人は、建築士とデザイナーの最強コンビなんだ!」
「まあ、それは事務所も頼んでみたいことですわね。」
そうだねーという声を耳に入れながらママの顔を思い浮かべる。そうしてると、見慣れた部屋が現れた。
「あれ?結構普通の家っぽくない?」
「めーちゃんもそう思った?なんか私の家と広さも同じくらい。」
「あ、ここは普通の家なんだよ。ママたちがもう1個作ってくれて、みんなの家と変わらない広さなんだよ。」
「ジュースとか用意するから、リン部屋に連れてけ。」
「はーい。」


「リンちゃん、ミクが聞きたいことがあるみたい。」
カイ兄先輩にそう言われてミクちゃんを見ると赤いオーラがにじみ出ていた。興奮MAXだったり?
「こ、ここで一緒に寝てるの?」
「うん。それがどうしたの?ベットも一緒だよ。」
「ふ、ふーん。」
なんでかミクちゃんから赤いオーラが消えていて、顔が赤くなっていた。
「リン開けろ」
「あ、分かったー。」
ガチャ

「それで!事務所とかどうするの?建てたりしないといけないでしょう。」
「それだったらママたちが作るか、ここにするか。部屋もいっぱいあるし泊まったりできるよ。」
「それは嬉しいけど、リンちゃんたち大変じゃない?」
「え、いいよ。部屋も余ってるし。」
「ねえ、めーちゃん。どうする?」
「そうねえ。ま、リン達がいいって言うならここでも良いんじゃない?」
ほとんど私とめーちゃん、ミクちゃんで話しているとみんなも大丈夫と言って、決定した。
「じゃあ明日、土曜日と日曜日で荷物運んでくる?」
いろいろ決めて今日はお開きになった

10:ララ:2015/05/17(日) 16:09 ID:0qI

「ホントに事務所ひらくんだねー。すっごく楽しみ」
みんなが帰って、私たちは夕食にしていた。私は楽しく話してるのにレンは少し不機嫌そう。
「ねー。リンなんかした?」
そう言って顔を覗き込むと、レンが一気に顔が真っ赤になった。あれ?もしかして…あぁぁーーーーーー!緊急事態だぁっ!
「レン!我慢しちゃダメでしょ!今日は私が体拭いてあげるからお風呂はやめてね。夜も看病してあげる!良いから、早く寝て!」
一気にまくしたてると、レンがさらに不機嫌になった……気がする。
「熱なんかじゃないから大丈夫。とりあえず落ち着け。」
熱じゃない、と言われ少しは安心したけど無理しているんじゃないかって思っちゃう。
「ホントに大丈夫?」
「ホントに熱じゃねーから大丈夫だ。」
そう言って私の頭を撫でる。これはウソついてない時の証。嘘ついてる時もあるから確証はないかな。w
「じゃー、何で不機嫌だったの?」
「不機嫌じゃないし。眠いだけだし。」
「そっかー。今日楽しかったもんねー。」
その後もいろいろ話して食事を終える。
「レンー。お風呂今日どっちが良い?」
ここには2つ家がある。だから当然お風呂も2つある。
「今日はいいや。」
「えー、ダメだよ。ちゃんと入んないと。」
「だって体洗うのめんどいじゃん。」
「じゃー、リンが洗ってあげる!」
「……は…?」


レンside
おいおいおいおい。マジで言ってんのか?何、この子。ちょー天使…じゃなくて、ヤバイやばいやばい。絶対無理。
「大丈夫。だったら自分で洗うよ」
やっぱ、ねぇ?世の中の[常識人]には分かりますよねぇ?あ、そうだ。リンさんは天然バカなんでした。
「えー。リンの事、キライ?」
頬をぷぅっと膨らませて上目使いで見てくるリンさん。うおぉーーっ。ヤベェ!マジでやべぇ!は、鼻血が!
もぉーーーっ!
「嫌いじゃないから。むしろs…………あぁぁーーーーーっ!」
「ちょ、ちょっとうるさいよぉ。近所迷惑!」
「大丈夫だよ…ここ、デッカいから…ハハ…………ははははっ………」
もう参りました。
「じゃー、お風呂はいろっ!」
なに、その満面の笑み。本当に鼻血が!おっと、見られては困る。
「じゃあ、先行ってて。すぐ行く」
「えー。分かった。」
すんません。ホンットすんません。今のウソっす。でも俺の気持ちを分かってくれ〜〜〜〜!
ガラガラ
お風呂に入ったな。こっちの方に入ったはず。しゃーない。洋館の方に行くか。

11:ララ:2015/05/17(日) 16:33 ID:0qI

レンside
ふぁぁー。風呂入ったら眠くなってきた。リンに見つからないうちに寝ないと。って言っても部屋が一緒なんだよなぁ。
ガチャ
よし、リンは居ない。後は勢いだ!
ドタドタドタ ブゴッ
ん?モゾモゾ動いてる……も、もしかして……
ガンっ 「うがっ」
その急な衝撃を最後に俺は眠った。

リンside 次の日 学校-昼休み-
「へー。それで今日はショタバナナと話してないんだ〜。」
「うん!だってお風呂ぉ〜」
「理由はリンちゃんにあるのではなくて?」
え?リンが悪いの?
「うっ、リン、なんか悪いことしたかな?」
うぅ。泣きそう…だめだめ、堪えなきゃ。
「リンちゃんは悪くないよ〜。レンがヘタレすぎちゃうだけだよ。」
「ヘタ…レ?」
「そう、褒め言葉。」
「ミクちゃん、嘘は………いえ、なんでもありませんわ」
「だっよね〜。私の発言に間違った事なんて無いもんね〜!」
「勘違いしておりますわよ。わたくしは、レンだから別にいいわね、と思い発言しましたわ。」
「あっそーですかー!」
まだ少し涙は出ているけど、2人を見ていると楽しくなってきた。ミクちゃんあっかんべーしてる…
「そういえば今日と明日、明後日の部活内容は荷物運び?」
「あら、お姉様!本日の夜のメニューは豪華ですわよ。初めてリンちゃんのところでご飯を…あぁ、なんて良い光景なんでしょう…!」
「ルカ、妄想も少し抑えてね。で、さっきの質問。」
「大丈夫だよ!ね、ミクちゃん?…………あれ?ミクちゃんは?」
「あら、あの子ならかぁ〜い兄ーーーー!って言って走って行きましたわ。」
え、嘘。全然気がつかなかった。
「これからはずっと泊まりで良いのよね?」
「え?多分そうだけど…」
「ならば、学校で登録されてる住所を変えることですわ。事務所の名前なども考えないといけませんわ。」
「あ!事務所って他の人も雇うんじゃない!?」
うぅ、すっかり見落としてた。
「あら、その事なら心配ないけど?『ハニワ専属部として作ったから。」
「あ、そうなんだ〜。良かった」
めーちゃんが他の人を相手にするのはちょっと悔しかった。だからやったーなんだけどね。でも、1つ問題がある。
「住所は変えない方がいい気がする。みんなにバレちゃうと待ち伏せされるから。リンとレンは今まで秘密にしてたし」
「あー、それもそうね。バレないようにすればいいのね?」
「そうですわね。私には…すでにストーカーのようなものがついてますし。」
「がくぽはただファンなだけでしょ。じゃあ、先生には言っておいても大丈夫?」
「うん、大丈夫だと思う。」
「オッケー。じゃあ言ってくるわね。」
バイバイ、と手を振ると振り返してくれた。

