新しい小説〜♪
黄色いキャンディは知っている
1.突然の恋愛相談
*彩side*
ホームルームの、終わりを告げるチャイムがなる。
みんなが、いっせいに教室から、でていく。
私も、それにまざりでていく。
すると、後ろから声をかけられた。
「立花さん、ちょっといいかな?」
それは、同じクラスの中谷さんだった
ゆるく、結んだみつあみが、とても
かわいらしい。
私は、うん と答え
「何?」
と、聞いた。
すると、
「立花さんって…翼クンと、付き合ってるの?」
え?
私と、翼が、
つ、付き合ってる!?
そんなわけ、ないっ!!
「そんなわけないっ!!!」
私は、慌ててそういった。
すると、
「よかったぁ、私翼クンのことが好きなんだ。よかったら、協力してくれないかな?
立花さんって、翼クンとも、中いいしね。こんなこと、立花さんにしか
言えないの!お願い!」
ここまで、言われては逆に断りづらくて、私はOKを出してしまった。
「ありがとう!私の事は楽乃(りの)って、読んで!立花さんのこと彩ちゃんって、読んでいいかな?」
「うん!いいよ!」
なんか、うれしい!
あまり、友達がいなかったから、
こういう、話もしなかったからな…
私は、思いきって帰るのを誘ってみることにした。
「ねえ、なかっ……り、楽乃ちゃん!もし、よかったら一緒に帰らない?」
「うん、いいよ!」
楽乃ちゃんは、初めは、驚いたようだったけど、嬉しそうに微笑んだ。