【世界観】
物語の舞台は現代日本。
古墳時代(1700年前)には既に一族が存在しており、当時から他を圧倒する高い身体能力と戦闘技能を持つ一族として知られており、現代においても飛び抜けた力を持つ最強の血筋『久賀一族』
優に千年以上続く過酷な闘争によって、その細胞や遺伝子にさえ影響を及ぼすようになったのか、一族の中には戦闘における類い稀なる才能を開花させる者が数多く生まれるようになった…
だが、そんな一族の中では現当主である兄が率いる宗家と、それに反旗を翻した弟が率いる分家の双方が一族の方針を巡って対立し始める。
>>2 ハウスルールと募集枠について
>>3 久賀一族の概要
>>4 プロフィールの作成例
>>5以降から募集開始&本編開始となります!
尚、雑談や相談、プロフィールの投稿は此方からお願いします
https://ha10.net/test/write.cgi/yy/1666759227/l2
秋奈「嫌な返し方ね、濁さないでハッキリしなさいよ」
(質問の回答を曖昧にされるのは、正直面と向かって嫌味を言われるよりもかなりくるものがあるのか、声に先程よりも怒りの感情がこもり始める)
>>13
>>14
春華
「あはは、私の性格を知ってる癖に。」
そう言って春華はカッターを手にしていた右手を秋奈に向けて振るう。
もちろん、二人の間には10m以上の距離があり、幾ら腕を伸ばしてカッターの刃を振るったところでその刃が届くことはないのだが……
春華はその手にカッターを握ったままであり、距離も充分に取れている筈であるにも関わらず、秋奈の頬に向けて小さな斬撃がまるで放たれた銃弾のごとき速度で迫って来る
ピッ・・・・・
秋奈「・・・・・」
(避けたつもりだったのだが、どうやら少し掠ってしまったらしく、少しだけだが血が出る・・・・・)
秋奈「アンタ、そんなものをまさか他の生徒とかにやってないでしょうね?」
(自分へ向けられるのも嫌ではあるが、他の生徒が同じことをされるよりも、まだ相手のことを約知っている自分がやられた方がマシだと思い)
>>15
>>16
春華
「あはッ、今のを避けられるだなんて凄いなぁ、少し掠ったみたいだけど
さ。」
今の小さな斬撃の正体は、手にしたカッターの刃の一つを折って投擲したものであり、その刃の小いささから、通常の刃物を投げるよりも遥かに避けるのも見切るのも困難なものとなっているのだが、それを少しの掠り傷だけで留めている辺り、久賀一族の……久賀秋奈の実力の一端を垣間見る事が出来る。
春華
「んー?そうね、私を苛つかせるような奴に対して以外はやってないわ。」
春華の言葉の真意としては、自分を少しでも不機嫌にさせるような者がいれば躊躇い無くその力を行使するものの、基本的には同じ一族の者に対してしか攻撃を仕掛けたりはしないと言う意味合いのものになっている
とは言え、春華の人格は歪んだ優越感を満たす事を第一としているため、これまで何人が傷つけられて来たのかはわからない……
秋奈「イラつかせてくる相手だとしても、普通はそういうことはしないのよ、普通は」
(遠回しに相手が普通じゃないということを呟く・・・・・
正直、自分達は出身がそもそも普通の人間とは違うから普通ではないのは明白なのだが、それを踏まえても相手の性格はかなり歪んでいると認識している・・・・・)
>>17
>>18
春華
「私達は普通、じゃないし普通になる事も出来ない。それはもう貴方もわかってるでしょ?」
手にしたカッターの刃を仕舞うと、再びカッターを空へ放り投げては切り株に腰かけたまま片手でキャッチすると言う事を繰り返し始めて
秋奈「アンタの場合は変わろうとしないだけじゃないの?」
(秋奈は自分達は普通の人間になることはできないと言う春華の言葉に対して、それは春華だけがただ単に変わることを諦めているだけなのではないかと反論する・・・・・)
>>19
>>20
春華
「……へぇ?アンタは私をイラつかせる側なんだ?」
再びカッターの刃を出して、立ち上がり、左手で切り株にかけていたハンカチを取ってギョロリと秋奈の方を向く。
その春華の目には常人離れした強烈な殺気を放っていて、もし他の生徒が居た場合、睨まれただけで腰を抜かしてしまうほどで
秋奈「私は事実を言ったまでだけど?自分で変わろうともしない人間に反論される筋合いはない」
(自分は事実を言ったまでであり、反論される筋合いはないと呟く・・・・・
人は頑張れば変われるものだが、変わろうと努力もせずに勝手にイラつく相手に秋奈は呆れていた・・・・・)
>>21
>>22
春華
「そういうの、すっごいムカつく……な!!」
変わろうとする勇気を持てない春華は図星を突かれたような形になり、右手を秋奈に向けて振るい、先程と同様に折ったカッターの小さな刃を三つ程投げつけ、
更にそのカッターの刃に意識が向いた刹那の瞬間に攻撃を仕掛けるために、右手にカッター、左手にハンカチを持って秋奈に向かって駆け出して
秋奈「っ・・・・・!」
(春華の予想通り、カッターを避けるのには成功したものの、カッターの方に意識がいってしまい、春華の方への対応が遅れてしまい、しまったとは言わないが、表情に出てしまう・・・・・)
>>23
>>24
春華
「あはッ!隙だらけ……だよ!!」
投げつけたカッターの刃を避けるために注意を逸らしたその一瞬の隙を突くようにして、当初の狙い通り、右手に持ったカッターを横へ振るって秋奈へ切り突けようとして
秋奈「・・・っ・・・・・言ってくれるじゃん・・・・・!」
ガッ・・・・・!
