聖神教会

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1:ハリジャ◆o6 慈愛のシスター:2021/02/15(月) 22:18

皆さま、こんにちは、フフフ、今宵は月が綺麗でございますね。

こんな夜は、是非とも聖神教会を足をお運びくださいませ。
我らの神が必ずやあなたを導いてくれることでしょう。

952:追憶◆o6:2021/03/31(水) 12:06


(額に落とされる口付け、奥に眠る記憶の核が、ふいに蘇る。)

──『君は生きてちゃいけない』
『禁忌の忌み子』『悪神の堕慧児』『価値なき命』

……愛や救い、そんな言葉を、ずっと知らなかった。
毎日私の耳に流れ込むのは、当然のような否定だけだったから。

『君には悪神の代わりに罰を与える』
『更生なく、永遠を懸けても償えない罪を清めるためだ』
『✕✕✕…ごめん、ごめんよォ……』

神父、……兄さん、そして、父さん。
痛いの、苦しいの、でも…罪は終わらない。
なら救いとは? この痛みや苦痛が報われないなら一体?

あのね、だから、また……

『──ヘル』

ぎゅっと、してね。

953:ソラン:2021/03/31(水) 12:09


...お互い禁忌の子だっけ?そういや...幼い頃、ハリジャがそう言ってたな
(記憶を思い出し、何か出来る事はないのかと輪っかからノートを出して方法を考える)

954:ハリジャ◆o6:2021/03/31(水) 12:10


痛い、いた、い…いやだ……

(ベッドの上、悪夢に藻掻く。禁忌の命だと虐げられた数百年前の記憶、その痛みが、全身に降りかかる。爪を削ぎ、皮を剥ぎ、目玉をくり抜き、何度も繰り返され、そして自分も執行する苦痛。)

955:信者◆o6:2021/03/31(水) 12:16

>>951

なに? ハリジャ様が倒れただと?
……しかし、あのお方ならこうおっしゃるはずだ。
『この苦痛も救世のための試練』だと。

(去りゆく背中に告げる)

956:ソラン:2021/03/31(水) 12:17



...ハリジャ!!...大丈夫だから...

(ハリジャの右手を両手で握る。そして左手をハリジャのおでこに当て、歌う)


...朝日かけ暁 
舞い散る花びら 
いつの日かあなたがまた会える日まで僕は幸せを掴む...
全ての覚めば...また茨へ慰めん〜...
思い人〜...目を開けたその日に...愛を捧げる〜...

957:マリン:2021/03/31(水) 12:19

>>951

何が苦痛が正義やら...ただの愛を知らない宗教だろうが
(引きずられながら独り言をはく)


ウサラミア「はぁ...人間は愚かなのは昔もおかわりないですね」
(ハリジャの部屋につく)

958:ハリジャ◆o6:2021/03/31(水) 12:22

>>956

……う、兄さん、兄さん……
……

(『兄』の名を呟きながら、次第に穏やかな表情へ変化していく。)

959:ソラン:2021/03/31(水) 12:24

>>956

何も考えなくて良いよ....ずっと生きて、その笑顔で幸せにさせて...ハリジャ
(翼で毛布の上に被せ、包み込む)

960:信者◆o6:2021/03/31(水) 12:24

>>957

愛など…ハリジャ様だけで十分だ。
我々はもう、数え切れないだけの愛を貰った。

(よく見ると、信者達のローブの下には獣耳や悪魔の角が覗いていた。忌み嫌われ虐げられてきた種族の、そんな集まりであることを、マリンは知る由もないだろう。)

961:ハリジャ◆o6:2021/03/31(水) 12:26

>>959

……

(涙が、一筋流れて頬を伝った。翼とその背後、大きな窓に映るのは月にかける大蛇。)

962:マリン:2021/03/31(水) 12:28

>>957

...おい、入るぞ。ソラン...ソラン?
(反応がないから直ぐに扉を開ける)


ウサラミア「あれま...そっとしときましょ、当主様」
(二人が寝てるのを見えて、ゆっくり扉を閉めた)


....昔の俺みたいに愚かな行動しないと良いが
(と扉の目の前の壁にもたれる)


ウサラミア「流石、経験者...ですけど、自傷の癖を改めて下さいね?」
(苦笑いで伝えた)

