>>247 ブランシェット
ん......残念だな。
(手渡された青薔薇をじっと見つめると、独りっ子の方を向く。深い青色の双眸を、何故だか直視することができずに、僅かに目を逸らす。)
............はい、りっこ、青薔薇を君にあげる、「不可能」なんて花言葉もあるけど、皮肉みたいだよな。...愛、してるよ。
(嗚呼、僕はちゃんと笑えているかのだろうか。独りっ子の青い瞳を見ると、泣いてしまいそうで怖いんだ。僕に彼女を愛する資格はあるのか。そんなことばかり思っては、ぎこちなく笑う。ふと突然にあの時のことを思い出してしまい、酷く泣きそうな顔をしている。)