泣き虫弱虫諸葛孔明 第二部より
(長坂坡 部分部分間違ってるかも)
孔明は部屋に入るなり
「水」
と言った。すかさず劉備が
「魚!」
と言う。
「さすがは殿。ノリの良さについては、曹操の及ぶところではないでしょう」
孔明は微笑した。
「そんなことより先生!」
「分かっております。この孔明、三日見晩屋敷に引き籠り、血反吐を吐きながら七転八倒し、苦しみに苦しみ抜いた末に(多分嘘)ようやく策らしきものがなりましたぞ」
劉備はくわっと目を見開いた。
「して、それは如何なる?」