963:ヨルムンガンド◆o6:2021/03/31(水) 12:28


──あーぁァ、えらいことになってんなァ……

(大蛇、月浮かぶ夜空を迂回する。その大きな双眸は窓の中を見つめ。)

へ、じゃなかった、……まァいいか、いまさら。
ヘル…俺らの救いは……

964:ソラン:2021/03/31(水) 12:29

>>959

....zzz
(心地よく寝てしまった)

965:ヨルムンガンド◆o6:2021/03/31(水) 12:39


(大蛇、直進。月を覆うほど長い体躯をくねらせ、空を泳ぎ、窓へ一直線に向かった──そして、窓に鼻先が触れる前。大蛇は人間へと姿を変える。)

……あっれぇ、天使くんも寝てんじゃん。
はァぁ…おれ、どーしよっか。

(小柄な体、爪先まで伸びる赤茶の髪は片目を隠し、2つに分かれた蛇舌をチロチロと這わせる。)

966:ソラン:2021/03/31(水) 12:40



...ハリジャは僕が守る...死なせない...
(寝言を言い、ハリジャを抱きしめる)

967:ヨルムンガンド◆o6:2021/03/31(水) 12:52


……

(窓を薄く開き、体を小さな蛇に変化させると中へ滑り込む。地に足をつけ再び人間に変化し、大蛇の尾をなびかせて2人を一瞥。)

…誰かァ、いね〜のか? 悪さしようってわけじゃねェ。
俺ぁ…ヘル、ハリジャの兄さんさ。

968:ソラン:2021/03/31(水) 13:11


....ハリジャの兄さん?
(眠気から覚めたら、目の前に蛇がいるが驚かない)

969:ヨルムンガンド◆o6:2021/03/31(水) 13:59


そうさァ、天使の坊や。
あのよォ…おれぇヘルに言いてーことあんだけど…

(隠れた片目同様に目を逸らし、頭を搔く。どこか言うのを躊躇っている様子で。)

970:ソラン:2021/03/31(水) 14:01

何?ハリジャを傷つける言葉なら言わないよ?
(

971:ソラン:2021/03/31(水) 14:01

(威嚇する顔で)

972:ヨルムンガンド◆o6:2021/03/31(水) 14:10


まぁ、そう威嚇すんなって。
ほら、あれだァ…かわいい天使顔が台無しんなっちまうだろォ?
へへへ、……言いてーのは、ヘルとおれの父さんのことだ。

(ちらつく八重歯をしまい込み、真剣な表情。もう一刻の猶予も持ち合わせていない。そう思わせるようで。)

973:ソラン:2021/03/31(水) 16:17

...ハリジャの本名ヘルなんだ。
それで、僕と同じ禁忌の子なら知ってるけど...過去話?
(威嚇をやめ、腕を組む)

974:ヨルムンガンド◆o6:2021/03/31(水) 19:05


過去話、なァ……、それェ語るには本が必要だなァ。
マ、細かいことはよ? こ〜…噛み砕いて説明してやる。

(鋭い歯の連なりをガチガチと噛み合わせ、仕草。)

おれらん父さんはァ、【最悪の災厄】。
つまりィ…悪神ってやつさ。それも特大のな。
とにかく色々あんだよぉ…んで、重要なのはこっからだ。

975:ソラン:2021/03/31(水) 19:14


悪神...マリンさんだったら、悪神と戦った事あるからイケそうな感じするけど...
ま、まぁ...お父さんは色々...ヤバいね

(まさかの神かぁ...と思った。ソラン)

976:ヨルムンガンド◆o6:2021/03/31(水) 19:18


あ、つってもォ、半神だぜ。
母さんあったことねェけど巨人族だから。

……大昔のことだ。アースとノースの戦いってんで、『オーディン』との決戦が始まったのは。
まァ、負けちまって…父さんは魂を封印された。
おれが覚えてんのは、それと……そっからのこと。
悪神の子として地獄の日々が始まったとこからかァ。

977:ソラン:2021/03/31(水) 19:22


僕も似たような境遇だよ、天使とハーピーが戦争で毎日地獄だったの覚えてるし...
似たり寄ったりだね、僕ら

(オーディンは流石に規模が大きい...と思ったソラン)

978:ヨルムンガンド◆o6:2021/03/31(水) 19:28


あァ、そーだなぁ、……だからヘルも肩入れしたのかもな。
……おれんことは、ヘルが全部助けてくれた。
毎日毎日、文字通り血反吐飲んで、そんなおれを見かねてエーリューズニルから……

