君はいつも覚めることのない悪夢を見ている そして「それ」を地獄と名付け生きていく。 重い命を軽く見立て生きていく。 君はいつも覚めることのない吉夢を見ている そして「それ」を天国と名付け生きていく。 重い命に気づかず生きていく。 貴方はいつか覚める夢を見ている。 想像もつかない「それ」を現実と名付け生きていく。 理由もなく、時に傷つけ残酷に。 理由もなく、時に喜び幸せに。 自分の命と心臓を弱い糸でつなぎ生きていく。 全ては無き者を信じて。