【書き溜め用】桜散り行く幻想郷

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1:>>1◆7U:2015/07/23(木) 03:04 ID:y9Y

【注意】
◇某占いを作る名前の癖に小説がウリのサイトに掲載する小説の書き溜め。
◇戦国BASARAの二次創作。
◇あくまでも書き溜めで出せたら良いなレベルなんでカキコは遅い。
◇皆のカキコもOKとする(多分されないだろうけど)


ではよろしく。

次から書き込む。

2:>>1◆ZE:2015/07/23(木) 03:05 ID:y9Y

ごめ早速間違え。
お前らのカキコは感想とか。勝手に話投稿すんなよ。

3:>>1◆7U:2015/07/23(木) 03:28 ID:y9Y

あれ?トリップ間違えたww草生えたわ
________

梅雨明け、生い茂る緑。

辺り一面、どこを見渡しても緑しか見えないようなこの森に、少年は迷いこんだ。

「さ、佐助……どこに居るのだ……?」

否、迷いこんだと言うよりはただの迷子と言ったほうが相応しいであろう。

少年は『佐助』と呼ぶ者を探しているようだ。

「うぅ……佐助ぇ……お館様に顔向けできぬ……」

少年はがくりと肩を落とした。

それにしても『佐助』がどこにいるのか全く検討のつかない少年は、近くにあった丸太に腰かけた。

少年の名は真田幸村と言う。赤い鉢巻き、首に掛けた六文銭が特徴的だ。

ご存じの通り天下に名を知られる武将なのだが、戦位しか頼れる所がなく、他は子供っぽく宛になりそうもない。
仮に兄に持ったとすれば、頼れなさすぎる兄になるであろう。

幸村がはぁあと大きなため息を吐(つ)いていると、何処からか音が聞こえ始めた。

「……?鈴の音がするな」

幸村は武器の二槍を手に構え、音のする方へ、音のする方へと進んだ。

獣が通りそうな道をしばらく歩いていると、道が開けた。

その先はこれまでとは違い、薄く靄がかかっており、木漏れ日がそれを照らし、幻想的な雰囲気をかもし出していた。

『入ってはいけない』と言われてもいないのに、何故か幸村は入ってはいけない、と本能的に感じた。

しかしながら、身体は逆に先へ先へと引っ張られるかのように歩みを進めていこうとする。

「だっ、駄目だ駄目だ駄目だ!入ってはいけない、入ってはいけない!!」

体と心が正反対になり、思い通りにいかないことが幸村はもどかしくなった。

「ううう、とまれ止まれ……!」

いくら彼が体を止めようとしても歩みを止めると言うことはなく、幸村はむしろどんどんと奥へ奥へとはいりこんでしまうのだった。

4:>>1◆7U:2015/07/23(木) 03:35 ID:y9Y

書いてて思ったけど体が自由に動かないで勝手に動くとかどこのホラゲだよ
まあ幸村の性格なら怖いとも思わずに体に怒ってるんだろうけど

ああ、日記見たいのも書くので

5:>>1◆7U:2015/07/23(木) 14:08 ID:y9Y

ようやく体が言うことを聞くようになると、既に森の奥深くにまで入りこんでしまっていた。

後ろを向けば道があるはずだったのに、幸村が振り向いた時には、そこはただの雑木林と化していた。歩けそうにない。

「どうすれば良いのだ……佐助が居れば……」

あまりに不思議な出来事に彼の思考は着いていけず、再びはぁとため息を着いた。

まだ道は続きそうである。

「この先を進めば、何処かの集落に会えるかもしれぬな……」

以外とポジティブ思考の幸村は更に奥へと足を進めた。

「____?」

奥へ奥へ進む内に、先程まで変わらない音だった鈴の音は突如大きくなり、シャンシャンと耳元で鳴らされているかのように大きくなった。

耐えられず幸村が耳を塞いでみても音は更に更にと大きくなる。

やがて意識が薄れ始め、彼はゆっくりとその場に倒れこんでしまった。

『おお、選ばれし少年よ』___幸村が最後に聞いた声は、そう告げる女の声。

___________
今更過ぎるけどこの話は幸村中心で回ります^p^

6:>>1◆7U:2015/07/27(月) 02:37 ID:y9Y

……?

