【六道地獄/登場描写】 鏡禍 「恨めしや…… 憎らしや…… かつて神器と崇め奉るも忘却の彼方に追いやり、模造品を崇める愚者の末裔よ…… この恨み、晴らさでおくべきか……」 幻想郷のあらゆる水面や鏡面の奥底にある暗い闇に閉ざされた世界「六道地獄」の中で、幻想郷や外の世界の人間達を見ているこの地獄を総括する、もはや邪神の域にまで魔力と怨念を蓄えた付喪神の「六道鏡禍」が全てを憎悪する言葉を呟きながら、ゆっくりと鏡面の外にある幻想郷に向かって浮上して行く……