この戦いは、誰のために?(74)

アーリア◆Z.:2018/06/20(水) 20:53


(48)


 途中の馬車駅を経由して、私たちはようやく西ムーシの町に到着した。
 到着してすぐに、傭兵団の面々は既に西ムーシの町に居る5人と合流すべく移動し、ブルレッド君は剣の回収の件があるため出来るだけ早く『魔王領』に戻りたいとのことで、今日中にプランツ王国の王都プランツシティまで行くとのことである。
 そして私は、西ムーシ商会の本店へとまずは向かった。


「カルロさん! ありがとうございます。おかげさまでロベステン鉱山を競落できました。本当に良かったですよ」

 当主はとても喜んでいるようだ。
 今後の財産的利益への期待に喜んでいるのか……或いは魔力を有する鉱石を某組織(当主自身が某組織の前身たる組織に所属していた)に供給することで、天使共に対して優位な立場になれるかもしれないという期待からからか、実はその両方から来る喜びなのか、それは私には判らない。
 だが、少なくとも私は『天使共に対して優位な立場になれるかもしれない』という期待はある。

「今回は色々と運が良かっただけだと思うがな。当日になってグランシス商会が競売参加をキャンセルしたわけだし……まあ、他の商会も競売に参加してギリギリで競落できた点、資金を集めつことができたのは良かったが」

 今回の競売は、アリムーシ商会の私的な競売で、競落した者(商会)は直ちに現金を支払わなければならないという決まりであったので、資金を集めておいたのは正解だった。要は手形を振り出すなり、又は他の商会が振り出した手形を所持していたとしても、それを引渡すことによる決済は認めてられていなかったのだ。

「グランシス商会のキャンセルの話は……カルロさんが何とかしたからですよね? 判っているのですよ? 私は貴方のことを、あの戦争前から知っているのですから」

「何とかってなんだよ……」

 この感じだと、どうやら当主は、初めらから私の商人としての能力など期待していなかったようだ(実際皆無だが)。恐らく、私が人には言えないような行為をすることを見込んで、私を副当主という役職に就けさせてロベステン鉱山の競売に係る権限を与えたのだろう。

「その何とかについてだが、王都大聖堂や天使共が絡んでいたのを知ったから謀っておいた。これだけ言えば、お前なら判るだろう? 」

 
「ああ、なるほど。ブルレッドさんの協力を得たりして『何とか』したわけですね? いやあ流石です」

 おいおい、性格の悪さが見え見えだぞ、全くもう。
 まあ、人のことは言えないが。

突き進め! この新楽土の地を(12)

アーリア◆Z.:2018/06/20(水) 20:46


(7)


「東沼英一郎と申します。この度はお忙しい中……」

「そう畏まらなくていいから、早く用件を述べてくれるか? 本当にこっちは忙しいからさ」

 まあ、実際身分が高いのだろうけど、このマレックスとかいう奴は何様のつもりなんだよ。確かに今日はこうして私の方から出向いたわけだが、元は言えば私がこの王宮に飛ばされてきたのはキミが原因だろ? 王女のルノア君なんて申し訳なさそうにしたぞ? 全く。

「左様でございますか。では早速、貴方以外にも召喚魔法を使うことが出来る者はおりますか? 」

「それは、当然いる。だが、この王国では私くらいしかいないだろうな。まあ、他国でも王宮のお抱えの魔導士くらしか召喚魔法は使えないと思うぞ」

 他にもいるならそれで結構。

「では、仮にですよ? 例えば同時に召喚魔法が発動された場合、どうなりますかね」

 召喚魔法の仕組みはわからない。しかし例えばAという人物がいて、ある2人の者が同時に召喚魔法を発動したことによって、それぞれの魔法の効果がAに及ぼした場合はどうなるのかということである。Aが異世界に飛ばされる際にはどうなるのかと。

「……複数の召喚魔法が偶然、同一人物にその効果を及ぼした場合が前提の話であるなら、召喚魔法を発動した魔導士の力量による」

 なるほど。私が訊きたかったのはこれだ。今の話で、私が王宮に飛ばされた理由がある程度、推測できるようになったわけなのである。

「そういうことだったのですね。今回はありがとうございます」

「ふむ……。やたらと召喚魔法について聞いてくるようだが、何か意図でもあるのか? 」

「いやそんな、滅相もありません。個人的な興味がありましてね。何せ、私のいた世界では魔法などと言うものは存在いたしませんので、こうどうしても興味が出てきてしまうのですよ」

