吸血鬼達の集会場【Vampires' meeting place】

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1:ロンシア・フォン・ノスフェラト◆do:2018/02/15(木) 21:14

この場を借りて数少ない同胞達と語り合いたい
『吸血鬼達の集会場』と言う名だけれども、約定さえ守ってくれるなら同胞以外でも歓迎させてもらうよ。

249:倫理学者シャルガフ:2018/12/07(金) 19:07

人間と吸血鬼、彼らは互いに憎しみ合い、互いの生存をかけて悠久の戦いを経てきました。これらの戦いは残酷で非情な様を呈しています。
ある豪雪の日、太陽の光は分厚い雲に隠され、日の光が一切として遮断されたことで吸血鬼たちは、街に奇襲をしかけることにしました。
うねった刃が先端に着いたナイフから、一発で心臓を撃ち抜くための大量のショットガンを用いて、あるいは魔術的攻撃を図ることなど、彼らは自分たちに攻撃的な人間を屈服させるため、いかなる手段を使ってでも撃滅しようと試みたのです。
奇襲開始から、すぐに街は目にも当てられないほど惨たらしい光景として戦いは始まりました。
弾丸が底を尽きてもなお、銃口を使って幾度とも罪なき少女の顔面をぐちゃぐちゃになるまで叩きつける青年の吸血鬼。
街の防衛隊が殺されてしまってなお、皮剥ナイフを振り回し、降伏している吸血鬼を含め無差別に虐殺していく人間の屠畜者。
彼らの憎悪は極限に達し、それぞれの行為が連動しあって、血みどろの戦争へと発展していきました。
これらの出来事を発端とした民族・種族戦争は大陸を超えて世界全体に伝わっていき、結果互いに許すまじき対立軸が確立しました。

250:ルージュ=クレーヌ・ド・リュンヌ:2018/12/07(金) 22:55

嘘だ…!嘘に決まっている!
吸血鬼が人間を憎むだと?我々の生存は人間に依存しているのに?
そもそも吸血鬼と人間は憎しみあってなどいないはずだ。生を奪われるという点において人間には我々をにくむ権利はあるが、我々が彼等を憎んで何の得があると言うのか。
私が拘束されている間にそこまで価値観が変化するなどとは、些か疑問に思われる。

251:ルージュ=クレーヌ・ド・リュンヌ:2018/12/07(金) 23:00

(シャルガフって生化学者だよね、A(アデニン)とT(チミン)、C(シトシン)とG(グアニン)の割合は等しいって言った人。)

252:悪魔の倫理学者シャルガフ:2018/12/08(土) 10:46

もちろん、全てが全てそうとはいいません。この世界は不可知論的ですから僕も断定は出来ません。
しかし、僕の考えとして、これは単純な損得の問題だけでないということが言えるでしょう。
結論から言えば、復讐は復讐を招くということです。それも排他的な社会集団同士の衝突であれば、夥多たる多元的な要素を含んでいるために、なかなかこの憎悪の因習は終わりません。
吸血鬼は人間同様、喜怒哀楽の感情を持っています。そしてもちろん、民族共同体としての結束意識や仲間内意識などと基本的に、他の民族共同体に対する受動的な心理は連動しています。
この双方の前提条件が社会集団および国家としてのナショナリズムを高揚させ、これまでの惨たらしい戦争などの基底に流動しているのです。
また、吸血鬼と人間は永年にわたり多くの戦争を繰り広げてきました。その戦争という言葉の中には一体どれだけの残虐行為や、互いに許し難い内容が含まれているのでしょうか。こういった事柄は、甚だしく民族共同体の受動的な心理に影響を及ぼすことは当然です。なぜならば、この民族共同体の心理には仲間内意識が働いているからです。
こうした中で、吸血鬼はただ生きているだけにすぎません。その生きるために人間を吸血する行為は、人を死に至らしめたり、転化させたりなどの事象が起こるだけなのです。
人間は多くの種を屠殺し、吸血鬼同様、生きるためにそれらを食べて生きているのです。
吸血鬼はこの状況を、この不条理さを一度とも疑問に思わなかったのでしょうか。あるいは、戦争の中で、民族共同体としての憎悪の逕庭を超えて、義憤に駆られることは些かもなかったのでしょうか。
僕は悪魔です。そのため、双方の正確な内状は知り得ません。

253:ルージュ=クレーヌ・ド・リュンヌ:2018/12/08(土) 12:03

深い森にに一人で放置されて生き延びられる人間はいないだろう。
ということは、「社会」というものが無い生の自然状態に置かれるなら、人間は全員「弱者」だということ。
その「弱者」たちが集まって、出来るだけ多くの「弱者」を生かすようにしたのが人間の生存戦略であり、故に社会科学では、「闘争」も「協働」も人間社会の構成要素だが、「人間社会」の本質は「協働」である、と答える。
「闘争」がどれほど活発化しようが、最後は「協働」しないと人間は生き延びられない。そして集合し、結束した彼等は技術を持ち文明を発展させることができた。
しかし彼等は所詮100年しか生きられないのであり、生まれた者を一から教育し直してもおよそ百年後には死に、また1からの教育が始まる…その点において彼等の成長の効率は大変悪い。
それに彼等は技術を発展させ過ぎた故、彼等自身の力で自らを滅ぼそうとまでしている。人工知能などが良い例だろう。

そこで私は人間と吸血鬼の共存を提唱した。吸血鬼の生は人間に依存しているから、人間に滅びられては困る。しかも人間は生態系で最も知能が高いから、人間無くして我々の生存は困難なことは明確である。
では、食うものは食われるものよりも勝るという自然の摂理において、吸血鬼が人間に勝るものとは一体何なのか。
答えは強靭な体力、精神力、生命力であり、それらに人間の知を足したら最速で敵なしの生態系の頂点に上り詰めることは目に見えている。
滅ぼされる未来を持つ「弱者」である人間は、我々の力を欲しているし、我々も彼等の知と技術、そして彼等の存在自体を欲しているのだ。