(思い出したくないとでも言うように、丸く赤い目を逸らす。悪神の堕慧児として日々虐げられるヨルムンガンドを救ったのは、血を分け合った妹だった。しかし、その代わりに新たな生き地獄が始まるの知らずに…)

…こいつらが、この宗教が、苦痛を救済だと信じるのは。
生きてることに救いがないからさ。報われるための苦痛だと信じてる。…ヘルも、おれも。

979:ソラン:2021/03/31(水) 19:35


...そっか。僕は考え違うんだよね...確かに戦争で毎日地獄だったけど.....親は二人とも僕の為に死んで...
その後、マリンさんに保護されたけど.....『別の世界では色々あるが...俺は愛が良いさ。死人の俺が言うのもなんだが...
愛がなくなると、みんな愚かな行動をする....生きてる時も今もずっと見てきたさ、俺もな』って...
僕も愛がないと愚かをするには変わりはない。感情を持った生き物は必ず....今でも馬鹿なのかもね、僕は
(ハリジャを見て、目を暗くする)

980:ヨルムンガンド◆o6:2021/03/31(水) 19:39


愛、か……おれやヘルは、父さん…神に捧げるものこそが真の寵愛だと信じてる。だが、天使。ヘルの中でその価値観が確かに揺れてる。
オマエのおかげさァ…
……

(1つ、沈黙のあと)

…なァ、天使。ヘルを救ってやってくんねェか。
歪な愛や救いでしか生きられねー、…おれの馬鹿な妹を。

981:ソラン:2021/03/31(水) 19:43


...当たり前な事言わないで下さいよ、それに...僕を育ててくれたお礼と...出来たらですけど、告白してずっと幸せに
させますので、絶対に救うに決まってますよ。

(決意の目で証明する)

982:ヨルムンガンド◆o6:2021/03/31(水) 19:46


…へェ、はは、こりゃいいや。よろしくなァ。
いつかおれを、お前の義兄さんにしてくれよ。

……あ、そーだ。これが本題だ…

おれらの父さん、悪神…【ロキ】の復活が近い、
…つまり、予想より早くの決戦だ。それをヘルに伝えてくれ。
ただ、オマエは…どうなッか分かんねぇけどよ…

983:ソラン:2021/03/31(水) 19:50


大丈夫ですよ、本気モードなどや修行をしてますので...
ヘル....ハリジャに伝えておきます。
で、お兄さんは...これからどうしますか?

(笑顔で了承し、疑問を出す)

984:ヨルムンガンド◆o6:2021/03/31(水) 19:51


はッ…はえーっての。
おれぇまだ兄さんじゃねーから、な!

……へへ、じょーだんじょーだん。
おれは…『あいつ』をなんとかしなきゃなァ。

985:ソラン:2021/03/31(水) 19:54


そうですか....僕の紋章石と紋章柄の力で何とかなるかな...
(自分の右腕を見て)

986:ヨルムンガンド◆o6:2021/03/31(水) 19:57


…おれとヘルの兄、フェンリルをはっ倒しにいくだけさァ。
あいつだけだ。…唯一父さんの救いを信じねェのは。

へへ、止めんなよ? 天使。
たとえオマエでも、父さんの邪魔ァすんならヘルは許さないだろうぜぇ。

……じゃ、な。

(尾を翻し、窓へ向かう。)

987:ソラン:2021/03/31(水) 19:59


...違い判断したら邪魔する可能性もありますが...しませんよ
(と見届けた)

988:ソラン:2021/03/31(水) 20:22


...ヘルか、いい名前じゃん...本当...僕より辛い筈なのに....頑張って強くなるから、笑顔でいてね?ハリジャ

(寝ているハリジャに微笑み、頭を優しく撫でて...紙に伝言を残し、静かに部屋に出る)


マリン「あ、ソラン...「僕をもっと強くさせて下さい!マリンさん!!」....それは本気か?生半可でやるもんじゃねぇぞ?」

(険しい顔でソランの顎を掴む)


わかってます!!もう時が近いのですよ....ハリジャをずっと幸せにさせる為に僕は....強くなりたいんです!!!
お願いします!!!マリンさん!!

