二番め以降の人は両方考えるんよ。うまく行くか分からないけど。
例)「こちら温めますか?」
「おめでとう。」
思ってもないことを簡単に言えてしまう自分に呆れる。本当は、頬を叩いて罵ってやりたい。俺を弄んだくせに、って勝手なこと叫んでやりたいのに、この期に及んでまだお前に好かれていたいと思ってる馬鹿な俺はそんなことできなかった。
恐れていた未来がやってきた。お前が俺以外の誰かと結ばれる未来。俺みたいな男じゃなくて、可愛い女の子と結ばれるこのクソみたいな現実。
こいつとの幸せな未来なんて見れやしないってことは分かってた。だけど夢を見るくらいは好きにしてもいいだろ。望むことさえ許されないのか?
そんな本音を全部押し殺して、お前に祝福という名の呪いを精一杯贈ってやった。
お題→お金がない
そう言ってお前は長々と俺の家に住み着いた。
俺はお前との生活に慣れてきてしまっていた。
出かけ先から帰るとアイツは「ただいま」って言うし,
俺も「おかえり」って言う。
晴れた日,突然アイツがスマホ画面を見て言った。
「姉貴が家泊めてくれるって,俺帰るわ,ありがとな」
コイツにとって俺はただ家に泊めてくれるオトコってだけだったのか,
俺だって最初はお前なんかと一緒に住みたくなか…った…
ハッとした。
俺は始めから嫌じゃなかった。
好きだった。お前と一緒に居たかった。
でも一緒の家に住んだら
お前を壊してしまいそうだったから,
アイツはさっさと身支度を始めた
「ほんとに…ありがとう,」
声が震えていた気がした。
本当は帰りたくないんじゃないか
そう思えば止められるだろうか,
そんなわけない。言わないと
言わない…と…
「…じゃあ,またな…」
お前は出ていった
俺にそんなこと言える訳ない。
そんな…こと……
「……ッ…なぁっ…」
「……なんだよ,」
「俺から離れんじゃねぇよッ…」
自分で言ってて恥ずかしい。こんな少女漫画みたいな台詞,
でも俺にはこれが精一杯だ。
「……そんなの………言われたら…」
ボソボソとお前は話した。
「…俺だって,お前と一緒に居たいわ…アホ,」
長文失礼しました
次のお題→お前巨乳派?貧乳派?