ここまでお分かり頂けたなら、お前の言う、人間と吸血鬼の殺し合いが起きている地域の者達は皆して滅びる未来が見えてくるだろう。
私の統治する帝国では今もなお人間と吸血鬼の共存に向けて話し合いが進んでいるし、闘争の気配など全くない。
吸血鬼の世界を統べる者として一部地域の闘争から目を背けるつもりは毛頭ないのだが、私が思うに彼等は何れ自らの手で滅ぼされていく、無論人間も吸血鬼も、だ。すると他の吸血鬼や人間も「我々は敵対してはいけないのだ。」と気づき、互いを求め合う関係が気づかれていくだろうね

254:悪魔の倫理学者シャルガフ:2018/12/08(土) 12:35

シャ]戦争とかいろんな問題点で吸血鬼と人間憎み合ってるね

ル]吸血鬼が人間を憎むはずがない

シャ]全てじゃないけど憎んでる。
それは、民族の感情論的な意味で。
人間と吸血鬼は互いに殺しあってヒドイことをしてきたら、憎しみ合ってる。

ル]人は社会的に協力なくして生きてけない。
でも人は100年ぐらいしか生きれない、だから教育の観点で効率わるい。
人間が開発した人工知能とか人間を超えるかもしれないから、危険。

そこで人間と吸血鬼の共存が必要。
(生態系頂点の確立)
吸血鬼は、生きるために人間必要。
人間は吸血鬼の利点が必要。
つまり、互いに求めあっているんだ!!!

255:名を捨てし者:2018/12/08(土) 12:43

(議論ループするよ。互いに話してる前提が違う。
それは時代背景の違いから言える。

ルージュは現代→世界の一体化、グローバリズム。
シャルガフは近代→民族自決、ナショナリズム。

もっと簡単に言うと…
ルージュは合理的、生存効率に基づくから、協力しあうことを重視。
シャルガフはそれに反した民族感情論、生存効率よりも、民族は自分たちが生存するために服従させる形式をとってる。

もう一つ。
ルージュは吸血鬼の利点を積極的に主張。
シャルガフは吸血鬼の欠点を積極的に主張。)

256:名を捨てし者:2018/12/08(土) 12:49

で、暗黙のうちにそれぞれが了解してしまっていることがあって、それはシャルガフは、戦争とか残虐行為による憎悪は絶対に消えないということで、
ルージュは、民族が、憎悪とか民族主義とかよりも、とにかく合理性を選択するということ。

257:名を捨てし者:2018/12/08(土) 14:53

(ごめんもはや何を言ったらいいか分かんない…()()

258:名を捨てし者:2018/12/08(土) 15:23

(名を捨てし者さん ほんとにごめんなさい、

259:名を捨てし者:2018/12/08(土) 15:32

世界観が違うから、統一するべしということ。

260:名を捨てし者:2018/12/08(土) 15:39

((どうやればいいの?(涙目)

261:一真:2018/12/08(土) 18:42

256番でいってる内容の背景には時代の相違がある。
具体的にいえば、現代のグローバリズムな社会においては、人々は社会的にも政治的にも合理的に思索するようになった。現代社会においては、超スケール的な宇宙の中の小さな地球を単位とする考え方が人々の間にあまねく広く弥漫した。それから交通通信、情報技術、インターネット、多国籍企業などの国際分業が国境を越えて人々との交流を盛んにしたと同時に単純化が進み、時空間の収縮、小規模化が進んだ。これにより、社会学的には民族的な包括ではなく人間的な包括が進み、人々は民族的意識ではなく、合理性を選択するようになったと言われる。例で言えば、俺は一度、日本の天皇について友達から天皇制いらなくね、なんてこと言われたことがある。それで気になって何人かにきいてみたけど、別にどっちでもいいと回答した人が多かった。対して近代における大日本帝国においてはどうだろう。もちろん、天皇は統治権を総攬する国家元首であるから必要不可欠なのは当然であるけど、それでも現代社会とは違って天皇の存在は人々にとっては日本文化的、伝統的、精神的、民族的に必要であったことや、少なからず近代国民国家を象徴とする民族意識があったことは自明のことであると言える。そして年代が進むにつれて世界の同質化、グローバル化は進み、(とくに日本帝国においては戦後に近づくほど不景気になってくから)こういった精神的民族意識が瓦解していった現代の世界をルージュは前提として示唆している。
一方で、一次大戦にまで至るいわゆる長い19世紀と呼ばれる時代においては、俺の言うナショナリズムが高度に発達を遂げた時代であると言える。ラディカルにいえば、産業革命から始まるけど、それはひとまず置いておいて、ブルボン王政を覆したフランス革命とアメリカ独立、ナポレオン戦争に対する民族独立運動から始まった各国のナショナリズム体系は、ギリシャ独立やエジプト独立、ハイチ、アルゼンチンやチリ、ボリビア、ベネズエラ、メキシコなど、数えきれないほど各国に流動している。これは民族主義であるけど、列強の方はイギリスやドイツやフランス、イタリア、アメリカなど自由主義改革や近代政策、統一政策、公式、非公式帝国主義運動とかまあいろいろ含めて国粋主義が発達している。ちなみに帝国主義は被支配地の住民に対する蔑視的価値観、そして列強に対して優位的民族意識を与えた。
まあ要するにだ、話を戻すと、根本的に時代背景が違いすぎるから、同じ時代に統一すれば解決するということ

