プリパラ〜み〜んなトモダチ!み〜んなアイドル!〜

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1:ななか◆2s:2016/05/25(水) 23:14 ID:6OA


はじめまして!こんにちは。ミーバースでプリパラの投稿をしている、ななかです。

ミーバースで書いているプリパラの小説を、ここでも書いていこうと思います。

あと、掲示板を使うのは初めてなので、可笑しなところが有るかもしれません。

気分によって、名前がチョコになることも有ります。

他のプリパラ好きの皆さんとも、仲良くしていきたいです。よろしくお願いします!

この小説を読む前に注意 >>2

ルール >>3

感想やアドバイスについて >>4

これまではコメントを書かないでください!

ご協力、宜しくお願い致します。m(__)m

2:ななか◆2s:2016/05/25(水) 23:22 ID:6OA


この小説を読む前に注意

これは、ミーバースに投稿されていたのを此処で書いたものです。

ちなみに、考えたのは全て私です。無断転載ではありません。

プリパラの二次創作ですが、主にマイキャラがメインになると思っております。

ただ、アニメキャラも出ない事はありません!突然出てきます。

プリパラが嫌いな方は、見ない事をオススメします。

誤字脱字があった場合は申し訳ありません……皆さんの頭の中で直してください。

これらが全てOKな方は、ここから先にお進みください。

3:ななか◆2s:2016/05/25(水) 23:27 ID:6OA


ルール

荒らし・悪口・わいせつな事・人が傷付く言葉・なりすましを言ったりするのは辞めてください!m(__)m

一回くらいなら無視くらいで済みますが、何回もするのならばアク禁しますので……

>>2でも言いましたが、無断転載ではありません。

この小説自体を無断転載するのも駄目です。(まぁ私の小説だし、する訳無いだろうけど……)

これを全て守れる方だけ、ここにコメントをお願い致します。

4:ななか◆2s:2016/05/25(水) 23:34 ID:6OA


感想やアドバイスについて

小説の感想やアドバイスは、貰えると嬉しいです!

単純何で、一回貰えただけで嬉しすぎて更新をする時間が増えると思います。(笑)

趣味や暇潰し……と言うより、皆さんに楽しんでもらいたいので!

ですが、批判をするような人や、冷たい態度を取る人は、感想やアドバイスをくれた人と認めません。

そこの所、よろしくお願いします。

それでは、これにてレス禁です!

これからよろしくお願いします!(*・ω・*)

5:ななか◆2s:2016/05/26(木) 00:02 ID:6OA


すみません。レス禁ではなく、レス解除でした。

こう言った間違えが有るので、皆さんの頭で直してください。

どうかお許しを……_(._.)_

キャラのプロフィール〜メインの三人、Dream Girl(ドリーム ガール)〜

名前…愛河 ドレミ

性格…明るくて素直で元気。頭も良く運動神経抜群。でも自分に自信が無い。

初対面の人には、ちょっとだけコミュ症。腹黒そうに見えるが、実は腹黒くなかったりする。

学校では男女関係無しにモテる。でも、結構鈍感なので落としづらい。大食いも得意だったり?

好きなもの…プリパラ、友達、ぬいぐるみ、甘い物

嫌いなもの…いじめ、人の嫌がる事をする人

誕生日…12/24(中学二年生)

血液型…A型

イメージブランド…トゥインクルリボン、マリオネットミュー、シルキーハート、ドリーミングガール

イメージソング…HAPPYぱLUCKY

イメージ画像…https://d3esbfg30x759i.cloudfront.net/ss/WVW69jNlobIPJyM6kO

名前…桜庭 ランス

性格…素直過ぎて人を傷付けてしまう子。ちょっとぶりっ娘?

ドレミとは親友以上の関係。うっかりさんとも呼ばれる。

腹黒い一面も有る。でも、裏では努力を欠かさない努力家。

好きなもの…ドレミ、可愛い物

嫌いなもの…ホラー、グロいの

誕生日…3/16(中学二年生)

血液型…AB型

イメージブランド…キャンディーアラモード、フォーチュンパーティー、キャンディーアラモードモア

イメージソング…Twin mirror♥compact

イメージ画像…https://d3esbfg30x759i.cloudfront.net/ss/WVW69jNlrrcm80ek1S

名前…月城 ショコラ

性格…気が強く、大人っぽい。歌う事が好き。オシャレには結構煩い。

ドレミトランスとチームを組んでいる。毒舌でツンデレ。実は、こう見えてもドM!?

