最も強いキャラは?

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99:匿名希望:2016/03/07(月) 22:00 ID:K/A

第六天波旬

能力

「一人になりたい」「俺以外は消えてなくなれ」という波旬の渇望に基づいた大欲界天狗道。
それは『森羅万象滅尽滅相』の理を世界へと流れ出させる太極。
己以外の他者全てをただひたすらに滅殺する、歴代最悪最凶の鏖殺の宇宙である。
座の完成と共に、「この宇宙に存在するのは自分だけでいい」という思想が伝播し、宇宙の生命全てが世界唯一の存在になるべく、家族や恋人など一切関係なく殺し合うようになる。
やがて宇宙から生命体が波旬以外一切存在しなくなり、宇宙は終焉を迎えるというもの。
この理では魂が完全消滅するので死後の概念などはもちろん存在しない。

そんな世界に生命が存在できた理由は、天魔・夜刀が停滞の理を流出させていた事で、大欲界天狗道が未完成だったからである。
未完成状態の世界では、人々が自己愛性人格障害を患い、一人一人が自分自身を神だと崇めている世界となる。
己の理屈や価値観を絶対の法とし、自分にとって良いか悪いかが全てである。 見かけでは我々の世界と変わらないように見えなくもないが、誰もが胸に抱くのは自分への愛のみ。
一見すると利他的な行動も行われるがそれは『そんな行動をする己は素晴らしい』という利己的な理由による行動でしかなく、この宇宙に生きる者にとって他者とは精々が素晴らしい己を彩る装飾品でしかない。
ちなみに作中の舞台である神州は、天魔・夜刀の穢土が隣接していた為に諸外国よりはだいぶマシな状態であった。諸外国では、血縁や代などによる統治・君主制度など一切存在せず、強者が全てを征する完全な弱肉強食の世界である。

戦闘面ではまさしく無敵である。
『独りになりたい』という彼の極大の自己愛の渇望を具現化し、「俺は俺ゆえに唯一絶対」という理屈になっていない自負により自分を最強にする事ができる。
さらに、「弱いから、つまらぬから、物珍しげな設定をひねり出して、頭が良いとでも思わせたいのか?」「せせこましい、狡すからい。理屈臭く概念概念、意味や現象がどうだのと、呆れて物も言えぬ」「質量の桁が違えば相性など意味は無い」と強力すぎる唯我の感情により他者の渇望(太極・異能)を完全に無視・無効化することができる。
「億、兆、京、垓……それがなんだ?無量大数の前には一も兆も等しく塵だ」と豪語するだけあって、歴代の全神格を「どいつも指の一本程度で消し潰せるような雑魚だがな」と吐いて捨てられるその強さは伊達ではない。ただし、実際の威力は気分によると思われ、波旬がどうでもいいと思うモノなら一瞬で滅尽滅相して興味を失い、憎悪を込めて甚振る対象には何度となく捻り潰して滅尽滅相する。

また、覇道神とは本来魂を多く保有するほど強力になっていくものだが、波旬はその真逆であり、魂を投げ捨てれば投げ捨てるほど強くなっていく。
ようは一人に近付けば近づくほど強力になっていくのが求道型覇道神の波旬なのである。


「卍曼荼羅・無量大数(まんじまんだら・むりょうたいすう)」
波旬の持つ、おそらく唯一の術技。
腕の一振りで歴代の神格と宇宙全てを粉砕すると言われた、波旬の全身全霊の一撃であり、想像を絶する威力があると思われる。


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