「惨めで穢れた馬鹿な奴隷…ねぇ…。奴隷は全員そうよ。貴方はマシな方。で、結局名前は?この森には何の用?」 相手の態度が先程と変わって、少し驚くが、冷静に対処する。 いや、この場合は無関心とでも言うのだろうか。 ただ、彼女は相手が警戒をしていなくても気を緩めず、いつでも武器が出せる準備はしている。