実はツンデレなのはキャラ作りではなく、自然に出てしまうらしいとか何とか。

好きなもの…クールなもの、コーヒー、ライブ

嫌いなもの…甘い物、しつこい人

誕生日…7/4(中学三年生)

血液型…B型

イメージブランド…ホリックトリック、ベイビーモンスター

イメージソング…ガムシャランホイ

イメージ画像…https://d3esbfg30x759i.cloudfront.net/ss/WVW69jNlvHAfN1foOJ

メインキャラは、こう言った所です。

それでは、次から本編に入ります!

6:ななか◆2s:2016/05/26(木) 00:28 ID:6OA


1.プリパラデビュー

私、愛河ドレミ!パプリカ学園に通っている中学二年生。

特にこれと言った特技は持ってないけど、私には憧れている場所があります。

それは……プリパラ。み〜んなトモダチ!み〜んなアイドル!なんだよ。

可愛いアイドルさん達がたくさん居る所何だって!

……え?憧れているなら行けって?

そうは思っているんだけど、お決まりのパターン。プリチケが届いてなくて。

そんな訳で、行きたくても行けないと言う、悲しい状況。

「……レミ!ドレミ!」

ふと誰かに声をかけられた。聞き覚えのある声。間違いない。ランスだ。

私は何故だか知らないけど、目を閉じていたので目を開ける。

すると、視界には私を不思議そうな目で見ているランスが、手を膝に付かせてしゃがんでいた。

その後ろには、私のクラスの皆がざわざわと騒いでいる様子。

「うわぁ!ラ、ランス……」

ランスだと分かっていても、顔が近すぎてビックリした。

ちなみに、ランスって言うのは私の友達……いや、親友……

いや、永遠の友達!あっ……いや……って、もうこの話題は終了!

とにかく、私の大っ切友達なんです!

「ランス、じゃないよぉ〜。ドレミ、お昼休みなのに寝てばっか!少しは遊ぼうよぉ〜!」

また寝ちゃってたんだ……私。

昨日、いつもは二時間のところを、三時間も勉強しちゃってたからかな?

おかげで寝不足だよ〜……ふわあぁ……

「私、寝不足だからさ〜……」

「少しは休みなさいっ!身体壊すよ!」

「それはやだ!じゃあ、ランスが言う通り寝るから!」

私はイヤイヤと首を横に振る。

身体を壊すのは嫌だよ!だって、学校に行けなくなるもん……

でも、叱ってくれるのも、私が”友達”だから何でしょ?ランス。

私は、声に出さずに心の中で囁く。

「あはは!ランス、いつもありがとう!」

と、私はランスに明るい笑顔を見せる。

「ふぇ〜?いきなり何?それより、遊ぼ〜よ〜!ランスと遊ぶ人、この指と〜まれ〜!」

ランスがそう言ってきたので、私はランスの指に止まる。

これでランスと遊べるぞ〜!やったー!

その後は、ランスと一緒に校庭へ出て遊んだ。

今は昼休みだから、人がいっぱい居て賑やかだな〜……

サッカーやドッジボールをしている男の子。

鉄棒やブランコをしている女の子。

皆、すっごく楽しそう!

私達も、それに混ざるように、校庭で精一杯遊んだ。

「待て待て〜!ドレミ待て〜!待たないと食べちゃうぞ〜!」

「ここまでおいでー!ふふふっ!」

そう言って、ランスは私を追い掛けてくる。

ちなみに、今何やってるのか分かりますか?鬼ごっこです!私が逃げる役で、ランスが鬼。

楽しいな〜……ランスとは、ずーっと友達で居たい。

7:ななか◆2s:2016/05/26(木) 18:33 ID:q6w


放課後。私は学校から帰宅していた。

……髪の毛が、崩れちゃったよ〜。

学校帰りにランスと帰ってたんだけど、ランスに髪の毛を触られたらツインテールが崩れちゃったよ!

