そう、なんですか ―― いえ、全然
( なんだろう、不穏な空気、というか。これまで何度感じたか分からない、背筋がぞわりとするような雰囲気に、思わずスカートのポケットからクッキーをひとつ摘んで咀嚼して。にっと口角を上げつつも相手を観察する目は鋭いまま。くるか、こないか、くるか。開いた窓にちらりと目をやると、いざとなればここから広いところへ抜け出ようと思い。ここにいて話を交わすだけじゃ何も変わらない、足を踏み出して彼女とすれ違おうと )
では失礼しますよ
>>32 / 水翠先輩
こんにちはぁ、
( にたりとした笑みを浮かべてがらりと戸を開けたのは橙の髪の生徒。目立つ外傷はないように見られるが、つかつかと室内に踏み入れて。中学2年、○組雲塚りあるでーす、なんて形式的な挨拶述べれば、手近な椅子にどかりと腰かけて。許可も得ずによいしょ、と弁当箱出し、ランチョンマットを広げながら小首を傾げ )
そういえば保健室って、心のケアもしてくれるんですよね、?
>>33 / イリア先輩