探偵チームKZ事件ノートの、
面白い話、たくさん書いてね。
書く自信がなければ、
読むだけでもいいからね!
ジャンルはいろいろ。
仲良く書いていこうね。
【少女の夢は知っている】
ープロローグー
声をかけられ、上を見上げた私。
誰に声をかけられたのだろう。
でも、確かに人の声がした。
幽霊ではないことを信じてるし。
一体、誰の声だったのー!
駅のホームに立つ、人目を集める美少年の名は、横井大地。
美少年は、浜田に通い、ある少女に恋をしている。
少女の名は、立花彩。
少女も浜田に通い、美少年のことはあまり知っていない。
「横井。元気ねぇじゃん。どうかしたのかよ。数学の天才、上杉先生が聞いてやるぜ。」
美少年の隣にいるのは、少女が恋している上杉和典。
上杉和典から少女をもらいたく、上杉和典に近づいているわけだ。
HRが終わり、授業が始まる。
少女の焦りが目に入る。
教科書でも忘れたのか?
俺は、授業が始まる前の今、少女の席をジッっと見つめていたのだった。
【少女の夢は知っている】
解散してしまったKZ。
もう…戻れないのだ。
でも、若武は行ってしまったのだ。
アメリカに。
若武がいないKZなんて、私が望むKZじゃない。
ワガママかもしれないし、若武が選んだ道だから、応援したいのに…
若武と離れることよりも、KZが解散してしまった方が、衝撃が大きかったのだった。
友達もいない学校に、KZの活動がないから、忍と調べものをするわけでもないという、学校と家と秀明とを往復している生活に戻ったのだ。
「若武に……会い…たい…。」
すると、先生が入ってきて、背筋を伸ばした。
背筋を伸ばせ。って、注意されてばっかりなんだもの。
「転校生が来ましたので、紹介する。横井という者だ。」
男の子かな、女の子かな。
入ってきたのは、男の子だった。
「俺、ううんと、僕が、ええっと、横井大地ですっ!よろしくっ!」
横井君は、空いている私の斜め前の席になった。
放課後…
「横井君っ!あたし、佐田真理子って言うんだ。よろしく。」
佐田真理子一同は、廊下を堂々と歩かずに、横井君を訪ねている。
横井君は、佐田真理子一同に笑いかけて言った。
「真理子ちゃん、一緒に帰らない?俺もさ、ここの町知らないし。案内してほしいんだ。あの立花彩ちゃんも。」
私もっ?
佐田真理子って、天敵でもあるんですけど、知らないよね?
「ねえ、横井君っ!あたし、立花彩さんのこと、苦手なのよ。」
横井君は、にっこり笑った。
「真理子ちゃん、立花彩ちゃんと、今日で仲良くなろうよ!ねえ、立花彩ちゃん、空いてるよね?」
私は、首を横にっ!高速でっ!
秀明ないけど、ウソつくんだ!
「横井君っ!私塾があるの。無理だからね、佐田さんと行って。」
横井君は、恐らく渋々うなずいたと思うよ、かわいそうだけど、私もイヤ。
続く
【佐田真理子と莉沙の会話】
真理子ちゃんっ!こんなキャラでいいよね?
(いいよん、そういう人柄だし。)
じゃあ、このまま行きます。
(よろしくね!)
【少女の夢は知っている】
歩き読書。
歩きながら読書をして…
私、ずっと後悔しているけど…
やっぱり後悔しきれない。
だって、入院することになるなんて、思わなかったんだもの。
「立花さん。大丈夫ですか?苦しいところありますか?」
看護師さんが、優しく声をかけてくれたけど、反応できない。
身体がうまく動かないから。
不自由な人の気持ち、分かった。
「立花さん、何か欲しいものとかありますか?準備しますけど…」
看護師さん、分かるんだよね?
私が動けないこと。
看護師さんは、黙った私の空気を読んでくれたのか、部屋から出てくれた。
続く
ID違うけど、同じ莉沙だから。
【少女の夢は知っている】
看護師さんが出ていってから数分。
私は、深い、深い、眠りに落ちていったのだった。
横井side
病院を訪ねる。
俺が、好きな立花彩がいるトコに。
真理子ちゃんたちも一緒に。
ニガテだとしても、お見舞いくらいいいよね、真理子ちゃん。
「横井君。病院に何か用事?家族が病院にいるの?」
真理子ちゃん、今日、彩ちゃんが倒れたこと知ってて言ってる?
ニガテだとしても、気付いてよ。
「真理ちゃん、私、もう帰らなきゃだから、先帰るね。バイバイ。」
真理子ちゃんにくっついていたひとりが帰った。
すると、おそらく適当な言い訳を付けて帰る人が増えてきた。
やがて、俺と真理子ちゃんとひとりの女の子のみ。
立花彩の病室、501。
「真理子ちゃん。彩ちゃんの病室に入るから。君も行こう。」
彩side
病室の前で声がすると思えば、病室のドアが開いた。
想像してた、上杉君が来てくれた?
「彩ちゃん。横井だよ。あと、真理子ちゃんとぉ、、、誰だっけ?」
向井さんはプンプン怒りながら横井君に名乗った。
プンプン怒るほどのことかなぁ?
「向井音祢だよ、横井君。」
向井音祢さん…佐田真理子…
どうして来てるの?
「あの…何か用事かな?」
佐田真理子は、怒りながら言った。
「ちょっと、立花!」
続く
莉沙ちゃん、このスレいれてください!
マイマイです!
小説どんどん行くぞ〜!