12:ララ:2015/05/17(日) 16:36 ID:0qI

最後から4行目の先生、を先生達にしてください!申し訳ございませんでした!

13:ララ:2015/05/17(日) 16:37 ID:0qI

r

14:ララ:2015/05/17(日) 16:37 ID:0qI

↑すいません。間違えました

15:ララ:2015/05/19(火) 06:00 ID:gmg

うわぁーーーーーーー!!!
突然その悲鳴が聞こえてきた。この声…!急がないとっ!!
「ミクちゃん、どうしたの!?」
「カイ兄がぁ…カイ兄がぁ!!」
カイ兄となると浮気か…
「ちょっとキーボード弾いてくる!」
「え?あ、ミクちゃん!」
あぁ、行っちゃった。ミクちゃんはいっつも感情に任せて弾くから、イライラしてる時は、感情をぶつけられる激しい曲。
悲しいことがあった時には泣きそうになる静かな曲。テンションが高いときは、雰囲気が明るくなるアップテンポな曲を弾く。そういや、6時間ずっと弾いてた時もあったっけ。その時はイライラしてて、激しい曲をセレクトしてたから、手が痙攣しちゃったんだよね…
きっと今回のは『悲しい』ではなく『イライラ』に分類されるはず。っ!止めなきゃ!!
タッタッタッタッタッ
「あらリン。廊下は走っちゃだめよ。」
「めーちゃん先生!ミクちゃんが“イライラ”の時にキーボート弾きに行っちゃった!」
「え、ウソ!早く行かないとなんだけど、これから仕事のがあって…頼んでもいいかしら?」
「うん!もっちろん!じゃーねっ!」
今はとりあえず急がないと!この前イライラ状態で弾いたミクちゃんは弾き続けて、気絶していたこともあった。
「なんで部室はこんなに遠いのっ!」



ダンダダッダダーン ダダダッダダダッッッダ
ハァハァ、やっと着いた。やっぱこの歌はイライラでよくセレクトされる、興奮MAX時に弾かれる曲。
ガチャ バタン!
「ミクちゃん!ミクちゃん、ミクちゃん!」
やっぱり気づかない。どうしよう。
気付いてくれない時はカイ兄先輩でも気づかない。今度こそミクちゃん、死んじゃうよぉ。

16:ララ:2015/05/19(火) 16:45 ID:ERk

ん?この曲…あ、からくり寺バーストだ!
歌ってみよう。リンの気持ちを込めて。ミクちゃんに、届けよう!
よし、サビまでもうちょっと…
「コワシテ タリナイヨ タリナイ…♪」
すると、音が止まった。私は、目を閉じながら歌っていた。大丈夫、きっと大丈夫だ…よ…ね。
パチッ(ゆっくりと目を開ける。)
ミクちゃん!フラフラ歩いてくるミクちゃんは熱がありそうなくらいだった。顔も赤い。でもこれは、疲れたからだと思う。そんな時間経たなかったはず、きっといつもより激しかったからだと思う。
バタン
こっちにフラフラ歩いてきたミクちゃんが、急に倒れた。
「ミクちゃん!ミクちゃん!お願い…へん…じ…してよ…!」
ゆさゆさ揺すってみるけどやっぱ起きない。でも気絶だから、救護所まで連れて行けば…と思うんだけど、私じゃ運べない。やっぱ、私じゃミクちゃんの役にはたてない。いや、さっきは私の想いが伝わったのかな?そうだと…いいんだけれど…。
プルプルルルル プルプルルルル プルプル…ガチャ
「もしもし、どうしたの?リン。」
「めーちゃん!ミクちゃん…気絶…しちゃった…」
「え?ウソ!早く救護所に連れてかないと!リンじゃ運べないだろうし、すぐそっち行くから待ってて!」
「う、うん。分かった。」
ガチャ プ ツーツーツーツー
私は悲しくてこの機械音を消そうとも思わなかった。まあ、少ししてピピピピピピピピ!という音がケータイをしまわせるんだけど。
最初はカイ兄先輩にかけようかと思った。でも連絡先を開いて気づいた。カイ兄は…ミクちゃんのキーボード騒動を知らないって事に。だから、めーちゃんにかけた。
「うぅ…ごめんね…ミクちゃん…ホントに…ごめんね…」
はぁ、やっぱり私ってだらしないなぁ。
ガラガラッ
「リン!」
めーちゃん!

からくり寺バーストの寺と寺ですが記号に出来なかったので、漢字にしちゃいました。すいません!

17:ララ:2015/05/19(火) 18:28 ID:wDQ

↑の寺と寺っておかしいですね。
からくり寺バーストの寺ですが、記号に出来なかったので、漢字にしちゃいました。すいません。
です。では、続きいきます!
今日は初のミク目線からです…どぞ(*^_^*)

「俺も好きに決まってる。」
「ねえ、初音さんよりも?」
「当然だろ?愛してる。」
今日の朝、カイ兄と他校の女子生徒が話してた。(私といる時と口調が変わってる…)っていうか昨日も他の人に告白されてた。
はあ。いまは昼休み。こんな私でも辛い事はあるんだよ?
『好きです。付き合ってください!』
私は見てしまったんだ。彼の仲良いと言っていた女友達からLINEが来ていた。それをカイ兄に届けるためにケータイを手にした。カイ兄に渡すと、青ざめて、「ミク、これ、見た?」と聞いてきた。不安にさせたくないから「え?何が?」と笑顔で答えた。それからカイ兄が廊下に出て、違うところ、きっとLINEの相手がいる教室へ行く途中、聞いちゃったんだ…
「もしもし。急にごめんね?……LINEの事?…全然いいよ!むしろ、ミキに言われてちょー嬉しい!じゃあ今から屋上で。はい、後でね」
こんな会話、聞きたくなかった。感情を壊せばみんなの視線が集まる。でも今は、そんな事気にしてられなかった。
「うわぁーーーーーーー!!! 」
「ミクちゃん、どうしたの!?」そう言って駆けつけてくるのは愛しいリンちゃん。
視線が集まってくる。
キーボードを弾かずにはいられなくってその場から走り出す。
ハァ…一体なんでこんなに弾きまくってるんだろう…激しい曲ばっかり弾いてて今手をはなすと痙攣してそうで、怖くて止められない。
そんな時聞こえた優しい歌声。歌詞は残酷な『コワシテ』なのに癒される。
(この声は…リンちゃん…)
気づいた時には手は止まってた。…ありがとう、そう言いたくてリンちゃんの元へ歩く。フラフラしながらも頑張って走る。私のこの姿を見てどれだけ苦しんだんだろう…
--ミクちゃん!ミクちゃん!------
愛しい彼女の声を聞きながら私は眠りに堕ちる。