262:一真:2018/12/08(土) 18:47

ルージュの意向を聞かせてほしい。

263:一真:2018/12/08(土) 18:57

一番不明瞭なところが吸血鬼の民族性、国民性。一つ一つの個体が強いから(一人で生きる術を持ってるから)まったく分からない、古代から続く断続的な戦争を人間としてる時点で憎しみはありそうと思ったよ。けど、個々が結束し合わなくとも(人間社会に入り込んで)生きていけるのだから個々の考え方には大きな差がありそう。

264:一真:2018/12/08(土) 19:00

ルージュちゃん、こういう困った時には、ヘーゲル弁証法使う?www

265:ルージュ=クレーヌ・ド・リュンヌ:2018/12/09(日) 00:15


私が全く時代背景を考えずに自論を述べてしまったのが原因だ。大変申し訳無い、
これからは、人間の吸血鬼に対する憎しみの根底には、民族の統一や独立、発展を目指していくナショナリズムの考え方があることを前提に話を進めよう

吸血鬼は、私から見るに人間ほどの国粋主義を持ち合わせていないように思われる。
吸血鬼は人間のように結束する必要はないし、それほど政治体系が確立してる訳では無いから…どちらかというと、全体として個人の自由というイデオロギーを基にした考え方が根ざしている感じかな。

266:ルージュ=クレーヌ・ド・リュンヌ:2018/12/09(日) 00:15

ヘーゲル弁証法って何ー?

267:一真:2018/12/09(日) 12:57

ヘーゲルは全事象を、矛盾をきっかけとしてより高次元のものへと変化していく運動、論理の展開としたのだ。それが大局的な弁証法であると言える。
立場が肯定されているものをテーゼ、それを否定し矛盾する立場をアンチテーゼ、両者の矛盾を統一し、高次元へと揚棄(アウフヘーベン→矛盾を否定、保存、高次元へ)することで2つの矛盾する立場をともに否定しつつ、それを利用した総合のものが高いものとして確立される(ジンテーゼ)。

具体的には、
あるものはそれを三角形だという。(テーゼ)
しかしもう一方のものはそれを四角形だという。(ジンテーゼ)
両者は互いに自らで知覚しているものについて俺が正しいのだ、と論争を繰り広げる。(矛盾)
そこで決着がつかないので、両者は互いの言っていることを二つの条件(否定と保存)として合体(総合し高次元へ)させることにした。(アウフヘーベン)
そうすると、そのものとは実のところ、三角錐であると結論を下せた。(ジンテーゼ)そして、前者が見ていたのは真横からであり、後者が見ていたのは真下からであることが言える。

268:一真:2018/12/09(日) 12:58

四角形のとこ、アンチテーゼだった。

269:一真:2018/12/09(日) 13:01

これを使えば、時代を統一できるかもしれない

270:一真:2018/12/09(日) 13:06

んーでもやっぱりしょせんは高校倫理の知識だから、使えるかどうかはわからない。
だいたい俺が言ってるのほとんど高校の知識だからどうしてもボロが出てしまうんだよな

271:一真:2018/12/09(日) 13:09

ルージュさ、君、生物のシャルガフとか、夜警国家での資本主義の行き着く果てについて知ってるとか、やばくね、それ中学で習わないよ

272:ルージュ=クレーヌ・ド・リュンヌ:2018/12/09(日) 14:55

>>267 凄い分かりやすい…!

273:ルージュ=クレーヌ・ド・リュンヌ:2018/12/09(日) 14:59

弁証法的な議論により、お互いの意見を統合していく。
世界観の違いに適用すると、新たな時代?を創るってことでいい?

274:ルージュ=クレーヌ・ド・リュンヌ:2018/12/09(日) 15:07

シャルガフとかウィルキンス、ワトソンとかクリックの遺伝子の話は今回の期末範囲だから知ってる。
うちの学校進度早いんだよね 化学とかセンターと大学入試問題やってるし。周りの人みんな東大か早慶行くんだろなぁ
でも一真の方がよっぽど凄いよ!何でも知ってるし、私あと一年でそこまで知識量増やせる自信が無い…

275:ルージュ=クレーヌ・ド・リュンヌ:2018/12/09(日) 15:08

ヘーゲル弁証法難しそうだから、一真リードよろしくね!

276:ルージュ=クレーヌ・ド・リュンヌ:2018/12/09(日) 15:09

(火曜まで期末テストだからあんまり来れないかもしれないの、ごめんね)()

277:一真:2018/12/09(日) 15:25

あれ、ルージュって中学生じゃなかったっけ、大学入試とかセンターの問題やるってことは高校生なのか?
てか今の時期遺伝子やるのか。俺の高校ではもう遺伝子終わったぞ。

278:ルージュ=クレーヌ・ド・リュンヌ:2018/12/09(日) 15:32

中3です!(ほんとに)

279:ルージュ=クレーヌ・ド・リュンヌ♯612:2018/12/09(日) 15:43

(176のプロフで14歳って言ってるよ、今は15歳だけど。
あとそのちょっと前辺りで私の中学の馬鹿な友達達が騒いでるけど、気にしないで。私(ユラ)みんなが言うほど凄くない)()

280:名を捨てし者:2018/12/09(日) 15:52

176あたりらへん、とんでもない黒歴史を作ってしまったな。高校生になるまで中二病を卒業できるといいんだけど。

281:ルージュ=クレーヌ・ド・リュンヌ♯612:2018/12/09(日) 15:54

学校ではそんなに中二病ちっくなこと言ってないから、まだ大丈夫…あんまり知ってる人いないよ(多分)