鏡も有るし、それで直さないと。……あ、鏡汚れてる。拭こう。

「ドレミ〜、ちゃんと宿題やるのよ〜!」

と、お母さんの声が下から聴こえて来た。

あぁ……そうだ。宿題もやらなくちゃ駄目だよね。

私はお母さんへの返事を「はーい」と適当に返し、崩れた髪の毛を直した。

五分後。私は、髪の毛を普段のツインテールに戻した。と、戻った所で宿題!

って言っても、私は宿題は十分で終わっちゃうんだよね……

自分では思わないけど、私は大学生くらいまでの勉強は余裕で出来るんだって。

……いやいや!まだ私は中学二年生のちびっこ。そんなの出来るわけないじゃん!

そんなこと考えてる暇が有ったら、勉強しなさい!って言われそう。

はい、勉強します!今宿題やってるので、終わったら予習と復習もやります!

そして、時は遡り二時間後。

ちょっとかっこ良く言ってみたよ。どう?ってこんな茶番は置いといて……

何だか、勉強の途中から頭に紙みたいのが乗っかってる気がするんだよね。全っ然重くないけど。

何だろ?部屋窓開けといたから、レシートかなにか入ってきた?まさかね〜。

そう思いつつ、私は頭に乗っている紙を手に取った。

__その紙を見た瞬間、私は目を疑った。

「プ、プリチケ……!?」

そのプリチケには、いつもの私が載っていて、キラキラと光っていた。

ほ、本物のプリチケなの……!?これから、もうちょっとだけ勉強しようかとも思ってたけれど……

うぅん、宿題終わったし、今日はプリパラに行く!絶対行ってやるー!

「お母さーん!プリパラ、行ってきても良いよね?」

玄関で足を走る様に動かしながら、お母さんにどうして良いかを聴く。

「えぇ、良いけど……宿題はやったの?」

「ほんと!?じゃあ行ってきます!」

「あぁ!ちょっと……!」

宿題はやったんだもん、良いよね!

玄関から出て直ぐ、プリパラの方角へと走り出す。

行った事もないのに、プリパラが有る所知ってるんだ!

……って、ランスに教えられただけ何だけどね〜、あはは!

ずーっとプリパラの方角へ走っていくと、”プリズムストーン”と書かれた建物があった。

どんな所なんだろう?プリパラって。

8:ななか◆2s:2016/05/26(木) 22:00 ID:4Co


「こ、こんにちはー……」

一人でつぶやくように挨拶をすると、赤い眼鏡をかけた人が、私の方へ近づいてきた。

此処は、プリズムストーンかぁ……

可愛いコーデやかっこ良いコーデがい〜っぱい揃ってるなぁ。

「プリパラへようこそ!貴女、プリパラは初めて?」

「あっ!えっ、えっと……私、プリチケが届いたので此処に来たんです。ずーっと憧れてて……」

初対面の人だから、ついコミュ症が出てしまう。……いつもそう。慣れない人だと……

「分かったわ!私は赤井めが姉ぇ。これからよろしくね!」

私のコミュ症など、気にせず進んで私に声を掛けてくれる。

良いなぁ、私もこんな人になりたいや。

赤井めが姉ぇさんか〜……確かに、赤い眼鏡をかけているものね。

その後、私はめが姉ぇさんに連れられて、白いテーブルの前に来て”私に似合うブランド”を探し始めた。

「貴女には……ラブリーキュートな可愛いブランド、ドリーミングガールがお似合いね!」

「ドリーミング、ガール……?」

「ステージ衣装のブランドを登録したわ!せっかくだから、プリパラの中に言ってみましょう?」

めが姉ぇさんは、慣れた手付きでパソコンをいじりながらそう言う。

ドリーミングガール……か。なんだか可愛いブランド名だなぁ。

そして、私をプリパラのゲートの所まで連れて行ってくれた。

どうやらゲートのような所に、プリチケを七目にスキャンすれば、プリパラの世界に行けるみたい。

「よし……プリパラ、行ってみよう!」

此処の建物に入ったように、ドキドキとワクワクが止まらない。

でも、プリパラに行こう!せっかくプリチケが届いたんだからね!