18:ララ:2015/05/19(火) 20:05 ID:5Mg

リンside
ん…
ピクッ
「ここ…救護所?」
「うん、そうだよ。しばらく休んでないと…」
前にも何度かあった、そんな理由はダメ。今はちゃんと休んで元気になって欲しい。カイ兄先輩がやめるまで、この繰り返しかもしれない(ミクちゃんが辛いのはリンもかなしいのに…なのに…!)
「ねえ、ミクちゃん、k---「リン」
いつの間にいたレンは私を見て首を横に振っている。(そっか…これは2人の、…恋人の問題。私なんかが入っちゃダメな問題なんだ…)
ああ、もう。最近カイ兄先輩を信用できなくなってきてる。私ってば…《最低》。
「リンちゃん、ごめんなさい…いつも、いつも迷惑かけて…うっく…リンちゃんが苦しんでるのは、ヒック…分かって…る…のに……」
私以上に苦しんでいるのは、彼女のはずなのに…謝られるのはかの…じょ…なの、に…。
「大丈夫だよ。いつも見せてくれるその笑顔に、いつもそばにいてリンにくれた言葉に、何度かはげまされたと思う?辛い時も、嬉しい時も、ミクちゃんがずっとそばにいてくれた。だから今リンはここにいるの!」
「ありがと…今は一人でもいい?迷惑かけたのに……」
気持ちの整理がつかないことくらい誰にだってある。
「大丈夫だよ。安心して、抱え込まないで。いつだってレンもリンもいるんだから」
そう言ってレンと一緒に部屋を出た。
「ひっく…レン……ふぇ…もう…やだよ…ひっく ………こんなのふぇっ…辛すぎるよぉ…」
レンは優しく抱きしめてくれた。少しは、甘えてもいいかな。ケンカなんて、ろくなことないんだから。
「レ…ン、君?」
誰、この声。
「ネ、ネル…。」
「浮…気?」
「ちげーし。誰がこんな奴。泣き出したから慰めてるだけ。」
「ふーん。なんか理由があるんじゃないの?」
「あぁ、こいつの幼馴染で親友のみk..ふぉい!ふぁふぃふんふぁ!(おい!何すんだ!)」
私は言われたくなくて慌てて口を押さえた。
「お願い……言わないで…」
「はぁ。分かったよ。悪りぃ、亞北。」
「いいよ。本人が嫌がってるんだし…」
そう言ってスタスタ歩き出す彼女は何者?
「レン、あの人誰?」
あぁ、聞かなければ良かった、と後悔したのは5秒後。
「俺の彼女。」
そんな事聞いてない。もう、私の初恋は終わったんだ…(いつまでもそばに居れるなんて甘い考えだったんだよね…)



放課後
無事ミクちゃんも私も立ち直ったので、部室に集まった。いつも通り…じゃなかった。
なんでか今日はレンが遅い。よし、来た時には前のレンの真似をしよう!
ガチャ
「来た。」
うおっ、すごい短文。
「ったく。おせーぞ…?」
その隣には昼間に会った『ネル』と呼ばれたレンの彼女がいた。
「リン、こいつ、軽音部に入れてくれないか?顔も良いし、スタイルも良い。性格だっていいし、歌もリンより上手い」
…え?リンより…上手い…
別に顔もスタイルも性格も負けてていい。…でも…歌だけは…レンが昔っから誰よりも褒めてくれてて、その座だけは譲れなかったのに…
「ショタバナナ。さすがに彼女だからといって特別扱いは無理ですわ。ここまで、必死にあがいて頑張ってきた仲間は、リンちゃんなんですもの。」
「そーだよ!リンちゃんをなんだと思ってんの!将来だって、せっかく進み始めたのに!リンちゃんの立ち位置を、バンドでの立場を、そのまんまこのバナナ女に渡せって言うの!?」
「あぁ。そう言ってる。」
ミクちゃん、ルカ姉先輩、もういいよ…きっと、これがレンの気持ちなんだから…
「ふん、私は許せませんわよ。ショタバナナ。最低でも、そうねぇミクちゃんと歌唱対決をしなさい。」
「なにそれっ!私はさ・い・て・いの人間なの?」
「いいえ。そういうことではありませんわ。ミクちゃんはレンよりも歌が上手いんですもの。そして、誰よりもリンちゃんに全力を尽くすでしょう?」
「ん。分かった。」
お願い…もうやめて…リンがレンに嫌われちゃう。っていうか私本当に最低だよ…親友が傷つくかもしれないのに自分の事ばっか優先して。
「お願い…リンがやめるから…争ったりしないで…!」
あぁ、言ってしまった。私のために…リンのためにやってくれているのに…

19:ララ:2015/05/19(火) 20:43 ID:5Mg

「私たちは認めませんわ。今から仮入部ということで入ってもらって、どちらの方がふさわしいか決めるわ。」
「う、ん。分かった。亞北ネルさんだっけ?あんたなんかには負けないからねっ♪」
「リンちゃん、それを笑顔で言うとは、よくもここまでせいちょうを-「ちょっと待って。」
「ミクちゃん、人の話を遮るとは、いけませんことよ」
「こいつ、秋田ネルって言うの?」
「う、うん。そうだと思う…」
「亞北ですけど…何か?」
「ナンデスの。コノ雑音マジりの声は。私の耳が壊れてシマイソウですわ」
か、カタコト!ある意味すごいかも!
「ちょっとだけ、ピアノ弾いてもいい??」
ミクちゃん、今はさっきよりも興奮してる。どうしよう…また…ミクちゃんが!
「ね、ねぇ。ちょっといい?」
「何!カイ兄!」
「あ、ゴメンね…でも、この生徒手帳に鏡音ボカロ、ハニワのメンバーが卒業するまで他のものは軽音部には入れない。ただし、'部長VOKした場合は別。って書いてある…」
「私はルカ姉先輩の提案がいい。だって、かわいそう」
じゃあ自分は?ホントは嫌なんじゃないの?褒められたいんでしょう?……黙って……黙って、黙って!
「黙って!!」
しーん
ああ、もう終わりだ。
「ご、ごめんなさい。ごめんなさい…」
「いいよ。リンちゃん、急に言われたら張り詰めるのも分かる。」
「じゃあ亞北、月曜から頼んだ。…いい結果だよな?」

