小説の王子様1〜お前がスキだから〜

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1:るんるん♪:2016/10/13(木) 18:30 ID:AHM

テニプリの二次創作をします。
名前:藍川 美湖(あいかわ みこ)
氷帝の一年。テニス部マネージャー。
名前:向日 岳人(むかひ がくと)
氷帝の三年。美湖が好き(?)

美湖「ひょ、氷帝のマネージャーになりました、藍川 美湖です。」
あの日、アイツはきた。

向日「美湖!ジローを起こしてきてくれ。」
オレは美湖を呼んだ。
美湖「は、はいっ!芥川先輩〜、どこですか?」
美湖はキョロキョロと探しだした。
跡部「あーん、ジローはいつもあそこで寝てんだよ。」
跡部が美湖に場所を教えた。

美湖「向日先輩、芥川先輩、起きません。」
申し訳なさそうに美湖が言う。
オレはふっと笑って言った。
向日「終わったことをうじうじすんな。美湖も頑張ったんだろう?ならいいよ。アイツ起きねーもん。」
すると、美湖の顔が晴れた。
オレは、美湖が好きだ。
あの大きな目。
あの小さい鼻。
あの白い顔。
あの細い手足。
何より好きなのが、あの、綺麗な心。
オレの中は、美湖でいっぱいだった。

2:るんるん♪:2016/10/13(木) 22:01 ID:AHM

向日「美湖、ジローを起こしてきてくれ。」
私は、向日先輩に呼ばれた。
美湖「は、はいっ!芥川先輩〜、どこですか?」
私は芥川先輩を探し始めた。
跡部「あーん、ジローはいつもあそこで寝てんだよ。」
困っていると、跡部部長が教えてくれた。

美湖「向日先輩、芥川先輩、起きません。」
私はうかない顔をしている。すると向日先輩が、
向日「終わったことをうじうじすんな。美湖も頑張ったんだろう?ならいいよ。アイツ起きねーもん。」
と、ふっと笑いながらいってくれた。私は、向日先輩が好き。
あの似合っている髪型。
あの格好いい表情。
あの私を撫でてくれる手。
あのすごいムーンサルト。
何より好きなのが、あの、失敗しても笑いかけてくれる優しさ。
私の中は向日先輩でいっぱいだった。

※これは、向日と美湖の心情を書いている話です。

3:るんるん♪:2016/10/14(金) 06:57 ID:AHM

美湖「な、なんですか・・・?」
ある日、私は3年の先輩に呼び出された。
先輩A「あのさー、あんたマネージャーを使って、向日君に近付いてるんだって?」
先輩B「そーそー。マネージャーは全員の先輩を見ないと。岳人だけじゃなくて。」
どうやらこの二人は向日先輩が好きらしい。
先輩A「1年マネージャーのくせに、向日君に近づかないで。」
先輩B「そうよ。私達は岳人が好きなの。キョーミないくせに、岳人をたぶらかさないでくれる?」
『キョーミないくせに』
私だって向日先輩が好きなのに。

4:るんるん♪:2016/10/15(土) 00:11 ID:AHM

向日「おいっ、何やってんだよ!」
間違いない。あいつらはオレのクラすのやつだ。美湖を泣かせやがった。
美湖「む、向日先輩・・・」
美湖は、涙のたまった目で見てきた。
向日「おい、今度美湖にからんだら許さないからな。」
オレは思いっきり睨み付けた。あいつらは、そそくさと逃げていった。
向日「大丈夫か?美湖。」
オレは美湖の顔をのぞきこんだ。
美湖「は、はい。ありがとうございました、向日先輩。」
美湖は涙を袖でこすった。
そして、いつものように笑った。

5:るんるん♪:2016/10/15(土) 07:23 ID:AHM

跡部「お前ら、何やってんの?」
ちょうどそこを通りかかった跡部先輩が言う。
美湖「あ、あのっこれはっ・・・」
その時、私は気づいた。跡部先輩は、向日先輩をにらんでいるのだ。向日先輩も同じで、跡部先輩をにらんでいる。
向日「美湖、教室に戻れ。オレは跡部と話をつける。」
向日先輩が私の方に振り向き、言った。心配だったが、教室に戻った。

6:るんるん♪:2016/10/17(月) 18:28 ID:AHM

向日「跡部、お前も美湖が好きなのか?」
オレは、跡部をにらんだ。
跡部「あーん、お前もってことは、向日もか。」
跡部はふっと笑って言った。
跡部「そうだ、オレ様も美湖が好きだ」
(短いですが、すいません)


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