自信を持ち、持っていたプリチケを七目にスキャンする。それと同時に、私の身体は白い光に包まれた。

「妖精のように羽が付いていて、とってもキュート!キューピットハートコーデね!」

「キューピットハートコーデ!えへっ!」

その光から脱出すると、私は”プリパラ”の世界に立っていた。

そして__建物からは想像出来ないような、友達がたくさん居て、明るいプリパラの世界が広がっていた。

私は、鏡で自分の姿を見てみると、見違えるほど変わっていた。

「うわぁ〜!凄い……!服も可愛い!背もちょっと高くなった!?」

「ふふふっ、気に入ってもらえたみたいで良かったわ。プリパラの世界を思いっきり楽しんでね!」

「はい!」と元気に返事を返してから、私はプリパラの世界へ飛び出した。

私を含めた女の子がたっくさん居て、建物もお店も盛りだくさんで……全てに目移りしてしまいそうだった。

9:ななか◆2s:2016/05/27(金) 22:49 ID:BY6


私が目移りしていたそんな時、足元に何かが触れた。もしかして、何か踏んじゃった……!?

急いで足元を見ると、そこにはボロボロで汚れたイヌさんのぬいぐるみが倒れていた。

「わ、わわわ……だ、大丈夫なのかな……!?」

そう私が呟くと、そのイヌさんは身体を無理矢理動かした。

嘘!?このぬいぐるみ、動くの……?

でも、どうしちゃったんだろう……誰かに捨てられちゃったのかなぁ。

「大丈夫じゃないプル……後一週間でマスコットの墓場行きプル……」

「そ、そうですか……?ぬいぐるみなのに……喋ってる?」

「なっ!失礼プル!ぬいぐるみじゃないプル!マスコットプル!」

「ご、ごめんなさい!で、でも、マスコットの墓場って何なんですか……?」

失礼な事を言ってしまった?ので、頭を下げて謝る。きっと、プリパラだからこんなマスコットも居るのだろう。

イヌさん……と言うよりも、トイ・プードルに似てるから、プルさんにしよう!

「とりあえず……プルさんって呼んで良い?語尾にも『プル』が付いてるし……私の事は、ドレミって呼んでね!」

「良いプルよ!ドレミプルね!アタイからも、アタイの今の状況を説明するプル……」

マスコットの墓場……私は、聞いたこともない言葉が出てきて、頭の中が混乱していた。

私は、分からないそれを聞く。困ってるらしいし、何よりよく分からないなら助けられないしね!

プルさんの話だと、プルさんはいわゆるプリパラのアイドルを神アイドルにさせるマネージャー。

他にも、プルさんみたいに動いたり喋ったりするマスコットが居るの。プリパラの世界では、それも不思議ではない。

でも、プルさん達は”二年”と言う期間が合って、プルさんは何度もアイドルをスカウトさせようとしたけれど……失敗ばっかりだったらしいの。

マスコットの墓場って言うのは、その二年間にアイドルをスカウト出来ないマスコットが強制的に連れて行かれる場所。

しかも、そこで一生暮らさなければならないんだって……怖いよね……

でも、プルさんにはそんな所に行かせたくない!出会ったばかりだけど、困ってる人が居たら助けないと!

「ねぇ、プルさん。私に出来ることって、あるかな……?」

「……じゃあ、アタイがあんたを契約してあげても良いよ。」

と、上から目線に私の事を見上げる。だけど、私はそんなの気にしない。

け、契約……?つまり、マネージャーをさせて!って事かな?

……いやいやいや!私には出来ないよ!だって、歌やダンスも練習しているけれど、下手くそだし……!

「練習はしているけれど、流石に出来ないよ〜……!」

「そんな!ドレミ、裏切るプル!?練習しているなら大丈夫プルよ!」

「そう言う訳じゃないけど……!」

うーん……しょうがないなぁ……!

私も女!困っているんだから、言うこと聞いてあげないと!

