>>381 夜凪
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(不気味な軋みと、ぞっとする寒気を吐きながら錆びた扉が開く
暗くてよく見えない、が…何かが腐った匂いと、息づく悪意とが2人を迎える
この少女ですら恐怖する『魔窟』の入り口が姿を現わした)
......この先、夜凪さん...守れるって、保証も約束もできないから.....
(そう、小声で少女は耳打ちするとコートの裏から小瓶を取り出す
歪な形をした生物…強いて言えば醜い『蟲』の形をしたモノ
少女は慣れた手付きで『蟲』に注射器で謎の薬品を注入すると『魔窟』の奥に
力強く放り投げた)
.....(今のうち...
(小さな声で夜凪に耳打ちし、自分は鉄弩を構えて『魔窟』の奥へ駆け出した
重い物を抱えている割には足音が無い…)