20:ララ:2015/05/19(火) 22:33 ID:ERk

ネルside
ふふっ。レンってばすっかり騙されちゃって。
どう、リンちゃん。苦しいでしょう。もっと苦しんでねっ。あはははははっ。

リンside 月曜日
はあ。土日は荷物運びですごい忙しかったからもうクタクタ。今日から部活が憂鬱だなぁ。
「はじまりの光〜 き〜らりき〜らり〜♪」
この歌、懐かしいなぁ。私たちハニワのデビュー曲。……なんで……なんでネルさんが…!
「すげー」「上手いねー」「リンちゃんより上手いんじゃねーか?」
「あんたバカねぇー。こんな歌声リンちゃんと比べないの。リンちゃんの方が上手よ」
なんだかホッとするなぁ。…でも、レンが言ってくれないと、リンが……………行きる意味がない………。

キーンコーンチャラララリーン
「リンちゃん、一緒に食べよう!」
「あ、ミクちゃん。そうだね…一緒に食べようか…!」
「元気ないよ…大丈夫?」
「うん。ちょっと疲れちゃっただけだから。」
「ふーん。」
「失礼します。亞北ネルです。あのぉ、軽音部のリンさん以外の人と一緒にご飯を食べたいのですが…」
スタスタスタ
「はぁ?何言ってんの?誰があんたなんかと…パシンッ」
「んなっ!レン!何すんの!平手打ちとか信じらんない!」
「亞北を悪く言う方が信じらんねぇ。」
「だってこいつは、亞北ネルは、カイ兄を、奪ったんだから…許せないの…自分の力不足ってわかってる。私なんか可愛くないし…でも…諦められないの…」
やっぱり。実はあの時から気づいてたミクちゃんが、『こいつ、秋田ネルって言うの?』って言って、興奮した時から。
「ミクちゃん…」
「お願い…私から全部奪わないで…カイ兄も、リンちゃんも、レンも、ルカ姉も…軽音部のhoneyWorksも…私の親も…」
……え?親って?そういえば、離婚って聞いたかも…しれない…
「ってめぇ!そんな事で亞北を傷つけんなっ!」
ウソ…!レン、やめて!!
ダッダッダッダッ ドガッ
痛い…なきそうなくらい痛い…でも、ミクちゃんはもっと苦しいから…わたしがしっかりしないと…リンが、守ってあげないと…リンが、ミクちゃんの分も傷つけばいいんだ…
「グスッ…リンちゃん?そんなっ…そんなっ…いやぁーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!」
私は笑ってないと。泣きながらでも、笑わないと。どんなに痛くても涙は2で笑いは8くらいじゃないと…ダメなの…


「レン…く……ん……………………」

亞北side
あらあら、ネギ女をかばってレンに骨を折られるとはいい度胸ねぇ。こいつらがレンによって壊されるのが楽しみだわ。
うふふふふ。あはははははっ!あーはっはっはっはっ!

21:ララ:2015/05/19(火) 22:35 ID:ERk

↑でリンが生きる意味がないが行きる意味になっていました。申し訳ございません。
リンちゃん、頑張って……!

22:ララ:2015/05/20(水) 16:37 ID:7qU

ん…?ここ、どこ?
「グスッ……………」
あれ?この声…しかもここ、病院?
……そっか。リン、殴られたんだっけ。
「ミクちゃん…」
「ピクッ リ、リンちゃん?」
私、まだ生きているんだ…死んで良かったかもなんて思わなくて良かった…こうして彼女の笑顔が見れるんだもの。
「だ、大丈夫…なの?」
やっぱり不安なのか、ピクピク震えながら聞いてくる。
「少し痛いかな?」
「ごめんなさい…ごめんなさい…ホントに…本当に……」
そんな寂しがらないくてもいいのに…ミクちゃんは悪くないのに…
ガラガラッ
「「リン!」」
ママ…パパ…
「迷惑かけてごめんなさい…」
「迷惑なんかじゃないわよっ…バカ……」
「リン、大丈夫か?痛いところは無いか…?って無いわけないよな…ごめん…」
「なんで謝るの?ママたちは悪くないのに…」
そういえばレンパパがいない。そりゃそっか。本当の子じゃないもんね。
リンもレンも、本当の親をママ、パパ、と呼んでいて、離婚後も本当の親はパパと呼んでいる。
「リン、何があったの?」
「っ………本当にごめんなさい!!」
「あら、ミクちゃん。どうしたの?」
ママたちは、怒んないと思う。だって、リンが決めたんでしょう?って言ってくれるはず。
「どういうことだ?」
「すいません。リンちゃんのお母さんに、お父さん…実は…」
----–------------------------
「本当にすいません…」
「あら、謝らないで。リンがしたかった事なの。きっとリンも怒ってないわ。そうでしょう、リン。」
ここで怒ってる、なんて言えない。逆らいたくないとかじゃなくて本心を伝えたかったから。
「当然じゃん!ミクちゃんは悪くない!リンはミクちゃんを守れて嬉しかったよ」
「リンちゃん…」
「ミクちゃん。レン達を呼べるかしら?メイコちゃんたちもお願いね…亞北さんも…」
ママ達はミクちゃんには怒ってない。でも、亞北さんとレンには怒ってる…と思う。
「分かりました…」
ミクちゃんが部屋から出て行く音を聞いて、ママたちに聞いてみる。
「ねえ、リンの身体は?」
「…左腕の骨折。拳が来るとき、反射的に腕を出したんでしょうね…」
「…じゃあ、歌は続けられる?」
「ああ。大丈夫だ…だが…」
「分かってる。亞北さんの事でしょ?…少し考えてみる」
ほんと、これからどうしよう。ここでやめたら将来も亞北さんがボーカロイド(ボーカルの人)になる。
はあ。左腕が痛い…
ガラガラガラ