282:名を捨てし者:2018/12/09(日) 17:03

お嬢様学校いってそうなイメージだわ、

283:名を捨てし者:2018/12/09(日) 17:05

なんかルージュ、ヒラヒラの制服きてそうで笑えるww

284:ルージュ=クレーヌ・ド・リュンヌ♯612:2018/12/09(日) 17:54

144周辺の友みたら分かるでしょwうちの学校あんな猿ばっかりだよ。(みんなごめんね)
去年なんか授業中にみんなでスマホしてたし、休み時間はみんなで手繋いで「今こそ開け!闇の世界への扉ぁー!!」とか言って暗闇で回ってたww(もうダメだ。みんな中二病だ)

一真こそ高校生というよりか、紳士のイメージしかないw

285:皇帝ヴィルヘルム=フォン=モーゼル:2018/12/09(日) 19:24

ルージュの学校楽しそうだな、今俺のクラス、いじめられとるやついてガチでピリピリしてるぞww
ちなみに、俺、おっさん説でてるみたいだからみんなに言いたいんだけど、それ完全に嘘だからww
↓俺の初期
264:高邁の堕天使ベリアル:2017/07/18(火) 23:45
魔女とは天地のさなかでもっとも謎めいている存在だ。
その存在は中立ゆえ、虚心ゆえ、なんとも言えぬ禍々しさ。
ここで殺したほうがいいか?

もうこの時点で文章おかしいじゃん、なんだよ天地のさなかっておかしいやん、ただかっこいい言葉使いたいだけやん、
おっさんがこんな文章うつかよ
であと、アルとかユキが知ってると思うわ、

286:一真:2018/12/09(日) 19:27

もう、ほんとまじでやめようかなおっさんキャラ、フェアラートとかケインとかやめときゃよかったわー、

287:ルージュ=クレーヌ・ド・リュンヌ♯612:2018/12/09(日) 20:38

えー!いじめとか怖!でもうちの学校でも隣のクラス何人か不登校いるらしい…もはや社会現象だよね、

年齢間違えられるほどの物知りってことでいーんじゃない?
でも私としては、一真の方がずっと話しやすいよマジでw

288:ルージュ=クレーヌ・ド・リュンヌ♯612:2018/12/10(月) 00:44

>>285 初めてこの板に来た時のがこれだった件。長すぎ草

513:黒翼の吸血鬼 我が愛しの御影へ:2017/07/26(水) 14:47
やぁ。君が『御影』かい?
君のことは聞いているよ…白き闇の住人,純白の翼をもつ妖悪魔……だったかな?

─あ?俺の名前?
フッ この俺様に名乗れというのかい?
ククク 物好きな奴も居たものだ。
これだから人間は……(溜息
しかしそう簡単にこの名を聞けると思うなよ。
フッ…いいか、よく聞け。世界は我が手中にあるのだ。
そう。俺様は世界のひとつや二つに破滅の波動を打つことぐらい簡単にできるような、強大な渦々しき力を秘めているのだよ
つまりは我こそが神な・の・だ!
……分からない…、だと?
フフフ……まぁ、いいさ。愚民には、我が闇の放つ閃きを理解できなくても仕方ない。
だが、我が名前を知らないと私と話しにくいだろう。
それなら、いい。特別に教えてやろう……
我が名こそ、「闇夜君臨─黒翼の吸血鬼」さ。

ククク……そうさ!その顔、その顔さ……!
さぁ、恐れおののくがよい!我こそは、そう、人々に『闇の魔界を君臨し,神に選ばれし漆黒の黒天使』と囁かれ,恐れられているあの人物……偉大なる『魔王』様の血を受け継ぐ者なのだよ。
フフフ……思い出したかい?
闇の放つ煌めきの恐ろしさと、美しさを─

そうだ。今、思い出したのだが、私は君に頼みがあるのだ。
世界を手にした私にも、夢、いや目標がある。
君には、私のこの目標に手を貸してほしいのだ

……その目標とは……
そう、天界に蔓延る愚民、自らを「ゼウス」と称する彼を倒すこと。
それにより私は天界を破壊し、闇の輝きでこの世の全てを包み込むのさ……っ!

どうだい?
君も、手を貸してくれないかい?君も一応は闇の住人なのだから。
フッ……まぁ、君がいなくても我率いる魔王軍の勝利は確実なのだがな…
とりあえずは一度、考えてみてほしい。
君にとっても悪くないと思うぞ。

何故ならば……
光は、遮る物が沢山ある。そして光は遮られたら消えるのだ。
だが……闇はどうだい?
遮られることはなく、消えることもない。
闇は、どこまでも全てを貫き君臨するのだよ

そう、光と闇、勝つのは必ず闇なのだ。
闇の閃きを前にして、通すべき己の光などない……そうだろう?

どうかな?
私も、あのような愚民に構っている暇はあまりない。
だからこそ白き闇の住人、同じ紅き夢の中で躍る君の力を借りれば,我らの勝利までの時間は大幅に削減されると思うのだ。

まぁ、今一度考えてみてくれ
待ってるからな…良い返事を……。

さらばだ、御影
また会おう 紅き夢の中で、躍る時まで─

289:一真:2018/12/10(月) 23:41

めっちゃ痛いやんw
え、てかそんな昔からいたんだ、俺の最大の黒歴史時代の強欲の悪魔マモンに話しかけてくれりゃよかったのに

290:ルージュ=クレーヌ・ド・リュンヌ:2018/12/11(火) 00:05

強欲のマモンって、いつからなん?認知したのかなり最近なんだよね
てか知ってたとしても怖すぎて話しかけれないわw

291:ルージュ=クレーヌ・ド・リュンヌ:2018/12/11(火) 00:12

あと、よかったら極東拠点の続き欲しい!!途中邪魔してほんとごめんね、
あれ最高。面白すぎ。

292:ロンシア・フォン・ノスフェラト◆do 宵闇の不死王:2018/12/14(金) 22:04

…!ゲホッ!ゴホッ!(突然、口元を手で抑え苦しそうに咳き込む。…指の隙間から鮮やかな紅色の血がぱたりぱたりと零れ落ち、彼の先が短い事を物語っていた)

