>>39 鏡禍 「……ちょうどいいわ、貴方の力と命を取り込んで私の力を更に増幅させるとしましょう……」 鏡からゆっくりと現れたその少女の目にはこの世の全てに絶望し、激しい憎悪の炎が渦巻いており、一言一言に殺意を載せ、ゆっくりと右手を那覩に向けて伸ばし、彼女から力と命を奪い去ろうとする。