23:ララ:2015/05/20(水) 17:31 ID:7qU

「お母さん、連れて…来ました…」
「ありがとう。ミクちゃん。リンってば幸せね。こんなたくさんの友達を…持てて……」
「リンママ、何?」
「ふざけないでちょうだい!たった1人の娘に手ェ出されて黙ってるわけないじゃない!レン君と一緒にして正解だと思ってたのに…」
「…ママ、もう大丈夫だよ…」
「ほら、またあなたはそうやって無理をする。今は離れてるけど、昔あんなに一緒に居たんだから分からないわけないじゃない!もう…リンは…いつも無理ばっかり…」
それは、そうかもしれない。でも私が我慢するだけで、リンが辛くなるだけで、みんなは楽しくなれる。だから…
「あれ?リンちゃん、だいじょぉぶ?」
「「「「「「「……」」」」」」」
「あなたがネルさん?よくもまぁノコノコと顔を出してこれたこと。あなたのお母さんは?」
「殺した……」
「「「「「「「殺した…」」」」」」」

24:ララ:2015/05/20(水) 19:15 ID:NsY

って…え?
「あははっ。ウソよ。もう死んだ。」
「じゃあ、お母さん代わりの人は…?」
「だから、いない。その人が死んじゃったんだってば」
「う、ウソ!じゃ、じゃあ私のママは……!?」
「死んだよ♪」
「や……だよ…なんでよ…ありえない…ありえない…ありえ…ない……」
「正確には、『殺された』かな。私のママとパパに♪当然2人とも死刑になったけど♪」
「なんで……笑ってられるの…?人の死は笑えるの?そんなの醜い人だよ!」
「うふふ。そうよね〜♪じゃあこれでおいとまします♪」
!最低…ひどい…ひどい…ひどい…ひどい…
「……………私の役目はあんたらを潰す事…」
彼女はそう言ってこの部屋からでていった。
「あの子、問題があるんじゃないの?」
「やだよぉ。どこにも行かないって、また来るって言ったのに…私が狂っちゃうよぉ。いや…いや…いや…いや…いや…いや…いやぁーーーーーー」
ミクちゃん、泣き止まない。私、何もしてない…
「ミクちゃん…………」
なんで背中をさする事しか出来ないんだろう…
「カイト君、ミクちゃんを頼んでもいいかしら?」
「ええ、良いですよ」
っ!私には彼の考えが分からない……
カイ兄先輩がミクちゃんに触れようとしたその時、
「いやっ!!」
…ミクちゃんが手を払って飛び退いた。
ミク…ちゃん?
「ごめんなさい…ごめん……なさい…ごめん……なさい…」
ミクちゃん…この姿は私には耐えられない苦痛を味わさせた。
なんで私は拒否しないの?相手が男だとダメーーいや、ミクちゃんはカイ兄先輩が怖いんだ。信じられないんだ。
「ミクちゃん、一旦外に出てみない?………………ミクちゃん?…ミクちゃん!?」
私は急に倒れた彼女を片手で抱き寄せる。彼女の胸には銃で撃たれた痕が残っている。そこから血が溢れ出ていた。
「そんな…いつ…のまに…やだよ、リン、ミクちゃんがいないと生きてけない……お願い、戻ってきて。やぁーーーーーーーーーーー!!!!」
その叫びは病院にまで響いた。

タッタッタッタッタッ ガラガラ!
「ど、どうしました!?」
「ミ、ミクちゃんが銃で撃たれていて、ど、どうすれば…!」
「何?病院で…とりあえず、落ち着いて。病院でよかった。すぐに運んで調べます。
ピーッ 039号室でケガ人発生。直ちに手術室へ。
では、お預かりしますね…」

ッタッタッタッタ
私はただボーッとする事しか出来ずにいた。

レンつパパさん、ルカさんなど空気扱いっす!スンマセン!

25:ララ:2015/05/20(水) 20:10 ID:NsY

「そんなぁ…やだ!なんでミクちゃんが!?嫌われてるのはリンなんでしょう!?意味わかんない!」
「ミクちゃんが死んだ」この言葉は私へのショックが大きすぎた。私は1日中喚き叫んだ。
しばらく経ったころ、行動に出ようと思った。『自殺』


ヒューーーー
音をたてながら通り過ぎるかぜになびく髪の毛を抑えながら私は下を見下ろす。
ここは学校の屋上。ここは10階建てで、すごい高い。エレベーターもあるくらいだし。
そこから落ちれば、気絶した状態でーーーー死ぬ。
「リン、何やってんだ…」
無視…
ガヤガヤうるさいなぁ。人の自殺は見せ物じゃない。
…そんなに私の《死》が見たいの?そっか、私をいじめるくらいだもんね。
「もう、さよならだよ。レン…………… だよ」
ヒュッ ボォーーーーーー
ああ、ミクちゃん、待ってて。もうすぐ逝くからね…

こっちに来てからどのくらい経ったんだろう。私の知り合いはミクちゃん以外誰もこない。
ここがどこかなんて分からない。ただの不思議な空間。いや、空間ではなく国のよう。ここでは魔法を勉強したり、ご飯食べたり遊んだり、普通の暮らし。なのに年を取らない。本当に不思議。
「よぉ。」
そこには私の待っていた人。いや、後ろにも居るから人達。
そこには少し変わったみんなが居た。
「あ…来た…んだね……」
涙が止まらない。やっぱ、会いたかった。自殺なんてしたくなかった。でも、脅されたんだ…あの子に……。
「久し振りですわね。リンちゃん。ミクちゃん。2人に会えて嬉しいですわ。」
そこにはレン、カイ兄先輩、ルカ姉先輩にママ、パパ、レンママ、
レンパパとめーちゃんが揃っていた。
「俺ら、殺されたんだ。音楽のプロに。だけど、未練なんてなかった。つーか、こうして会えて嬉しいよ。………リン。」
「そんなの…リンもだよ…!」
私たちはきつく抱きしめ合う。
「最後にあんな態度で悪かった。好きだ、リン。付き合ってくれるか?」
「うん!もっちろん。大好きだよ!レン。」
ミクちゃんもママとパパに会えた。カイ兄先輩と仲直り。みんながHAPPY END。
ではなかった。あの子は…今も苦しんでる……………
まさかの死ネタ!本当にダメですよね。すいませんでしたね。

26:ララ:2015/05/20(水) 20:14 ID:NsY

早速次の小説へ〜。

禁断の果実は黄金色
「なんでこうなっちゃったんだろうね…レン」
「きっと運命なんだ。逆らえないんだ…リン」

27:ララ:2015/05/20(水) 20:41 ID:NsY

私たちは誕生日も一緒だし、何よりも似てる…だから諦めてたのに…なのに、こんな………!