…僕にはもう時間が無い。一刻も早く…平和を…

293:ルージュ=クレーヌ・ド・リュンヌ♯612:2018/12/15(土) 16:14

不吉だ…不吉すぎる。
宵闇の不死王であるロンシアの死。我が紅き闇の世にとって、負のチカラが働く予兆かもしれん。
早急に対策を取らねばならないだろうな

294:ルージュ=クレーヌ・ド・リュンヌ♯612:2018/12/15(土) 17:08

>>292 「まだ死ぬな…!俺にはお前が必要なんだ!!」

俺にはこう叫ぶことしか出来ない。死を知らない世界で生きてきた為、命を救うという術を全く知らないからだ。
俺は無力だ。 共に闘った仲間を助けることもできず、こうして看取ることしか出来ないなんて…

295:吸血鬼の男:2018/12/15(土) 18:03

ロンシア、君は私を知らないだろうが、私は君を知っている。私は君を常に見ていた。そして尊敬していた。
君以外に、心の底から誠実に平和を求め続けた者を私は知らない。
君の願いである平和、つまり人間との吸血鬼の残酷な争いはもうすぐ終わると伝えにきた。
利己的ながら、平和を築こうとしたフェアラートは無残に殺され、反人間勢力の鉄血軍は破壊され、多くの吸血鬼が除去された。もう十分と言っていいほど、犠牲を払った我々だが、古来からの悲運に踊らされるのはもう終わりだ。今、帝国本土では人間と吸血鬼はお互いに手を取り合い協和し始めている。
同じ労働者として、人間は、吸血鬼に血を分け与え、無限の体力を持つ吸血鬼は人間に休むよう勧める、そんな社会が生まれ始めている。
私は、それだけを敬愛する君に伝えたかった。安心させたかったのだ。

296:レオン:2018/12/15(土) 19:47

(共和国らしい赤と青のカラフルな軍服をきた何人かの男たちがやってくる。肩には旧式の小銃を担いでいる。)
吸血鬼の集会は禁止だ。そもそも、寄生虫のお前たちには生きる資格はない…!!
(小銃を向け)

297:吸血鬼の男:2018/12/15(土) 19:48

銃を下ろせ。衰弱してる者もいるんだ。恥を知れ!!

298:レオン:2018/12/15(土) 19:51

吸血鬼ごときが…!黙っていろ!貴様らに発言権があるとでも思っているのか!この汚らしい寄生虫が…っっ!!!
(吸血鬼の男に発砲する。弾丸は厚く、銀色に輝いている。吸血鬼の男の頭に弾丸が貫通した瞬間、男は一瞬で燃え上がり、あたりに灰として散っていく。)
フハハハッ!!見たか?これが正義の共和国の力だ!悪は必ず負けるのだ!

299:ルージュ=クレーヌ・ド・リュンヌ:2018/12/15(土) 20:00

失敬な。吸血鬼が寄生虫とはどういう意味だ。
そもそも、お前達の種は何だ?生態系の一員ならば、食って食われる…他種に依存することで生き延びることしか出来ないはずだぞ。
お前らが吸血鬼を、寄生虫だと貶すならば、お前達は生態系の一員でないということなのか??

300:ルージュ=クレーヌ・ド・リュンヌ:2018/12/15(土) 20:02

お前達が生態系から外れた種ならば、俺は、生態系の皆を守るために、闘おう。

ルージュの背後には武装したアイビスの者達がいる

301:レオン:2018/12/15(土) 20:03

我々は神聖なる共和国だ。すでに神の御心によって選ばれた天命にある。帝国を含めた貴様ら野蛮な吸血鬼どもは、今こうして発言して生存していることに幸福に思え。そしてその間、我々が生かしておいてやっていることを深くその旨に刻め。

302:レオン:2018/12/15(土) 20:05

(アイビスの軍勢を見て1人の共和国軍人は逃げていく。その後、2人、3人とちらほらと退散していく。)

303:ルージュ=クレーヌ・ド・リュンヌ:2018/12/15(土) 21:11

はっ 嗤わせてくれるわ。
神に選ばれた?お前らが吸血鬼を生かしている?
そんなことをほざいていられるのも、今のうちだぞ。俺達の前で吸血鬼を殺した以上、お前達を生かしておくわけにはいかないからな。
逃げるチャンスは、これが最後だよ。さぁどうする?

304:レオン:2018/12/15(土) 21:13

くっ…共和国に栄光あれ!
(小銃を再び構え直し、発砲する)

305:名を捨てし者:2018/12/15(土) 21:18

アイビスの先頭にいた10人ほどが倒れていく。

306:ユラ:2018/12/15(土) 21:20

…っ!!
ちょっと!いきなり攻撃するとか何なのあんた達!こぉいうのにはルールってもんがあるでしょルール!!お互い名乗ってから攻撃しなきゃあ!
ルール破ったあんた達はこれでもくらいなさーいっ!!

ユラの前には、銀河の滝のような美しい羽をもつ生命体が数1000体

307:ユラ:2018/12/15(土) 21:21

彼らは次々と弾丸を跳ね返し、レオンの方へと飛ばしていく。

308:レオン:2018/12/15(土) 21:21

…な、なんなんだお前らは…悪魔なのか…?

309:レオン hoge:2018/12/15(土) 21:25

(レオンらは恐れおののき、さまざまなことを慮るが、目の前に対峙する魑魅魍魎により、腰が抜ける)

310:ユラ:2018/12/15(土) 21:27

私達?あー私達は、吸血鬼を守る軍隊、アイビスってグループだよ。ごめんね、こっちこそ名乗ってなかったじゃん

311:ユラ:2018/12/15(土) 21:31

で、この子達は弩級生命体群(D.B.C.)

