https://m.youtube.com/watch?v=A83q5bQquJc
巡り巡る世界にやすらぎと祝福を
光を、運命を、闇を、解き放て——
>>2-9 レスはお控えください
( くるくるとスプーンで紅茶の水面を回しながらそこに映った自分の少し歪んだ表情を見ると、つまらなそうに視線を窓の外に移し。眩しい日差しに思わず目を細めるとどこからかこつこつと足音が。すぐさま笑顔を張り付け振り返るとくすくすと笑う日本茶の彼女が。まだ戦争まで十分ある。今のうちに味方に取り込むのもいいのかもなぁなんてあたまの隅っこで考えていると退屈そうですねなんて声をかけられて。その言葉に一瞬きょとんと首を傾げつつ、くすっと笑い下記を )
うん、ちょっと退屈かもしれない…、ひなちー、紅茶でも飲まない?
( ゆらゆらと褐色色の水面を揺らしつつ、ため息を一つ。目の前の庭を見つめつつ手入れでもしてみようかなんて柄でもないことを考えながら、ワンピースのすそを握ったり、離したりして。静かな廊下に響く足音に少し振り返り。扉の所に立っているいつもより不機嫌そうな彼をみて、何かあったのだろうかと不思議そうに首をかしげながら、まわりにあるカップを見つめ、にぃっと笑顔を浮かべつつ下記を。 )
なんだ、うーくんか…
………カップの意味?
だってこうしてれば人が集まってくるじゃない?
( 戦争まであともう少し。なにかやることないかなぁなんて思いつついつも通り静かな屋敷内を散策しつつ、ふとリビングから聞こえてきた声とソファが軋む音が聞こえ、振り返りリビングの方へと向かい。先ほどの音の主の方へとゆっくり近づき、ソファに寄りかかり相手の顔を覗きこみつつ、笑顔で下記を。 )
ふふっ、やっほぉ〜、くーちゃん?
( 今日は夕飯の準備の係りだったため皆よりはやく食堂入りして相方を待っていると、入ってきたのはサポート系の彼女。その声と勢いよく空いたドアにビクッと肩を震わせつつ。先程聞こえた彼女の食べたいものを数えつつ、キッチンからひょこっと顔をだし、彼女の姿を見ると、くすっと口許に手を当て笑いながら下記を。 )
わぁっ!!びっくりしたぁ、……みとちー、やっほぉ
あはっ、りこちゃんだぁ、…どうぞどうぞ、
( 同じ紅茶派閥の彼女が視界に入り、先ほどの表情から一変して綻んだ表情を浮かべ。一人分の紅茶を入れながら側においてある砂時計をことりと逆さまにおき。彼女の様子からして仕事は終わったのだろう。さっきまでスプーンでかき混ぜたのもあり少し波打つ水面を見つめ、すぅっと目を細めて。一つ深呼吸をしながら時計と砂時計交互に見つめ。最後の砂がすとんと落ちたのをみて、相手のティーカップに紅茶を注ぎつつ、少し楽しそうに口角をあげながら下記を。 )
今日はどっちが勝つだろうねぇ……