訳あり奇妙な話集

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1:H ◆lMsc:2012/10/24(水) 18:54

友人数人に掲示板に怪談ネタを晒しまくっていると言ったら
苦情がきたので お約束 を入れさせて頂きたいので引越し
しました。

お約束

1.コピペしないでください。(拡散を希望していません。広めないで!)
2.コメント自体をスルーさせて頂きます。ごめんなさい。
3.もちろん あらしもスルーです。

僕の話をココで読んで 他人に話しすることぐらいで止めて
おいたほうがいいと思います。

以上 ご了解いただいたと信じ垂れ流します。 どうぞ今後
もよろしくお願いします。

2:H ◆lMsc:2012/10/24(水) 19:00

其の五 怪談ネタ(単発集その1)『踏み切り』

友人のお兄さんに聴いた話なんで 又又又聞きくらいで信憑性薄いですけど単発で
ぞっとした話です。

そのお兄さんも先輩に聞いた話なんですが、近所の踏み切りで飛び込み自殺があった
のですが、その先輩は目の前でその一部始終をみていたそうです。

踏み切りの向こう側に1人の若い女の人がぼーっと立っていて 電車が近づくと遮断機
をくぐり抜けて・・・電車の前に飛び出した。
コマ送りのように その先輩は一部始終をみていた。

飛び出し、電車が急停車するものすごいキーーーッという音と同時にその先輩はなぜか

ドスンッ

と胸の辺りに物凄い衝撃が走って、一瞬のことだったので何がどうなったのかわからなか
った・・・

あまりにも 苦しくその場で目をつむりうずくまりそうになってしまった。 ほんの少し目を開け
その地面を見ると・・・さっきの女の人の頭だけが ゴロッ ところがっていた・・・。
あまりにも 無造作にころがっていたので最初はなんだかわからなかったが、次の瞬間。

その 頭のだけの女の人は目を少し開いた。そして目が合ってしまった。そして睨みつけるような
顔で一言


    『なに見てんだよ・・・』
 


と つぶやいたそうです。。。 

つぶやいた というより 声は聞こえないのですが口ぶりがそう言っている感じがしたのか
もしれませんが・・・もしかしたら本当に・・・・。

3:H ◆lMsc:2012/10/24(水) 19:04

其の六 怪談ネタ(単発集その2)『心霊写真』

よくテレビとかでやっていたり 本当にあった・・・ みたいなDVDにもありますよね。

ああいうのみてて これは・・ちがうだろw とか、合成だろw とか 強引に人の顔
とかに見立てたのとかありますよね。

友達の家に言った時 そんな心霊写真の番組がたまたまやってて、友達の家族
とみてたんですよ。
うそくせーーー とか。 ないだろーーーw とか 中には怖ッ てのもあったけど、
まぁみんなでワイワイみてたんですよね。その番組が終わったあと。
そのお母さんがいきなり 小声で『○○君、心霊写真みたい?』 なんて
少しまじめな顔で言ってきたんで おどかすつもりで演技しちゃってー みたいに
ニヤニヤしながら 『うんうん みせてー』 なんて言ったんですよ。

そして、お母さんがリビングの隣の和室から ゴソゴソと持ってきた四角い缶の
箱をもってきたんですが。
『怖いけどいいの?』 なんて言うもんで 友達と僕は顔を見合わせて、少しまじめ
な雰囲気になってしまいました。

後で聞いたんだけど その友達も初めてみる写真だったそうです。

とりあえず 後にはひけないので・・・『みせてー みせてくださーい』なんて言っちゃい
ました。。。

その写真。 結構古そうな写真だったのですが ありえないくらい怖い ものでした。

説明するのは難しいのですが・・・なんか旅行の際の全体写真みたいなんですが
ある男の人のおなかの辺りの服におもいっきり 女の人が上向き加減で死んだよ
うな顔つきで そして ものすごく苦痛に満ちた顔半分で写っているものでした。

これが・・・本物か・・・・おぇ 吐きそうになりました。 そのお母さんの話を聞いたら
その場所は いわゆる自殺の名所 らしいです。

こんなのTVとかに投稿したら まずいでしょ・・・ って思うくらいのモノでした。手が
写ってたとか頭がないとか なんか最近の流行な心霊写真wとは違ったなんとも
いえないオーラがでてて貫禄あるものでしたw

今思い出しても おえええ ってきますよ。

4:H ◆lMsc:2012/10/25(木) 18:54

其の七 『洋館』

友人に聞いた話です。(これもそうですが、僕の投稿しているものは全てコピペじゃないです
し、作りでもないです。)

僕の住む街からちょっと離れた場所に住んでいる友人がいて、怖い話しよう って
ことでその友人に聞いた話です。

地名の特定とかされないよう 事件内容を曖昧にします。

その友人の住む街に昔、残虐な殺人事件があった家がありました。

その友人とその仲間達で肝試しの計画をしていたそうですが、学校・廃病院・トンネル・・・・
どれも なんかなぁ飽き飽き・・・みたない感じだったらしいです。

突然A君が『あそこは?○○館、知ってる?』 と言い出した。
B君『なにそれ?しらないなぁ・・』
C君 D君 もその場所を聞いたこともない様子。

A君『むかーし、一家皆殺しのあった家でさ、うっそうとした林の中にあるもんだから発見が
遅くなったとか。。。すごい穴場だって!』

4人はネットで事件の内容を確認して、『これは・・・きてるな・・・』とか言いながらもうやる気
満々でした。『決行は今週末な、時間は夜中の1時ころだな!』

日が変わり日曜日の夜中1時。

4人は その現場 に到着しました。 当然私有地なので緑のフェンスがありましたがそこを
よじ登り 林の中へと分け入っていきました。雑草とかめっちゃ生えちゃってるし、薄気味悪い
林だったのですが 4人は月明かりの中ドンドン目標のその『館』へと進みます。
実際、4人は初めての場所だったし、敷地内のどこにその建物があるかなんか知らなかったので
林の中を彷徨うように 目標を探し続けていました。10分ほどすると段々と飽きてきて 不安が
よぎり始めました。『もう 建物自体取り壊されて 無いんじゃないのか???』
月明かりがあるので 行く先に家らしい物があれば直ぐにわかるはずだったのです。

