アルカディオス
「我らは主の御命に従い生きるのみ。
それ以外に生きる理由も価値もありはしませんよ。」
妖精と言う死の概念の無い存在を完全に殺しきれる事から人ならざる力を得ている事を見通したひなたの言葉に対してアルカディオス達は『一なる神』に従う事以外に自分達に存在している理由も価値も存在しないと応える、無欲と言うよりも異常としか言えない神への執着と狂信の片鱗を見せる。
アサンプッション
「……司祭様、あまり戯言に付き合い時間を費やすのはいかがなものかと……」
アルカディオス
「………ああ、そうだね。
我々は我々の使命を果たさなくては。
『あの女』に見付かると厄介ですのでね。」
白いフードを被った部下の一人がアルカディオスに進言し、それに気付いたアルカディオスは『あの女』に見付かると厄介な事になると言う。
その言葉が指しているのは誰であるのかは鮮明に明かされてはいないものの、人を超えた力を持ち、その気になればこの幻想郷で大戦争を起こせるような者達が警戒していることから、幻想郷でも並外れた実力の者である事がわかる。
【ありがとうございます!
ちなみに、配下の名前は教会の名前で統一してあります。
なので、ところどころ珍しい名前が出てくると思いますw】