私は気づいてしまったんだ。
双子の弟であるレンに向ける『恋』という感情に。ああ。なんてバカなんだろう。レンには好きな人もいるし、上手くいってる人生を応援したいのに。はあ………。
「リン…やっぱ苦しいんじゃない?」
「え!?あ、ごめんね。いつも。」
「全然。っていうかすごい心配だよぉ。だいじょぉぶ?」
この心配してるのかしてないのかわからない口調は友達のミキ。これでもきちんと心配してくれてるんだよ。ちなみに私の親友であり、私の気持ちを知っている人。この口調からは想像できない程しっかりしていて、面倒見がいい。弟のミクオはもう一人の親友、ミクちゃんと付き合ってるらしい。
「もう、付き合っちゃえば?」
「だーかーらぁ。無理なんだって。」
私、鏡音リンはいつも悩んでいます。
「むぅー。レンと付き合う人、l幸せなんだろうなぁ〜。」
「えー、そう?あんなヘタレ、つまんなくない?」
「ヘタレって?」
「あ、ああ。いろいろね。」
あ、はぐらかした。ま、いっか。
いつからだっけ。こんなに悩み始めたの…気づく前からだから、会った瞬間かもしれない。お腹の中で恋って…
「リーン!」
「うにゃ?!レン?」
「なんだよ『うにゃ』って」
「だってぇ。びっくりしたんだもん?」
ていうか笑うなし。
「なんで疑問文なんだし。まあいいや。ジャージ、借りていい?」
「えー、レン、持ってきてたよね?」
「だから………ちょっと近づいて。」
そう言って耳たぶを触るレンを見て気がついた。(自分の耳たぶをを触ってるんだよ!リンのじゃない!)あ、耳ね。そっと耳を近づけると、レンの息がかかってくすぐったい。
「交換しようって事。」
そう言って耳を離す。
「あ、そういう事ですか。ちょっと待ってて。」
えっと、あ、あった。
「ほい。」
「お、サンキュ。じゃあこっちも。後でな!」
「ほいほーい。」
そう言って私は席に戻るレンを見送る。
これが、鏡音リンの日常なんだよねぇ。彼女という役がないのはちょっぴり悲しい。
レン…………………………

28:ララ:2015/05/20(水) 23:27 ID:5Mg

「次体育とか面倒くさいねぇ〜」
「そうかなぁ〜。リンは体育好きだから嫌な風には感じないよ?」
「体を交換して〜!」
「いや、体だけじゃ身体能力は変わんないよ。ね、ミクちゃん?………ケータイいじんなやぁ〜!」
「うっわあ!やめてよ〜。ケータイ落とすとこだったぁ〜!」
「朝からイチャラブとは嫌味なのかねぇ。リンさん。」
「わたくしたちに嫌味とはいい度胸ですねぇ。ミキさん。」
「もうからかわないでよぉ」
「「からかってねーよ」」
「ウワーン意地悪ぅ〜。」
ミクちゃんは恋する乙女です!って感じですっごく可愛いからこんな顔してると、……………自分がかわいそすぎて鏡を見れない…。
「あれ?リンちゃん、レン君の?」
「うん。そうだけど?」
「(すごいなぁ。私もミクオと…)」
「ミクちゃん、どうしたの?」
「えっ?いや、なんでもない」
「ミク、今日もお昼はクオっちと?」
「いやぁ、今日はマネージャーと食べるって」
「え?マネージャーって女の子………」
「あ、ミキ、心配しないで!大丈夫だから…」
そんなこと…ミクちゃんだって悲しそうじゃん。
「リン、そっとしておこ?」
「あ、そうだよね…」
そのあとミクちゃんが先に着替え終わり、先戻ってると言って教室へ行ってしまった。
「…不安だね…」
「ミキ、なんかしてあげたいけど無理だなって思ってる。自分で解決したそうじゃない?」
「やっぱりそう見える?ちょっと不安だけど…様子みるしかないよね。」
「だねっ。じゃあミクも待ってるし早く行こう!」
「あ、ちょミキ!待ってよぉ〜」

29:ララ:2015/05/21(木) 22:27 ID:UME

「うい。説明は以上だ。質問はあるか?…………無いようだな。じゃあ話した通りチームを女3人、男2人でつくれ。」
いやいや先生。ミキが思いっきり手あげてたけど?…ま、ミキの事だし、もっともな質問はしないはず。
「ミク。組まないか?」
「あらら?クオっち。イチャラブ試合は嫌でっせ?」
「うっせーよ。…ミッチー」
本当にこの双子は仲がいいよね。でもなんでクオ君はミッチーなんだろ。
「仲良いねぇ〜。」
「そう?リン達の方が仲良いでしょ?」
「え、そうかなぁ?だと、嬉しいんだけどね…」
「絶対仲良いよ。てか仲良すぎ。普通は双子でも体育着を交換しないよ?貸したりするのでもは本当に10万ペアに1組くらいなんだよ?」
「え!初めて知った…!当たり前なんだけどなぁ」
ミキの言葉で私たちが特別みたいでちょっと嬉しいかも。
「ねぇ〜リンちゃん、私たちと組まない?」
「いいよ〜」
「えー、ちょっとミキは〜?」
「えー、だってミッチーサボるじゃん。」
「いいや、リン達のチームと他の先生選抜強制決定チームとは別よ!てかあんたらは背の関係でいっつも同じでしょ!」
「確かに一緒だね。リンちゃん、ショタバナナ君はどうする?」
「あ、誘おっか。」
「ちょ、何その寂しい態度!確かに一緒だね〜の方がよかった!」
ここでリン知識。ショタバナナはレンの事。ショタの意味は分かんないけどバナナっていうのはフルーツだよ。ミキは…無視だな。
「レーン〜!おいで〜」
「ほーい、ちょっと待ってろ。」
やっぱり女子からの誘い断ってるんだ…
「えー、レンくぅ〜ん。私たちとやろうよ?」
「チーム、決まってるんで。」
「むぅ〜。分かった…じゃあ後でね」
「後なんて無いんですけど…」
「おーい、ショタバナナくーん!」
なんだろ、ミクちゃんの呼び方さりげなく嫌味感が……
「ショタバナナじゃねーし……」
「揃ったね〜。」
「おっ!私も入ってる系じゃん!」
「そりゃそうだよねー。ね、ミクちゃん?」
「うん!ミクオ、いいでしょ?」
「///ま、いんじゃね?」
「ふん、どうだクオっち。ミクの可愛さ思い知れ!ショタバナナもいいよね?」
「だからショタバナナじゃ…って言っても意味ないか…いいけど……」
レンはなんか呼び方がどうとかゴニョゴニョ言っていた。