何処だ、ここは

俺は確かに、あの時_______……。

幸村が次に目覚めた時には、何故なのか自分の身体は見知らぬ部屋に寝かされていた。

しばらく辺りを見渡すが、見たこともない物が溢れかえっている。

その次の瞬間に襖が開き、奥からは一人の見慣れない服を着た青年が現れた。

「あ、起きた?」

「!?」

脇に桶のようなものと手拭いのようなものを抱え、その青年は言う。

(さ、佐助!?)

その青年こそが、先程までずっと探し続けていた佐助であった。

しかしながら、いくつか違う点がある。

(佐助がいつもの忍び装束を着ずに見慣れない服を着ている……?それに、あの抱えておる桶と手拭いが変であるぞ……)

佐助の格好ですら見慣れないものばかりであり、本当に頭が混乱しそうで幸村は少し恐ろしくなった。

「ん?なんでそんな顔してるのさ旦那。なんか顔に着いてる?」

「いや、……それより、ここはどこなのだ佐助!」

佐助に第一の疑問をぶつけた。

「はぁあ!?いやいやいやいや、ここはあんたの部屋でしょーが!記憶喪失でもした!?」

佐助は驚きと少し怒りが混じった声で言った。

「_____ここが、俺の……?」

見知らぬ部屋、見知らぬ物。

倒れる前とは明らかに違う世界に、幸村はただ、困惑の声を上げるしかなかった。
__________

勘いい奴は気づいたかもしれんがタイトルは釣りな。
ホントのタイトル教えちゃったらつまんないじゃん?w

7:>>1◆7U:2015/07/28(火) 02:31 ID:y9Y

我が愛猫に指舐められて濡れてるけど俺はこれを書く
_____________

「んもー、旦那熱出したからおかしくなったの?てか熱まだある?ほらちょっと計って」

そう言って佐助がポケットから取り出したのは電子体温計なのだが、戦国の知識しか知らない幸村にとっては謎の物体に過ぎない。

「こっこれはどう使うのだ……」

物を知らないのであれば、勿論使い方など分かるはずもなく。

「……ちょっと、本当に病院行こうか?大丈夫?」

「びょう……?病院とは何だ?」

「えっ」

心配して言った言葉が更なる心配を呼び起こすとは、何も知らない佐助には想像できなかっただろう。

ここで佐助が元々抱いていた小さな不安がドンと軽く10倍には増えた。

「いやっちょっと本当に病院行こう!?いや本当に大丈夫!?」

危機感を感じた佐助は幸村の手を引いて家を飛び出した。

(俺はこんなものを着ていたのか……不思議な着物だな……)

佐助が早く診て貰う為に全力疾走している合間にも、幸村はマイペースに自分の着ている不思議な衣服に疑問を持っていた。
現在幸村が着ているのは赤いトレーナーとジーンズである。

「旦那を早く診て貰わなきゃ病気だったらどうしよう」

(地面が灰色で固いぞ……それに見慣れない家がいくつも……南蛮の文化なのだろうか)