1200年前ぐらいに、アメリカのとある研究所が開発した量子コンピューターが 『これから百年後に人類の天敵"弩級生命体群(D.B.C.)"が現れ、それが人類を滅亡させる』という予測を立てたのを覚えてる?
アメリカ政府は人類全体の脅威として世界にこれを公表したんだけど、国連はこの弩級生命体群に対抗するため、防衛組織KUCWの結成と、特化防衛戦力の開発に着手した。
だけどね、可哀相じゃない?この子達だって、人類を滅亡させなきゃ生きられないのかもしれないし…しかも滅亡させてないのに排除されるなんて。

312:ユラ:2018/12/15(土) 21:34

だから私達アイビスが、この子達を買い取った。巨大な死気で相手の生命力を奪うとともに、かなり強大な破壊力を持つこの子達は、強力な戦力となるわ。
まぁ結局私達には管理しきれなくて、この生命体百年後ではなく、その二十年後に地球全体を襲ったんだけどね

313:ユラ:2018/12/15(土) 21:36

それが人間の吸血鬼への憎しみの原点。私達のこの管理不足のせいで起きたこの事件があってから、人類はもっと荒れはじめ、最も大きな被害を受けたアフリカの方では、集団自殺という面目で数千人が一斉に命を絶ったそうなの
私達が人間と離れて高次元に住むのも、この為ね。

314:レオン hoge:2018/12/15(土) 21:37

(1900年代、列強競合時代に生きるレオンはお前は何を言っているんだという顔をして、1200年前というキーワードやコンピュータなどの言葉の意味を理解ができなかった。)

315:ユラ:2018/12/15(土) 21:37

ところで、貴方達は何の目的でこんなことをしているの?
どんな集団で何をしているのか…教えてほしいの。
貴方達の戦力は弱いようだし、私達も強くはない。私は、お互い協力してもいいんじゃないかと思っているわよ

316:レオン:2018/12/15(土) 21:47

俺たちは政府の決定事項に従っただけだ、命だけは助けてくれ…!!

317:名を捨てし者:2018/12/15(土) 21:51

(時代を統一するの完全に忘れてた!)

318:名を捨てし者 hoge:2018/12/15(土) 21:52

(そういえばそうだったね、てっきり、ユラが未来から来た設定かと思ってたw)

319:ユラ:2018/12/15(土) 21:55

>>314 そっかごめんね…。昔のアイビスは、時間移動の機械を保有してるから…未来の人間の技術を借りることもできちゃったの。不思議だよね、まぁでもその機械は人間達に破壊されちゃったし、今はそんなこと無理なんだけど。

320:名を捨てし者:2018/12/15(土) 21:55

(319もう意味不明なこと言ってます許して下さい)()

321:名を捨てし者:2018/12/15(土) 21:57

(時空間の間を作ろう、ユラたちは、別の世界を知っている。これはどう?)

322:ユラ:2018/12/15(土) 21:58

>>318 あんた達を殺るつもりはもう無いわよ。弱い者いじめしても楽しくないし…吸血鬼を殺したのは怒ってるけど、これ以上する意志がないなら許してあげる。

323:名を捨てし者:2018/12/15(土) 21:58

了解w

324:名を捨てし者:2018/12/15(土) 21:58

ちょっと待ってて

325:名を捨てし者:2018/12/15(土) 22:00

(あくまで俺の考えだから、なんでもいいよ)

326:名を捨てし者:2018/12/15(土) 22:01

ユラ達は、平行世界=アヒュラドゥロードを知ってる。
これは人間達が吸血鬼への憎しみから吸血鬼排除へと進みだしたから、技術革新のために作った。

327:名を捨てし者:2018/12/15(土) 22:02

(とりあえずお風呂行ってくるから、その間にユラに成りきってテキトーに設定考えといてもいいよw)

328:名を捨てし者:2018/12/15(土) 22:03

(ヘーゲル弁証法ってどうやるんだろうね、この場合)

329:名を捨てし者:2018/12/15(土) 22:04

(いやいやそんなことは…。魔道歴からの歴史見たよ。魔術的要素が多いから、今後はぜひともそういったことに触れていきたいな)

330:名を捨てし者:2018/12/15(土) 22:06

(弁証法は物事を集合的に考えなきゃいけないから、いちいち分別するのがすごい時間かかっちゃう)

331:名を捨てし者:2018/12/16(日) 00:24

(見てくれたんだ、ありがとう!魔術的要素ねぇ…具体的にどういう部分の設定が欲しい?そういうの考えるの難しいけど、楽しいから全然いいよw)

332:名を捨てし者:2018/12/16(日) 00:26

(確かに時間かかりそう、いつかちゃんと習ってから使ってみるよ。今は教えてもらえただけで十分)

333:名を捨てし者:2018/12/17(月) 14:17

(魔術要素としては、必ず魔力という消耗性質が原則であって、メリットとデメリットが並立しているということが俺にとっては理想。

具体的には、属性が定まっている魔術は一貫性があって火力は高いが、特定の属性には超弱いとか。(火→水、氷に弱い)
自由属性だが、火力は微弱であるとか。(火、水、風、光、闇→鉄とかコンクリートとかそういった固そうな金属物質[炭素は例外的に入る]は破壊できない)
無属性だけど、消耗性に長けているとか。(火力倍増魔術→銃弾などの火力が上昇)

ただし、稀に見る特別能力者は、メリットの方がデメリットよりも高いことがある。
シャルル=ヴァレフの魔力供給者→属性魔術は完全に使えないが、魔力増幅により継続的に無属性魔術を行使することができる。しかし魔力増幅は時間によって制限されているから、本当に自由自在に使えるかと言えばそうではない。)

