【飛び込んだ少女たちは知っている】
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>>259:15,タイミング悪い!
>>260:16,アドリブで
>>261:17,ホントに人気なんだ。
>>262:18,誰か、助けて…!
19,リーダーという者は
「皆さん、席を立たないでください。七星は、必ず助けます。」
リーダーらしく、ななっちのためのことをしよう。
私が言うと、ファンの子たちは静かに座ってくれた。
すると、急に周りが止まった。
私は動ける。
ファンの子たちは止まってる。
つぼみとなむちゃんも。
でも、ひとりだけ動いている女の子がいた。
「莉沙ちゃん、あたし、藤本ヒトエ。KZの作者の身内。完結させるには、莉沙ちゃんとつぼみちゃん、なむちゃんみんなが協力しなきゃ無理だよ。」
え?
ヒトエちゃんは、指をパチンと鳴らした。
すると同時に、みんなが動き出す。
「つぼみ、なむちゃん。協力するよ!金田さんと私はここで時間稼いどくから、ふたりと照明とかひとりずつ残して行って!」
うん、これでいいんだ。
金田さんも、大きくうなずく。
つぼみとなむちゃんは、冷汗を流し、私の目を見る。
「莉沙には敵わないわ。行くよ、つぼみ。七星を助けに。」
なむちゃんっ!
つぼみも金田さん以上に大きくうなずく。
うんうんっ!
「すみませんが、ななっちを助けに、つぼみとなむちゃんが行きます。私ひとりのソロコンみたいになるけど、やってくれるかなっ???」
「莉っ沙ーいこーう!/りっサーイコーウ!」
よし!
ソロコンいくぞ!
{※莉っ沙ーいこーう!とは、掛け声です。}