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155:上咲七星◆J2:2017/02/22(水) 00:56 ID:mDw

7,まさか…

つぼみちゃん、夢華ちゃん、なむちゃんと途中にある公園で落ち合い、わたしの家に向かう。でも…
「あの、さぁ…なんか、静かすぎ、ないかな…?」
まだ午後2時頃だというのに、人を見かけない!怖い!
「…言われてみれば、そうかも」
「だっ、大丈夫でしょ!」
「そうだよ、か、考えすぎじゃない?」
「…あ、ほら七星ん家!見えたよ!」
そうかなぁ…なんもないといいけど、ねぇ…。
「た、ただいま〜。お母さん、いる?友達つれ…」
そこまで言ったとき、お母さんに遮られた。
「もう、なな!どこ行ってたの?心配したのよ」
え?まだ午後2時過ぎだよ?なんで?
「そんなに、心配するほどの時間ではないと…」
「なに言ってるの?もう午後8時よ?外も暗いじゃない!」
…え?
「あら、莉沙ちゃんたち、また来てくれたのね。でも大丈夫かしら?お家の方、心配されてるんじゃない?」
【あ、大丈夫です】
なにを根拠に…。もう。
「そう。今日は泊まっていくのかな?お布団、用意しておくわね」
あ、うん…?
お母さんは何故かルンルンと階段を上って行った。
「ごめんね、泊まることになっちゃって」
わたしがそう、謝ると…
「全然!」
「むしろ良かった!」
「七星のお母さんって、優しいね〜」
「ありがとう〜」
とか何とか、言ってくれた。でもここは真面目に…
「それより…時間、進んでるよね?」
「それな!」
「さっきまで昼だったのに」
「どうしてだと思う?」
「さあ、ね?」
玄関先で話をしていると、どこからか呆れたような声がとんできた。
「七星!いつまでそこにいるんだよ?友達、上げなよ」
階段を振り仰ぐと、やっぱり。
「あ、星七」
わたしの、双子のお兄ちゃん。せな、っていうの。
「初めまして、七星の兄です」
礼儀正しく挨拶をする星七。それに対して、莉紗ちゃんたちは、コソコソと何か言い合っている。そちらに耳を傾けていると…
[七星のお兄ちゃん?!]
[なんか、カッコよくないっ?]
[声までいい感じ…!]
[何歳なんだろ?あんまり離れてなさそうだけど…]
こんなに嬉しいもんなんだね、お兄ちゃん褒められると。
「星七とわたしは双子なの。似てるでしょ?」
【え、そうなの?!ってか、似てる!】
そんな感じで笑っていると、今度は玄関ドアの方から声がした。
「七星。いい加減、友達入れてあげろよ」
えっ?!あ、昴にいちゃん!
【七星のお兄ちゃん?】
「ん、そーだよ。昴にいちゃんは5歳年上なの。高校2年生で、来年度3年生」
…ってゆーか!
「ごめん、昴にいちゃん!ここ、邪魔なんだねっ!」
思いっきり邪魔してた…。ごめんね。
「べーつにー。七星はいつもこんな感じじゃん。とっくに慣れてますー」
ゔっ…!ちょっと、言わないでよ!みんないるのに〜っ!


切ります!

…7話はもう、わたしの家族紹介だよね…すみません。
Next>莉沙、かな?要望なんだけど《この後みんなで寝る前にKZトークをします。すると、急に周りが光り始めていつの間にか知らない世界に来ていました》みたいな?あと、《若彩ちゃんは、わたしたちの前の仲間だったの。前に仲間だった時は違う名前、と誤魔化していたから最初は気づかなかった…》みたいなのは、どーでしょーか?

気に入らなかったらスルーして、自分で考えて書いちゃってね!


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