大丈夫、大丈夫。練習してあるんだから……

「じゃあ……やるよ!私を、神アイドルまで育ててくれますか?」

「ほ、本当プル!?ありがとうプル!感激プル〜!アタイも精一杯頑張るプルよ!」

プルさんは、このことを言うと悲しい表情から明るい表情に変わった。

よし……この後、デビューライブをやってみよう。

私とプルさんはエントリーをめが姉ぇさんにお願いしに行き、その後にライブをする事になった。

「うーん、大丈夫かなぁ……」

ライブ前になると、さすがに緊張してくる。胸が高鳴る。

失敗したらどうしよう、歌やダンスを間違えたらどうしよう、と不安でいっぱいだった。

「大丈夫プル!アタイは、ドレミを信じてるプル!今から考えても仕方ないプル!そーゆーのは後から考えるプルよ!ドレミ!」

プルさんのその言葉で、私は急に緊張が無くなっていく感覚がした。

そうだ、そうだよ。今から心配したってしょうがない。思いっきり、ライブやるんだ……!

「うん……!ありがとう!プルさん!私、頑張るよ!」

「その意気プル!頑張れプル!頑張れプル!」

10:ななか◆2s:2016/05/27(金) 23:19 ID:BY6


何だかプルさんに励まされた気がして、やる気がいっぱい出てきてしまった。

よし……ライブ、頑張ろう!余計な心配は要らない!うんうん!

曲は、ドリームパレード。聞くと、とっても元気になれる曲だよ!

そして、私はステージへ出て、ライブをする事になった。お客さんがいっぱいで、また緊張して来た。

うぅん、心配とか要らないから……思いっきり歌って踊る!!

「平凡な日々に飽きちゃったのなら__」

曲が流れる。それと同時に、私も歌い踊り始める。

わぁ……楽しい。歌うのも、踊るのも楽しい。

私は、さっきまで緊張していたのが嘘のように感じた。

お客さんが、皆が、私を応援してくれる。その気持ちが、私の心を元気にさせてくれる。

「虹色に輝く夢を見つけに行こう!キラキラときめいたら__」

「これは……プリズムボイス、プル……!?」

歌っている途中、私は気付かなかった。

この私が、プリズムボイスだと言うことに___

ライブが終わった後、私はプルさんと合流。プリパラのゲートみたいな所からは、プリチケが出てきた。

「わぁ〜!プリチケだぁ!」

「お疲れ様プル!それは、ライブをした記念……とでも覚えて置くと良いプル。プリチケバッグとプリパスもあげるプルよ!」

「ありがとう!プルさん!」

そう言って、プルさんは私の手に二つを授けてくれた。どっちも高そうな物だなぁ……

「ドレミ、アタイのマネージャーになってくれてありがとうプル!」

「こちらこそ!私もプルさんと会えて嬉しかったよ?」

「……ドレミのプリズムボイス、聞き間違え……じゃないプルよね!きっとそうプル!伝説のプリズムボイスプル!」

「どうしたの?プルさん。」

プルさんが、ブツブツと何かを呟いている。

なんだろ?プリズムボイスがどうとか。まぁ、気にしなくても良いよね!そんなこと。

この後は、プリパラから家に帰って、このことをお母さんに話したら……

お母さんも、私の事を見てくれてたんだって!嬉しいな〜……

……あ〜〜!!そう言えば、宿題の続きしなくちゃ!

さて……明日からもプリパラも学校も、頑張らなきゃ!

11:ななか◆2s:2016/05/28(土) 18:04 ID:wco


この後は、2から始まります!

ドレミとランスのプリパラチェンジ前の姿のURLを貼ります。

プリパラチェンジ前のドレミ

https://d3esbfg30x759i.cloudfront.net/ss/WVW69jH_hDAxAG2QKH

プリパラチェンジ前のランス

https://d3esbfg30x759i.cloudfront.net/ss/WVW69jH_pToj7lynRA

12:ななか◆2s:2016/05/28(土) 23:13 ID:HPQ


2.マイ・サイリウムコーデ

目覚まし時計が煩く鳴る。窓からは太陽の光が、小さく差し掛かる。

もう朝の六時かぁ……と、私は手を伸ばして起き上がり、私はもう起きたよ。と言わんばかりに煩い目覚まし時計を止める。

まだ眠い目を擦りつつ、普段着に着替える。そして、ダイニングへ朝ご飯を食べに行く。

そこには、今朝ご飯を食べ終えたと思われるお父さんと、そのお皿を持っているお母さんが居た。

テーブルには、私の朝ご飯のイチゴジャム付きの食パンと、ただの水が置いてある。

「おはよう、ドレミ!いつも早いわね〜。」

「今日は寝坊しなかったな〜、ドレミ!おはよう。」

「ふわあぁー……おはよ〜……って、お父さん寝坊何かしてないよー!」

寝坊した事は、目覚まし時計をセットし忘れた時の事なのに……お父さんはまだその事を引っ張ってくる。全く、しつこいんだから!

