少女漫画家になりたいのです

葉っぱ天国 > > スレ一覧キーワード▼下へ
5:匿名:2018/10/28(日) 21:59

絵のことじゃないけどいい? 絵と物語は同じくらい大事。要点を絞って書くよ。

1. 登場人物を作ることに労力の大部分を使う

(1)個性的な登場人物
 一番大切なことは、登場人物の性格付けができていること。
 登場人物に言葉や事件をぶつけて、
 “感情”的な反応(行動やセリフ)を引き出して、
 その登場人物の性格を表現すること。物語や絵がしっかりできてなくても、
 登場人物に“個性”が感じられるなら入選する可能性が出てくるよ。

(2)主な登場人物の人数
 主な登場人物の人数を2人〜5人に絞る。りぼんは8〜32ページだけなので、
 セリフをたくさん話す個性的な登場人物は5人以下で。メインキャラは個性的に!

2. 物語の大雑把な設計図を作る

(1)物語を数行にまとめ、ノートに書く
 [題名]ドラえもん
 [起]何をやってもダメな男の子が幼馴染にいじめられる。
 [承1]男の子は、仕返しをしようと、未来のロボットから道具を借り、
 [承2]幼馴染へ仕返しを試みる。男の子は、最初、仕返しに成功するが、
 [転]調子にのって道具をイタズラに使い、
 [結]その道具が暴走して酷い目にあう。

(2)数行にまとめるためのコツ(結末の方から逆算して作る)
  (a)物語の内容を一言で表すような題名(タイトル)
  (b)物語で一番盛り上がる場面(クライマックス[転])
  (c)物語の結末(ラストシーン[結])
  (d)物語の始まり(ファーストシーン[起])
 の4つを始めに考える。それらを考え終えたら、
 ファーストシーンからクライマックスまでの
  (e)途中の場面[承]
 を幾つか考えて物語を埋めていく。そして順に並べる。
 起→承1→承2→承3→承4→承5→転→結。
 [承]の数は漫画のページ数によって加減する。

3. ぶっ飛んだセリフを言わせる

 二番目に大切なことは、セリフが「ぶっ飛んでいる」こと。
 綺麗な日本語を話してはいけない。何度も書き直して魅力的なものにする。
 例えば「現在小学6年生で絵を描くのも漫画を読むのも好きだという思いから
 つい最近漫画家さんになってみたいと思いました」というセリフだと、
  (a)セリフを短くする
   「いま小6だけど、好きなんで、漫画家になりたいんです!」
  (b)文法を壊す
   「なりたいんです、好きなんで……いま小6だけど……漫画家に!」
  (c)本音を言わせない
   「なりたくないってぇ。好きじゃないってばあ。
    もう小6だよ?……漫画家なんて……漫画家なんてさ!」
 良いセリフ=書き直した回数が多いセリフ。

 以上です。


続きを読む 全部 <<前 次100> 最新30 ▲上へ
名前 メモ
画像お絵かき長文/一行モード自動更新