(決意の目でマリンを見つめる)


マリン「...はっ、男らしい顔になったなぁ....良いだろう、本気モード以上....
ファイナルならば、最終の『ロトレメック・レッジ』を習得して貰おうか...
ウサラミア!!俺らが戻ってくるまで、見張っていろ...妹と一緒にな?」

(ニヤニヤ顔でソラン達は修行の地へ行った)


ウサラミア「っ!!はい!当主様!!」
(笑顔で見送り、ハリジャの部屋の扉の前を固める)

989:ハリジャ◆o6:2021/03/31(水) 20:50


……

(眠り続ける修道女。その上の屋根を越し、空を昇り、【それ】は気配を色濃くする。)

──災厄の気配

990:マリン:2021/03/31(水) 20:54

(修行の地!)


....久しく使うな、この地は

(天界に近いような天空の大地を見渡す)


ソラン「此処で修行なんですか?師匠?」

(見渡すマリンに尋ねる)


そうだな...天使ならばだし、光のモードでなら此処が一番さ

(と神器の槍を出す)


ソラン「...今からですか?師匠」

(と焦る顔でマリンに言う、「ああ、今からの方が良い...これをやる」と水色に染まる羽の着いた剣を渡される)


..やるぞ、ソラン。ハリジャの為に生きて守り抜け!!

(と直ぐにソランに攻撃!)


カキンッ!

ソラン「はい!!師匠!!!」

(と反撃する)

991:ウサラミア:2021/03/31(水) 20:58

(ハリジャの部屋の前)


っ!!...久しぶり、テオドール...

(感動の親友にはぐする)


テオドール「うん、久しぶり...中入っても?」

(はぐ仕返して、確認)


ええ、寝てるけど...中からもお願い

(扉を開ける)


テオドール「ありがとう...頼んだよ」

(微笑みでお礼を言い、入る)

992:ハリジャ◆o6:2021/03/31(水) 21:00


……

(眠っている)

993:テオドール:2021/03/31(水) 23:07


...お姉ちゃんみたいな綺麗な人ねぇ、オーロラ姫みたい

(椅子に座って、監視する)

994:ソラン:2021/03/31(水) 23:18


カキンッ!カキンッ!

(剣と槍が交じり合う金属音、両者共汗かきながらもずっと闘い続ける)


スペルリング発動!!『茨のダークローゼ』!!!


(小型爆弾を出しつつ、マリンを真ん中に追い詰めていく)


マリン「....(小さいが爆弾で真ん中に寄せて殺害か...これでは勘が良い奴や強敵にはバレバレだな)」

(と敢えて乗った。そして真ん中に追い詰められ、爆発音がした。直ぐに上へと回避した)


やっぱり強敵ですね...スペルリング発動!!『天空の螺旋攻多』!!!

(剣を螺旋状にし、空から螺旋の茨で拘束して攻撃!頸動脈さえも斬る)


マリン「ふん!まだまだ、甘いな!!!」

(口から炎を出し、槍で反撃)

995:ハリジャ◆o6:2021/03/31(水) 23:23


……ん

(指先が微かに動く。次第に瞼が薄く開かれ。)

996:テオドール:2021/04/01(木) 07:57


「っ!...起きたかしら?ハリジャさん」

(人形のような人間のような...ラブドールみたいなロリータの黄色のドレスを着た幼い子供の姿。
ハリジャに近づき、顔を覗く)

997:ハリジャ◆o6:2021/04/01(木) 10:53


…私は、どうなって……
…あなたは?

(朧気な瞳で、人形のような出立ちな彼女を見る。記憶の整理が追い付かずやや困惑した顔で。)

998:テオドール:2021/04/01(木) 12:58


あの黒い悪魔の義理妹...ま、本名で言うと『テオドール・セリマフ・トロイド』。
ウサラミアとは別のタイプだけど...ヒューマン人形一族ってとこよ

(お辞儀して、ずっと寝ていたと伝える)

999:ハリジャ◆o6:2021/04/01(木) 13:22


あら、そうですか…確かに、記憶が曖昧ですわ。
…あ、ソラン。そうです、ソランは? 無事──

(安否を問う言葉、それを紡ぐ前に、【災厄】の気配は色濃く香る。終わりの始まり、始まりの終わり。)

1000:クラズマ◆o6:2021/04/01(木) 13:23



──まさに、新世界とでも言うべきでしょうか。

(現世の終わりと、新世界の始まり、その二つを繋ぐ、終焉の掛橋。忌むべき災厄。)

(悪神が、来訪する。)

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