__異世界にとある酒場がある__
__物腰が良さそうなマスターが営む酒場は__
__神々や、強大な力を持つ者が集まるらしい__
………〒×-☆\♪\(貴方、姉さんみたいな匂いがするのですね)…ありがとうございますね
どうせ分かるわけがないだろう、と
『本来』の言葉でマスターに奇妙な戯言を述べる…
…あら、本当に美味しいのですね…
いかにも上品そうにワインとチーズを口に運ぶ、が
私服がダサい為か食べる姿が似合わない
「…!……いえいえ、私はお客様の喜ぶ姿を見るためにこの酒場を経営していますから。
えぇ…このワインは選びに選んだものですので…」
本来の言葉を知っていながら、わざと知らないふりをして、内心『お姉さんって魔神なのかな』と思いつつ微笑みながら答える
...........はぅ…おいしぃ…
何と、普通に酔っている…机にべったりと倒れ込みながらチーズを食べてる
かなりの働き過ぎからだろうか、余りに無防備な状態になっても気にせず…
ふへへ…まおーさまぁ……
オマケにマスターが自らの主人に見えているらしい
「それは、光栄ですね」
酔っている客を見て、普通に返事をする。元々酒場なのだから泥酔する客も居るらしく、対応しなれているらしい
「ふふふ、魔王ですか?」
客の発言に少し驚き、『やはり魔力を封印していても、少し漏れているのか?』と思い微笑む
わたしぃ…ずっと頑張ってますよ……?
机に倒れながらも、酔った声を出す
楽しげではあるがのどこか寂しい
「……そうですか…でもあまり無茶はしないで下さいね…」
そう言い、毛布を持ってきて客に被せる。
お…ここが巷で噂の酒場か…
(酒場に入る)
中はきれいだな…
「おや?いらっゃいませCuronoへ…」
もう一人お客様ですねと言いながらにこりと笑いかける
やぁ、こんにちは...
(ドアベルを鳴らして扉を開けたのは、蛇の尾が生えた中肉中背の男だ。薄く開いた口から覗く牙は尖り、舌はちろちろと動いている。何やらクロノを一瞥すると、にこりと微笑んだ。)
(クロノの眼を見る)
…なるほどねぇ