朝ご飯を短時間で食し、学校に行く準備をする。これ、結構時間掛かるんですよね……

「いってきまーす!」

私はお母さん達の心の中までに届く様に、大きな声で言った。

外に出ると、皆学校の方に向かってゆっくりと歩いて行く生徒が見える。

でも、私はその生徒達とは違って、学校まで一直線へと走った。

そうこう走っている内に、学校に着いた。何時も通りの学校だな〜……

と思いつつ、中学部の方に入り、教室へ歩いた。廊下は走っちゃ駄目だもんね!

教室の中に入ると、クラスの半分の人達が居た。まだ来て無い人も居る。

私がクラスに入ると、ランスと一部のクラスメイトが手を振ってくれる。素直に嬉しい。

私は、ランスの方に行く。ランスは、口元に白いマイクを向けて……

「おっは〜!ドレミ〜!」

と、いつも通りの大きな声で言ってきた。マイクは飾りみたいな物かのかな?聞いてみよう。

「おはよう、ランス!そのマイクって何なの?」

「えっへ〜ん!良いでしょ〜?お小遣い貯めて買って貰ったんだ〜!」

と、ランスは星が付きそうな勢いで言う。羨ましいなぁ……

「良いな〜!私も欲しい!……でも、学校に持って来て良いの……?」

私かそう言った時、ランスのおでこにパプリカ学園の違反チケットに”97”と書かれたチケットが張られた。

「パプリカ学園校則!第四十二条!学校に不必要な物は持ってこない!違反チケット97枚目!」

「うわ〜やっぱり気付かれちゃった!委員長さん鋭いなぁ〜……」

ばしっとランスのおでこに違反チケットが貼られる。

貼ったのは南委員長だ。凄いなぁ、いつも委員長の仕事をサボらずに出来る何て……尊敬する〜!

放課後。私は、帰って直ぐに部屋のベッドに、大の字に寝転がった。

「ふぅ〜、やっぱり布団は気持ち良いなぁ!もぐもぐ……」

やっぱり、一人でくつろげる部屋が有るのは嬉しいことだ。

そしてちゃっかり手作りクッキー何かも持って来ちゃったりして。えへへ!

自分で作ったからまぁまぁだけど、おやつとしてはこれで十分だよね。

……あっ、そう言えば明日はプリパラでライブとトモチケ交換会が有るんだっけ……今日はオフ日。

ゆっくり出来る日……とは言っても、木曜日だから学校は有るけどね!

そう私がゆったりとくつろいでいると、ランスからお誘いの電話が掛かってきた。

13:ななか◆2s:2016/05/29(日) 14:12 ID:FZs


「……もしもーし?」

「ドレミ〜?」

隣のスマホから電話に出る。さっき言った通り、その声はランスだった。

「ランス!どうしたの?」

「今、丁度宿題が終わった所何だぁ〜っ!だから、一緒に遊ばなぁ〜い?」

「終わったんだ!お疲れ様〜。良いよ!」

「わぁ〜っ!ありがとぉ〜!」

私はまだ宿題終わってないけど……遊んだ後にやろう。やらないとかじゃないからね!?

この後は、ランスにどこで集合するかを聞いた。私とランスの家の近くにある公園。

よく子供が来てるんだよ〜。だから、今も来てると思う!

お菓子とか小物とか色々ポーチに詰め込んで、公園に行った。

近いから、たったの三十秒ほどで着いてしまった。ゆっくり行くと、一分くらいかな?