30:ララ:2015/05/22(金) 01:10 ID:UME

「ダンッ ダンッ ダンッ ダンッ シュッ そらっ」
「おうよ!ダンッ ダンッ ヒュッ ソーーッ」
さて、私の意味不な効果音だけじゃ理解できないでしょう。ただいま体育で本格バスケをやっています。
最初は私がレンにパスし、次の音であの、ヒュッって音でゴールしました〜。拍手〜。
「リン、ナイスパスありがとな!」
「いや、やるからにはこっちも気合入れないとね!」
…そうなんです。私たち、クラス全員が本気なんです。だから相手は1点も取っていません。相手に一応バスケ部の上の中くらいの人がいるんだけどね。
「ちょ、リン達、速すぎ、ついてけ、ハァ、ないよ…」
「ミキが体力ないんじゃない?まだミクちゃんも少し疲れたくらいだよ?」
「そ、そんなぁ!」
「じゃーちょっと休憩入るぞー!みんなしっかり休むように!」
まあ、本気になるのも分からなくない。この試合で球技大会のチームが決まってしまう。だからバスケ部のみんなはかなり頑張っている。わたしとレンは、そのバスケ部に入っている。ここは掛け持ちオッケーだから私は、バレー、軽音、に入っていて、レンはサッカー、軽音にも入っている。これが意外と辛いんですよ〜、あ。意外とじゃないか。
ちなみに隣でゼーハー言ってるミキもバスケ部のスタメンで、上手なんだけど…さっきまでミキはかなり動いていたため、かなり疲れているようだった。
「ゴクッ プハーー」
「おいミッチー、もうちょっと女らしく飲めば?」
「は?ミクのしか褒めないあんたにはこの可愛さが分かんないのよ!」
「へいへい。」
やっぱり仲良いなぁ。
「おーい休憩終わりだ!決勝いくぞー!」
はぁ…なんかシュート決める度見せられるレンの笑顔で心臓がもたない。レンが知ったら…悲しむんだろうな………
「レン!いくよっ!」
「させるかっ…!」
「へへ、なんちゃって♪」
ヒュッ
バスケ部相手だからちょっぴり強いけど私に敵わないレンより弱いなら、
簡単に抜かせちゃう。
シュコッ
パチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチ
私がスリーを入れた途端に拍手の嵐が起こる。
「静かに!まだ試合中だ!」
さすがにバスケ部だけあって、点も取られているが、差はかなりある。
「くそッ!」
ダッダッダッダ
あれ?これ、ボールの音じゃない…こっちに向かってくる足音……!
気づけば相手チームのバスケ部がこっちにタックルしてくるところだった。
あ、こういう時体は動かないって言うけどホントなんだ……!?
うそ!どうしよう………あれ?なんかもう、どうでもいい…
ガンッ
「うっ…!」
痛い。どうしようもないくらい痛い…
こんな歌あったっけ………


深海に溺れる少女は 暗闇1人 何を思う
希望の光 苦しむ眼に変わる
楽しい事 何も思い出せない

31:ララ:2015/05/22(金) 21:36 ID:ERk

ん…
あれ、ここどこだっけ。…薬品の匂いって事は保健室か。
「ん…」
「リン、大丈夫か?」
「レン…!?大丈夫だよ。」
「そっか、良かった。…ごめんな?」
「何でレンがあやまんの?レンは悪くないよ。」
「俺のせいなんだ…俺を誘った女子が同じになれなくて、男子に命令したって…」
「いいよ別に。何とも無かったんだし…」
独占欲が強いって事はあの子…だと思うけど、その子ってどんな子だっけ?
なんか他のことも思い出せない気がしてきた。
「いや、なんともなくなかったんだ…」
「え…?どういう…こと?」
じつは、そう言って話しだすレンの口からはとても悲しいことが告げられた。
周辺大事無記憶喪失ーーー
「う、そ…」
周辺大事無記憶喪失は、大事なもの以外は忘れてしまう、とても残酷なものだった。
「だから、思い出せないんだ……」
確かにかけがえのない存在は覚えている。
…でも、クラスメイトは覚えていない。
「リン、覚えてることは?」

ーーえっと、まずミキでしょ、ミクちゃんにクオ君。
それから軽音部の歌、バスケのメンバー。家族。それと…あ、みんなのお母さん。
「リン、ホント歌好きなんだな。」
「うん!」

コンコン
「誰ですか?」
「リン?ミキとミクとクオっちだよ。」
「ん。入ってもいいよ。」
ガラガラ
「ちょっと、入ってもいいよってなによ。入ってもって事は入ってほしくないから入んなくてもいいよって事?……………まあ、無事で良かった…」
「だから無事じゃねえっつーの…」
「ぅん……周辺大事無記憶喪失だって。」
「…そうなんだ、リンちゃん、苦しいよね。」
みんな心配してくれてるんだ。私は一時期裏切られ、真の友情も愛情もないんだ、と思ってた。やっぱり支えてくれたのが幼馴染であるこの2人で、それだけでも感謝しきれないのに。
「……ありがとう…………ごめん」
ゴツッ
「☆〜(ゝ。∂)いてっ。」
「ちょ、ミキ何やってんの。」
「リンは…謝っちゃダメ…」
「ダメだよ…謝らないと!」
「何で?勝手にタックルしてきたのは向こうの人よ?」
「そうだけど…そういえば、私にやった亜北さんはどうなったの?」
「たしか自分にくっつかせてる生徒使って無罪にした……って、リンちゃん、亜北さんを覚えてるの?」
「え…?あ、そういえば…」

32:ララ:2015/05/22(金) 21:37 ID:ERk

↑間違えました。保健室じゃなくて病院です。

33:ララ:2015/05/26(火) 17:34 ID:BUI

何だろう。視界がポワンとしてきた。亞北さんを思うと…苦しくなってくる。
「リンちゃん?……うそ、どうしたの!?」
「……へ?………」
「リン、泣いてる…痛いのかも。クオっち、ナースコール!」
私、泣いてたんだ…ほんと馬鹿だなぁ。こんなに心配かけて。
「大丈夫だよ。痛くは…ないから。」
「リン、正直に言え。俺らはずっと一緒だった、無理してることに気づかないわけがないだろ」
みんなは優しい。あの子もあの人も簡単に人を裏切った。
所詮人間はその程度しか揃ってないんだって思った。2人の幼馴染だって離れてく。
なのに、離れなかった。むしろ余計にくっ付くようになった。裏切る最低な人ばかりじゃない事に、気づかせてくれたんだ。
「なんか…亜北さんの事を考えると、辛くて、苦しいの。」
「それは…恋じゃね?お前、亞北の事好きだったのか?」
「え?そんな事ないよ…だって私が好きなのは…「あ、ごめんもう面会時間終わりダァ!ショタバナナ、ミキたち帰るから。あんたを看病人にしてるから、いつまで居てもいいわよ。ここ特別室だし。あ、お金のことなら心配しないでね?ミキとクオっちのパパ、院長だから。じゃあ、ゆっくりしてね〜」
がらがら
「リン……好きなやつ居たんだ…悪りぃな。邪魔しちまって。」
「邪魔じゃない……私はレンが好きだから。」

