封鎖空間

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1:A:2018/12/11(火) 21:01

Aの独白

2:A:2018/12/11(火) 21:12

好きなものは好き。
嫌いなものは嫌い。
君のことは嫌い。だけど、なんとなく好きだった。
不思議な人だよね。君は。
私も一人前の乙女だからサ。一度は君に愛されようとした。
けれど、やめた。とんでもなく、面倒になったからだ。
と宣いつつ、今でも君のことが好きでいる、私はなんだろう。
もう、四年も経つのにね?
俗に言えば、恋の寿命は三年だ。
ならば、私の恋は一度死んだのだろうか。
予想外に長生きしているだけだと良い。
死の縁で未練がましく、もがいているだけと良い。
生き返ってなんてくれるなよ。
後、二年も君のことを想うだなんて、地獄以外の何ものでもない。

3:A:2018/12/11(火) 21:17

周囲に人がいればいるほど私は孤独だ。
笑い声、顔、ただの与太話が遠く思える。
ああ、喧騒は遥か先だ。
透明人間なのかもしれない。
いっそのこと、透明人間だと思い込んだ方がマシかもしれない。
自分のせいなんかじゃないのサ。
生まれつきこうだったのサ。
そう思えば多少はこの孤独にも慣れるはずだ。

4:A:2018/12/11(火) 21:27

現実を作品に昇華する。
どこぞの小説の一節が頭の端くれにこびりついて離れない。
現実は現実だ。
とびきり綺麗な空想世界には溶け込めない、醜く、苦くて、無機質なゴミ。
人間というものは不思議なもので、ゴミは嫌うの癖、真白なものは汚したくてしかたがない生き物だ。
無駄なく形作られた箱庭ではもの足りぬ、とリアリティを求める。
自らの手で嫌悪を創造する。
現実の昇華など、やはりありえない。
私は小説家などにはなり得ませんわ。
拙い想像力でものを考えるのは、ほんのすこぉしばかり、難かしゅうございますの。

5:A:2018/12/11(火) 23:04

快楽と苦痛は紙一重だ。
睡眠も度を過ぎれば頭痛を招くし、読書も時が経てば飽きがくる。
快楽×快楽=苦痛が成り立つとして
苦痛×苦痛=快楽にはなりうるのかしら?
だとすれば、面白いでしょうに。

6:A:2018/12/12(水) 16:28

此処はゴミ溜めだ。ゴミ溜めで平気な顔して日々を貪る私も又、ゴミだ。
出ることも、日の目を見ることもなく、じめじめと世界の端で人知れず、腐っていく。
人は遠巻きに私を見ている。その目には微かに好奇心が宿っている、
封鎖空間。
あえて此処に名前をつけるとするならば、一番しっくりくる名前だ。
人の好奇心と取り残された残骸の渦中、未開拓の地を人はイエローテープで封じた。
しかし、私は此処で息をする。
息をするから生きていく。


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