しばらくして市の一番大規模な病院前に着いた。

「あああ早くしなきゃ早くしなきゃ早くしなきゃ早くしなきゃ……」

佐助が壊れたレコードのように同じことを繰り返しながら病院内に入る。

「おぉ!なんと美しい城であろうか!」

「早くしなきゃ早くしなきゃ早くしなきゃ早くしなきゃ……」

病院内の綺麗さに感銘する幸村(見慣れないので綺麗に見えるだけかもしれないが)とは裏腹に、佐助はまだ壊れたレコード状態でいた。

受付までまたも疾走で行き、佐助は息を荒らげながら受付のお姉さんに、

「お願いしますこの男の子が記憶喪失してしまったようなんですが何科に行けば良いですか」

と聞いた。

あまりの剣幕にお姉さんも驚きで声が出ない。

_______
ここで一旦切るぜ

8:>>1◆7U:2015/07/28(火) 02:58 ID:y9Y

早く言えと言わんばかりの佐助の表情に、お姉さんが絞り出した声はだいぶ震えていた。

「し、神経内科にまずは……」

「ありがとうございます」

お姉さんが説明すると佐助はさっさと手順を済ませ神経内科のある階へと向かった。

勿論幸村は何が起きているのかさっぱりで、ただ全力疾走佐助に手を引かれることしかしていない。
何とかして佐助を落ち着かせようとするのだが、話せる隙が最早無かった。

888 888 888 888

「うーん、特に目立った傷などはありませんが……もう少し状態を説明していただけますか?」

電子カルテを見つめ医師は告げる。

「昨日まで覚えていたことを今日は綺麗さっぱり覚えてないみたいなんですよ……。
自分の部屋すらも覚えていないらしくて」

「成る程。ええと……真田君、何か覚えていることはありますか?」

「覚えていること?某、ここに来る前のことは全て覚えておりまするぞ」

「ここに来る前……?」

20分の長い診察後、医師は医学的にも科学的にも症状の証明が出来そうにないと告げた。これを見ている読者の方々には痛い程に分かるだろう。

しかしながらその事実を全く知らない佐助にとっては、今隣にいる真田幸村とは『違う真田幸村』のことだけを知っている為に、その『違う真田幸村』が記憶喪失したとしか考えられないのである。

診察して訳の分からなかったことがますます訳が分からなくなったことに佐助は頭を抱えながら帰宅した。

幸村は時々佐助を気遣いながら、この世界は一体何なのか、を考える。

だがその努力も最早水の泡、答えにたどり着くことは出来なかった。

_______________
大量投下したキガス^p^
ごめんさっき切ったのは記憶喪失は何科。行かせれば良いのか分かんなかったからググった^p^
3DSだからPCみたいに何個もウィンドウ開けないんだよな(´・ω・`)

9:>>1◆7U:2015/07/31(金) 02:35 ID:y9Y

帰宅すると、とりあえず部屋に居てくれと佐助に誘導され、幸村は再び自室らしいよくわからないもので溢れた部屋に戻された。

(この四角く薄いものは何なのだろうか?天井に変なものが着いておるぞ。
何だこれは、あの四角いものに似ておるが……うーむ、さっぱり分からぬ……)

幸村の目に着いたものは何でも疑問となって跳ね返ってくる。

ちなみに先程のものは始めからテレビ、照明、スマートフォンのことだ。

「まったく、一体ここは何処なのだ……」

始め寝かされていたところ(ベッドのこと)に寝転がり、幸村は本日三回目のため息を吐いた。

その時、先程の謎物体(スマホである)から音楽が流れはじめ、ブルブルと震え始めた。

勿論そんなことなど知らず、そもそも物自体開発されていない時代に生まれた幸村にとっては驚くエッセンスになっただけなのだが。

ビクビクとしながらその未知な動きをする未知の物体を手に持ち、とりあえず佐助の元へと持っていった。

________

「うん、そうそう。なんか旦那おかしくなってさー……」

「うん、……え、良いの?有難いわ〜」

佐助の行動を見て幸村は頭に大量の?マークを浮かべていた。

未知の物体を耳に当て独り言を呟いている(ように見える)のだから。
何も知らない幸村側もおかしくなったのではと不安になってくる。お互い見事にすれ違った印象だ。

「はいはい、待ってる。切るよ〜…………さて旦那。あと少ししたら皆来るからちょっと待ってて」

「お、応……」

とりあえず幸村は佐助の言う皆を待つことにした。

次回・遂に他の奴等が現れる!?