 こいつのせいで、この王宮に飛ばされたのだとは言えるわけがない。

「そうか。お前のくだらない個人的な興味とやらだけで、ルノア殿下を利用して私に接触するとは……失礼なやつだ。早く出ていけ! 」

 と、怒られ、私は大急ぎで応接室を出て行ったのであった。
 全てはお前ら原因なんだけどな?
 …………まあいいや。

東方プロジェクトの小説ー(7)

スミレ◆aw:2018/06/20(水) 20:14

あ、

   ラズベリー × ブールドネージュ  (6)

苺◆Oc:2018/06/20(水) 20:05



1❤️朝。


あぁ、また無意識に君を探してる。

昇降口で上靴に履き替えながら、君の下駄箱を横目でちらっと見る。

なんだ、まだ来てないんだ。

教室に入ると、自分の机に重い荷物をどさっと下ろして、椅子に座りリュックのチャックをビーッと引っ張る。

一時間目は数学。宿題はまだ終わってない。まぁ今からやれば間に合うだろう。

準備を終わらせ、数学のプリントと筆箱を取り出して問題を解き始めた。

現在、8時10分。今日は朝会があるから残り5分程度で終わらせればいいんだ_と、目線を少し上に移して時計を見ながら考える。早めに移動しないと学級委員に怒られちゃうから。

問題を解いていると、ふと思い出して、シャーペンをパッと離し、1組の茉央のところへ急いだ。

「茉央ー、今日私告白するんだよね?どこでいつすればいいかな」

「んー、放課後に階段で言えばいいんじゃない?絶対言ってね!!結芽ちゃんと一緒に見に行くから」

「告白とかすごいねー!私はできないな〜。...ね、誰?好きな人って?何組?」

(ユ メ)
結芽ちゃんは茉央の友達で、実際私もまぁまぁ仲がいいのだが、茉央にしかあのこと言ってないし「広めないで」って言ったのに、なんで結芽ちゃんまで知ってるのだろう。茉央は口が軽いから友達とかにすぐ言うのか。なんでも相談できるとはいえ口が軽いのはどうにかならないか。

「んー?4組だよ。それ以上は秘密!たぶん結芽ちゃんは知らない人!茉央言っといてね!じゃあね!」

はーい、と茉央の雑な返事が聞こえる。急がなきゃ、あと7問は残ってる。教室に入り即行自分の席に着いた。あと3分、簡単だから終わるだろう。

学級委員の「ならんでー」という声が後ろから教室中に広がる。ざわめいていたクラスが廊下に移動し、整然と整列する。体育館に向かって、学級委員の指示で歩いていく。

体育館に着くと君のクラスの方を見た。君も私も小さい方だから一番前の列、つまり右を向けば君が見える。あぁ今日も君は君のままだ、距離こそ開いてるけど君は去年と全然変わんないなぁ、なんて呑気に考える。あんま見つめてると「...」って思われるし目が合うと気まずいから、すぐに前を見る。

「告白する!」なんて言ったはいいが、実際するなんてイメージがうまく湧かなくて、それでもイメージトレーニングは何回も何回も繰り返した。本当に私言えるかなぁ、君はどんな反応をするかな、とか頭の中でぐるぐるぐるぐる考えていた。朝会は頭上でなんとなく過ぎた。



私の好きな人。(4)

ダッフィー:2018/06/20(水) 19:59

プロローグ 過ぎてゆく毎日

始まりの季節、春。始まりの季節なんだから、恋だって始まる…きっと…。
私はひな。幼稚園からずっと恋ってもんをしてきてる。何回も何回も。でも両思いなんて1度もしたことなかった。甘いこの花みたいな優しい恋を、1度はしてみたい。誰もが、思うことだよね?そして今日も過ぎてゆく…。

暇な人みんなで小説リレーしょう(≧∇≦)(30)

スミレ◆aw:2018/06/20(水) 19:48

参加してもいいですか?

最高の恋バナつくります!(30)

メル メルです!:2018/06/20(水) 18:42

>>26から、真野香が主人公でした。

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