34:ララ:2015/05/26(火) 22:24 ID:BUI

「………あ、違うよ?恋愛じゃなくて、家族としてってこと!」
「そ…だよな!………(今のが本当なら、悲しいな…)」
そっか…家族に好かれても嫌だよね。レンも気を使って小さい声でつぶやいたんだし、気づかないフリした方がいいよね。
「なあ、リン。俺、お前が好き。」
「そりゃあ、家族だもん。っていうか私も今言ったじゃ「……そうじゃなくて。お前は家族なんかじゃない。好きなんだよ…お前が……!」
家族じゃない人に向ける「好き」。それが何を意味するのか分かってる。
「レン、いけない事なんじゃない?」
「そんなんどうだっていい……」
「私だって好きだよ……」
「は………?」
あれ、ボソッと呟いたつもりだったんだけどな。
「それは、「家族」だからだろ?」
「ちがう、そんなんじゃない!恋人になりたい……好きなのっ!」
やっと想いを伝えられた…ドン引き……するのかな?
「俺ら、仲良くしすぎたのかもな。」
「え?」
「だーかーらー、あんなに仲良くしなければ惹かれ合うことなんて無かったんじゃねーの?」
「や…だよ…。そんなの、辛すぎる!」
「俺もだ。ありがとう。愛してる。」
「でも、この想いは周りには内緒だ。リン、分かったか?」
「分かった……けど、ミキとミクちゃんには話しちゃった。レンが好きなこと。」
「まあ、そこらへんには話していいだろ。……まだ「愛」が信じられないのも分かる。けど、俺がリンを愛してる事だけは忘れないでくれ。」
「う、うん。分かった。」
なんか、涙出てきた。私はこの場面を考えては恐れていた。けど、今は嬉しい気持ちもある。なんか複雑な気持ちだった。
「泣くなよ……。なあ、リン。」
「何?」
「この手紙……親から……。」
「そうなの?じゃあ、開けてみよ。」
「いや、17歳になってからって書いてある。あと……1年。取りあえず、言っておこうと思って。」
「あ、分かった。……お墓参り、そろそろだね。」
「………………だな………」
リン達のママとパパは事故で死んだ。14歳の時だから、2年前くらいに。悲しいけど、その悲しさをレンが埋めてくれる。
「リン……愛してる…。」
そう言ってレンは部屋から出て行った。
………リンの方が好きだもん!


レン……同性愛に気付けや。どう考えてもリンと亞北、同性愛になるだろ。

35:ララ:2015/05/26(火) 22:54 ID:BUI

レンside
はあ。リンのいない学校なんて退屈でしかない。
「いっその事……」
〈俺も怪我しちゃえばリンと一緒になれる〉この言葉を慌てて飲み込んだ。言ったらリンに怒られる。
「ねぇねぇ。レーンー君っ♪」
「………なんだよ」
なんでここに来れんだよ。
そっか、バレてないとでも思ってんのか。本当バカみたいなパンダ顏に馬鹿みたいな頭だな。
「お弁当作ってきてあげたから、一緒に食べよう?」
誰がお前のなんかーーーおっと。言っちゃいけないな。
「悪りぃ。俺、持ってきてるから。」
「え?でも鏡音さんが休みになってから学食に行ってない?」
「学食に友達が言ってるからな。」
「でも、ミクオさん、購買ですよ?」
「他の奴と食べてるから」
「レン君、ミクオさんと食べてるんでしょう?聞いたわよ。」
ストーカーかよ!気持ち悪りぃなこいつ。
「悪りぃ!今日食欲ないんだ。」
「分かった。じゃあ受け取るだけ、受け取って。」
いらねぇんだけど、断る理由がない…
「あんがとよ。リンにあげてみるな。きっと喜ぶぞ♪」
「あと……話がある。」
「話?………分かった……」
予想がつく…。
俺らは屋上に行くか、と話した。

ガチャ ヒュウーーーー
「でね、レン君。付き合って欲しいの。」

36:ララ:2015/05/26(火) 22:55 ID:BUI

⤴︎の女の子、亜北さんです。

37:ララ:2015/05/27(水) 16:41 ID:BUI

……は?
いやいや、脅すんじゃねーの?リンの事使って。態度が変わったって事は、バレてると思われたはず。
「悪りぃ。俺、好きな奴いるから。」
「付き合って?……付き合わなかったらあいつ、どうなるか分かってるよね?」
くそっ。やっぱり脅しか!
「分かった。だが、」
「ええ、大丈夫よ。何も求めないわ。手は…繋いでくれると嬉しいな♪あと、デートと、一緒に帰るのも!」
「分かったよ」
「ふふ。じゃーね!」






すいません。作者の都合により、ここまでといたします。

38:むんむん♪:2015/05/31(日) 17:45 ID:BUI

はあ…退屈だなぁ。
記憶喪失って怪我してないんだから1週間も病院にいる必要なくない?
明日か…バスケ、勝たないと。
バスケの試合は、あれが決勝戦だったから延長にされている。
……レン、早く帰ってきてよ……
ダッダッダッダ
ちょ、誰よ。病院に全力疾走する奴は。
ガラッ
乱暴だ……なぁ?
「レン!!」
「はぁ、はあ。悪りぃ。待たせちまった。」
「走っちゃダメじゃん!」
「リン、俺に早く帰ってきて欲しいんじゃないかと思って。」
うっ。バレてる。
「そんな事、想ってないし。自意識過剰も程々にね!」
「そっか…俺は……リンのいない学校なんて、監獄でしかなかった。」
くっ、こんなこと言われたら……
「ごめん。私も、、早く会いたかった。」

39:匿名さん hoge:2015/06/01(月) 15:44 ID:GL.

なんか占いツクールにあるような作品だね...
スレ主はこんなん書いてて楽しいの?

40:らららリン:2015/06/04(木) 03:34 ID:BUI

すいません……占いツクールは見たことがないので真似ているつもりは無いんですが…似ていたらすいません。
でも、兄弟鏡音の恋愛もよくあります。

私は…楽しいというか、こういう事があったら…という気持ちで書いているのでどちらかというとスッキリしてます。

そして、そのような投稿は止めるようにしてください。荒らしの一種とも言えます。


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