もう少年とは言えない年齢の
彼、彼女が出会ったのは
優しさの鑑の君でした
君がきてからの毎日は
楽しくて
時の流れを忘れていました
のーんびり、まーったり
たまーにドタバタそんな感じです
それでは貴方は、まほうがつかえるこの世界で、どんな君を作りますか?
>>2
>>17 ◆0/zhwoサマ
「え、ああ、主さん?確かに暇だけれども、やはりいつものようにトランプをしようと言うのだね?」
まあ、トランプと言うのは暇潰しに最適解のものかもしれないけれど。確かに色んな遊びも出来るし、二人でも充分楽しめるものだと彼女は納得した。…トランプを続けてやって、その後に暇になったらどうするかはその時になってから考えるとしよう。
「まあ、いいか。退屈凌ぎには丁度いいだろう。トランプと言えば基本の遊びしか知らないから、是非マニアックなものも教えてくれると嬉しいよ」
取り出したトランプは、全て彼女が片付けるのだろうかなんて思いつつ、トランプで出来る遊びを頭に思い浮かべる。まず基本の基本の神経衰弱、ババ抜きジジ抜き、スピード…等とルールと共に思い出して行ったが、やはりそこまで遊びを知っている訳では無いなと分かる。まあ、彼女はトランプの達人(?)のようなものだろう。トランプをダラダラとやり続けて暇になったのなら彼女に任せれば良い。…彼女という生物を、彼女が良く知っている訳では無いけれど。
>>18
「うん、いいよ」
トランプを一枚一枚丁寧に拾いながら、彼女は答える。少しだけ、言葉に迷いを溶かしながら。トランプを拾いきり、パーカーにポケットからケースを取り出す。その中にトランプをしまうと、申し訳なさそうに笑ってこう言い放つ。
「でも、ごめんね。僕そこまでマニアックなものは知らないんだ。」
相手の顔色を伺いながら何か面白いルールはなかったかと、脳をフルに働かせ考える。途中で何かを思い出したようで。相手の手を取ると、階段を指差す。付いてきてほしいというように相手を見つめ、手を放し階段を登ってゆく。
>>19 ◆0/zhwo サマ
「 ダウト 」
家主の後を着いて行きながら、クスリと笑ってそう言った。確かに家主とは深い仲という訳でも無いけれど、そんなずっとトランプをやっている者がそんな詳しくない、という事は無いだろう。マニアに通じるマニアックなルールは知らなくとも、オリジナルの何かを作ることだってあるだろうし。それか、定番のもののルールを少し改変してみるかだ。…まあ、ダウトと言うのも、少しゲームが違う気がするが。
「 まあ、何でも良いよ。ポーカーでもブラック・ジャックでも、私は何でも付き合うからね」
木の階段を踏みしめる音を聞きながら、これからやるであろうゲームを頭に思い浮かべ、ニコリと笑う。遊びが一人よりも複数人でやる方が楽しいなんて、とっくのとうに知っているのだ。