10:>>1◆7U:2015/08/02(日) 03:25 ID:y9Y

しばらくして佐助が奥の方でガタガタ何かをしている中、チャイム音がリビングに響いた。

当然と言うべきなのか、幸村はチャイムが鳴った瞬間に跳び跳ねそうになったのだが。

「あ、ちょっと旦那。ドア開けてあげて」

『ドア』というまた聞き慣れない名前に?を浮かべながら、恐らく指しているであろう『ドア』を開けた。
開け方は佐助の見よう見まねである。

ドアの先には複数の者達。

「……!」

「来たぜ、真田幸村」

「なっななななななななななぜ……!?」

その者達の全てが、幸村にとって見覚えのある人物であった。

伊達政宗、徳川家康、石田三成、長會我部元親、鶴姫。

伊達政宗にとっては刃を度々交える好敵手である。

しかしながらその者達さえも、佐助や自分のように不思議な衣服を着て、武器すら持っていない。

そんな無防備で敵の前に現れるということは、特別なことがない限りしないことだろう。

「武器や鎧も着けずそのような無防備で来るとは……!」

「武器や鎧……?はは、戦いもないのに、着けるわけ無いだろう?」

驚く幸村に、家康は冗談かと思い笑いながら返した。

まぁこれを冗談ではなく本当に言っていることだとは予想できまい。

「こりゃ重症だな……大丈夫か本当に」

「うーん……私が占いましょうか?」

「……形部に頼まれた」

心配する瀬戸内二人を置いて、三成は大きめのレジ袋を幸村につきつけた。

それを受け取ると三成はさっさと帰ろうとしたが、家康に手を掴まれ「どうせ来たのだから」と、強制的に居させられることとなった。

「クラス代表としてお前の様子を……な」

政宗はそう言うと邪魔するぜ、と一言いい中に入る。それに続いて他の者達もお邪魔しますと入った。

888 888 888 888

机の上には佐助特製ホットケーキと、三成が持ってきたお菓子(大量)とジュース。

机だけ見れば平和にパーティーでもするのかと受け取れる。

だがしかし。その少し上はそんな楽しいパーティーなんか微塵も感じないようにガッチガチの真面目な雰囲気を放っていた。

ただ、甘い物好きな幸村と隠れ甘い物好きな三成はお菓子やホットケーキに目が行っている。

その二人を除き、他の者達はきちんと真面目な話をしていた。

「旦那が全体的におかしくなった
記憶は無いし、口調はともかくやけに昔の人?みたいな雰囲気だし」

「何があったのか分かれば良いのだがなぁ……」

「思い当たるものとかはあるのか?」

「全く」

「俺のライバルをこんなんにしたのはどこのドイツだ……?」

「やっぱり私が占いますよ!それなら何か分かるはずです☆」

「ここは鶴姫ちゃんに頼るしか無いかねぇ〜……」

___________
長くなるので切る。
ごめん、政宗英語喋んないかも^p^……
だって俺まだガキンチョだもーん(すっとぼけ)

11:>>1◆7U:2015/08/04(火) 01:42 ID:y9Y

ツクの方更新進まねぇ……^p^
こっちに集中しちまうわ……^p^
___________

「キコシメシマセー……えいっ☆」

鶴姫は持参した水晶で幸村の身に何があったのかを占う。

写し出されたものは、余程目を凝らさないとはっきり見えない程にぼやけ、霞んでいる。

水晶に注目が集まる中、問題を起こした張本人である幸村と三成は、お菓子やホットケーキの味を評価し合っていた。話に参加する気は無いようである。

「何があったのか見えずらいなぁ……真田に話して貰った方が早くないか?」

「それが病院でも話して貰ったんだけどさ〜……変なこと語り出しちゃって宛になりそうも無かった、うん」

家康の提案に佐助は思い出したくない物のようにうなだれて言った。

再び四人はうーんと悩み出した。

その合間にもお菓子会談は続く。

「このくっきぃは美味でござるな!あとこの甘味も……!」

「ふん……形部が選んだものだ、不味い訳が無いだろう」

「さくさくしておる!このような物初めてでござる」

「……中々このホットケーキも旨いな」

想像してほしい。

とても真面目な話をしているときにこんな雰囲気ぶち壊しの会話をされたらどう思うだろうか。

「……おめぇらちっとは話に入れよ」

とうとう黙っていられなくなった元親は、二人に向かってそう言った。

仕方なく二人もお菓子会談を強制終了させ、話に参加させられることになった。

_______
一旦切る

12:>>1◆7U:2015/08/04(火) 02:03 ID:y9Y

何だかんだでその後色々考えを出してみたのだが、現実的なものは出ず。

頑張って意見を纏めようとしたのだが、政宗が時計を見て「もうこんなタイムだ」と呟き、結局結論はちょっと変な記憶喪失として終わった。

「明日学校か……先生に色々言わなきゃだな〜……」

皆が大量のお菓子を山分けして帰った後佐助はそう呟き、明日はもっと大変かなぁ、と付け足した。

『学校』という新たなワードに再び幸村は首をかしげる。

「あ、今日の夕飯オムライスね」

と佐助は廊下の扉から半分顔を出して言った後、キッチンの方へと消えていった。

「?おむらいすとは何であろうか……。南蛮の言葉?」

またも飛び出した新たなワード、オムライス。

聞いたこともない言葉なので、とりあえず外国の言葉なのだろうな、とだけ幸村は理解した。

__________
眠いから今日はここまで

13:>>1◆7U hoge:2015/08/05(水) 01:07 ID:y9Y

これからほげ進行で行く、バサラ書いてるの俺だけで嫌だし誰も居ないし良いよな
てかこれも独り言か……はっず(^ω^)
___________

(静かだ……静か過ぎる)

