【博麗神社】 青娥 「……あら? 今日はあの巫女の姿が見えないわね。 折角面白いものを見せてあげようと思ったのに。」 博麗神社の境内にて邪仙と呼ばれ、己の欲するがままに各地を渡り歩く青娥が、右手に赤黒い本を持ち、神社には霊夢の姿が見えない事に残念そうにしている。 霊夢が居なさそうだと言うと、今度は視線を、不吉な予感しか感じない赤黒い本に向け、感情の読めない笑みを浮かべながら「面白いもの」と呟く…… >>all