打ち明けて下さり、ありがとうございます。
聖書の教えによると、人は皆、罪深い傾向を受け継いで生まれており、不完全です。加えて現在の世界は邪悪な者に支配されており、悪い影響に満ちています。その中で正しい生き方を選ぶことは本当に大変です。
我慢するのは辛いですね。しかし欲望に負けてしまうならば、より大変な結果になってしまいます。
欲望は大きくなると打ち勝つことが難しくなります。欲望が小さい内に対処する、欲望を育てないことが有効ですが、それに際し、目を制御することが大切です。
以下、聖書の教えを見ていきましょう。
創世記3:6
そこで女は見て,その木が食物として良く,目に慕わしいものであるのを知った。たしかに,その木は眺めて好ましいものであった。それで彼女はその実を取って食べはじめた。その後,共にいたときに夫にも与え,彼もそれを食べはじめた。
エバは禁じられた木の実を「見て」、負けてしまいました。
マタイ4:8
また,悪魔は彼をとりわけ高い山に連れて行き,世のすべての王国とその栄光とを見せて,こう言った。「もしあなたがひれ伏してわたしに崇拝の行為をするならば,わたしはこれらのすべてをあなたに上げましょう」。
サタンはイエスを誘惑しようとして、「見せました」。見せることで欲望を刺激することは、サタンの常套手段だと分かります。
ヨブ31:1
「契約をわたしは自分の目と結んだ。それゆえ,どうしてわたしは自分が処女に対して注意深いことを示すことができようか。
義人ヨブは目を制御することで、罪から身を守ろうとしました。
詩篇119:37
無価値なものを見ないよう,わたしの目を過ぎ行かせてください。
見続けないこと、考え続けないことが大切です。
マタイ18:9
もしあなたの目があなたをつまずかせているなら,それをえぐり出して捨て去りなさい。
イエスは固い決意を持って罪と闘うことを教えました。
悪い欲と闘うのは簡単ではありません。先ずは見続けないこと、考え続けないことが大切です。欲望を育てず、それが小さい内に打ち勝つことが大切です。
もし信仰をお持ちであれば、祈りにより神に頼ることも有効です。
ご参考になれば幸いです。