佐助という話し相手も奥へ消え、急に幸村は退屈に襲われた。

戦国にいた時には、暇な時には鍛練や馬の世話と何かと動いていたため、何も聞こえないなんて就寝時しかなかった。

(俺の二槍も無い、馬も居ない、女中や忍びも居ない。本当にここは何処なのだ……)

話し相手も居なくなり、ましてやここは全く知らない物で溢れた世界。

この世界の物で暇を潰そうとしても、そもそも置き場所が分からない、見つかったとしても物の使い方が分からなければ使うことは不可能。

つまりこの世界の物を使うことはほぼ不可能なのである。人も物もなければ暇潰しになるものは何も無い。ならば何もできない。

幸村は今まで味わったことのない暇に襲われた。

(以前は暇が欲しいと思っていたが、暇過ぎるのも困るぞ……)

うーん暇だな、と呟いていると、そこへキッチンから佐助が戻ってきた。

佐助は幸村の様子を見て、テレビのリモコンを取ってテレビをつけてやった。

「テレビ位つけてて良いよ?テレビのつけ方も忘れた?まさか」

幸村は『テレビ』はこれのことを言うのかと理解。

つけ方は先程の真似をすればできると思うので、彼は大丈夫だと答えておいた。

佐助は大丈夫ね、とだけ言うと、物入れの方から鋏(はさみ)を取りだし、再びキッチンの方へと消えた。

これが幸村人生初のテレビ体験、薄い板の中に動く物があることに驚きながらニュース番組を見ていた。

ニュース内容はほとんど頭を素通りしていったが、夕飯時のグルメ特集の内容は頭にバンバン入っていく。

結構食べることが好きな幸村にとっては、グルメ特集は充分満足だろう。

食べることが好きな癖に何故太らないのかは、幸村のことを知らなくても大体の人が察することができるかと思う。

グルメ特集も終わり、再びニュースの素通りタイム、かと思われた。

『不思議な現象です』

とアナウンサーのお姉さんが言うと、特徴のある声でナレーションが始まった。

グルメ特集後の小さな取り上げである。

『ゲーム会社CAPKOMの人気ゲーム、[戦国BASARA]』

『その中に登場するキャラクター[真田幸村]に、全製品で不具合が起こっている』

そうナレーションがある中、流れるのは有名動画サイト『Youtude』に上げられた戦国BASARA4のプレイ動画。

動画主は真田幸村を選択するが、CG画像が消えて反応せず、使用不可能に陥っている。
次に隣の井伊直虎を選んでみると、CG画像もあり、普通に反応し使用可能のようだ。

というより、ニュース諸々の前に、

「俺に似ている……何故だ?」

という、もっと重大そうな謎の現象が、日本の一角で起きていた。

『CAPKOMは不具合の原因を調べ、原因を突き止め改善した後、全ての製品に更新データを配信する予定です』

というお姉さんの言葉が終わると、ニュースは次のものへと移った。

何故自分がここにいるのか、そしてこのニュースと関わりはあるのか……。

ごちゃごちゃに絡まった糸を更に絡めるかのように頭は混乱し、色々頭が破裂しそうになったので、
とりあえず番組を変えて可愛い動物特集を見ることにした。

__________
設定的には(ネタバレあり)

















いい貝?







戦国BASARAの世界(元々いた世界)と今いる世界(ネタバレすると学園BASARA)は別次元設定。学園が三次元、戦国が二次元みたいな位置にある設定なので、学園BASARAコミックは無かったことにしています。
幸村が別次元(学園)に飛ばされたことで、元の次元(戦国)からは消えた(ことにされている)為に使えなくなった、という訳。
最初の方で言っていた『(主人公の真田幸村とは)違う真田幸村』については後々分かります。
なんで戦国が二次元のもの設定なのにそのキャラが三次元居るんだよゴルァ!とかも↑と同じく。

14:>>1◆7U hoge:2015/08/11(火) 01:36 ID:y9Y

その日の夜、どうしてか……否、理由はほぼ明確なのだが、幸村は寝付こうにも寝付くことができなかった。

ニュースのお姉さんの衝撃的な言葉がいつまでもぐるぐると幸村の頭の中を回っていく。

「はぁ……初陣の時以来だ、こんなにも寝付くことが出来ないのは……」

今日は何回ため息をついたのか分からないが、再び幸村はため息をついた。
この世界に来てからため息しかしていない気すらする。

(ええい、あの話は俺とは関係無いのだ!関係無い……関係無い……)