公園は、相変わらず子供達で賑やかだった。私は、誰も座っていないベンチに座った。

「まだ、ランスは来てないかな?」

そう独り言を呟き、一人でポーチの中を漁る。えーっと、ランスにあげるお菓子は___

「何してるの?愛河さん」

「……え?」

ポーチの中を見ていると、不意に誰かに話しかけられた気がした。

私を名字で読んでくる人、と言えば……

「ショコラさん?」

横には、黒髪のポニーテールをして、黒い傘を持っているショコラさんが居た。

ちなみに、私の事は『ドレミ』とか『ドレミちゃん』と呼ばれています。

ショコラさんって言うのは、学校で一番クールな女の子!私も憧れてるんだよ〜。

「そうだけど……愛河はそこで何を?」

「今、ランスを待ってるんです!遊ぶ約束をしてたもので……あっ!前から聞きたかったんですけど……

ショコラさんは、どうして雨でもないのに傘を差しているんですか?」

重くないのかな?傘なんて差して……それとも、オシャレなのかな?だとしたら、ショコラさんかっこ良い!

「日焼け対策の為かしらね。飾り、オシャレとしても役に立つし。」

「そうなんですか〜。ありがとうございます!」

「それじゃあね。私はこれから塾だから」

と言い、静かに私の跡を去ってしまった。

「またね、ショコラさん!」

……今のはちょっと慣れ慣れしかったかな?ごめんなさい。ショコラさん。

__でも、いつかショコラさんとも仲良くしたいなぁ。

14:ななか◆2s:2016/06/01(水) 15:53 ID:0ko


ショコラさんが私の跡を去って行った後、私はまだランスの事を待っていた。

そういえば、さっき私の事を”愛河さん”じゃなくて”愛河”って呼んだよね……?

なんだか先生みたいでかっこ良いなぁ!でも、私は普通に“ドレミ”って呼んでくれて良かったのに。

ショコラさんが行ってから三分くらい待っていると、大きなツインテールを揺らして私の方へ向かってくるランスが見えた。

「ドレミ〜!遅れてごめんねっ!色々と、お菓子とか入れてたら遅くなっちゃって……」

「うぅん、全然大丈夫だよ!」

ちゃんと頭を下げて謝るランス。っていうか、こんなんで私は怒ってないよ!

ランスは私の横に座り、持ってきたお菓子をポーチから取り出す。私は、お菓子だけじゃなくて小物も持ってきちゃったっけ……要らなかったかな?

「うわぁ、それ持ってるとか女子力高すぎぃ!ドレミ、どこで売ってたのぉ〜?」

お菓子を出す途中、間違えて小物を出してしまう。

ランスに言われたそれは、キラキラ輝いてて、紫色ののジュエルが付いているネックレスだった。

そういえば、こんなのも買ったっけなぁ。お小遣いが少ないから、あんま買えないんだよね……

「これ?あのオシャレなショップで売ってたよ。何か綺麗で素敵だったから……良かったらあげよっか?」

「えっ!?いやいや、そんなのダメだよぉ!せっかくドレミのおこづかいで買ったのに……」

欲しがっているけれど、私の物だから、と顔を大きく振って遠慮する。

別に、遠慮しなくても良いのになぁ……

この後は、二人で持ってきたお菓子を一緒に食べた。

でも、ランスはチョコレートにクッキー、ポテトチップスにお煎餅……とたくさん持ってきていた。おかげで、ランスのポーチの中は大層膨れている。

「ランス、こんなに食べきれないよぉ〜!やっぱり、欲張って持って来すぎたかなぁ……?」

「あはは……まぁ、持って帰れば良いじゃない。」

苦笑いをそのまま表情にした感じで、私はランスに返事を返す。

途中、小さな男の子が私の方に来てお菓子をちょうだい!とおねだりして来たので、私のチョコレートをあげた。

「はい、どうぞ!」

「ありがとうお姉さん!」

「すみませんねぇ……言うこと聞かないもので。」

「いえいえ、大丈夫です!」

私がそう言うと、その男の子とお母さんは遊び場に戻って行った。

「ドレミは、優しいねぇ〜!」

「そんなことないよ!あはは!」

と、私は笑って返す。本当は、優しくないと思うけどね。

今日もランスと一緒に居れて楽しかった。そして、家に帰って今日の疲れを睡眠で取った。

15:ちづる◆sc:2016/06/01(水) 17:01 ID:U3w

小説読みました!
面白いです!


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