334:ユラ:2018/12/17(月) 19:53

これは、アイビスが結成される、一つ前のお話──

時はミラ型変光星の襲来によりダイヤモンドダストの拠点が破壊された、1199年のこと。
その頃には、既に吸血鬼の中に私を含む特殊能力を持つ者が7人名乗り出ていて、拠点を復元するため皆で結束し、それぞれの魔力を強める訓練に勤しんでいたわ。
火、水、土、風、光、雷、そして闇。
ちなみに私は闇属性で、時間と空間の軸を操る紅き時の魔術師。
他の能力者達のそれぞれの魔力にも得意分野があって、拠点はこの7つ魔力を全て合わせれば必ず復元すると言われていたの。
今までこれらの魔法は通常日常生活で使う程度の虚弱なものだったけれど、私達はダイヤモンドダスト復元のために7人全員で日々魔術の練習をし、かなり強大な力へと成長させていった。

でも、これらの魔術は鍛えることで人を殺せるレベルにまで威力を上げられる。
そのことにいち早く気づいた水属のスバルは、私達とダイヤモンドダストを捨て 、その強大な力を自身の権力のために使用するようになり─最終的に、拠点を襲来したクレーヌ側につく道を選んだのよ。
スバルは7人の中でも一際優れた魔力を持っていたし、水属性である彼は火属性のラヴァのチカラを抑制するという大切な役割を担っていた。
だから彼の裏切り後私達の組織は荒れ、残された者達にとってかなりの痛手となった。その上敵には水に弱いという弱点を握られているから、結果私達はクレーヌの聖戦で惨敗してしまったの。
そしてその後も組織の亀裂は広がり続け、1201年,魔導師族全体を巻き込んだ戦争に発展した─。

335:ユラ:2018/12/17(月) 19:54

ここにスバルについて記された書があるわ。

本名:スバル・グラシエス
属性:水
得意魔術:【消滅を誘う水槍】
(魔力強化薬の効果あり)
四方に圧縮された水の塊を飛ばしまくり、その早さは弾丸に匹敵する。致死性も高く、無詠唱魔術であるため基本防げない。
唯一これに対抗できる魔術として知られるのが、土属性の最強クラスである【聖なる結壁】。
(ただしスバルが氷属性に進化した場合の【凍てつく闇の冷たさ】には対抗不可。)
備考:一人で1万の軍隊と戦えるほどの力を持っていると評されるほど、強大な力を持つ。


あの時別れて以来スバルとの交流は無いけれど、もし生きているとしたら…こんなもんじゃないはずよ。彼はかなりの強さまでチカラを進化させているでしょう。もしかしたら絶対零度の世界まで足を踏み入れているのかもしれない…、
私としては、何としてでも彼との闘いだけは避けたいところね。

336:名を捨てし者:2018/12/17(月) 20:04

(メリットとかデメリットじゃなくて歴史になってしまった…
メリットデメリットは、今後ちゃんと考えていく)

337:帝国軍魔術学者ベルナー 見聞:2018/12/17(月) 22:34

なるほど、もともと強靭な肉体とそれに伴ったエネルギーを保有する吸血鬼であれば魔術適性は並の人間の適性を大きく上回るのは必然か。
それも吸血鬼の中でも特殊能力の保持者となれば、絶大な兵器となりうる。
しかも魔術・魔法といった非科学的な代物は先天的に備わる。なればこそ、我が軍も軍魔術師団を結成することに関しては大変な意義を持つと言えよう。
だが難点として、先の話で詳らかにされたスバル・グラシエスのように野心的な人物が特異的な魔術を持つこととなると属性の勢力均衡は崩壊し、やがては惨禍がもたらされることになる。これに対しては如何に対処すべきか、が課題となるな。
また、一貫属性型魔術、火、水、土、風、雷、光、闇などの一貫した属性としては、弱点属性と効果属性がきれいに配列し、それぞれのバランスを保つこと、つまりは勢力均衡が肝要となる、この認識は間違っていないかね?

338:ロンシア・フォン・ノスフェラト◆do 宵闇の不死王:2018/12/18(火) 05:14

大丈夫……僕は…まだ…息絶える事はできないから。
(自らの吐いた血が付着した白い手袋を外すと、普通の吸血鬼よりも青白く痩せ細った手が姿を現す。
『手』という少し見えるだけの素肌を埋め尽くすように走る無数の痛ましい傷跡は彼に向けられていた悪意の激しさを物語っていた)

…見苦しいものを見せてしまったね。申し訳ない
(一人の吸血鬼がその傷跡を恐るようにじいっと見ていたことに気づいたのか、少し自嘲気味に微笑むと従者の持ってきた新しい手袋を受け取り、填めた。)

339:ロンシア・フォン・ノスフェラト◆do 宵闇の不死王:2018/12/18(火) 05:58

…では改めて、僕に付いての事を話そう。新しく来てくれた人もいるからね。
わかりやすいように箇条書きで纏めさせてもらったよ


名前:ロンシア・フォン・ノスフェラト
異能力:朧月夜に影の華(シャッテンタンツ)
闇影を支配下に置き自らの四肢の如く自由に操る。初代当主『ノエル・ツェペシュ(ノスフェラト)』がこの異能力を持っていた事に因み、この異能力を持つ者のみがノスフェラト家の当主となる資格を得る
適応する闇と新月(ドゥンケルハイトノイモーント)
過去のトラウマから吸血できなくなった結果目覚めた『彼自身』の異能力
燃え盛るマグマの中だろうが凍てつく程冷たい氷の中だろうが直ぐ様適応してしまう。
又その副作用により、吸血では無く人間と同じ物を食べ生活しなければならなくなった。