羊を数えるが如く関係無い関係無いと頭の中で繰り返していくと、何故なのか覚めた目はうとうととし始めた。

幸村がそのまま関係無い関係無いと呪文のように脳内で唱え続けていると、いつの間にか彼は眠りへと着いていた。

_______

翌朝、自然と幸村は目を覚ました。慣れない所での就寝だとやはり早目に起きてしまう。

あちらでされていたように朝飯を女中が運んでくる訳ではなく、どうやら自らが置いてある所へと行くらしい。

変なものだと改めて思いながら幸村は階段を降りた。まずは佐助がいるであろうキッチンへ真っ先に向かってみる。

キッチンに入り込むと足音で分かったのか、佐助が一足先に挨拶。

「おや、おはよう旦那。朝御飯はあそこにあるから先に食べてて」

「早いな佐助。承知した!」

「今日は学校行こうね、流石に。先生にはちゃんと説明してあるからさ」

言われた所に向かおうとした幸村の背中に佐助はそう言った。

また知らない単語が飛び出したが、今度は深く考えないことにした幸村は「応!」と適当に返事をして歩き出した。

__________
日光行く。会いに行くぞいぃぃぃいいえぇぇぇぇえええやぁぁあああすぅうううううううう!!

15:>>1◆7U hoge:2015/08/11(火) 02:00 ID:y9Y

しばらくして和風な朝食を食べ終わり歯磨きと洗顔を済ませると、佐助がタンスから幸村の制服を取り出した。 勿論幸村にとっては見たことない服に過ぎない。 「佐助、その服は何なのだ?」 「これは……って、制服まで忘れちゃったのね旦那。 これは学校に着ていく制服って言うの。着方は流石に覚えてるよね?」 「分からぬ!」 「嘘だろおおおおおおおおお!!」 佐助の小さな望みはことごとく粉々にされた。 所要時間は約15分。制服の着付けのついでに髪等も佐助がやったので少し時間はかかったものの、かなりの余裕を持って家から出ることが出来た。 ______ −BASARA学園− 「着いた着いた、ここが学校。覚えていないだろうから一応」 「ここが俺の通う学校とやらなのだな!中も綺麗なのであろうか」 「……うん、そうだね〜。はは」 初めて見る建物に目をキラキラと輝かせる幸村とは違い、佐助は『違う真田幸村』がいつも通っていた学校のことすら忘れたのか、と内心少し悲しくなった。 眠いからここで終わらすわ

16:>>1◆7U hoge:2015/08/11(火) 02:02 ID:y9Y

うわ改行出来てないとか死んだわ
後で改訂版出すから許してください!何でもしますから!(振り)

17:>>1◆7U hoge:2015/08/13(木) 21:21 ID:y9Y

しばらくして和風な朝食を食べ終わり歯磨きと洗顔を済ませると、佐助がタンスから幸村の制服を取り出した。

勿論幸村にとっては見たことない服に過ぎない。

「佐助、その服は何なのだ?」

「これは……って、制服まで忘れちゃったのね旦那。 これは学校に着ていく制服って言うの。
着方は流石に覚えてるよね?」

「分からぬ!」

「嘘だろおおおおおおおおお!!」

佐助の小さな望みはことごとく粉々にされた。

所要時間は約15分。制服の着付けのついでに髪等も佐助がやったので少し時間はかかったものの、
かなりの余裕を持って家から出ることが出来た。

______

−BASARA学園−

「着いた着いた、ここが学校。覚えていないだろうから一応」

「ここが俺の通う学校とやらなのだな!中も綺麗なのであろうか」

「……うん、そうだね〜。はは」

初めて見る建物に目をキラキラと輝かせる幸村とは違い、佐助は『違う真田幸村』が、
いつも通っていた学校のことすら忘れたのか、と内心少し悲しくなった。

18:>>1◆7U hoge:2015/11/29(日) 00:27 ID:7ps

「……ということだ、真田に分からねぇことがあったら教えてやれ」

朝のHRでもクラス全員に幸村の状態が知らされ、人から人へと移り瞬く間に学年中に広まった。

良くも悪くも有名となった幸村に興味津々で話しかける者達も多く、そこから幸村は現代の知識を吸収していった


_________

こちらに来てから1週間程。幸村はこの世界の推測をたて始めた。

“この世界は未来の世だ”


眠い、すまんもう寝るわ

19:>>1◆7U hoge:2015/12/16(水) 20:36 ID:PA.

キッパの方にも掲載していますが私のです


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