5:H ◆lMsc:2012/10/25(木) 18:57


段々諦めムードが漂ってきた時。 その家が突然姿を現しました。 ちょうど 雑木林の終わり目が
竹林となっていて しなった竹が建物とか全体を覆い隠すような感じになっていたのです。

『あったよ・・・・』
『なんか・・・不気味だな・・・』

恐る恐る4人はその館に近づいて行きました。あとで解ったのですが本来その家には玄関が反対側
あり そこまで細い路地で通じていたのでしたが4人はその玄関の反対 敷地の林の端の方
から潜入したそうです。

洋館風のその家は庭に子供用の向かい合わせに座れるブランコなどがありました。まず、この
家には子供がいたことがわかりました。

その館に近づくと、何が一番不気味だったかというと 事件当時のままの状態で放置されて
いた ということです。
窓という窓には 木の板で塞がれていましたから中には入れませんでしたが その家の周りを
ぐるりと調査するように歩いていきました。
子供用の自転車。バイク。洗濯機。。。。 何もかも当時のままのようでした。当然暴走族
のスプレーのいたずら書きなんかもなく。。本当に手付かずのままでした。

窓の板の隙間から中を覗き込んでみましたが部屋の中は 紙?のような物がたくさん散乱
しているのだけが見えたそうです。 その窓の足元には。。。子供の書いたようなお絵かきが
ボロボロになって落ちていたり。
もう幽霊とかそんなの以上に不気味すぎるものだったらしいです。 4人のうち既にC君とD君
は『やばくね?早く帰ろうぜ・・・』と必死に訴えています。
洗濯機をあけると・・・衣服がそのままのこってゴミのようになっていたそうです。バイクのタンクに
はまだガソリンも残っていました。

6:H ◆lMsc:2012/10/25(木) 18:58


バイク置き場の自転車のカゴには当時の新聞 平成○○年(事件のあった年) となっています。
玄関も硬く閉ざされていて進入は不可能です。だけど懐中電灯で隙間から玄関の中を覗くこと
ができました。玄関脇の下駄箱の上に人形がずらっとならんでいたました。
さらに進みやっと元いた場所に戻ってきました。ふと、そのときC君が気付きました、最初に見た
窓は出窓になっていて建物の壁から20cmほど外に出っ張っていたので気付かなかったのですが
『なにこれ?なんか凄いの張ってない?。。。』
出窓の側面にびっしりとお札のようなものが貼り付けてあったのです。なんか読みづらい漢字で
『○○人肉○○』とか書いてありました。
なんだよ・・・これ・・・
こええぇぇぇ・・・・

みんなが発狂寸前になった時・・・・!

B君がいきなり 走りだしました!

『おい!B!! ふざけんなよ!!』
『にげるなよ!!』

もうみんなパニック連鎖です。 林の中もと来たところに全速力で逃げる4人
逃げ遅れたA君が 後方で『おい!にげんなって! はしるなよ!!』とか言っても全然
皆、聞く耳を持ちません。
体中 擦り傷だらけになり やっとフェンスをよじ登り 息を切らしながら それでも走り続ける
4人。

ようやく 周りが民家の明かりが懐かしいあたりまで来た時 4人は立ち止まりました。

『なんなんだよ・・・あれ こわっ!』

『やばいよな・・・』

みんな 相当こたえたようでした。 が・・・B君の言葉に皆がさらに凍りつきました。

『お祓いとか行ったほうがよくね? あれはまずいだろ・・・』

『はぁ?なにが?』

『庭の女の子みただろ?』

『・・・・・。』

7:H ◆lMsc:2012/10/26(金) 18:51

其の八 怪談ネタ(単発集その3)『川原でキャンプ』

怪談話をしていて聞いた話です。(作りかわかりませんが、オリジナルです)
女友達Mから聞いた話です。

友達同士だったか親戚同士だったか覚えてませんが ある清流の川原でキャンプをした
時の話です。

夕食のカレーを食べた後みんなで焚き火を囲み輪になって色々話をしていた時、1人の
男の人が、静かに言ったそうです。

『S後ろを向くな。』

SさんはMの親友だった人です。その男はなおも続けます

『みんな、絶対Sの後ろを見るな・・・』 『絶対に・・・・』

その男も今はSを見ていません、ただ、下を向きつぶやくように言うのでみんなはその男を
みているか同じようにしたを見ているだけだったと思います。

しばらく無言が続きましたが とうとうEさんという人が言いました。

『いつまで?・・・・まだ?』

また しばらく時間をおいてから その男はいいました

『ああ もう大丈夫みたい。』

みんな当然???だったのですが、気味が悪いのであまり聞きたがらなかったのですが
Eさんが言いました。
『子供と女の人?』


『さぁ・・・・』

これ以上 この件については誰も口にしませんでした。

キャンプから帰ってきて 数日後Eさんが交通事故で亡くなったことを聞いた時 みなそれを
聞いた人は心には思ったけど口にはできませんでした。そう。

『Eさん。。。あの時見たんだ。。。。』


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