名前：安武（やすたけ） 亜留羽（あるは)
種族：女子高生（人間）
二つ名：『名状しがたき現代魔術師』
能力：『魔法を使う程度の能力（主に召喚系の魔法を中心に取り扱う）』
離れた場所から人や物を呼び寄せ使役することができる、いわゆる『召喚術』に分類される魔法。
ただし彼女の扱うのは、自分たちの居る此処ではない、どこかの異次元の彼方の世界に存在する
強大な『何か』を呼び出す代物。彼女が呼び出せるのは基本的にはその『何か』の存在の
極一部分、たとえば拳や毛先だけであったり、あるいはただの吐息か叫び声だったりするか
もしれない。しかしその元の『何か』が総じて強大であるが故に、ただそれだけの物であっても
敵対する者を撃退するには十分すぎるほどの威力を発揮する。体の一部だけでなく、呼び
出した存在からこの次元には存在しない『知識』や『加護』を譲り受けることで、他の魔法を使用
しているのと遜色ない芸当も可能になる。しかし、この召喚は本人の力量に依らない、所詮他力本願
な物であり、力関係は呼ばれる側の方が圧倒的に上な都合上、呼ぶ側は呼ばれる側の機嫌を損ねない
ように代償を支払わなければならない。多くの場合は精神力を削られて持って行かれる。また、授かる異
界の知識はこの世界の者にとっては麻薬に等しく、精神に不可逆の依存と汚染を植え付けられる。
テーマ曲『コズミックトゥルース 〜 深淵より愛を込めて』
容姿：深秘録の菫子と同じ東深見高校の制服の上に真ん中に眼が描かれた五芒星の絵が背と腕部分にプリントされた
白衣をまとった姿。髪型は黒の外側への毛先のハネが目立つ肩までのショート。眼はハイライトの無い
黒。左手に黒く大きな本を抱えている。
スペカ名
招符『九頭龍の鷲づかみ』
招符『炎精鬼の溜め息』
招符『黄衣王の戯曲』
招符『千無貌の誘言』
外符『時空外神のこぶし』
外符『混沌盲神の呪詛』
備考：宇佐見菫子が部長であった頃の秘封倶楽部に入部した部員。外なる異世界とこの世界をつなぐ魔導書を手に入れたことで
外の世界の人間でありながら幻想に触れた少女。魔導書の解読や研究にあからさまに没頭しすぎた結果、元々居た高校での人間
関係が悪化したことを理由に東深見高校に転校してきた。今度はなるべく目立たないように、しかし研究は続けたい彼女はどう
するべきか悩んでいた。そんな折、部長一人しか部員が居ない奇妙な霊能サークル、『秘封倶楽部』の噂を耳にした彼女はその
部室の扉をたたく。性格は一見して普通な物静かでクールな理系といった雰囲気だが、これは転校の理由の反省から表面上とっ
ているだけのポーズ。実際の所は実年齢以下の子どものように極めて好奇心が旺盛で一度抱いた探究心を押さえきることができ
ない。自分にとっての未知な事柄があることを許容することができず、周囲どころか自分の身の安全すらも顧みないマッドサイ
エンティスト的な苛烈な一面をのぞかせることすらある。しかしそれは好奇心だけでなく、『知らないものがあるのは怖いから
知りたい』という強迫観念に近い物も含まれている。少なくとも、知っていた方が知らないよりも安全で、対策もとれるから。
案外臆病なのかもしれない。彼女が魔法を扱えるのは、ひとえに手に入れた魔導書に『気に入られている』からにすぎな
い。彼女自身は特に変わった能力や特技を持つわけでもない一般的な人間である。菫子の超能力を『気味が悪い』と口では言っ
ているが、内心では『自分にはできないことができる』と評価し内心羨んでいる。
一人称：『ワタシ』
つーわけで二人目。地雷の有無を確かめるために地雷原の中を自分の足で突っ走る系少女。モチーフはクトゥルフ神話。
菫子の時代の秘封倶楽部に部員が居たらという妄想。