匿名民のCPを勝手に作るスレPart17

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400:匿名の腐女子 hoge:2018/07/31(火) 05:57

悪魔聖書

 教会の裏、清楚なシロツメクサの指輪を聖書の薬指にはめて、そっとその指に唇を落とした。__のも、なんていうので手を差し出せば、こちらの薬指にもシロツメクサの指輪がさしこまれる。ヴェールを模したレースカーテンがあるからか、恥ずかしいからか、キスはしてこなかった。

 レース越しに見えるほんのりと頬を薄紅に染めた聖書が可愛くて、ヴェールに手をかける。
先に待っているそれを想像したのか、あ、と声を漏らしますます頬を赤く染めた。それだけで愛おしさで胸がいっぱいになる。
 いつも穏やかになれ、優しくあれと言ってくる神父が今俺を見たら改心したと思うだろうな、とかそんなことを思いながら、とびきり優しい声で

「いいか?」

なんて言ったりして。
ゆっくりと頷いた聖書に、上機嫌で軽く握っていたヴェールをめくった。

 天にも昇る心地でゆっくりと唇を合わせる。
触れるだけの、それはそれは幼稚で、それはそれは甘く、それはそれはやさしい誓いのキス。

 満たされた気分で唇を離すその時、ちょうど良く教会の鐘がなった。ただの正午を知らせる合図なのだけど、愉快になった頭ではまるでこの行為を祝福されたように感じた。
 堪らなくなって思わず聖書に抱きつく。柄にもないことをした俺にそれまでの緊張が少しほぐれたのか、抱きつかれたそいつはそれはそれは楽しそうにクスりと笑った。



 昼食に顔を出さないでいた俺達を呼ぶ優しげな神父の声が響くまで、そのまま二人で体を密着させたまま、さも楽しげに笑いあった。



このあと神父しゅしゅたんを襲い(性的な意味でない)聖なる力から薄まった教会に子供を食いに来たアクマから聖書を守る為に悪魔が悪魔になってそのことを知らない聖書は悪にそまってしゅしゅたんをころした(やってない)悪魔を恨み気まぐれな天使の力を借りて聖なる存在となって、今更もとに戻ろうとも思ってない悪魔と憎しみと裏切られた傷を追った聖書の戦闘が始まる(適当)
別所に上げた別ジャンル小説の再利用


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