(秋奈も対応が遅れたといっても何もできずにこのままされるがままではない、すぐさま春華の右腕を肘で殴るようにして攻撃する・・・・・
生まれつき体が弱く、普通の家庭とは違う家庭環境を恨みながらも、やはり体内を流れる一族の血はこういう時に発揮される・・・・・)
>>25
>>26
春華
「……ふーん、やるじゃん?」
秋奈の肘打ちが春華の右腕に直撃し、手にしていたカッターが弾き飛ばされ春華の手から殺傷力の高い武器が無くなるものの…
春華
「けど、これはどうかな?」
《バッ》
左手に持っていたハンカチを秋奈の顔に向けて投げつける事で視界を奪った上で、右手で掌底を秋奈の心臓の辺りに向けて繰り出すことで、姑息ではあるものの、即座に反撃しようとして
秋奈「がっ・・・・・!?」
(一瞬でも視界を奪われたことが災いし、そのまま心臓の位置に攻撃を受けてしまいうずくまる・・・・・
不覚にも完全に不意を突かれることになってしまい)
>>27
>>28
春華
「……まさに、油断大敵って奴だね?」
秋奈に掌底を打ち込むと、元々彼女は体が頑丈ではないと言うことから、蹲る秋奈を見てはこれで自分の勝利だと考えて
秋奈「・・・・・アンタ、まさか自分の勝ちだとか思ってんの・・・・・?」
(うずくまりながらも、ゆっくりと顔を上げては相手を見て、まさか自分の勝ちだとか思っているのではないかと問いかける・・・・・
その瞳から感じられる感情は、怒りにも、哀れみにも感じれるもので・・・・・)
>>29
>>30
春華
「ふーん、違うって言いたいの?」
秋奈の怒りや哀れみを宿した目を見ると少し不機嫌そうにしながら、誰がどうみてもダウンさせた自分の勝ちだっただろうと考えている。
例え卑怯な手段を幾つ使おうとも、勝ちは勝ち。それが春華の思考であり、戦法であり強みでもある
秋奈「えぇ・・・・・違うわ・・・・・だって私、そもそも勝ち負けを気にしてアンタとやりあっていたわけじゃないもん」
(そう言って立ち上がると、続けて「私はアンタが攻撃してきたから対応しただけで、最初っからアンタみたいに勝ち負けがどうのこうのだなんて馬鹿なこと考えてないから・・・・・ってか、そもそも勝ち負けでしか自分を強く見せれないとか、可哀想ね、つくづく・・・・・」と言い)
>>31
>>32
春華
「ふーん、それじゃあのまま潰してても良かったんだ?」
目線を秋奈から外して校舎の方を見ながら、手首をコキコキと鳴らしながら、あのまま追撃して完全に仕留めていても良かったのかと聞いて
秋奈「・・・・・アンタって本当にそういう野蛮な考えしかできないのね、つくづく呆れるわ・・・・・」
(正直、自分は相手と口喧嘩はしても暴力を用いた戦いをするつもりはない、自分の体にも負荷がかかるし、そもそも暴力を行使して解決できることなんてないからだ・・・・・
先程は相手が仕掛けてきたので守りに入り、仕方なく手が出てしまっただけだ・・・・・
秋奈「もうアンタの勝ちでも何でもいいから、いちいち攻撃するのやめてくんない?」
>>33
>>34
春華
「……ふん、アンタには一生かけてもわかんないわ。
まあ、負け犬の遠吠えとでも捉えておくわ?」
少し舌を出して挑発しつつ、先程投げつけたハンカチと弾かれたカッターを回収して、そのまま秋奈の前から立ち去ろうと校舎へ向かって行く。
二人の考えも境遇も対照的であるものの、昔は春華もここまで力を誇示しようとしたり、勝利を渇望するような性格ではなかった……ある決定的な出来事をきっかけに歪み始めたのだが、それを知る者は彼女自身を除いていないだろう
秋奈「・・・・・可哀想な子」
(正直、相手が何を考えているなど考えたくもないが、相手のことを理解したいとは思う・・・・・
春華が昔はここまで横暴な人物ではなかったことくらい、秋奈だって十分知っているからだ・・・・・
しかし、そう簡単にいかないのもわかっている、秋奈も校舎へと戻ってゆく・・・・・)
秋奈「・・・・・屋上で昼寝でもしようかな」
>>35