妖怪学校の先生はじめました【夢】

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1:ぜんざい◆A.:2016/10/02(日) 19:49 ID:7/o



 どうもこんばんはぜんざいです。
 今回は『妖怪学校の先生はじめました』の夢小説です。
 相変わらず夢主はイケメンになりますが、暖かく見守ってやってください。

でわ!

2:ぜんざい◆A.:2016/10/02(日) 20:33 ID:7/o

原作沿いで夢主は『雷神』。メガネが無い長身巨乳イケメンです。関西弁。

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 桜舞う四月の新学期、今日は新しく教師が来るらしい。そんなことを頭の片隅にも覚えていない『雷鳴(カミナリ) いおり』は親友の佐野、狸塚と共に屋根の上を緩やかに駆けながら登校していた。
 彼女の肩には過剰にデフォルメされた狸塚が乗っており、がしりと頭を抱き込まれるようになっていたが、彼女は気にも止めていないようで、はっはっはと笑っている。

 他愛ない会話をしながら屋根の上を走っていたのだが通りすぎるところで、揉め事を発見してしまった。



「これは折れたわ」
「オイ慰謝料寄越せよ」
「高!!! ぼったくりにも程があるよ!」



 見ると同じクラスの奴等が教師らしき人物に絡んでいた。
 折れたわ、と言っていた男子生徒、狢は「うるせえ! 粉砕骨折したんだよ!」と自称粉砕骨折した方の腕で教師(仮)の胸ぐらを掴む。一方の教師(仮)は「僕の心も粉砕骨折しそう」と怯えている。



『あ、狢と秋雨や』
「絡まれてんの誰だろ……」
「……どうせまたしょうもない因縁つけてカツアゲでもしてんだろ、行くぞ」
「あれま」
『助けへんの?』
「いいよ、メンドクサー……ん?」



 なんかごちゃごちゃ言ってる狸塚から視線をもとに戻し、再び教師(仮)を見れば、あら不思議。教師(仮)が「もうやだぁぁぁ!!!」と情けない叫びをあげると同時に狢の全身が燃えた。

 雷鳴の耳元で「わあっ! 突然発火した!」と声をあげる狸塚の頭を撫で、佐野といぶかしげな視線を教師(仮)に送る。
 そのあと時間も時間だったので慌てて学校へと向かった。



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3:ぜんざい◆A.:2016/10/04(火) 17:07 ID:74A


【雷鳴side】



 学校に着いてしばらく、一つ目小僧の入道にジャーマンスープレックスを掛ける猫又の秋雨、それを見物していると、扉が「お邪魔します!」という声と共に勢いよくがらりと開いた。
 そこから現れたのは今朝の教師らしき人物。彼は入道や秋雨、ドクロになった歌川さんやろくろ首の子を見てぱたりと扉を閉めた。
 そして再び扉が開いたと思えば先の教師が飛び込んできた。心なしか学園長に蹴り飛ばされていた気がする。



「は、はろー……」



 言っておくが彼は国語教師らしい。



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4:ぜんざい◆A.:2016/10/04(火) 19:42 ID:74A



 教師は極度のビビりらしく教卓のしたに身を隠して約40分。イライラしてきたのだが、佐野が助けるふりして手を伸ばし、教卓のしたから引っ張り出したところで教師の服が下着以外弾けた。キャアアアと女子より女子力のある悲鳴をあげて驚いている。

 佐野 命はいわゆる、『疫病神』と言う物で、意思ひとつで相手を不幸にすることができるのだ。
 豆と共に佐野に駆け寄り、説明する。



「せんせー、佐野君は疫病神なの!」
『疫病神は妖術で人に災いをもたらすんや、今のセンセみたいにな』
「でも珍しいね」
『おん』
「佐野くん、妖術は使わない主義なのに」
「なんかイラッとしたもんでつい……勢いで」
『勢いならしゃーないな』



 教師の手を握った方の手をハンカチで丁寧に拭いているところから、まあ遊び相手見つけた的なものかな。



 そのあとすぐに廊下で学園長に呼ばれた教師は着替えを貰っていた。ちなみに現在豆を頭に乗せて見物しています。豆がきゃわわ過ぎて死にそう。

 そして見てしまったのだ。学園長から教師が茶色い紙袋を渡されていたところを。



「何これ」
「とりあえず先にズボン穿いてくださいよ」
「こ……これは! これは許されるんですか!?」
「グフフ、私は学園長ですよ、学園では私がルールです」
「学園長にそんな権限があるなんて!」
「君には期待しているのですから、頼みますよ!」
「が、がんばります!」



 それを見て唖然とする俺と豆を見つけた佐野に声を掛けられる。



『た、大変やみこっちゃん』
「大人の汚いところを見てしまった」



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5:ぜんざい◆A.:2016/10/05(水) 15:39 ID:74A



「と、言うことで。今日からこのクラスの担任になる安部晴明、人間です。よ、よろしくね!」



 先程の教師は安部晴明(あべ はるあき)と言うらしい。多分みんな晴明(せいめい)だのなんだの言うんだろうな。

 狢からのブーイングに「ブーイングしないで泣いちゃう!」と言っていたので、まあ残念なビビりヘタレだろう。


「じゃ、じゃあ出席取るね。のっぺら坊の狢くん」
「あ?」
「がしゃどくろの歌川さん」
「はい」
「一つ目小僧の入道くん」
「ん」
「えーっと、疫病神の……佐野命くん」
「……」



 佐野にシカトされたことで気持ちテンションが落ちたようなせいめい君だが、次に名前を呼んだのはアイツなので、豆と共に教卓に近づく。



「次、泥田坊の泥田耕太郎くん」
「泥田君今日お休みだよ!」
「わっ!」
『泥田の姉さんがハワイで結婚式挙げるから今ハワイにおんねん』
「妖怪もハワイのチャペルで挙式挙げる時代なんだ……」



 もうこれ以上驚かないよと言うあきれた顔をするせいめい君に微笑み、肩車している豆も笑う。



「教えてくれてありがとう……えーっと」
「俺、豆狸の狸塚豆吉だよ!! で、この子が雷神の雷鳴いおりちゃん!」
「女の子なの!!? ……狸塚くんと雷鳴さんね、で、席に戻って欲し「ねえ……さっき学園長からなに貰ってたの? ワイロ?」



 豆がそう言えばざわめきたつ教室内。まあ、そうなるよな。せいめい君は違うよ誤解だよと焦るも説得力は無し。そして豆が教卓からさし、すせ、そっ! と前の紙袋を盗み出し、素早く此方の肩に戻ってくる。



「か、返してよ!」
『あー、なら』
「俺達とおいかけっこして遊ぼうよ! 30分後の11時ジャストにチャイムが鳴るからそれまでに俺からこれ取り返してみせてよ!」
「そ、そんなぁ」



 そんなこんなでおいかけっこ開始!



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