変な、ひと
( ポケットに入れた手はそのままに、背後を警戒しつつ角を曲がっては、間の抜けたような言葉を耳にし目をぱちぱちと瞬かせ。思わず相手のいる廊下を振り向けば、小さな声でぽそりと上記。今のでここにいるのがバレなければいいのだけど、そうにもいかないような予感もある。できるだけ早足で歩を進めながら、神経は背後に集中させて。 )
>>31 りあるちゃん
そっか。じゃあ、…いただきます
( 相手の言葉に納得したのかどうなのか、微妙な表情ながらこくりと小さく頷いてみせて。ビニール袋の中からサンドウィッチを登場させては、手を合わせた後、もそもそと食べ始め。幸せそうにおにぎりを咀嚼する相手を見ては、思わず目を細めて。 )
幸せそうだね、おにぎりを食べてる、だけなのに
>>32 すいちゃん
…失礼、します
( うまく会話ができるかという観点から、先生がいない保健室には若干入るのを躊躇ってしまうようで、しかし扉の前で悩んだ後左腕から流れる血を見ては覚悟を決め、控えめに扉を開けて。刃物で切りつけられたような、負傷した左腕をひらりと顔の前に持っていけば、相手と視線を合わせるでもなくぽそりと下記を。 )
えっと、大した怪我じゃ、ないんですけど…
>>33 イリア先輩