今は没落した吸血鬼の旧王家『ノスフェラト家』の現当主
父は名君と名高く、数多の吸血鬼から慕われていたが彼が幼い頃『鮮血の惨劇』より続く反吸血鬼思想により暴徒と化した人間達を率いる過激派反吸血鬼思想のヴァンパイアハンターが屋敷に押し入る。当主であった父は勿論、屋敷の使用人達まで虐殺さ れ、物心がついたばかりである幼い弟は彼の目の前で首を切り落とされた
産後により体力や再生能力の衰えた母と産まれたばかりの赤ん坊である妹は生きたまま屋敷と共に業火で焼き尽くされた
彼は命からがら逃げ延びノスフェラト家の当主となるも『人間との間にできた溝を埋める』と言う思想は大半の吸血鬼には受け入れられずその殆どがロンシアを『暗君』として見放し今も尚彼を嘲笑い続けている
又、母からの遺伝病が彼の体を蝕んでいる為かなり体が弱い。

340:名を捨てし者:2018/12/18(火) 22:25

俺はそのヴァンパイアハンターを知っている。

341:名を捨てし者:2018/12/19(水) 07:47

あー

342:名を捨てし者:2018/12/19(水) 07:52

(なんでか知らないけど、昨日ずっと規制されてた…!!
一昨日寝ぼけて同じレス3回送っちゃったからかも…、ごめんね)

343:名を捨てし者:2018/12/19(水) 07:53

(今夜ぐらいに返事します)

344:ルージュ=クレーヌ・ド・リュンヌ:2018/12/19(水) 18:11

その通りだ。7つの属性が勢力の均衡を保つこと、それがその国の存続にとって最も欠かせないことだと言っても、過言ではない。そのぐらい大切なことだね

だが安心しろ。今日、一貫属性型魔術についての規定は、十分に整えられているよ──

345:ルージュ=クレーヌ・ド・リュンヌ:2018/12/19(水) 18:13

─はるか昔、ある吸血鬼が独自の研究により、自身の持つ天性の特殊能力を他の低能力の吸血鬼に植え付けることに成功した。
ちょうどその頃、その国では宇宙王座を巡って隣国との争いが絶えなかった。光を神と崇める人々を支配し、独裁を極めている光属のクリムゾン王を倒すため、闇の王は実験結果を高額で買い取った。無論、自分の軍隊の特殊能力者を増やすためである
時が経ち植え付けが進むにつれ、均一だった世界の属性勢力の関係は乱れ始め、一部の能力者のみがチカラを持つようになっていった。
その結果、世界は完全に特異的な能力を持つ吸血鬼達に支配されるようになり、秀でた能力を持たない者達は日々不満を募らせるばかり─そんな世の中になってしまったんだ。

そこで道徳心のある魔術師集団によって作られたのが、「魔力警察」である。
彼等は常に魔力の勢力均衡を保つため、植え付けの禁止や魔術融合についての法規定,他属性軍隊の推奨,また個人の能力で戦わせるために連携技を禁止するなど、魔術に関する数多くのルールを世界に刻み付けていった。

また、先程の闇の王や植え込みを始めた科学者のような「道徳心が欠けている」魔術師は次々に捕らえられ、処刑された。魔力警察により、目的のためなら実験材料にすることも厭わない。そんな危うさを持つ吸血鬼は、世界から完全に消滅した筈である。

だからお前が軍魔術師団というならば、俺は賛成する。
警察の目もあることだし、安全な環境で軍魔術師を結成させ互いを高めあっていける場をつくる、それは大変意義のあることだろう

しかし、先程私が「筈である」と濁したのは、スバルが未だ逮捕されていないからだ。彼については…俺もよく分からない
あれだけ特異的な魔術を持った者、しかも水は7つの属性の中でも特に肝要となるものだから…警察側も彼の存在及び行動を十分に把握していたことだろう。
彼はあの後、警察をも背後につけたのか…それとも未だ法に触れていないだけなのか…、彼の多くは謎に包まれている。
だが一つ言えることは、魔力警察も絶対”ではないということ。

俺が思うに、スバル以外にも野心的で道徳心の欠如した能力者は沢山居ることだろう
もしお前が軍魔術師団を持つならば、そのような者達に惑わされぬよう、学者であるお前自身が目を光らせる必要があるだろうな

346:名を捨てし者:2018/12/19(水) 21:42

ロンシア…!

347:名を捨てし者:2018/12/19(水) 21:45

(おっ やっと規制とけた…もうほんと意味分かんない…、私何もやってないのに2回目の規制くらってたんだよさっき)(またいつか規制される気がするよ、。)

348:帝国軍魔術学者ベルナー 見聞:2018/12/20(木) 21:59

社会倫理の規範や道徳観念・基本教養においては義務教育過程における初等教育でも実施されているから、心配には及ばない。
もとより我らが帝国は、列強随一の哲学的・科学的学問の発達した国家といえよう。
それよりも、昨今の帝国参謀総長グーデルドルフより政府へと提出された軍制合理論として、近代化学兵器の使用は人間であるデス民族を中心として、これから軍大学で研究および開発していく予定である【近代魔術兵器においては、肉体的・精神的に優位に立つヴァンピール民族を主として結成する陸軍魔術師団】を提案しているとのこと。
ここで重要なのは、参謀が求める近代魔術兵器の詳細である。
一般の定説においては、詠唱・無詠唱の魔術それから一貫属性型・非属性型の魔術、そしてそれらを包括する魔術学の基本原理である属性魔力の勢力均衡、魔力エネルギーの流動性の視野が必要となってくるわけだが、こういった制限のある魔術は、参謀の求める代物とは相反する。
参謀本部は、こういった固定された定説を優に超越した、無詠唱でチカラの流動性を逸脱した究極的な永続可能型魔術の完成を要請している。
そこでルージュ殿、貴官は帝都まで赴けるだろうか。
貴官の知識と知恵が、この理想の目標を達成するために必要となっているのだ。


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