探偵チームKZ事件ノート面白い話たくさん書こう!

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167:朝加莉沙◆8Q:2017/03/04(土) 13:15 ID:oG6

【飛び込んだ少女たちは知っている】

>>74:1,プロローグ
>>81:2,葉友の会
>>95:3,新刊?!
>>121:4,内容は?
>>126:5,どうして藤本先生が?
>>154:6,もう一人。
>>155:7,まさか…

8,
「は〜、さっぱりした。七星の家のお風呂、気持ちよかった〜。」
つぼみが、バスタオルを肩にかけて部屋に来た。
ここは、七星の家の和室。
とてもいい香りがして、なぜか落ち着く。
昔の友達の家の香りみたい。
「みんな、お茶を入れてきたわ。もうみんなお風呂入ったみたいだし、早く寝てくださいね。」
【は〜い!】
七星のお母さんは、お茶を置いて部屋を出ていった。
 ビューービューー
「七星。いつもこんな風?」
なむちゃんが心配そうに聞く。
七星もちょっとふるえている。
「つぼみ。冷えるからバスタオル置いてきたら?」
私が言うと、つぼみは走ってお風呂場に行った。
「七星、お布団ひこう。寒いから、早く暖まりたいし。」
私の提案で、みんなでお布団をひくことにした。
なむちゃんは、手がふるえてひけていない。
そんなにびびっていないつぼみは、なむちゃんの分のお布団もひいていた。
「さあ。寝よう。」
つぼみが言って、みんなでお布団に入る。
4人だけど、お布団は3つしかない。
私は、七星に入れてもらうことにした。 ビューービューー
「怖い…七星、怖い。」
なむちゃんが、隣にいるつぼみにくっつく。
つぼみも、私にくっつく。
みんなでお団子みたいにして寝る。
[ねえ。向こうちょっと眩しくない?]
なむちゃんが、リビングを指さしてつぼみに言う。
つぼみ[気にしない、気にしな、]
つぼみ『いやぁーーー!!!』
突然まぶしくなって、つぼみが叫ぶ。
風の音も大きくなる。
一体なんなの!?


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